【若年層へのアプローチ】フィリピンの文房具・事務用品業界

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文房具や事務用品の需要は若年層が占める割合は少なくなく、フィリピンの文房う業界では若年層にむけた商品を開発実現することで企業拡大へと動き出しています。

今回は、そんなフィリピンの文房具・事務用品業界に着目し、最新情報をお届けしていきます!

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目次

2020

フィリピンで使い捨てプラスチック製品廃止の動き、文房具・事務用品業界にも

2019年に設立100周年を迎えた大手日系文房具メーカーで、フィリピンでも数々の人気文房具を販売しているPILOTは、国内で同社のボ-ルペン「Progrex」の販売を開始したと公式Facebookページで発表した。

同商品の70%がリサイクルプラスチック素材で作られており、環境に優しい筆記具となっている。快適なグリップと、ペンの芯を保護するスライド式の金属スリーブが使用されている。ペン先のサイズは0.5と0.7がある。

近年フィリピンでは使い捨てプラスチック製品やストローの使用を廃止する企業が増えており、消費者の環境への配慮も高まりつつある。PILOTは本商品を通じて、企業の社会的責任を果たすだけではなく、環境リテラシーの高い顧客へのアプローチを実現する。

フィリピンで文房具・事務用品業界大手のOfficeWorks、総収益8%増加

オーストラリアの企業で、オフィス家具や事務用品を広く取り扱うOfficeWorksは、2019年6月30日までの通年の総収益が8.0%増の23億ドルになったと報告した。

店舗とオンラインの両方で力強い成長を実現した。収益を押し上げた要因として、ビジネスの立ち上げ、経営、成長するために同社のサービスを選択する顧客が増えたことと、新製品の拡充、オンラインの強化が販売の勢いを支えたことが考えられる。

本社のあるオーストラリアのビクトリア州に最大規模の店舗をオープンしたほか、Geeks2Uの買収、有給育児休暇制度「Growing Families」の導入、二酸化炭素排出量の削減など、福利厚生面やCSRの点でも大きく飛躍した年となった。

文房具・事務用品業界大手のKOKUYO、フィリピンのLAZADAでのオンライン販売開始

2019年11月27日、日本の老舗のオフィス家具メーカーであるKOKUYOは、フィリピン最大のオンラインショッピングプラットフォームであるLAZADAと提携し、LAZADAにて自社の商品の販売を開始したことを発表した。

LAZADAでは公式のショップアカウントが開設され、主に文房具用品が販売されている。特に日本でもヒット商品となった芯のいらないステープラーや、パンチ穴保護シール機などが展開され、商品の価格帯やその品質の高さも国内文具メーカーとは一線を画したものとなっている。

LAZADAはフィリピンに上陸後数年にわたって成長を続けており、オンラインショッピングにおいて膨大な顧客数を誇る。KOKUYOはECならではの利便性を生かし、フィリピンの市場において認知度UPを目指す。

フィリピンのAMSPEC、工場見学で潜在顧客の獲得へ〜文房具・事務用品業界事情〜

2019年8月19日の発表によると、フィリピンの文具市場においてローカル企業ではトップのシェアを誇り、主にカラーペンやクレヨンを販売するAMSPECは、公式Facebookページにて自社工場の工場見学の受付を開始した。

工場見学が行われるのは、同社の人気商品である『TPencil』の工場である。生産の過程が見れるだけでなく、ワークショップを行ったり直売所での販売も実施される。さらには工場見学参加者に無料で鉛筆がプレゼントされる。

直通の電話番号への通電もしくは同社のEメールアドレス宛にメールを送付することで工場見学の申し込みは完了する。近年メーカーの工場見学は世界各国でも人気のアクティビティの一つとなっており、潜在顧客の獲得が期待される。

フィリピンのFully Booked、「リラックマ」などの店頭販売へ〜文房具・事務用品業界事情〜

フィリピン最大級の書店チェーンであり、マニラを中心に店舗を展開しているFullyBookedは、日系企業であるサンエックスとスタジオジブリマスコットである「すみっコぐらし」や「リラックマ」の商品の店頭販売を開始したと2020年3月14日に発表した。

