【オフィスの進化】ベトナムの文房具・事務用品業界

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ベトナム国内ではオフィスの形態が進化しています。イノベーションというスローガンのもと今後はどのような新形態のオフィスが誕生するのでしょうか?

今回は、そんなベトナムの文房具・事務用品業界に着目し、最新情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2020

韓国内のベトナム人などに向けた書店

2019年11月21日、Fahasaは韓国のKyoboグループと協力して、2国間の交流や文学の発展を目的として、ベトナム企業として初の書店をソウルにオープンした。また、開店式と同時に書籍の展示会を開催した。

同社が用意した書籍のジャンルは、ベトナム語、辞書、文化、歴史、観光に関するパンフレットから、ベトナムの有名人や子供向けの本など幅広く、タイトル数は2000以上におよぶ。

同社は、韓国に在住しているベトナム人がベトナムの本を利用できること、またベトナムの言語や文化に関心がある韓国人が必要な情報にアクセスできるようになることを期待している。

Bitex、パイロット製品の取り扱い開始

2019年12月19日の発表によると、ビンタイ輸出入(ビテックス=Bitex)は、日本の筆記具メーカーパイロット(PILOT)の各種製品の正規品取り扱いを開始する。12月19日にはホーチミンで製品のお披露目式が行われた。

同社はパイロットとの事業提携のもと、ゲルインキボールペンや油性ボールペンをはじめとして、水性ボールペン、万年筆と言ったパイロットの製造する筆記具を独占的に取り扱う。

同社はこれまで26年間にわたり「カシオ(Casio)」ブランドの電卓を取り扱ってきており、高いシェアを誇っている。そうした経験により、ベトナム全土に広い流通網を持っており、文房具流通界の老舗企業と言える。

日系2社、段ボール製造工場を新設

2019年11月1日の発表によると、ベトナム北部で梱包資材を製造・販売する日系企業2社が工場を新設した。王子グループの王子テックス・ハイフォンは10月2日、ハノイ市南部に隣接するハナム省ドンバン3工業団地の新工場で開所式を行った。

顧客の近隣に新工場を設ける「地産地消」を進めることで、輸送コスト削減およびサービスの質の向上を図る。日系企業の需要拡大に対応するほか、ベトナムに進出する外資企業、ベトナム内需向けの販売拡大も目指す 。

レンゴーグループのトライウォールは10月18日、ハノイ市南東部に隣接するフンイェン省イェンミー2工業団地の新工場で開所式を行った。同工場では、重量物用の産業用強化段ボールを主に製造する。

文房具界のリーディンカンパニー、60周年へ

2019年10月1日、Hong Ha Stationaryは60周年を迎えた。同社はベトナムという国の成長を、多くの世代の消費者と共にしてきた。

同社の文房具工場は、ペン、鉛筆、水性インク、カーボン紙などを生産するベトナムで最初の工場だった。当初は国内消費者のニーズに合わせた製品づくりを目標に、「速く・多く・良い・安い」をモットーにしてきた。

最初の2年間で、輸入品にも劣らない品質の商品としてその名を知られるようになり、その後も様々な困難を乗り越えて、現在ではベトナム文房具界のリーディングカンパニーとなっている。

ThienLongが提供する計算機とは?

2020年1月11日、ThanhNien新聞社や、教育訓練省、ドンナイ省教育訓練局は共同で、学生の試験シーズンに合わせてイベントを開催した。同イベントへThienLongも参加し、自社の計算機Flexioをはじめとする自社の高品質な製品をアピールした。

同イベントは、学生が入試制度や大学に関する理解を深めるだけでなく、業界各社が出店するブースで様々な展示が行われている。

ThienLongのブースにも多くの学生が訪れ、スタッフから計算機の機能について説明を受けたり、実際に計算機を手にとって試すといった光景が見られた。

2019

Thienlong、2018年第4四半期急進

2018年の9か月を過ぎた時点で、Thien Long Groupの収益と利益は、年間の目標値に対してそれぞれ74%と86%に達した。第4四半期もTLGは、前年同期比で高い成長率を見込んでいる。

同時点での同社の収益は、前年同期比10%増の2兆1,050億ドンに達し、税引後利益は前年同期比5%増の249億ドンに達した。

同社によると、新世代の製品は品質、健康および環境への配慮に関する厳格な国際的要件を満たすだけでなく、学生や、オフィスワーカーの要求水準を満たすべく見た目の美しさも重視したデザインになっている。

Thienglong、長期的な投資に重点

財務データによるとThienlongは依然として事業拡大と持続可能な発展に注力している。2018年12月6日の同社の発表によると、今年は原材料の価格が高騰しているものの、依然として利益を上げ、前年の成長率を維持することを想定している。

近年、同社は競争力のある価格で製品を提供するため継続的に投資を行なってきた。こうした生産技術への投資には、8000㎡以上の面積を持つ新しい工場の建設、一連のハイテク機械、スイス、日本や韓国からの自動生産ラインの導入が挙げられる。

これらの設備投資は、工場の生産性、正確性、商品品質を向上させることを目的としている。

King Jim、リリースイベント開催

2018年12月1日から2日にかけてキングジムベトナムはイオンビンズオン(Binh Duong)でラベルプリンターSR-R170Vの発売イベントを開催し成功を収めた。

