【日本との深い関係】フィリピンのアパレル業界

philippine fashion

日本とフィリピンはアパレル業界において深い関係にあるようです。ファッションにたいしてフィリピン国内の消費者はどのように考え消費活動を行っているのでしょうか?

今回は、そんなフィリピンのアパレル業界に関する最新情報をお届けします!

読了時間の目安:5分

2020

アパレル業界大手のForever 21、フィリピンでは事業継続へ

2019年10月5日の発表によると、マニラやセブのショッピングモール内に展開するForever21は、 世界的な倒産の問題に​​直面しているにもかかわらず、フィリピンの店舗は閉鎖しないと公言し、 通常どおり事業を継続することを国民に保証した。

これは、ロサンゼルスに本拠地を置く本社が破産申請をした後に、世界中にその余波が波及した影響を受けたものである。米国内では178店舗が閉鎖されると発表された。 合弁企業であるSM Retail は、「フルオペレーション」が国内の15店舗すべてで継続されることを公言した。

Forever 21フィリピンは、ショッピングのピークシーズンであるクリスマスに間に合うようにクリスマスシーズンに向けたマーケティング投資を行うと強調した。

アパレル業界牽引のロビンソンリテール、フィリピンのファッション業界から撤退

2019年7月3日の発表によると、コゴンウェイ財閥系で、ショッピングモールをフィリピン全土に出店しているロビンソンリテール( RRHI )は、より安いファストファッションのチェーンとの競争に苦戦しており、ファッション事業からの撤退を検討している。

RRHIは、営業利益率の低下と低コストの分野での競争の激化に直面しているため、事業を見直している。高級食料品市場に参入し、美容製品とペットケアを拡大することにより、より高い支出の消費者を惹きつけることに方向転換し、今後5年間で年間15%の収益成長達成を目指す。

同社のファッションポートフォリオは、2014年に60店舗の9ブランドから2018年末に6ブランドと40店舗に縮小した。専門店は、2018年末の387から3月に341に削減された。

成長可能性に期待!アパレル業界大手のAéropostale、フィリピンで復活を果たす

2019年9月23日の発表によると、アメリカのショッピングモールを本拠地とするカジュアルアパレルおよびアクセサリーの専門小売店であるAéropostaleは、フィリピン市場で一度閉店したが、小売業の継続的な成長を背景に、ケソンシティのSMノースエドサに新しい店舗をオープンし、復活した。

Aéropostaleは、フィリピンの異なるグループによって数年間運営されていたが、その後閉店。 Retail Dynamics Industries Inc.(RDII)が新たにブランドを運営するライセンスを引き継いだ。同社はGuess、Vans、Mangoなど海外有名ブランドの専売ライセンスを所有している。

RDIIのCOOは「Aéropostaleは国内での成長の可能性が高いため、ローカルでブランドを取得して再起動することを決めた」と述べた。設備投資と在庫投資に数百万ペソが投入される。

アパレル業界大手のユニクロ、フィリピンへの新店舗オープンの決め手とは?

2019年10月11日の発表によると、フィリピンの小売最大手のSM Retail社と合弁会社で運営されているUNIQLOは、バコロドのAyalaモールに60店舗目をオープンする。これはビサヤ地域で9番目、バコロドで2番目となり、好調に展開している。

バコロドは近年急速に成長している、可能性を秘めたエリアである。またUNIQLOがフィリピン人にシンプルで革新的な高品質の服を提供するというコミットメントの高まりを示しており、既存のすべての店舗で非常に良好な売れ行きとなったのが出店の決め手となった。

ユニクロフィリピンはその存在感を示しつつ、慈善活動でNegrense Volunteers for Change (NVC)財団と提携し、市内の2つのコミュニティに衣服を寄付し、社会還元活動も活発に行っていく。

