【意外なところでも?】シンガポールの文房具・事務用品業界の活躍に注目

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シンガポールではタブレット端末の台頭により文房具市場の縮小が懸念されているものの、実用性の高さやおしゃれなデザインの文具などがまだまだ根強い人気を保っています。

今回は、そんなシンガポールの文房具・事務用品業界に着目し、最新情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2020

シンガポールのプリンター選び事情とは?〜文房具・事務用品業界事情〜

2020年3月11日にプリンターメーカー大手のEpsonが発表したリサーチによると、シンガポールの中小企業は他の東南アジア各国に比べ、環境にやさしいプリンター選びができていないということが判明した 。

現在、東南アジアのビジネスでは低炭素経済の実現に向けて様々な取り組みが実施されている。特に中小企業の間では、ハードウェアフットプリントと革新的な製品がビジネスの環境への影響を効果的に低減できるという認識が高まっている 。

しかし実際のところ、プリンターを選択する際に環境への影響を考えることは少ない。実際、特に優先される要素は低いランニングコストと信頼性である。さらに、シンガポールは他の東南アジアの中小企業と比較して、インクジェットプリンターを使用する中小企業の数が最も少ないという 。

コロナウイルスの影響、シンガポールのKikki.K閉店へ〜文房具・事務用品業界事情〜

オーストラリア発の人気文房具店のKikki.Kがコロナウイルスの影響で、店舗を一時的に閉鎖することを発表した。同社は北欧デザインの文房具や雑貨を取り扱っており、イギリスやアメリカ、香港、ニュージーランドにも展開している。日本でもオンラインストアが2018年11月にオープンしたばかりであった。

現在オーストラリア国内の59店舗すべてのオペレーションが停止され、失業者は440人にも上るという。これにより会社存続の危機に直面している。シンガポールで残っているのはVivo City店のみ 。

同社のオンラインストアは現在も継続中で、今後のオンラインストアの売り上げ次第で、店舗が再開される可能性もあるという。

文房具・事務用品業界大手の東急ハンズ、シンガポールで6店舗目をオープン

2020年2月27日の発表によると、東急ハンズがシンガポール中心部の商業施設”Great World City”に国内で6店舗目となる店舗をオープンした。現在シンガポールでは、東部・中心部・西部の各地域に5店舗を展開している。

シンガポール生まれの商品をハンズのバイヤーならではの目利きでピックアップしたコーナーを新たに展開し、地元在住としてシンガポールで活躍するクリエイターによる商品も取り揃える。

シンガポールでも人気の日本ブランドの高品質な筆記具を中心に、シンガポール初登場となる商品を導入し、メイド・イン・ジャパンの文房具も揃う。2021年にはMRTトムソン・イーストコースト線「グレート・ワールド」駅が開通予定で、駅直結でアクセスも便利になる 。

LYRECO、シンガポールのDeskRightを買収〜文房具・事務用品業界事情〜

2019年7月3日の発表によると、ヨーロッパのオフィス用品企業、LYRECOが同業界のDeskRightを買収した。この買収により、2006年に開設されたLYRECO Groupのシンガポール子会社の事業が強化されることが見込まれている 。

DeskRightの長年のオーナーであるAndy Kohがシンガポールのマネージングディレクターを務める。LYRECOはシンガポールにアジア地域のハブを設立することで、子会社の統括と外部成長戦略を再開した。

LyrecoのCEOであるHerveMilcentは「アジアはLyreco Groupの優先市場である。私たちには市場に余地があり、アジア地域のリーダーになることを決意している」と述べている 。

シンガポールでOffice Expo Asia 2020開催〜文房具・事務用品業界事情〜

Marina Bay SandsのSands Expo & Convention CentreでOfficeExpo 2020が3日間にわたり開催される。当イベントは仕事場のデザインや職場のソリューションと開発、オフィス用品、人事などをテーマにオフィスに欠かせない要素を360°網羅している 。

仕事の世界を変革する革新的なイノベーションにより、市場リーチを拡大させることを目的としている。将来を見据えた組織、ブランドを国内外問わず集約。展示予定面積は2,370㎡ 。

2019年の来場者数は10000人(うち海外からは2000人)、出展社数は58社(うち海外からは11社)、入場料は無料で9/21までにオンラインでの事前登録もできるが、必須ではない。

2019

文房具・事務用品業界大手のPentelシンガポール、Albirexの公式スクールパートナーへ

Pentel Singaporeは2019年に創立40周年を迎える。Pentel Singaporeは高品質で手頃な価格の文房具や素材を提供し続けている。今回のAlbirexとのパートナーは、コミュニティに貢献し、子供たちの未来を支え、シンガポールのサッカーをより高いレベルに引き上げるという、Albirexの情熱に共感した結果である。

この理由から、Albirexのすべてのファンと共に公式スポンサーとしてAlbirexをサポートすることに決定した。「将来を担う子供たちの創造性を刺激することができるような努力をする」とPentel Singaporeはコメントしている。

Albirexは新潟を拠点とするJリーグのクラブメンバーのひとつである。Albirexは海外の日本人プロスポーツチームとして世界で唯一の存在であり、そのチームが母体となりシンガポールのプロリーグ・Sリーグに参戦し、Albirex Niigata Singaporeとして活動している。

