【医療ツーリズムとの融合】タイのホテル業界

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世界基準で有名なタイの医療ツーリズムと観光施設のホテルを融合させることで新たなホテルの形を生み出そうとしています。観光客に向けてのアプローチとは?

今回は、そんなタイのホテル業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

RED PLANETがタイのホテル事業を買収〜ホテル業界事情〜

2019年1月30日、RED PLANET JAPANは、2019年第一四半期中に親会社RED PLANET HOTELS LIMITEDからタイを拠点とするホテル事業を買収することを発表した。

買収にはタイの6法人スラウォン(バンコク)、パトン(プーケット)、アソーク(バンコク)、パタヤ、ハートヤイで営業中のホテル5棟およびスクンビット ソイ8(バンコク)に建設中の6棟目のホテルの資産取得が含まれる。

RED PLANET JAPANのホテル事業ポートフォリオは、開発中の5棟を含め合計15棟(所在地:日本、タイ、フィリピン)に増加する。2018年に113万人を数えたタイの日本人観光客旅行客の取り込みを図りたい考えを持っている。

タイのホテル業界大手、「 Dusit Central Park 」建設の計画

タイのホテル大手Dusit・Internationalは2019年4月1日、タイの商業施設開発大手セントラル・パタナと組み、1月に閉鎖した老舗ホテル「Dusitthani Bangkok」の跡地を利用して再開発を始めると発表した。

367億バーツ(約1248億円)を投じ、ホテルやオフィス、商業施設などから成る複合施設を建設し、2024年の全面開業を目指す。商業施設のほか、40階建てのオフィス棟、69階建ての住居棟、39階建てのホテルを開発する。延べ床面積は44万平方メートルとなる見込み。

デュシット・セントラルパークは鉄道駅とつなぎ、両鉄道の乗降客を呼び込むため、開発予定地は高架鉄道BTSと地下鉄MRTの乗換駅に近いバンコクの中心地と予定されている。

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タイでホテル業界大手のVeranda Resort、Veranda SPAは3-5年投資計画IPOを行う

Veranda Resort Public Company Limitedは2019年4月1日、主要な観光都市を拠点とするホテル事業を拡大するための3-5年の投資計画を行い、食品飲料事業やその他の業務への参入拡大を含む財務的なリニューアルを行うと発表した。

株式市場で資金を調達するためにIPOを行い、融資を用いて主力事業であるホテルリゾート事業への投資にさらに注力する。コンドミニアムの分譲事業も行い、一つのビルディングをホテルとコンドミニアムの組み合わせとして運営する。

今後3-5年は、より多様な物件を提供するための拡大を継続し、観光業セクターを視野に入れた新しいリゾートビジネスモデルを開発する。不動産とホテルリゾートへの投資拡大計画のためプーケット、クラビなどの主要な観光地への投資を継続する。

Airbnbがタイのブティック宿泊施設協会に加入〜ホテル業界事情〜

民泊事業のAirbnbは2018年9月25日、コミュニティ主導型サービスの世界的大手プロバイダーであるタイのブティック宿泊事業協会(TBAA)との連携を発表した。これはタイの民泊事業を推進する上での重要な協力関係となる。

タイではAirbnbを介して、タイ王室の静養地であるホアヒンのコンドミニアムの部屋の貸し出したオーナーに対し、違法であるとの判決が出るなど、民泊に対する法的基盤が浅かった。

Airbnbは、タイのブティック宿泊施設協会(TBAA)と覚書(MOU)を締結した国内初の民泊プラットフォームとして、タイ内務省と協力し、宿泊施設に関する国際基準にかなった宿泊施設を提供するために民泊事業者の強化を行うとのこと。

2018

タイのDusitグループ、主力ホテルの改築を開始〜ホテル業界事情〜

1948年に開業、タイ国内に11、世界にも30以上のホテルを運営する Dusit hotel グループは現在、Dusit Thani、DusitD2、 Dusit Princess、 Dusit Devarana の4つのブランドを展開している。

タイの観光客増加に伴い、代表的観光地に位置する Dusit Thani ホテルの2017年の業績は北部チェンマイの顧客が4.91%、南部プーケットは1.34%、中部ホアヒンは4.52%の増加となった。

なお2018年4月16日に、改築のためバンコク Dusit Thani を閉鎖する。完了後にはビジネスビルとのハイブリッドホテルとなり、ショッピング・観光の内部取り込みも目指す。しかし、工事期間の2018年から2021年の間は年間平均で約9億バーツが減少すると予想されている。

タイでホテル業界牽引のTHE ERAWAN GROUP、新規オープンを継続

THE ERAWAN GROUP は、現在タイ国内に30、フィリピンに5つのホテルを運営する。中流層向けビジネスホテル HOP INN への投資を加速させ、2018年内に9のホテルをオープンする予定となっている。

9軒のホテルで合計1,157室の拡張を行うことから、2018年の売上高は前年比で10%の成長を見込んでいる。なお、2017年の収益は5億7,000万バーツであった。

フランチャイズ方式で進めている HOP INN は、2020年に2つの開業計画があり、さらに同様の形で Holiday INN も新規オープンの継続を検討。年間訪問観光客410万人を誇るフィリピンのセブ島でも HOP INN の新設を行う予定である。

thai-hotel(タイ ホテル)

タイのホテル業界で必須の情報源「HOTELS&Travel」

Green World Publishing は、観光サービス業界向けの雑誌「HOTELS&Travel」を運営している会社である。

同社はタイのホテル業界関係者のための最新かつ有用な情報を発信する情報サイト「Thai Hotel Business.com」も運営しており、ホテル業界に関連する政治・経済・法律などあらゆる分野でのビジネス記事を提供している。

直近の例では、2018年のタイ観光局のメッセージとして、現在まで観光地として手薄であった東北地方(イサーンエリア)における空港の新規開発や、近隣国ラオスとの国境に至るまでの観光ルートを設立する目標を取り上げている。

ホテル業界で成長中!タイのMIDA Assetsが新コンセプトのホテルを建設

ホテル・リゾート業界で急成長している不動産開発会社タイの MIDA Assets Public Company Limited は、シンガポールの Wellity Pte. Ltd. と共同でラヨーン県に新コンセプトのホテルを建設すると発表した。

AKSORN RAYONG と名付けられたこのホテルは、世界的に注目が高いタイの医療ツーリズムに対応するべく、世界基準のサービスや快適さを追求している。ホテル内には、3,500万バーツを投資して健康づくりのための設備が整えられる。

同ホテルは2019年8月にオープン予定で、コンドミニアム型および伝統的なタイのヴィラリゾート型の施設となる。なお、その立地はタイの経済発展計画である東部経済回廊(EEC)を考慮してラヨーン県の東岸沿いに計画されている。

まとめ:タイのホテル業界

観光業界の成長率は好調であり、今後は今まで観光地として知られていなかった場所にも積極的に力を注ぎ開拓を進めていこうとしているタイホテル業界。富裕層だけでなく、中流層にむけた施設も建設する予定であり、更なる確変が見込まれますね。

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