2019

フィリピンのPrimer Group、タール湖観光起業家プログラムを開催〜アパレル業界事情〜

Columbiaなど海外ブランドのフィリピン市場展開を手がける「Primer Group」は、 非政府組織であるMakeSense PHと共同で、タール湖における持続可能な観光起業家プログラム「Tubong Lokal」を開催した。

Primer Groupは2017年、寄付とタール湖周辺のハイキングコースの開発や標識などのインフラの設置などを通してサポートを開始した。また、2018年には持続可能なアプローチを介して、SCR活動を活発化させている。

6か月間におよぶプログラムでは、長期的にプロジェクトを開発する社会起業家を選定・トレーニングし、エコツーリズム社会事業の立ち上げと実施を支援する。同社はプログラムを通して、自治体と共に持続可能な観光を発展させることを目指している。

アパレル業界大手のユニクロ、 フィリピンでの事業拡大を継続

日本のグローバルアパレル小売業者であるユニクロは、フィリピン国内の各主要地に6店舗を新たに出店する計画を発表した。約5,577平方メートルの新しいショッピングスペースを想定し、男性・女性・子供向けの服をフィリピン国内に提供する。

ユニクロは、ファッションを通じてスタイル、機能性、そしてイノベーションを全国のより多くの消費者に提供するという企業理念のもと、2012年のフィリピン市場への進出以降、継続的にブランド拡大を果たしている。

6つの新店舗では、ユニクロライフウェアの幅広いセレクションが展示される。デザインと快適さが普遍的で高品質であることをフィリピン市場における強みとしており、AIRismやHEATTECHなど、世界的に有名な商品軍の販売も強化している。

フィリピンでもアパレル業界大手のH&Mグループ、公正な賃金戦略で労働者へ歩み寄り

ファストファッションでフィリピン国内への展開をすすめるH&Mグループは、2013年以降取り組んできた公正な生活賃金の基盤とプロセスを構築しつつある。現在までに655の工場、93万人以上の労働者へ適正な賃金と雇用機会を広げている。

H&Mグループは、アパレル業界でこれまで見られなかった公正な賃金戦略を立ち上げた。この戦略は、2013年11月25日にベルリンで開催された国際サプライチェーンに関する生活賃金会議で発表されたもので、公正な生活賃金に必要なプロセスとメカニズムの創設を支援することを約束している。

賃金戦略において、10か国の500の工場(製品量の67%を占める)が改善された賃金管理システムを導入。これは635,000人の衣服労働者をカバーしている。また594の工場(製品量の73%を占める)では、84万人の労働者を対象に民主的に労働者代表を選出している。

フィリピンのAmerican Eagle Outfitters、第3期の売上高が10億ドルへ〜アパレル業界事情〜

フィリピン国内で展開を進めるアパレルブランドAmerican Eagle Outfitters(AEO)は、同社の2018年第3クオーターの売上高が8%増加し10億ドルとなり、前年同期比で15%増のプラス成長が見られたことを発表した。

アメリカンイーグルと、同社別ラインのAerieは就学前や秋のシーズンに販売数を伸ばし、店舗全体での売上において2桁の伸びを記録した。同社CEOは、デジタルの成長によりチャンネル間での宣伝活動費を減少させ、ホリデーシーズンに突入できたことがひとつの要因であると述べている。

連結売上高は、2017年11月4日に終了した前年同期比で8%増加した。ブランド別では、アメリカンイーグルの比較可能売上高は前年同期比1%増の5%増。 Aerieの比較可能な売上高は、前年同期比19%増の32%増となり、前年同期比16%増となった。

2018

フィリピン人の消費動向とは?〜アパレル業界事情〜

ASEANの中で2番目に人口の多いフィリピンの大きな 収入源は、海外のフィリピン人労働者による送金と、BPO(business-process outsourcing)事業である。海外送金とBPOによる外貨獲得がフィリピンの消費支出を支えている。

