【リゾート業が活発化】フィリピンのホテル業界

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シティホテルというよりは色々な施設が融合したリゾートホテルのほうがフィリピンでは需要があり、人気です。カジノ経営による利益も大きく今後拡大していくのでしょうか?

今回は、そんなフィリピンのホテル業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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目次

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2020年 フィリピンのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

フィリピンの内閣官房長官、ホテルの運営を制限〜ホテル業界動向〜

内閣官房長官は、Covid-19の感染拡大を防ぐため、ルソン島全体のコ ミュニティ検疫強化中は、ホテル、リゾート、および同様の施設の運営は 制限される旨の記者会見を行った。

ホテルは2020年3月17日以降、既存の予約が完了している外国人、既存 の長期リースを利用しているゲスト、および検疫を免除されている従業員 のみを収容できる。ただし、ホテルは新しい宿泊予約を受け入れることが 禁止される。

 また、ホテルの運営は、ゲストへの基本的な宿泊施設の提供に限定され、 オンラインギャンブル会社が閉鎖されることも繰り返し表明した。同様 に、オフショアゲームオペレーター(POGO)はコミュニティ検疫強化期 間中の運用が許可されている施設には含まれないとし、娯楽施設の閉鎖を 要請した

出典: https://www.pna.gov.ph/articles/1096964

フィリピンにも進出のShangri-Laグループ、キャンセルを無料に〜ホテル業界動向〜

シンガポールに設立し、現在は香港に拠点をおき、世界各国に100以上 のホテルを持つShangri-Laグループは、最近のCOVID-19の発生を考慮 し、中華圏のホテルに滞在予定、および中華圏と韓国から同グループの いずれかのホテルを予定している顧客のキャンセル料免除ポリシーを拡 張した。

このキャンセル料免除ポリシーの拡張により、2020年3月1日より前に 行われた予約の予約チャネルに関係なく、グループはキャンセル料を免 除することを発表した。

同グループはまた、独自のロイヤルティプログラムであるゴールデン サークルにおける、ダイヤモンドとジェイドのメンバーのステータスを グローバルに拡大した。この拡張により、ゴールデンサークルダイアモ ンドとジェイドのすべてのメンバーは、2021年12月31日まで現在のス テータスと特典を維持可能となる。

出典:https://www.shangri-la.com/group/media/media_post?post=Feb26_GC%20extension

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フィリピンにも進出のHYATT REPORTS、攻めの新規開店〜ホテル業界動向〜

世界各国にリゾートホテルを持ち、マニラにも店舗を構えるHYATT REPORTSは、2019年第4四半期の決算を報告し、記録的な新規開店によ り、2019年の客室数は7.4%増加したことを発表した。

同グループの純利益は、2018年第4四半期の4,400万ドル、希薄化後1株 あたり0.40ドルに対し、2019年第4四半期は3億2,100万ドル、希薄化後 1株あたり3.08であった。2019年はグループ全体で90の新しいホテルが 開業し、過去最高を記録した。

東南アジア、中華圏、オーストラリア、韓国、日本、ミクロネシア (ASPAC)のセグメントにおいては、香港での政情不安により影響を受 けたものの、日本や韓国での売上で相殺された。総客室数は2018年第4 四半期と比較して11.2%増加した。

出典:https://s2.q4cdn.com/278413729/files/doc_financials/2019/q4/Q4-2019-Earnings-Release.pdf

フィリピンでホテル業界大手のSeda Hotels、アパートメントをオープン

アラヤ財閥の子会社であるAyala Land Hotels and Resortが手掛けるブランドであるSeda Hotelsは、ホテルグループからは最初のサービスアパートメントでもあるSeda Residences Makatiをマカティにオープンした。

SedaResidences Makatiは、Seda Hotelsにとって国内で10番目の物件となる。ホテルブランドの最初のサービスレジデンスとして、企業部門の長期滞在クライアントをターゲットにしている。長期滞在(30日以上)向けに設計されているため、通常のホテルとは部屋が異なり全室スイートとなっているのが特徴。

同ホテルグループはエルニドに今年最初のリゾートをオープンしたことから、着実に成長している。今後の展開として、セブに2つ目のレジデンスホテルがオープンする予定である。

出典: https://www.ayalaland.com.ph/seda-hotels-opens-first-serviced-apartments-in-makati/

