【需要拡大が見込まれる】ベトナムのカフェ業界

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友人や家族と気軽に楽しめる場として、内装にこだわったおしゃれなカフェやティーハウスセンターの売上が好調となっています。

今回は、そんなベトナムのカフェ業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2020

Cong Ca Phe、マレーシアに進出

2019年11月14日、Cong Ca Pheはマレーシア初となる店舗をクアラルンプルにオープンし、ベトナムのコーヒー文化を世界に拡大する新たな一歩を踏み出した。

同ブランドの店舗内デザインは、ベトナムの生活がまだ貧しかったころの社会にインスピレーションを受けたものだ。同デザインは、飲食物が提供される食器から、椅子や机まで、いたるところにちりばめられている。

メニューはベトナムでも人気のココナッツ入りコーヒーや、パッションフルーツピーチティー、ベトナムの代表的なファストフードであるバインミー(サンドイッチ)等が提供される。

3000店舗展開を目指す、チュングエンコーヒー

2019年12月23日の発表によると、Trung Nguyen Legend Groupの世界のコーヒー小売システムは、「Connect-Succeed with Trung Nguyen E-Coffee」プログラムを開催している。

同社は2020年までに63の省と都市で、3,000店舗展開の目標実現を目指している。4か月の公式リリース後に署名されたTrung Nguyen E-Coffeeの契約店舗数は順調に増加しており、既に1,000近い数のパートナーが加入した。

中国、ヨーロッパなどの国際的なパートナーからもTrung Nguyen E-Coffeeは注目を集め続けており、同社のフランチャイズ拡大は世界的なものになるかもしれない。

ハイランズコーヒー、顧客の不満の原因とは?

ハイランズコーヒーは、2020年2月17日の朝、ホーチミン市のタン・フー区の店舗で起きた店側の不手際について知らされた。友人と同店で待ち合わせをしていた顧客が入店を拒否されたのだ。

顧客からのフィードバックを受け取った同社は、原因の究明し対策を立てるため早速対応に乗り出した。

その結果、同店では従来より宝くじや占い師が顧客に営業をかけることが多く、顧客からの不満が多く出ている。そのため、警備員がそうした事業者を厳しく取り締まっており、一般の顧客が事業者と間違われて入店を拒否されたことが分かった。同店は従業員への教育を改めるとともに、顧客が快適に過ごせる環境を確保することにより注力していく意向だ。

Cong Ca Phe、ロイヤリティプログラムを発表

2020年4月から、Cong Ca Pheは全国のすべての店舗で新たなロイヤリティカードを公式に発行し、顧客がコーヒーを購入するごとにポイントを貯められるサービスをスタートした。

2020年のカードデザインには、チャン・トゥー(Trấn Thủ)と呼ばれる戦時中に用いられていた衣類を参考にしたもので、サイズは小さく財布やキーホルダーなどに入れて、気軽に持ち運ぶことができるようになっている。

ポイントは1,000 VNDごとに1ポイント累積され、ポイント数に応じて10%オフや15%オフと言った割引を受けることができる。

2019

Cup of tea、設立5周年の特別プロモを実施

ハノイの人気カフェ、Cup of teaが設立5周年を迎えた。Cup of Teaはウェブサイト上でこの日を「初めてお茶を提供し、ケーキを焼き、内装やインテリアが飾られてちょうど5年となる日」とし、これを記念して、2019年1月6日に5周年を祝うイベントを開催した。

クルーらはカフェの運営を通じて多くの楽しみや困難、それに伴う変化を分かち合ってきたと話す。また、様々な状況を乗り越えられてきたのも、素晴らしいメンバーに恵まれたおかげである、と考えていることをまとめた。

顧客への感謝を込めたプロモーションとして、特定のメニューから2杯以上のお茶もしくはティーセットを注文した顧客に、チョコレートケーキを進呈する。

Highlands coffee、旧正月向けのプロモーションを実施

人気コーヒーショップ、Highlands coffeeは、ベトナム旧正月に向けた祝賀イベントの一環として、スペシャルプロモーションを実施する。

プロモーションは2019年1月16日から2月24日まで。全国のHighlands coffee店舗で89,000VND以上の商品を購入した顧客を対象に、クーポン、バウチャーなどを含む「お年玉」をプレゼントした。

プレゼントされる「お年玉」の内容は、10,000VND相当の割引券や、商品を2個(もしくは1個)購入ごとに商品が1個無料でプレゼントされるクーポン券などとなっている。

第七回バンメトートコーヒーフェスティバル

第七回バンメトート(Buon Ma Thuot)コーヒーフェスティバルが開催された。バンメトートはベトナム中南部高原地域のダクラク省の省都。高原地域の気候を生かしたコーヒー栽培で有名な地域だ。

Trung Nguyên Legendグループも今回のフェスティバルに際して多くのアクティビティを実施した。特に、同社の世界コーヒーミュージアムは内外から高い評価を受けている。

世界コーヒーミュージアムはダクラク省からもフェスティバルの中でも特に訪れるべき場所として選定された。同省は世界的にもコーヒーの産地として有名で、今後もベトナムのコーヒー産業を牽引していくことが期待されている。