「すみっコぐらし」や「リラックマ」は日本発祥のいわゆる『ゆるキャラ』として、フィリピン国内でも人気を博している。FullyBookedの旗艦店であるボニファシオ通りの支店限定で日本ブースが用意され、新作や再入荷した商品が並ぶ。

店頭販売される商品は、マスコットのぬいぐるみだけではなくステーショナリー用品も数多く取り揃えてある。これらのキャラクターのファンを呼び込むことで、新しい層の顧客獲得を目指す。

2019

文房具フェアに出店、フィリピンで文房具・事務用品業界牽引のFaber-Castell

フィリピンにて文房具市場の第2位のシェアを誇るFaber-Castellは、大手ショッピングモールSMが2019年5月1日から5日まで主催する文房具フェア「SM Stationery Art Fest 2019」に出展する。

「SM Stationery Art Fest 2019」では、芸術品や工芸品の展示販売、サンプル商品の配布のみならず、著名なアーティストが開催するワークショップなどが開催される。

Faber-Castellがフィリピン国内で展開する色鉛筆や水彩画キットを用いて基本的な花のブーケを描くワークショップが開催される予定。 イベント期間中にFaber-Castell Philippines製品をP300で購入すると、ワークショップに無料で参加可能。

Sporting KCと提携、フィリピンで文房具・事務用品業界大手のHallmark

フィリピンにて文房具市場の第4位のシェアを誇るアメリカ系文具メーカーのHallmarkは、 サッカークラブのスポーティングカンザスシティ(Sporting KC)とパートナー契約を締結したことを発表した。

この提携の目的は、このユニークな交わりを通じてグリーティングカードがサッカーコミュニティにプラスの影響を与えることを多くの人々に届けることである、とHallmarkの最高マーケティング責任者は語る。

2年間のパートナーシップを通じて、がんと闘う子供たちを支援するThe Victory Projectや、軍人とその家族を尊重するためのSporting Salutesの支援などを、イベントでのコラボレーションやSNSでのキャンペーンを通して実施する。

フィリピンで文房具・事務用品業界大手のBiC、「BIC 2022 – Invent the Future」を発表

ボールペンなどで有名なフランス系文具メーカーのBiCは、 長期的に収益を拡大するための4つの戦略的な柱を明示した再投資計画である「BIC 2022 – Invent the Future」を2019年2月13日に発表した。 会社のイメージを変え、生産性を高め、効率化を目指す目的。

BiCはビジネス環境が変化していることを認識し、それとともに変化しなければならないことを認識。本計画では、当社の製品とプロセスの革新を加速し、消費者中心の戦略を推進し、BICの組織全体の効率性を高めることを最終目標としている。

現在の課題を解決するために、執行委員会が設立された。グループの長期的な目標を設定し、部門間のコラボレーションを促進しながら、より高い説明責任と専門知識を通してBICの戦略を実行する。

Newell Brands、フィリピンの全セグメントで売上改善を達成〜文房具・事務用品業界事情〜

アメリカ系文具メーカーのNewell Brandsは2019年2月15日に2018年度の業績を発表し、全セグメントにわたる中核的な売上成長率の継続的な改善がされたと報告した。

継続事業の中核売上高は、前年同期比で1.2%減少。教育・開発部門は成長に戻り、すべてのセグメントが順調にコア売上高を改善した。4地域のうち3地域では、順調に中核売上高が改善された。

教育・開発部門の売上高は、前年同期の7億3,000万ドルに対し、7億7,000万ドルとなった。 また、 中核売上高は前年同期比で1.7%増加し、第3四半期の結果と比較して順調に改善した。 営業利益は、前年同期の9780万ドルに対し、1億3500万ドルであった。

2018

フィリピン国内最大手の書店・文具店:National Book Sore〜文房具・事務用品業界事情〜

フィリピン最大手の書店・文房具店である National Book Store は、1942年に設立。店舗は国内に200以上あり、47社の文房具製品を取り扱っている。