フィリピンでホテル業界大手のTravelers International 純利益6憶ペソ達成

同国最大の統合リゾートであるResorts World Manilaを所有、運営するTravelers International Hotel Groupは、 2019年第2四半期の未監査の連結決算を発表した。第2四半期の純利益は、財務費用の増加と減価償却費の増加により、前年同期と比較して52%減少し、5億9,900万ペソとなった。

滞在客の娯楽・エンターテインメントでの総収入は、VIP以外のセグメントとVIPセグメントの持続的な成長に牽引され、66億ペソとなった。一方、それ以外の収益は14億ペソに達した。

マリオットホテルマニラ、マキシムズホテル、ヒルトンマニラ、ホリデイインエクスプレスマニラニューポートシティ、2019年1月にオープンしたシェラトンマニラを含む5つのホテルの平均稼働率は、747のホテルの部屋が追加された関係で前年同期の81%から77%に低下した。

出典:http://www.travellers.com.ph/travellers-2q-19-net-profit-reached-p599m/

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2019年 フィリピンのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

フィリピンのLio、持続可能な観光トップ100に選出!〜ホテル業界動向〜

Ayala Landは、ベルリンで開催された世界最大の観光展示会であるITBにおいて、運営するパラワンのリゾート「Lio」が「持続可能な観光地」としてトップ100企業に選出されたことを2019年3月18日に発表した。

現在、Lioはフィリピン初の「生態学的に持続可能な観光地」として世界の旅行者をターゲットにし、環境に溶け込むよう設計された4つのホテルを提供している。また地元のパラワンの住民がこの地域の経済成長に参加できるよう販売エリアを施設内に設置し、コミュニティの生計向上にも貢献している。

この賞は非営利のGreen Destinationsが主催し、世界の観光地の開発における革新と優れた実績を表彰するもの。 同組織は、持続可能な観光に焦点を当てた組織、企業、学術機関のグローバルなパートナーシップをリードしている。

フィリピンのTravelers International、17%の収入増〜ホテル業界動向〜

Resorts World Manila(RWM)の所有者であり運営会社であるTravellers International Hotel Group、Inc.(TIHGI)は、2019年3月29日、カジノ収益と非カジノ収益により総売上高がいずれも17%増加し、247億ペソとなったことを発表した。

カジノ収入は、すべてのカジノセグメントの持続的成長に支えられて17%の増加となった。同様に、カジノ以外の収益は17%増加し、過去最高の47億ペソとなった。 所有する4つのホテルの平均滞在率は79%で、総客室数は1,811となり、 1日当たりの滞在者数は11%増加した。

現在同社は3つの国際的な高級ホテルを新規にオープン、または建設している最中である。すべてのホテルの建設が完了すると、フィリピン国内で最も多くの部屋数を誇るホテルを所有することとなる。

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フィリピンのShangri-La、中国にてWechatでの決済が可能に〜ホテル業界動向〜

Shangri-La Groupは現在、オフラインのモバイル決済を展開し、中国のホテルでWechatを使用した代金決済の提供を開始した。これにより、中国でWechatでの決済機能を提供する最初のホテルグループとなった。

WeChat決済サービスは、中国でモバイル決済の圧倒的な人気を博している。チェックインの際にWeChat Payを利用しフロントデスクでデポジットを支払い、ゲストのWeChatアカウントを通して取引を確認可能。チェックアウトの際、デポジットは部屋以外の費用を差し引いた後、WeChatアカウントに返金される仕組み。

デポジットと客室料金を統合することにより、Shangri-Laは、チェックイン/チェックアウト時の時間を節約し、ホテルの業務効率を向上させる。またホテル側はゲストのデポジットの確認をリアルタイムで行うことができるため、取引トラブルのリスクを軽減できる。

2019年度Freddie Awardを受賞したフィリピンのホテルは?〜ホテル業界動向〜

フランス・パリを本拠地とし、フィリピンではマニラに展開する国際的ホテルチェーンのAccor Hotels Group は、2019年4月26日、Freddie Awardsの“Best Hotel Program of the Year”部門で受賞したと発表。同社は5年連続での受賞となる。

1988年に創設されたFreddie Awardsは、ロイヤルティプログラム会員が投票資格を持つ。メンバーは、ヨーロッパ/アフリカ、中東/アジア/オセアニア、アメリカの3つの地域で、お気に入りのロイヤルティプログラムにオンラインで投票する仕組み。

