【購買力と向き合う】インドネシアの最新・家電量販店業界情報

indonesia-electronics

落ち込んだ購買力が家電業界の足かせとなっているインドネシア。どういった対策をとればインドネシア国民の購買力を引き上げることができるのでしょうか?

今回は、そんなインドネシアの家電量販店業界に関する最新情報をお届けします!

インドネシアの最新業界事情を知るには、以下の記事をチェック!

読了時間の目安:5分

目次

2020

インドネシアのTrikomsel、黒字転換に全力をあげる〜家電量販店業界事情〜

インドネシアの携帯電話販売会社、Trikomsel Oke Tbkは、2019年6月21日にパブリック・エクスポージャーを行った。

2018年の売上高は1兆6,719億ルピア(約134億円)で前年比の82.4%となった。純利益は-519億ルピアで、前年の-759億ルピアから赤字額が減り、減収増益となった。主力の携帯電話の売上高は、前年比104%と堅調であったが、バウチャーが前年比46%と大幅減となった。

収益性の改善が重要な課題であるTrikomsel Oke Tbkが現在取り組んでいることは、次の4つである。①パフォーマンスに積極的に貢献している店舗に注力する。②最高のマージンを得られるブランドに注力する。③サプライヤーへの支払い条件の最適化。④収益性を高めるための製品とサービスの多様化。

スマホの最適化へ!インドネシアのtiphone、サムスンと提携〜家電量販店業界事情〜

2019年7月23日、インドネシアで携帯電話とプリペイドカードを販売するPT Tiphone Mobile Indonesia Tbkは、PT Samsung Electronics Indonesiaと提携してスラバヤにサムスンエクスペリエンスストア(SES)をオープンしたと報じた。

このSESはサムスンにとってスラバヤで11店舗目になり、インドネシア全国では211店舗目となる。そして、Tiphoneにとっては54店舗目となる。今回出店した場所は、スラバヤのギャリキシーモール3。

SESでは消費者がライフスタイルに応じてスマートフォンを最適化できるように、製品トレーニングサービスを提供している。また、Samsung Careと呼ばれる専門家によってSamsung Smart Serviceが行われる。

インドネシアのベスト電器、エンモリウムモールに出店〜家電量販店業界事情〜

2019年11月25日、ベスト電器インドネシアはエンポリウム店をオープンしたことを発表した。

エンポリウム・プルット・モールはスカルノハッタ空港から車で約15分の北ジャカルタの中心地にある、テナント数約250店舗のショッピングモール。コアになるハイパーマートはトランスマートである。ベスト電器は、このショッピングモールの中で家具・キッチン用品・ベッドなど、家庭内の耐久消費財を扱う店が集まる3階に出店した。

グランドオープニングセールは11月25日から12月1日までの1週間行われ、期間中は最大100万ルピアのキャッシュバックがある。また、最大3千万ルピアの現金つかみ取りのチャンスもある。

インドネシアのエラジャヤグループ、1,000店達成〜家電量販店業界事情〜

インドネシアで携帯電話を販売するPT Erajaya SwasembadaとTbk (エラジャヤグループ)は2019年8月31日、店舗数1,000の達成と新しいコンセプトの店「Erafone Megastore 3.0 Kemang」のオープンを祝った。

エラジャヤグループにはErafone、iBox、Urban Republic、MI Store、NASAによるSamsung Experience Store、OPPO Store、Vivo Store、Huawei StoreとオペレーターストアとしてIndosat Ooredoo Store、XPlore、およびTelkomsel Grapariが含まれる。

エラジャヤグループは過去3年間、積極的な出店戦略を取ってきた。今後は、製品使用体験エリア、IoT体験エリア、セットアップラウンジと技術・金融相談コーナーの4つを備えるErafone Megastore 3.0の展開に力を入れる。

2019

シャープ製冷蔵庫がインドネシアで初ハラール認証を取得〜家電量販店業界事情〜

バンドンで事業を展開する家電量販店シナールマジュ・エレクトロニクスは2018年5月4日、同社ホームページ上でシャープ製品である冷蔵庫がインドネシアで初めて同製品のカテゴリーにおいてハラール認証を取得したことを紹介した。

