【日本人観光客を増やせるか】インドネシア旅行業界のトレンド

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インドネシアは日本人にとって魅力的な観光地の一つであり、インドネシア国内も日本人観光客増加に力を注いでいます。そのための対策とは?

今回は、そんなインドネシアの旅行業界に関する業界情報をお届けします。

読了時間の目安:5分

2020年 インドネシアの旅行業界

インドネシアのPanorama Destination、自動化の強化へ〜旅行業界事情〜

2019年8月2日、インドネシアの旅行会社PT PanoramaDestinationTbkは、ホームページでLemaxとのパートナーシップについて発表した。

Panorama Destinationは、Webベースのバックオフィスシステムをアップグレードするため、クロアチアのザグレブにあるLemaxのソフトウェアに切り替えた。これにより、オペレーションの自動化を強化、より多くの予約を効率的に処理、より迅速に見積もりと請求を行い、販売チャネルを拡大し最終的に収益を最大化する。また、サプライヤーへの問い合わせおよび確認プロセスを自動化することで、予約容量が10倍に増加すると予想されている。

実装は2020年5月に完了予定。なお、Lemaxソフトウェアは、6大陸50か国以上で120を超える顧客に使われている。

出典:http://www.panorama-destination.com/press-release/panorama-destination-announces-lemax-partnership/

インドネシアのSona Tourism、大幅な増収増益の理由とは?〜旅行業界事情〜

2019年6月24日、インドネシアの旅行会社PT.SonaTourism IndustryTbkで株主総会が開催され、2018年決算が承認された。

2018年の売上高は、1兆9,770億ルピア(約142億円)で前年比125%。純利益は、1,235億ルピアで前年比228%、大幅な増収増益であった。売上高のうち、1兆7,803億ルピア(全体の90%)は免税店での販売で前年比124%であった。

海外からインドネシアを訪問する観光客数は、2018年1,581万人で前年比113%。この観光客の増加が売り上げ増の大きな要因である。輸入ブランド品のみならず、観光客の関心が高い高品質のローカル製品にも力を入れている。銀製工芸品、バティック、木彫り、輸出品質のコーヒー、お茶、チョコレートなど。

出典:https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/201904/a9edc1c1c9_b4e66c2fc4.pdf

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インドネシアのTraveloka、西ジャワ政府とパートナーシップ締結〜旅行業界事情〜

インドネシアにおいて、インターネット上で旅行サービスを販売するTravelokaは2020年2月20日、ホームページで西ジャワ州政府と戦略的パートナーシップを結んだことを発表した。

2020年2月18日、西ジャワ州知事とTravelokaの共同創業者の間で、西ジャワ州政府が取り組んでいるシステムのデジタル化と観光部門の強化をTravelokaが支援するという覚書(MoU)に調印された。

これにより、西ジャワ州政府は公務員のオンライン出張手配を実施する最初の政府機関となる。出張手配のデジタル化で、プロセスの簡素化と透明化が期待されている。また、西ジャワ州が行う観光地開発やインフラ活性化の取り組みがTravelokaのプラットフォームを通じて観光客に伝わる効果が期待されている。

出典:https://press.traveloka.com/traveloka-west-java-provincial-government-establishes-strategic-partnership/

HISインドネシア、新ロゴへの期待とは?〜旅行業界事情〜

HISのインドネシア現地法人PT.HarumIndah Sari Tour & Travel(H.I.S. Travel Indonesia)は2019年11月27日、HISグループのロゴが変更されることを明らかにした。

HISでは創業以来ほぼ5〜7年ごとに会社のロゴを時代のトレンドに従って更新してきた。今回、HISグループが40周年を迎えるにあたりロゴが刷新された。今回のロゴ変更は10年ぶりである。

これまでのロゴはアルファベットが中心でアルファベットの文字に焦点が当てられていた。今回導入する新しいロゴは、未就学児など、文字が読めない人でも覚えてもらえるように、H、I、Sの3つの文字の背景に正方形と円形の影をつけている。HISでは新しいロゴが顧客に受け入れられることを望んでいる。