それの成功を踏まえ、2018年12月15〜16日にホーチミンのイオンビンタン(Binh Than)の1階でもラベルプリンターの体験イベントを開催し、ホーチミンの顧客にも同社の製品を披露した。

イベントでは何千人もの参加者がSR-R170Vでラベル印刷を体験した。ラベル印刷体験以外にもプレゼントや子供向のゲームなどが用意され、参加者たちを楽しませた。

Fahasa、ベトナムの企業トップ500入り

2019年1月16日、FAHASAはVietnam ReportとVietnamNetが主催する2018年ベトナムの企業トップ500(Top 500 VNR)に選ばれた。

同賞は企業の生産および事業活動において卓越した業績を達成した企業を表彰するものだ。企業の選定にあたっては国際規格に従った独立した調査が行われ、公正な評価がなされた。

昨年、同社は全国45の省と市に110店舗目の出店の節目を迎えた。同社は徐々にブランドの向上、市場シェアを成し遂げている。2018年の売上高は3兆1,700億VNDで、2017年同期と比較して4,000億ドンの増加となり、出版業界のリーディングカンパニーとなっている。

2018

越製紙大手、ホーチミン市発展への貢献で表彰

2017年10月13日、VINH TIEN PAPER JOINT STOCK COMPANY は、過去30年にわたるホーチミン市発展への寄与が認められ、ホーチミン企業協会に表彰された。

本表彰式は、10月13日の「ビジネスの日」におけるホーチミン企業協会年次イベントに合わせ開催。同イベントでは、他にも同市の発展に貢献した企業が表彰され、ホーチミン市や国内外の企業など800以上の団体が参加した。

同社は、「Vietnam High Quality Goods」に21年連続で選ばれているベトナム製紙業界屈指の企業である。2017年で創業38年になるが、今後も業界シェア60%を誇るブランドを強化していきたい考えだ。 

THIEN LONG、ブックフェアで体験型プロモ

ダナン ハイ・チャウ(Hai Chau)ブックフェアが、2018年4月18日から22日の5日にわたって開催され、THIEN LONG はブースを出展して多くの学生やその家族を惹きつけた。

同イベントには200以上の出展ブースがあり、参加者は23万人と盛り上がりを見せた。THIEN LONG は数年にわたり同イベントに参加し、自社の高品質な商品を来場者に紹介している。

同社のブースでは、Colokit(子供向け工作ツール)や Flexoffice(オフィス用品)が展示された。展示や販売だけでなくスタッフが商品相談に乗ったり、子供向けの体験コーナーでは塗り絵などが準備されており参加した子供たちも楽しませた。

vietnam-stationery(ベトナム 文房具)

イノベーションでオフィスをスマートに

2018年1月16日、リコー・ベトナムはホーチミンにて「Empowering Digital Workplace」をコンセプトとした新製品発表会を開催した。

同社が持つ、人工知能、ロボット工学、IoT、VR(バーチャルリアリティ)といったデジタル技術をフル活用することで「働く場所をつなぐ」。地理的な意味だけではなく、タイムゾーンさえ異なる「働く場所」を「つなぐ」ことで働き方を変革するのが同社の狙い。

同事業のコンセプトである「Empowering Digital Workplace」をより強く伝えるため、発表会ではデジタル製品を用いたデモンストレーションも行われた。参加者はオフィスソリューションやITシステムを中心に、イノベーティブな同社製品・サービスを総活用したデジタルワークプレースを体験した。

リコー、ハノイにライブオフィスをオープン

2017年9月13日、リコーはハノイ市コウ・ザイ(Cau Giay)地区にライブオフィスをプレオープンした。同社は現在まで、ベトナムのコピー・印刷市場において、プリンタ、FAX、ネットワークシステムなど幅広い製品を提供することでプレゼンスを高めてきた。

新しくオープンしたライブオフィスを活用して、顧客へより良いサービスを提供していく。コンセプトは「安全・イノベーティブで持続的なオフィス環境を、革新的な技術で可能にする」というものだ。

ライブオフィスを通じてデジタルワークスペースを顧客に体感してもらうことで、自社オフィス製品の販売拡大につなげたい考えだ。

文具・書籍の大手FAHASAが本の日にイベント

2018年4月18日から22日にわたり、ハノイのトン・ニャッ(Thong Nhat)公園で、ベトナム本の日に合わせ「家族と共に本を」というコンセプトのもとセレモニーが開催された。

FAHASA を含む業界関係者が150以上のブースを出展し、同社のブースでは特別価格(10%-50%割引)で文房具や書籍が販売された。

同社は1976年に設立された40年以上の歴史を持つベトナムの大手書店チェーン。2017年時点ではベトナム42省に92店舗を展開しており、ベトナム書籍業界で50%以上のシェアを持っている。事業分野は書籍から文房具、土産物や玩具までと手広い。紀伊国屋と提携し和書の取扱いも行なっている。またインターネット通販事業も拡大中だ。

まとめ

ベトナム大手書店チェーンと日本企業、紀伊國屋の連携は今後ベトナム国内で日本文化に関心をもつ人々の増加につながりそうですね。ネット通販も開始しどこでも誰でも本に触れることができるのは文化の発展につながるのではないでしょうか?

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