【すべての人へ向けた商品を】インドネシアの化粧品業界

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宗教上の理由から身に着ける衣服も変わってきます。頭をすべて覆った衣服を着用している人もいます。そうした人達も含めすべての人々に向けた商品とは何があるのでしょうか?

今回は、そんなインドネシアの化粧品業界に関する最新ニュースをお届け!インドネシア化粧品業界の今に迫ります。

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2020

Mustika Ratu、2020年に2桁成長目指す

2019年12月12日、インドネシアの化粧品メーカーPT Mustika Ratu Tbk(MRAT)は、ホームページに2020年のターゲットを発表した。

2020年の売上高目標は前年比111%。輸出市場の拡大、新製品の開発と流通経路を改善することによって達成しようというもの。

まず、輸出に関しては、インドシナ、中東とアフリカの国々への輸出を強化し、現在5%の販売への輸出貢献度をさらに高める計画。新製品については、漢方薬分野の新製品で新たにイスラム市場やミレニアム市場を開拓する計画。流通チャネルの改善については、アウトレットのアクティブ化、店頭でのディスプレイの改善、販売エリア区分けの再マッピング、デジタルチャネルの強化などが行われる計画である。

インドネシア初!ランコムブティックがオープン

2019年12月23日、L‘ORÉAL Indonesiaはホームページで、インドネシアで最初のLancômeブティックをオープンしたことを発表した。

場所は、バリ島のクタにあるビーチウォークショッピングセンターの中。総面積71平方メートルのこのブティックは、スキンケア、メイクアップ、フレグランスの3つのカテゴリに分かれている。

スキンケアエリアでは、最新のYouth Finderテクノロジーを使用して肌の状態を分析し、最適なスキンケア製品を選べる。メイクアップエリアでは、有名メイクアップアーティストによるメイクアップレッスンも開催される。フレグランスエリアでは、さまざまな香水がフレグランスバーに置かれており、カスタマイズもできるということ。

研究技術大臣、Martha TilarのR&D活動に謝意

2020年1月9日、インドネシアの化粧品会社Martha Tilarは、インドネシアの研究技術大臣がMartha Tilarのオーガニック薬用植物園と研修所を訪れたことを公表した。

今回の大臣の訪問は、Martina Bertoの研究所、BPPT(技術評価・研究庁)、LIPI(インドネシア科学知識院)とインドネシア大学およびパジャディラン大学の教育機関を交えたディスカッションセッションのスピーカーを務めるためであった。

大臣はスピーチの中で、民間企業の事業開発における研究開発(R&D)の役割が持続可能なビジネスモデルの一部でなければならないとしてその重要性を強調し、研究の重要性を認識したマーサ・ティラー・グループへの感謝の意を表明した。

YSLインドネシア、皮膚再生効果のある新製品発売

YSLビューティーインドネシアは日々の生活と肌の再生の必要性とのバランスを最大限に取るという女性のニーズに応えることができる新製品、PURE SHOTSシリーズを記者会見で発表した。

YSLの調査によると、人間の皮膚が最適に再生するには安定した28日間のサイクルが必要で、生活が不規則だとサイクルが長くなり、結果として、皮膚がすぐに再生できず、より早く老化の兆候が現れるとのこと。

PURE SHOTSは天然成分から得られる有効成分で構成されており、皮膚の再生を助けるだけでなく、肌の角質除去や新しい皮膚細胞層の保護にも役立つ。PURE SHOTSは、2020年1月6日から店頭に登場するとのこと。

2019

PT Mustika Ratu, Tbk、2018上期増収増益

インドネシアの化粧品メーカーPT Mustika Ratu, Tbkは2018年11月14日に行われたパブリック・エクスポーズの内容を同社ホームページ上で公開した。

2018年上期(1月~6月)販売実績は1,606億ルピア(約12.5億円)で、前年同期比11%増。粗利実績は918億ルピア(約7.2億円)前年同期比9%増。純利益は10億ルピア、前年同期比18%増と増収増益の結果となった。

2018年はビューティクイーンシリーズを含む新製品発売で製品ラインナップを強化している。また、消費者のブランド認知度を高めるため、SNSやビューティブロガーを通したプロモーションを展開、オンライン・e-コマース販売の促進に積極的に取り組んでいる。

La Tulipe、Alpha Girl 2018を開催

インドンシアの化粧品メーカーPT.RREMBAKAが保有する二つの化粧品ブランドのうちの一つである「LA TULIPE」は2018年11月16日、同社ホームページで「Alpha Girl 2018」について報じた。

このイベントは、アルファーガールとなるのにふさわしい、魅力的で、才能豊かかつ行儀のよい若い女性を探すことを目的とするコンテストである。このコンテストはインドネシアでサッカーリーグを運営する「DBLインドネシア」とゴールドアクセサリーを販売する「USBゴールド」と「LA TULIPE」の共同で開催された。