同社はホスピタリティ分野ならではの柔軟性を重要視しており、メンバー限定で日付や空室状況の制限なしに世界中のポイントを利用できる唯一のホテルロイヤルティプログラムなどが高評価となり今回の受賞につながった。

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2018年 フィリピンのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

フィリピンを代表するホテル・リゾート事業: Ayala Land〜ホテル業界動向〜

Ayala Land Inc は、フィリピンを代表する財閥系グループ企業である。主に不動産、都市住宅、ショッピングモール、ホテルとリゾートホテルを展開している。2018年第1四半期は、グループ全体の収益が前年比で17%増加し、計369.8億ペソに達した。

同社が運営している Seda hotel は国内8店舗ある。2018年5月16日の記事にて、新しく Seda hotel に782部屋を増設するとともに、Sicogon島にあるリゾートに新しく72部屋を増設することを公表。2018年5月25日、トリップアドバイザーは同ホテルBGC店において顧客満足度の高いホテルとして選出した。

同社はリゾート開発にも着手しており、El Nido Resourts は4島を所有している。2017年10月19日、Pangulasian 島がアジアで一番のリゾートと称される Readers’ Choice Awards を受賞した。

フィリピンでカジノリゾート事業に注力: Waterfront Philippines〜ホテル業界動向〜

Waterfront Philippines Inc (WPI) はフィリピン国内4ヶ所(マニラ、セブ、ダバオ)にてホテル・カジノ複合施設を展開している。

ペットを連れ宿泊の需要が多いフィリピンで、同社は2018年2月22日にペットと一緒に過ごせる部屋を完備し、サービスを開始した。また、フィリピンの長期祝日であるホーリーウィーク期間(2018年3月28日~4月1日)に合わせ、2泊した場合1泊分を無料で宿泊できるプロモーションを開始。顧客のニーズと動向に合わせたプロモーションを続けている。

2018年2月9~11日に開催された、政府団体による観光産業の発展を目的としたPTAA Travel Tour Expo 2018 では、同社も出店ブースを催して自社PRに努めた。

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フィリピンで巨大カジノリゾート複合事業: Travellers International Hotel Group〜ホテル業界動向〜

Travellers International Hotel Group, Inc は、Alliance Global Group と Genting Hong Kong の共同出資により、2013年11月に設立した。ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル直近にある巨大カジノリゾート複合施設、Resort World Manila を運営している。施設内には、主となる3つの高級ホテル(MAXIMS Hotel、MARRIOTT Hotel Manila、BELMONT Hotel Manila)が存在する。

2018年5月11日、同社の純利益は前年比でおよそ2倍の 2億7,850万ペソ を達成した。また、カジノ経営などによる収益は約4%増加の45億ペソとなった。 

CEO の Kingson Sian 氏は「各ホテルに隣接するカジノのGrand Wing が収益のメインであり、引き続き成長の基盤となる」と述べた。またGrand Wing は今後建設予定である国際的なホテル(Hilton Manila、 Sheraton Manila Hotel、Hotel Okura Manila)にも参入予定である。

フィリピンにも進出の世界的高級五ツ星ホテル: MARRIOTT Hotel〜ホテル業界動向〜

Resort World Manila の施設内には、高級五ツ星ホテルの MARRIOTT Hotel がある。同ホテルは、全世界127ヶ国でビジネスを展開、6,500以上の施設を運営している。Resort World Manila 内の同ホテルは全342部屋、フロア総面積が約34,768㎡となっている。

同ホテル内の CRU Steakhouse は World Luxury Restaurant Awards にノミネートされたレストラン。

2018年5月1日、イロイロ市にフィリピン国内2ヶ所目となる Courtyard by Marriott Iloilo が新規オープン。オープニングセレモニーでは、4月5日より募集を開始した特別価格での宿泊者(1泊3,888ぺソ) 先着100名で賑わいを見せ、夜には打ち上げ花火で夜空を彩った。

まとめ:フィリピンのホテル業界

各ホテルに隣接するカジノの収益は大きく、今後も拡大していくと予想されます。財閥系グループ企業がリゾート地開拓に向けて動き始め、フィリピン国内のある島がアジアで一番の島になるという功績も残しています。今後他の島々でも開拓が進んでいくのでしょうか?

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