【コーヒー文化の継承】インドネシアのカフェ業界

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バリスタによるコーヒーイベントが多数開催されているインドネシアカフェ業界。焙煎技術セミナーなども行われ今後いかに発展していくのでしょうか?

今回は、そんなインドネシアのカフェ業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2020

Bengawan Solo Coffee、英会話学校とコラボ

インドネシアのコーヒーチェーン店の一つ、Bengawan Solo Coffeは、2019年7月23日、英会話学校のEF(Education First)と提携して、「コーヒーを飲んでリラックスしながらオンラインで英会話を勉強しませんか?」とフェイスブックでBengawan Solo Coffeの愛好家たちに問いかけている。

@bengawansolocoffeeindonesia からEFに直接申し込むと、百万ルピアのディスカウントが受けられ、さらに特別教材が手に入る。また、無料でトライアルクラスと英語のテストが受けられる。

「EFに関する詳しいことはEF.ID/BENGAWANSOLOまで」と締めくくられている。コーヒーチェーン店として面白い取り組みだ。

スターバックス、世界20のお店にバリ店を紹介

2019年12月30日、スターバックスはホームページで「2020年に訪ねてもらいたいスターバックス20のお店」を発表した。世界の20のユニークなスターバックスストアの一つとして、インドネシアからはバリ店が紹介されている。

バリ店は、スターバックスで最もユニークなコーヒー体験の本拠地である。Dewata Coffee Sanctuaryと呼ばれるバリ店では、コーヒーは少しずつ味わって飲まれている。そして、インドネシアがコーヒーの世界で果たしている役割が大きいことへの称賛として発展を続けている。

また、この店のデザインはインドネシアの文化に敬意を表し、手彫りの石のタイルで床と壁を装飾し、伝統的な地元の工芸品でコーヒーの花と豆を表現している。

Excelso Cafe、バニュワンギにオープン

インドネシアのコーヒーチェーン店、Excelso Caféは、2019年11月22日にBanyuwangi(バニュワンギ)に新店舗を開店したことを報じた。バニュワンギはジャワ島の東端の町で、対岸にバリ島を望むロケーション。

Excelso Caféは1991年9月にPlaza Indonesiaに第一号店を開店して以来、コーヒー豆の形で製造販売することにこだわっている。店頭で豆を挽きコーヒーを入れる本格的スタイルで高品質のコーヒーを提供している。

提供されているインドネシア産コーヒーは、Kopi Luwak、Kalosi Toraja、Kopi Lanang Toraja、Sumatra Mandheling、Java Estateなど。また、ホームページによると2016年1月現在の店舗数は国内30都市以上に126店舗あるとのこと。

Coffee Toffee、シルバーバリスタ認定制度

インドネシアでコーヒーチェーン店を展開するCoffee Toffee Indonesiaは、2019年2月2日「結果は努力を裏切らない」というタイトルでシルバーバリスタの称号を得た従業員についてホームページで紹介した。

バリスタという職業に憧れてCoffee Toffee Indonesiaに入社した青年が、仕事を通じてコーヒー作りを学びながら、何度もシルバーバリスタのオーディションにチャレンジして、2018年にようやくシルバーバリスタの称号を獲得することができたヒストリーを紹介している。

さらに、シルバーバリスタのオーディションは挑戦であり、競争である。資格を得ることが誇りにつながるというCoffee Toffee Indonesiaの企業文化の一面を紹介している。

2019

Coffee Toffee、Silver Barista 2018を開催

インドネシア全土に100店舗以上を展開するカフェチェーンCoffee Toffeeは2019年1月12日、同社ホームページ上で、Coffee Toffee JX店においてSilver Baristaオーディションを開催したことを報じた。これは毎年恒例の一大イベントで、2018年12月12日・13日の両日にかけて行われた。

このオーディションには自社だけでなく、他社のバリスタも多数参加し、コーヒーに関する知識やスキル、バリスタとしての創造性などを競う。

各参加者は15分の制限時間内にカプチーノとエスプレッソ+1品独自のレシピで創る特性ドリンクの3種類をブレンドする。オーディションの結果、参加者の中から6名に対しSilver Barista 2018の称号が授与された。

スターバックス、バリに「コーヒーの聖地」完成

スターバックスは2018年1月12日、バリ島に「コーヒーの聖地」をオープンしたとホームページに報じた。

広大な2万平方フィートの敷地に建つ店舗では、樹木から一杯のコーヒーになるまでの工程を体験でき、熟練の技術と文化の融合が楽しめる。

訪問客はコンシェルジェの案内でコーヒー農園を通り抜けて店舗に入る。収穫エリアでは、コーヒーの実から豆を取り出し、洗浄、乾燥する一連の工程を体験できる。苗木場を訪れた後、伝統的なバリのクラフトとインドネシアの芸術を特徴とした現地の息吹を感じる店内で、ラベンダーラテを含む100種類以上のデワタ限定の手作りドリンク、食べ物、商品が楽しめる。

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Excelso Coffee、ジョグジャカルタに新店舗オープン

インドネシアのコーヒーチェーン店Excelso Coffeeは2018年1月17日、ジョグジャカルタにGRHA EKLINの新店舗をオープンしたことを同社Facebook上で案内した。また、開店記念として、2つのスペシャルプロモーションを行うことも合わせて報告している。