大手Trung Nguyên Legend、フード・テーブルinジャパン2019に参加

2019年2月13日から15日、Trung Nguyên Legendグループはベトナムからの唯一の団体として、千葉県の幕張メッセで開催されたフード・テーブルinジャパン2019に参加した。

このイベントは、日本国内の食品業界においてもっとも大きなイベントの一つに数えられるもの。3,000以上のブースが出展し、1,000以上の日本ブランド、500近い海外ブランドが集まっている。

イベントにはスーパーやコンビニエンスストア業界からの参加もあり、同社は自社独自のコーヒー製品を日本をはじめとして世界に売り込むチャンスとして捉えていることを話した。

2018

「ベトナムのスタバ」Phuc Long、新店舗オープン

ローカルのカフェチェーンPhuc Longは2018年4月20日、ダナン(Da Nang)初となる店舗を、ハイ・チャウ区(Hai Chau)のロッテマート内にオープンした。

4月20日から22日までの3日間、先着順で記念品のマグカップをプレゼントしたり、写真撮影を撮り、SNS上に投稿するなどの条件を満たすことで、割引バウチャーを提供するといったサービスを行う

割引はPhuc Longの商品についてだけではなく、来店する際に配車アプリのGrabを利用する場合は、特定のコードを入力することでGrab CarやGrab Bike(※)の往復乗車料金を片道40,000VND(約180円)割引く、といったサービスも合わせて提供し、集客を狙う。

 (※)Grabが提供するシェアライドサービス。自動車を利用する Grab Carとバイクを利用するGrab Bikeがある。

ハノイで人気の、ロボットが接客するカフェ

ハノイ市のハイバーチュン区(Hai Ba Trung)に店舗を構えるロボカフェ(Robo Cafe)では、ロボットが店員として接客を行うことで、多くの人々の注目を集めている。

直接顧客に対応する場面におけるロボット導入は世界的に見れば少なくないものの、ベトナムでは斬新な取り組みであるため、子供や若者を中心に人気となっている。このロボットは、ベトナムで開発された「モルタ(Morta)」。開発費は4,500米ドルで、9ヶ月の制作・試験期間を経て、店舗でのサービスに導入された。

身長1.3m、体重は20kg。自分で障害物を避けながら移動し、客にメニューの配膳を行なうことができる。顔にはディスプレイが搭載されており、感情を表現することもできるようになっている。

vietnam-cafe(ベトナム カフェ)

「Bean To Bar」で有名なMaison Marouが新店オープン

カフェとチョコレートの販売を手がけるMaison Marouが2017年8月31日、ベトナム2店目となる店舗をハノイのホアンキエム区にオープンした。 Maison Marouは、ビーン・トゥ・バー(※)で有名なチョコレートショップ。

(※) Bean To Bar:カカオ豆(Bean)から、チョコレートバー(Bar) までの工程を自社で手がける形態のこと

販売されているチョコレートやドリンクの原料には、ベトナム産のカカオ豆を利用することをこだわりにしている。

店舗では、職人がチョコレートを製造する工程を見たり、香りを感じたりと、客がチョコレートの製造工程までもを楽しむことができるようになっている。

台湾タピオカミルクティー最大手、ベトナムで勢力拡大中

Ding Teaがベトナムで拡大を続けている。Ding Teaは、タピオカミルクティーを主力商品とする台湾最大の飲料チェーン店。日本、中国を含む東アジアを中心に650店舗を展開している。

2017年5月には、ハノイ100店舗目となる支店をホアン・キエム区にオープン。100店舗目を記念し、店舗には100の数字を強調した装飾がなされ、多くの顧客が行列を作った。

2017年11月には、ビジネスパートナーへの感謝パーティーをハノイで開催。持続的なビジネスの発展に向けてDing Teaチェーンのビジネスパートナー間の結束を確認した。ベトナム国内の店舗数は200店舗に達し、タピオカミルクティーブランドとしての地位を確固たるものにしつつある。

ハノイで人気の「Starbucks Reserve Bar」

コーヒーチェーン世界的大手のStarbucksが運営するStarbucks Reserve Barは、味だけではなく店舗デザインなど、五感を通じてコーヒーを感じることができる場となっている。顧客とバリスタのつながりをより意義のあるものにするのが狙いだ。

ベトナムでは、ハノイのホアンキエム区ニャー・トー(Nha Tho)店が、Starbucks Reserve Barとなっている。同店舗はフランスのアール・デコ様式を取り入れた内装となっており、ベトナム初となるリザーブコーヒーバーのショーケースが客の目を惹きつける。また店内のアートワークは、ベトナム産アラビカコーヒー豆の原産地である、ダラット省(※)の街を囲む森林や、霧を表現したものとなっている。

※ダラット省(Da Lat)は南部に位置する高原地域を持つベトナムの省。高原地域の気候を生かした高原野菜やコーヒーの栽培の他、避暑地としても人気がある。

まとめ

カフェはたくさんの人が交流するからこそ、人同士が気兼ねなく話すことができるカフェの形態が広がっています。そうした需要がバリスタとコミュニケーションをとれる空間づくりにつながり今後の新サービス拡大の要因になるといいですね。

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