2018年11月16日、コンテストはスラバヤとシドアルジョの高等学校から選ばれたファイナリストたちが集い東ジャワで行われ、入賞者たちが表彰された。

Martha Tilaar, 2018年アジアパラゲームで活躍

インドネシアの化粧品メーカー「Martha Tilaar」は2018年10月14日、同社ホームページで、グループの運営する美容学校「Puspita Martha International Beauty School」に在籍するメークアップアーティストたちが、2018年10月6日~13日の間、インドネシアのジャカルタで開催された2018年アジアパラゲームで活躍したことを報じた。

2018年アジアパラゲームの開会式・閉会式で行われたエグジビションの出演者たちのメークアップを「Puspita Martha International Beauty School」の250名のメークアップアーティストたちが行ったとのこと。

出演者のメイクアップには「Sariayu Martha Tilaar」の美しい色の化粧品が使用された。

ITB、L’Oréal Brandstorm 2019の尼代表

化粧品のロレアルが「健康な消費者のための将来のスキンケア体験を創造する。」をテーマに、全世界的に行っている「L’Oréal Brandstorm 2019」のインドネシア予選で、バンドン工科大学のチームがインドネシア代表に選ばれたことを、ロレアルインドネシアが2019年3月21日にホームページに公表した。

バンドン工科大学のチーム名はフェニックス。メンバーは3名。彼らの研究内容は、子どもの肌の湿疹の症状を検出するブレスレット「Smart&Easy Band」の開発である。このブレスレットは湿疹の症状が発生したときに特別な光を発するので、保護者がそれをすぐに察知できるというもの。

彼らは、2019年5月22日にパリで行われる国際決勝戦に出場する。

2018

MARTHA TILAAR、ヒジャブ着用女性向けのシャンプーを開発

MARTHA TILAAR Group は、1970年にジャカルタに開店したサロンがはじまりである。現在では7社の子会社を抱え、美容・エステ、化粧品の生産・販売などを手掛けている。

同社は新たに、ヒジャブを身につける女性向けのヘアケア商品を開発した。ヒジャブを身につける女性は髪を一日中布で覆っているため、湿気やすく、フケやにおいなどの問題が生じることがある。

MARTHA TILAAR の開発したヘアケア商品Sariayu Hijab Hair Care には、ミントやライム、アロエ、カインペッパーなどの6つの天然成分が含まれており、髪を健やかに保つことができる。

Paragon、東京での国際キャリア開発フォーラムに参加

Paragon は、1985年に設立されたインドネシアの化粧品会社。1999年にハラール認証を取得し、同国におけるハラール化粧品のパイオニアである。同社のブランド「Wardah」は、ハラール化粧品市場のシェア第1位となっている。2016年・2017年と2年連続で、インドネシアのトップブランドに選出されている。

2017年10月28日、Paragon は東京で開催された国際的なキャリアフォーラムに、インドネシアの企業代表として参加した。このイベントは Link to World と呼ばれ、東京大学の学生に国際的なキャリアの機会を紹介するものであった。

また、インドネシア留学生協会によって主催された事業開発に関するワークショップにも招かれ、インドネシアにおけるビジネスの成功例 として紹介された。

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L’Oreal Indonesia、女性へのエンパワーメントで評価される

L‘Oreal Indonesia は、ロンボクで開催された第10回グローバルCSRサミット&アワード2018に参加した。このイベントは、アジア各国の150社が参加するイベントであった。

同社はこのイベントで、女性のエンパワーメント部門においてプラチナ賞を受賞した。この賞は、ジェンダーの平等や経済的・文化的偏見の改善を目的とした、女性に対するエンパワーメントを中長期にわたって実施している企業に対して贈られるものである。

L‘Oreal Indonesia は、Beauty For A Better Life と題したプログラムで、恵まれない女性に対して無料でヘアセットを提供するなどの活動を行っている。また、今後は美容サービスに従事できるプロフェッショナルの育成プログラムを、教育省などと連携して実施する。

Mandom Indonesiaの2017年の業績ハイライト

Mandom Indonesia は1969年にインドネシアに進出し、1987年から女性向け化粧品市場に本格的に参入した。同社の2017年純利益は1,791億3千万ルピアで、前年比で10.5%増となった。

純売上高は前年の2兆5,300億ルピアから2兆7,100億ルピアとなり、その増加率は7.1%であった。また、国内売上高は1兆8800億ルピアから2兆700億ルピアに増加した。

商品カテゴリー別では、売上高の伸びが最も大きかったのはヘアケア製品の GATSBY Styling Pomade (18.4%増)。同ジャンルでは GATSBY Styling Pomade Urban Dry やGATSBY Styling Pomade Perfect Riseなどの新商品も投入された。また、リップクリーム PIXY の売上も前年比11.8%増と好調であった。

まとめ

インドネシアでは宗教などは関係なく全ての人々に向けた商品が続々と開発されています。そうした動きは国外からも評価され、ジェンダー問題などを抱える女性に支持されています。化粧品を通して女性への考えが変わるきっかけになるといいですね。

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