シャープ・インドネシアは今回、MUIよりハラール認証を取得するに至った経緯として、同社生産現場では原材料から生産設備に至るまで、ハラール基準に則って運用されていたことを紹介している。

シャープインドネシアが今回ハラール認証を取得したのは、高品質で安全な製品を求める消費者のニーズに応えるためとされ、シャープのコミットメントを表している。シャープ・インドネシアでは、冷蔵庫を皮切りに炊飯器、ミキサー、電子レンジなど食品と直接接触する家電製品についてもハラール認証の取得が検討されている。

Electronic City、株主総会をインドネシアで開催〜家電量販店業界事情〜

2018年6月21日、家電量販会社エレクトロニック・シティーの株主総会がジャカルタのホテル・ボルブドールで開催され、2017年度における経営実績が承認された。エレクトロニック・シティーは2013年よりインドネシア証券市場に上場している。

2017年度における売上高は1兆8,185億ルピア(約143億円)で、前年実績1兆6,598億ルピアに対して9.6%の増収となった。4つの商品セグメントで販売の前年比を見ると、①AV商品が6%減少、②家電商品が6%増加、③IT・モバイル商品が22%増加、④カメラ・事務機器商品が40%増加している。

一方、純利益は-98億ルピア(約-8千万円)と赤字を計上したが、前年の-323億ルピアより経費を削減することによって改善を図っている。2018年度の運営方針としては黒字化を大きな課題として掲げる。

インドネシアのベスト電器、ミッドナイトセール実施〜家電量販店業界事情〜

ジャカルタの多くのショッピングモールではクリスマス前と年末にかけてミッドナイトセールが行われる。ベスト電器インドネシアは2018年12月15日、同社Facebook上でミッドナイトセールについての案内を行った。

ジャカルタのショッピングモール内に出店しているベスト電器各店で、20:00-24:00の間、特定の商品を特別価格で提供するというもの。最大30%の割引と最高100万ルピアのキャッシュバックが行われ、最長24ヶ月の分割払いができると紹介している。

ミッドナイトセールは全国18店舗で行われた。開催日はモールごとに異なるが、12月15日(土)の近辺で開催する店舗が最も多く、いくつかの店舗では22日(土)、29日(土)と31日に実施された。

Erajaya、インドネシア・ジョグジャカルタでiBoxing Week開催〜家電量販店業界事情〜

インドネシアの家電量販店Erajayaは2018年8月8日、ジョグジャカルタのアンバルクモ・ショッピングモールにおいて、2018年8月7日から12日までの期間、iBoxing Weekを開催することをホームページで案内した。

iBoxing Weekには、Apple製品(Mac、iPhone、iPad、およびApple Watch)の展示会、トークショー、セミナーからApple製品の機能探求、需要創出活動、AR(拡張現実)技術のデモンストレーション、補修サービス、トレーニング、ゲーム、有名な音楽グループによるエンターテイメントまでさまざまなアクティビティが含まれている。

また、イベントには多くのアクセサリーベンダーも参加し、アップル製品に対応した高品質かつ幅広い種類のアクセサリー機器を提供した。

2018

インドネシア家電量販店業界の展望

インドネシアの家電市場は、長期的な数値では2020年までの年平均成長率で10.21%が見込まれている。海外の企業が競争の激しいインドネシア市場に参入するには、ナビゲーターとなる地場企業とのジョイント・ベンチャーか彼らへのフランチャイジーという方式を取るのが一般的かつ効果的。

しかし、消費者の購買力が落ち込んでいることを背景に、日系のSharp Indonesiaの2017年前半売上は前年比で5%減少。しかし、同年後半には復調の兆しが見え、年全体を通してみれば前年の成長率に追いついた形。消費者の購買力回復が家電市場のカギとなる。

インドネシアのElectronic Cityが新流通センターを整備〜家電量販店業界事情〜

Electoric Cityは、2001年に設立されたインドネシアの家電量販店であり、インドネシアの15州・24都市で60以上の店舗を展開している

同社は2017年、ジャカルタのCiteureupに19,750㎡(うち、倉庫は合計12,600㎡)の新しい流通センターを設立した。Citeureupが選ばれた理由のひとつは、その立地である。ジャカルタ周辺の都市圏であるJabodetabek(ジャボデタベック)と呼ばれるエリアに顧客が多い事、そして自社工場や倉庫を近隣に持つサプライヤーが多いことから戦略的な場所にあると判断された。