出典:https://www.his-travel.co.id/press-release/menuju-tahun-ke-40-his-travel-ubah-logo#

インドネシアのPanorama Sentrawisata、JTBとの合弁事業が柱〜旅行業界事情〜

インドネシアの旅行会社PT PanoramaSentrawisataTbkは2019年11月29日にパブリックエクスポーズを行った。

まず、4つの事業を紹介した。①インバウンド:PTDestinasiTiaraWisataTbk、②旅行とレジャー:PT Panorama JTB TourIndonesia、③メディア:PT Panorama Media、④輸送:PTWehaTransportasiTBKである。2017年にJTBと合弁で設立したPanoramaJTBは全国にすでに50店舗以上を展開している。

2019年第3四半期の売上高は1兆6,150億ルピア(約118億円)。内訳は、旅行とレジャーが85%、次にインバウンドが11%、メディアが1%、その他が3%という構成である。今後も事業拡大のために戦略的パートナーとのコラボを積極的に模索する方針とのこと。

出典:https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/201911/ce92ccbea8_f3041a23c9.pdf

2019年 インドネシアの旅行業界

インドネシアのTraveloka、ミシュランハラール店を紹介〜旅行業界事情〜

インドネシアの人口の80%以上がイスラム教徒。彼らにとって海外へ行く際には旅先でのハラールレストランの情報がとても重要である。インドネシアのユニコーン企業の一つであるツアープランのネット販売を手がけるtravelokaは2018年10月11日のブログにミシュランに認定されたハラールのレストランを5つ紹介している。

一つ目は、シンガポールにある「Bismillah Biryani」。二つ目はロンドンにある「Pollen Street Social」。三つ目はソウルにある「Chaegeundaam」。四つ目はニューヨークにある「Junoon」。最後は東京にある「ソラノイロ」。

ソラノイロは2015年から3年間連続でミシュランのビブグルマンを獲得しており、動物性素材を一切使用しない「ビーガンべジソバ」が看板メニュー。

トラベル&ツーリズム 2018を受賞したインドネシアの企業は?〜旅行業界事情〜

インドネシア旅行代理店Panorama Groupは2018年12月19日、ホームページに〈インドネシア・トラベル&ツーリズム 2018〉を受賞したニュースを掲載した。

パノラマグループは今回、インドネシア・リーディング・アウトバウンド旅行代理店賞をパノラマJTBが受賞し、インドネシア・リーディング観光バス会社賞をホワイトハウスが受賞したと発表。

〈インドネシア・トラベル&ツーリズム〉は2010年から毎年NGO組織ITTA FONDATION主催で行われており、2018年は12月10日にジャカルタのマリオットホテルで74部門に渡り各々ウイナーが表彰された。Panorama Groupは今回の受賞で観光企業としての地位を確立できたことを喜んでいる。

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インドネシアのジャカルタMRT、いよいよ開通〜旅行業界事情〜

インドネシアの旅行代理店Destinasi Tirta Nusantaraは2019年3月22日ホームページにジャカルタMRTの記事を掲載した。ジャカルタMRTは、2019年3月24日にジョコウィ大統領を招いて中央ジャカルタのホテルインドネシアで開会式が行われ、一般公開される。

ジャカルタMRTはLebak Bulus駅からホテルインドネシアのあるBund HI駅までの16kmの間に13駅がある。MRTは当初1日65千人を輸送する計画だが2022年までには1日13万人が利用するようになると推測されている。 

また、北部の地下鉄路線は2024年に操業を開始する予定で、建設が計画通り来年開始されれば、東西線も2026年までに開通することができる見通しだ。

インドネシアのWENDY TOUR、JAL特別運賃プロモーション〜旅行業界事情〜

インドネシアの旅行代理店WENDY TOURは、2019年4月1日、ホームページとフェイスブックの両方に、日本航空の特別料金を案内した。

ジャカルタ・デンパサール・ソロ・スマラン・ジョグジャカルタとスラバヤから日本の東京・大阪・名古屋と福岡へ日本航空の特別運賃を利用できるというもの。今回のキャンペーンでは、この特別運賃を「日本のおもてなし運賃」と謳っている。大人一人の往復運賃は最安値430万ルピア(約3万4千円)からスタートする。