一つ目は、2019年1月17日~31日の期間限定で行われる、ドリンク類のみ有効なBuy 1 Get 1 Free(1杯購入すると2杯目は無料)プロモーション。

二つ目は、2019年1月17日~2月17日の期間限定で行われる、バウチャー無しのExcelsoメンバーカードを無料でゲットできるというプロモーション。プロモーション期間中に15万ルピア以上(税サービス抜き)の商品を購入すると、様々な割引特典のある1年間有効のメンバーカードが付与される。

シンガポール発祥Bengawan Solo、Go Payのプロモに参加

Go Payは2018年12月24日~2019年1月1日にかけて、全国の加盟店と協力し、Go Pay「PAYDAY」と称した50%のキャッシュバックキャンペーンを全国同時に行なった。Go Payの加盟店の一つであるシンガポール発祥のコーヒーとお菓子のチェーン店、Bengawan Soloもこのキャンペーンに参加した。

Bengawan Soloは2018年12月24日、同社Facebook上で、全ての店舗でこのキャンペーンを行うことを紹介した。なお、キャッシュバックの条件は次の三つ。①支払いはGO PAYで行うこと。②キャッシュバックは1回の支払いにつき最大2万ルピア(約160円)まで。③キャッシュバックが使えるのは一日に一回のみ。

今回の大規模なキャンペーン実施により、インドネシアにおけるキャッシュレス化の急速な普及が期待されている。

2018

インドネシア産コーヒー豆を世界に向けて発信

インドネシアの貿易省は、2017年11月9日から12日にかけて、韓国のソウルにあるコンベンション&エキシビジョンセンターにおいて開催された第16回ソウル・カフェ・ショーに参加した。

インドネシアが出展したパビリオンでは、インドネシアで生産された様々な種類のコーヒーが紹介された。コーヒー豆の品種はアラビカ、ロブスタなどで、これらはインドネシア国内での厳しい審査を通ったものである。

本カフェショーにコーヒー豆を提供したインドネシアの企業は、以下の通りである。

  Suji Premium Handcrafted, Aroma Ville Coffee, Selera Indah

  Perdana, Ulubelu Coffee, PT Indokom Citra Persada, KBQ

  Baburrayyan & Cooperative Manufacturer Arisania, Kenred coffe,

    Manglayang Farmers Group , Mandehling Coffee Korea,

  Mekarsari Indo Buana, Ventura Coffee

尼最大のカフェチェーンExcelso、他社と提携の割引を積極展開

Excelsoは、インドネシア最大のカフェチェーンで、インドネシア全土の30都市で事業を展開している。

Excelsoは、インドネシア国内の銀行やオンラインショップ企業と提携して商品を割引するサービスを進めている。例えば、インドネシアを代表する銀行の一つであるBRIのクレジットカードを利用することで、飲食代を割り引くサービスを実施している。

また、インドネシア大手のオンラインWebショップであるTokopediaとの間では、クーポンコードをTokopediaのWebサイト上で入力するとキャッシュバックを受けられるサービスを提供している。

indonesia-cafe(インドネシア カフェ)

尼コーヒー協会によるカフェ&ブラッスリー博覧会

SCA-Indonesia(Speciality Coffe Association of Indonesia)は、インドネシアにおけるコーヒー農家の生産や焙煎、小売などに関わる専門家によって組織された協会である。2008年に設立され、インドネシアのアラビアコーヒーの品質の改善や生産増加などを目指し、様々な活動を行なっている。

同協会は、2017年9月10日にジャカルタコンベンションセンターにて、Café & Brasserie Expo Indonesia 2017と題したイベントを開催した。このイベントでは、ラテ・アートのワークショップやバリスタのトークショーなどが行われた。

イベントには、2014年から2016年まで3年連続でインドネシアのラテ・アートチャンピオンシップを連覇したイワン・セティアワン氏も招待された。

Starbacks、北スマトラ州で環境に配慮したコーヒー生産

Starbucksがインドネシアに進出したのは、2002年。Mitra Adiperkasa社がインドネシア国内におけるフランチャイズ契約を締結して展開している。

Starbucksはインドネシア北スマトラ州でコーヒーの生産を行っており、コーヒーの栽培、加工、調達にいたるすべての工程にガイドラインを設けて品質を管理している。

また同社は、社会的・環境的な持続可能性を重視した経営を進めている。そのサプライチェーン・マネジメントは、環境保護団体であるNPOのC.A.F.E. Practicesが2004年に定めたガイドラインに基づいており、第三者機関による監査も経たものになっている。

インドネシアコーヒー輸出協会によるコーヒー焙煎セミナー

インドネシアのコーヒー輸出業者協会(AEKI)は、インドネシアのコーヒー・紅茶・チョコレートをテーマとするコンベンションにおいて、コーヒーの焙煎に関するワークショップを開催した。

講師をつとめたEric Susandiによれば、コーヒー焙煎のクラスに対する人気が2013年から高まり続けており、起業家や仕事をリタイアした層などがスキルアップをもとめてクラスに通っているという。コーヒ―焙煎のビジネスは、カフェを開店するほどの大きな資本を必要としないことが人気の理由だという。

このコーヒー焙煎のクラスでは、焙煎コーヒーのトレンド、コーヒー焙煎機、焙煎技術などに関する知識を得ることができる。

まとめ

焙煎技術を学ぶワークショップが開催されることにより、インドネシア国民のコーヒーに対する関心も高まり、またカフェ業界にとっても新たな消費者を獲得することができます。またインドネシア産コーヒー豆が世界に流通すれば将来はコーヒー大国に発展するのではないでしょうか?

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