都市部には大型のショッピングモールがあり、海外ブランドや高級品を取り扱う店も数多く出店している。都市部では中間層の消費者が増えている。中間層は購買力が強く、電子機器、ファッション、生活必需品、外食に費やす余裕がある。都市部には大型のショッピングモールがあり、海外ブランドや高級品を取り扱う店も数多く出店している。都市部では中間層の消費者が増えている。中間層は購買力が強く、電子機器、ファッション、生活必需品、外食に費やす余裕がある。

都市部を中心に慢性的な交通渋滞があり物流の質が低いことが問題となっており、現在ドゥテルテ大統領がインフラ整備を急速に進めている。これらが改善されるとフィリピンのマーケットは劇的な変化を見せる可能性がある

フィリピンのアパレル業界の巨人SSIグループ

SSIグループは1987年に設立され、国際ブランドの管理および専門小売業を行っている。2017年12月現在、小売スペース129,000㎡、638の専門店を首都マニラを中心としてフィリピン全土で展開。 

SSIグループの主要カテゴリーはアクセサリー・ファッション・インテリア・パーソナルケアの4つに分けることができる。同社が国内で保有するGucciやGAPなどの海外ブランドは、フィリピンの約82の主要モール内にある店舗にて展開されている。

lSSIグループは食品および飲食産業の事業拡大も行っており、シンガポール発祥のSaladStopというサラダバーレストランも手掛けている。このレストランは2018年現在、メトロマニラに11店、セブに1店舗を構えている。

Philippine-fashion2(フィリピン 洋服)

フィリピンのローカルブランドBENCHが日本進出〜アパレル業界事情〜

BENCH(ベンチ)は1987年に男性用のTシャツを販売する小さな店舗として営業を始める。その後、著名人を起用したTV広告を積極的に仕掛けたことにより、高品質で手頃な価格の製品を提供する有名ローカルブランドとなった。

現在は男性用衣料だけでなく女性用衣料、香水、鞄、アクセサリー、生活雑貨等を取り扱っており、若者を中心に人気を得ている。

2017年3月沖縄に日本初となる店舗がオープン。BENCHの海外進出は中国、ミャンマー、シンガポール、アメリカと幅広く行われてきたが、ここへ日本も加わったことにより今後の展開が注目される。

止まらない!フィリピンでもアパレル業界大手ユニクロの拡大

ユニクロは2018年4月に新たに2店舗のオープンを発表。4月13日にマニラのQuezon City、20日にはルソン島南東部のBicolで店舗を開店する。

国内で2番目に大きな店舗となるQuezon CityのAyala Vertis North店は2フロアの大型店舗。 Bicol地域初のRobinsons Place Naga店は1階の出入り口付近に位置し、多くの集客が見込まれる。

2012年のフィリピン進出以来、47店舗にまで急速に拡大を続けてきたユニクロ。2017年東南アジア・オセアニア地域の売上は1100憶円、純利益は140億円で利益率は年々増加傾向にある。同社は年30%の売上増をベースとし、2022年までに売上3000憶円を目指す。

フィリピンに東京ガールズコレクションが出張〜アパレル業界事情〜

マニラでオンラインショッピングサイトを手掛けるEC会社「Hallohallo(ハロハロ)」と「W東京」が提携を結び、フィリピンに東京ガールズコレクションの店舗を出店することとなった。出店予定は2018年5月。場所はケソン市にあるVERTIS NORTH MALL内。

l店内では『可愛い』をテーマにアパレルやアクセサリーの販売を行う。ターゲットは10代・20代の女性で、Hallohalloが有する情報発信力を基盤としてフィリピンでのカワイイ系ファッション市場をリードしたい狙いがある。

店舗にはランウェイとステージも設けられ、アイドルグループMNL48を起用したファッションショーを定期的に行う予定である。

まとめ:フィリピンのアパレル業界

政治的改革もあり、今後フィリピンのファッション業界は大きな盛り上がりを見せることと思います。中間層をターゲットにし、ファッション業界はどこまで成長していくのでしょうか?またその中で日本はどのように活躍しいていくのでしょうか?今後が楽しみですね。

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