顧客への迅速な配達が可能になるのみならず、在庫を自社倉庫内に保管することが容易になることから、郊外店舗への商品配送についてサプライヤーへの依存度を下げる利点もある。

Indonesia-electronics(インドネシア 家電)

インドネシアのEloctronic City、西ジャワに新店舗をオープン〜家電量販店業界事情〜

Electoric Cityは、西ジャワのCileungsi地区にあるショッピングモール内に面積904.46㎡の店舗を開店させた。同地区とその近隣では住宅地の発展に伴い5,750世帯ほどが暮らしており、家電量販店への需要は高まっていた。またこの出店に合わせて、流通センターも新設した。

なお同社は、クーリングオフ期間での商品交換の他にも、火災・台風・落雷・洪水といった自然災害をカバーする保険を商品の購入時に無料で提供している点がユニークである。災害の多いインドネシアならではと言えるかもしれない。 

インドネシアのErajaya、Fujifilmと連携したコンセプトショップ開店〜家電量販店業界事情〜

1996年創業のErajayaは、インドネシア最大の携帯電話と関連機器の輸入販売会社として発展を続け、2011年にインドネシア株式市場に上場も果たしている。

同社は2017年6月、Fujifilm Indonesia社と連携してカメラのコンセプトショップ、Wonder Photo Shopを開店させた。この事業は既に、アジアやヨーロッパ、南アメリカなど世界の主要都市において展開されているものである。 

デジタル全盛の現代にとっては新しいかもしれない、現像・写真加工の体験や最新のインスタントカメラの展示を行なうなどしてユーザーエクスペリエンスを充実させる。

インドネシアのErajaya、フランスの老舗携帯ブランドと提携〜家電量販店業界事情〜

インドネシアのモバイル関連販売大手であるErajayaは、フランス発祥の老舗通信機器メーカーAlcatel(モバイル機器事業は中国のTCL社が買収している)と戦略的パートナーシップを締結した。子会社のTeletama Artha Mandiri (TAM)がメイン・ディストリビューターとなる。

これは単なる流通網ネットワークに関する協業に留まらず、売上増加の為の施策に関しても共同でイニシアティブを取る。AlcatelはErajayaのほか、インドネシア最大の携帯小売ネットワークのひとつであるErafoneへの販売委託も行なっている。

まとめ:インドネシアの家電量販店業界

流通の整備、店舗数増加、ユーザーエクスペリエンスこれらの面でインドネシア家電業界は落ち込んだ購買力を高めようと対策しています。今後どのようにインドネシア国民の購買力を復活させるのか期待が高まります。

インドネシアの家電量販店業界が一目でわかる!ビズラボオリジナル業界地図

業界地図_サンプル

【主要ローカル/外資プレーヤー】【知っておきたい業界ルール】【気になる今後の動向】 が1枚にまとまった業界地図をダウンロードいただけます。 ※オリジナル業界地図は、おひとり様1業界のダウンロードに限定させていただきます


無料ダウンロードフォーム

* が付いている項目は入力必須項目です。

















※日本以外に居住されている方は、電話番号の先頭に国番号をお付けください。(例:シンガポール +65)

役職 *


インドネシアへの進出状況 *




関連記事

  1. indonesia-drugstore

    【美容意識の高まり】インドネシアのドラッグストア業界の最新トレンド

  2. 【市場が拡大!】インドネシアの美容・エステ・ヘアカット業界

  3. 【伸びる輸出量】インドネシアのバイク業界

  4. 【都市部での需要増大】インドネシアの保育サービス業界

  5. malaysia-shoppingmall

    【規模拡大に欠点】マレーシアの百貨店・ショッピングモール業界最新情報

  6. indonesia-mediciene-manufacture

    【消費者の心をつかむには】インドネシアの製薬・バイオテクノロジー業界

  7. philippine fashion

    【日本との深い関係】フィリピンのファッション業界

  8. vietnam-food

    【イベントで購買力刺激】ベトナムのスーパーマーケット・コンビニ業界に関する最新情報

PAGE TOP