チケットの販売期間は2019年4月1日~5月31日まで。また、チケットの利用期間は4月1日~11月30日まで有効。WENDY TOURは日本航空の特別運賃を活用して日本で休暇を過ごす計画を立てようと呼びかけている。

2018年 インドネシアの旅行業界

インドネシアのPanorama、2017年の好業績を維持できるか〜旅行業界事情〜

Panorama Sentrawisata が公表した2017年度の業績によれば、純利益は5億1000万ルピアとなり、前年度と比較して14%増加した。インドネシアでは同年の外国人観光客が前年比で22%増加しており、今後も引き続き大きな成長が見込まれる。このような背景から、同社は2018年の成長目標を前年比20%としている。

インドネシアの観光需要が高まる中で、Panorama は他社との協業などを通して増収のための様々な戦略を実施してきた。例えば、JTB Corperation と協力して、インドネシア市場の開拓を進め、またASEANにおける事業ネットワークの拡大にも成功してきた。今後は、このネットワークを活用して、ASEAN市場の開拓をさらに進めるとしている。

インドネシアのASITA、日本からの観光客数を増やすために〜旅行業界事情〜

ASITA(Association of the Indonesian Tours and Travel Agencies)はインドネシアの旅行会社協会であり、インドネシアにおける旅行サービス分野の起業家やビジネス関係者によって組織されている。

日本はインドネシア人にとって魅力的な観光地のひとつであるが、ASITA は日本からインドネシアへの観光客数を増やすため様々な努力を行っている。 同協会の会長 Asnawi Bahar氏は、ガルーダインドネシアとの間で相互協力関係の強化について再確認するとともに、秋田県湯沢市長と面会し、日本からインドネシアの都市への観光客を増やすため、同市と協力していく施策について話し合った。

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H.I.S.インドネシア、 ヨーロッパ旅行に特化の支店を開設

H.I.S.がジャカルタにオフイスを構え、インドネシアに進出したのは2009年。同社はこの度、ジャカルタのガンダリア・シティ・モールに、ヨーロッパ旅行を専門に扱う支店を開設することを発表した。オフィス面積は100㎡以上の広さで、H.I.S.がインドネシアに構える24の支店の中でも最大のとなる。

この背景には、インドネシア人の海外旅行数増加がある。H.I.S. の担当者は「ヨーロッパ旅行を専門的に扱う支店ができることによって、市場で一般的に提供されている旅行プランとは異なった、個人・グループを対象とするプライベート旅行の企画のようなサービスが提供可能になる」とコメントした。

インドネシアのSabre、日本旅行博2018で公式予約・発券システム受注〜旅行業界事情〜

Sabre Indonesia は、インドネシアにおける旅行システムのシェア67%以上を占める、大手システムプロバイダーである。同社は、1995年に設立された Abacus Distribution Systems 社を前身とし、2015年に Sabre に買収された。

2018年3月9日から11日の3日間、ジャカルタのモール・コタ・カサブランカにて、ジャパン・トラベル・フェア2018が開催された。このイベントは日本観光機構(JNTO)が主催するものである。

Sabre Indonesia はこのイベントで公式GDSに選ばれた。これにより同社は、日本行き旅行における航空券やホテルの手配、ツアー企画などを全面的にサポートする。同社は、ジャパン・トラベル・フェアが開催されて以来、これまでに9度GDSに選出されている。

まとめ:インドネシアの旅行業界

日本とインドネシアで提携を組むことで日本人にとってインドネシアが親しみやすい国となり、観光地としても行きやすい国になっていきます。また日本だけでなく外資系企業の旅行代理店との連携によりヨーロッパ各国からの旅行客も増やしていく動きがみられています。

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