シンガポールのSmiggle、さらなる拡大を示唆〜文房具・事務用品業界事情〜

Solomon Lew’s Premier Investmentsは、Smiggleによる強力なオンラインセールスと世界的な業績に牽引されて、グループ純利益を19年度上半期から13%増加させて8,880万USDと発表した。Smiggleは、アジア市場で34.8%という堅調な売上成長を達成したことにより、過去最高の販売記録を達成し、上半期の総売上高は1億7,880万ドルに達した。

今後は販売地域を拡大し、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、アラブ首長国連邦でも販売予定であり、2019年7月頃には100以上の新たな出店を予定している。また、2019年末にはカナダにも展開し、北米の主要市場への上陸も視野に入れている。

また2019年は、フランス、イタリア、ドイツ、スペインにおいてはAmazon Europeと、中国ではAlibabaと提携してそれぞれの地域に参入する予定となっており、さらなるSmiggleの販売拡大が予想されている。

シンガポールのmrphy、アースデーにメッセージ発信〜文房具・事務用品業界事情〜

アースデーの日に、mrphyは地球を保護するために何かできないかとし、さまざまなアートデザインを用いてメッセージを発信した。mrphyでもっとも愛されているブランドQualy Designは、環境への配慮を生み出すことにおいて、ホームアクセサリーの部門で世界的に有名である。

すべての製品や包装がリサイクル可能な材料またはリサイクルされた材料で作られているだけでなく、それらの製品の多くは地球保護のメッセージもつけられている。環境保全に対する意識を喚起するために、環境に配慮したメッセージを掲げたり、絶滅の危機に瀕した動物を紹介したりする機能的な製品を販売している。

今回発表された文房具の鉛筆削りでは、鉛筆を削るたびに紙や他の資源の使用を意識させるデザインとなっている。透明な鉛筆削りの中にリスと木の切り株があって、鉛筆の削りの屑がそのリスや木にたまっていくことで環境を意識することができるようなデザインである。

世界初!?シンガポールに商業用3Dプリント施設を建設予定〜文房具・事務用品業界事情〜

シンガポールは、港に立地する港湾機器用のスペアパーツを製造する地域で、世界初の商業用3Dプリント生産施設を設立する予定である。

アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸にまたがる港湾プロジェクトを持つ世界規模の港湾グループ「PSA International」のPasir Panjang Terminalに建設されるこの施設は、最先端のプリンタを搭載し、ファイル転送のセキュリティを強化するためにブロックチェーンテクノロジーでサポートされている海洋デジタルクラウドを使用する。

Maritime and Port Authority of Singapore(MPA)はまた、NamicおよびSingapore Shipping Associationと共同で、海上部品の3Dプリントのための業界共同イノベーションプログラムを開始している。

2018

文房具・事務用品業界大手のぺんてるシンガポール、同人マーケットの公式パートナーに

5月5日と6日の2日間にわたって開催された同人マーケット「Doujima」において、Pentel Singaporeが公式文房具パートナーとなった。同社はこのイベントにおいて、様々なプロモーションやプログラムを提供した。

Doujima(Doujin Market:同人マーケット の略称)はシンガポール最大級のポップカルチャーイベントであり、多くの若者を刺激してきたアートフェアだ。「同人」とは、単なる同じ作品のファンから、2次創作物を作って自費出版する者、そしてそのような新しい作品のファンまでが集うコミュニティーのこと。

同社が設置したブースでは、地元のアーティスト Rachtaによるデモンストレーションが行われ、クリエイティブ産業界で活躍するためのアドバイスが彼女から送られた。

MUJIシンガポール進出15周年〜文房具・事務用品業界事情〜

MUJIシンガポールは、シンガポールへの出店15周年を記念して様々な企画を行っている。15周年と掛けて人気商品が15%オフとなるキャンペーンや、シンガポール-東京間のペア往復航空券が当たる抽選などを用意している。

2017年にはASEAN地域最大となる旗艦店をドービー・ゴートに開店させ、さらなるブランド力強化と認知度のアップを図る。

現在、すでにシンガポール内の店舗数は10を超え、海外店舗の合計が日本国内の店舗数より多くなっている。MUJIブランドを展開する良品計画では、国内および海外の店舗数を2020年度までに1,200とする目標を立てており、アジア圏での展開も加速している。

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3Dプリンターが変えるシンガポールの生物医学〜文房具・事務用品業界事情〜

3Dプリンタが世界的な普及を見せつつある。今や3Dプリンタの技術を用いることで、ブレスレットや人形、さらには車のエンジンや飛行機の羽までも量産することが可能だ。

生物医学の分野では、これまで主に人工装具の量産に活用されていた。しかし、現在シンガポールにおいて、より人間の組織に近い物質を利用することで、人体の一部としての利用が可能となる技術の開発が進められている。

シンガポールにおける目覚ましい研究成果に、様々な企業が惹きつけられている。さらに、同国の魅力である地理的な優位性、諸外国に開放的な姿勢が高く評価され、シンガポールでの研究拠点設立を目指す動きが続出している。

まとめ:シンガポールの文房具・事務用品業界

アートから医療技術まで、幅広い分野に活躍の場を広げているシンガポールの文房具業界。需要の減少という逆風の中、ブランド力強化や新たなマーケティングにより、さらなる発展が目指されています。躍進を遂げる文房具業界の動向に今後も注目です。

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