オンラインショッピングサイトも運営しており、地場のロジスティクス企業 2GO group とパートナーシップを組み、当日配送・メトロマニラ内の配達料を無料(購入金額1,000ペソ以上)行なっている。

電子書籍市場の拡大という脅威に対しては、教育事業に注力して教育機関への文房具卸を強化。店頭では例えば Back to school というゾーンを開設し、長期休暇明け前の学生向けディスプレイを行なうなどの策を採っている。

フィリピンの一大文具グループ企業:Sterling Paper Group of Companies〜文房具・事務用品業界事情〜

同社は1946年に設立し、フィリピンを代表する文具製造・販売企業グループ。例えば Sterling Paper Enterprise INC はノートの製造・販売、Central Book Store はオフィス家具を取り扱う。また、Expressions は文房具に特化した専門店のフランチャイズ展開を行なっている。

グループが拡大した背景には、ビジネスプロセスアウトソーシングの Sterling Global Call Center を設立したことがある。様々な顧客のニーズに合わせたサービス展開が、事業分野の拡大に繋がった。

2018 年5月19日、Sterling Paper Enterprise はフィリピンで有名な俳優と女優(Daniel Padila & Kathryn Bernardo ) を広告に起用、SM group と National book store と共同でイベントを開催。企業イメージの向上を図る。

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フィリピンの文具系フランチャイズストア: Expressions〜文房具・事務用品業界事情〜

同社は1984年に Sterling Paper Group of Companies の小売店として設立。文房具を扱う店としてはフィリピンで初めて経営を開始し、国内85店舗を展開中。Sterling Paper Group of Companies が運営するショッピングモール Mart One 内に出店している。

同社は年代や職業の別を意識した陳列を工夫している。また低価格(400万ペソ)でフランチャイズへの傘下を可能にしたことが、店舗数の拡大に繋がった。

メンバーカードなどを製作するソフトウェア開発企業、ALLCARD がスポンサーになり、Expressions が主催する PINASavang Sining というイベントを定期的に開催。子供の美術力を高めるためのこの催しは、2018年2月24日には参加者15,000人規模でイベントが行なわれ、フィリピン政府も支援した。

フィリピンのローカル文房具卸企業: Goldwings Stationery Products〜文房具・事務用品業界事情〜

同社は、フィリピンを代表する文房具専門卸売企業。5つの主要取扱ブランドには Tombow などが含まれる。主な小売店は、SM stationery、National Book Store、 Expression Office Warehouse。

文房具会社専門の倉庫を管理するサプライチェーン企業 E-Plus Stationery が、Goldwings Stationery Products のビジネスパートナーとしてフィリピン全土に製品を配送している。

National book store が展開する Back to school というゾーンでTombow や Adventurer の製品を中心とした陳列をしている。またアニメキャラクターのライセンスを取得することで若年層のマーケット拡大を図っている。

フィリピンで躍進する日系文房具系メーカー:Uni〜文房具・事務用品業界事情〜

Uni は1971年にフィリピンに進出。デザイン性とクオリティーの高さから世界中で愛用されているが、カスタマイズ性と太さの選択肢の多さから同国でも Uni のボールペン人気は高い

2018年5月4日、フィリピン国内で展開するブックストア Fullybooked と共同で、キャラクターデザインを学ぶワークショップを開催した。直に Uni の製品に触れ、使い勝手を体感することで製品の品質を実感してもらう草の根のマーケティング活動を目的としている

また5月15日には、ローカル通信企業の Cherry Mobile とパートナーシップを結び、1万人の子供を対象にUni製品を無料で提供するプロジェクトが発表された。これにはフィリピン文部科学省も参加することが決定しており、2018年7月より開始される予定。

まとめ:フィリピンの文房具・事務用品業界

為替相場の影響などにより多少不安定なところはみられるものの安定した品質を武器に今後世界にむけてどのように戦っていくのでしょうか?また組織改革によって海外進出を増やす企業もあり、今後のマレーシア文房具業界から目が離せないですね。

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