【増加し続けるホテル】マレーシアのホテル業界

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ホテルの建設ラッシュが続いているホテル業界。マレーシアでは東南アジアで最大級のホテルも建設が進んでおり観光都市化しています。

今回は、そんなマレーシアのホテル業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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目次

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2020年 マレーシアのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

マレーシアのTHホテル、政府系SPCへ移管〜ホテル業界動向〜

2020年2月18日、政府巡礼基金のタブンハジ(TH)は、傘下のTHホテルアンドレジデンス(THHR)が運営する4つのホテルを、財務省の特別目的会社であるウルサルタジャマ(UJ)に移管したことを発表した。ホテルは、UJの完全子会社であるUJプロパティ・マネジメントの下で引き続き運営される。

コタキナバルとペナン、アロースター、クアラトレンガヌに所有するホテルは、2020年4月1日よりライアホテルと改名される。THHRの従業員は解雇されず、約90%は引き続きライアホテルで働き、残りの約10%はTHHRケラナジャヤへ移籍する。

本買収はTHの再編計画の一つであり、UJは所有権譲渡完了のため196億リンギット相当のスクークを発行し、3億リンギットを現金で支払った。

出典:https://www.tabunghaji.gov.my/ms/kenyataan-akhbar/tue-02182020-1200/operasi-rangkaian-hotel-tabung-haji-diteruskan-di-bawah

マレーシア政府、ホテル業界の質向上へ

マレーシア政府は、人材開発基金及びマレーシアホテル協会と共同でホテル業界向け産業スキルフレームワーク(IndSF)をローンチし、ホテル業界におけるトレーニングの質向上を目指す。

このフレームワークは、3,000万人の観光客を目標とする『ビジット・マレーシア2020』を支援するものであり、個人と雇用主、トレーニングプロバイダーのスキル向上を指導する。フレームワークでは業界で必要とされる共通のリファレンスを提供し、雇用主が適切なスキル投資をできるようにする。

現在、ホテル業界の雇用者1,672人、従業員120,542人が人材開発基金に登録されている。また、74.2%が中小企業であり、25.8%が大企業となっている。

出典:http://www.hotels.org.my/press/90338-hrdf-launches-framework-to-enhance-the-quality-of-training-for-the-hotel-industry

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マレーシア・クアラルンプール国際空港近くにホリデイイン開業計画〜ホテル業界動向〜

2019年7月3日、イギリスに本部を置く多国籍ホテルグループのインターコンチネンタルホテルズグループは、クアラルンプール国際空港近くに建設しているホリデーインセパンについて、不動産開発のキエンタ社傘下のワリサンシティデベロップメントと管理契約を締結したと発表した。

同ホテルは空港から車で15分の距離にあり、乗り継ぎ客と航空会社の乗組員にとって理想的な立地となっている。また、サーキット来場者、KLIAを活用する企業や工業地帯、そしてデジタル自由貿易圏で地域物流ハブとして活用する中小企業がある。

ホテルは2021年開業予定としており、250室の客室を備える。カフェやレストランの他にも、最新の会議室、また最大400人が収容可能な大広間を持つ。

出典:https://www.ihgplc.com/en/news-and-media/news-releases/2019/ihg-to-open-newbuild-holiday-inn-in-sepang-malaysia

マレーシアホテル業界、STRのデータ活用へ

データベンチマークおよび分析を専門とするSTRは、マレーシアホテル協会(MAH)と提携。STRのホテルデータプラットフォームがMAH会員に拡張されると発表した。STRのデータサンプル数は、世界62,000超のホテル、830万超の客室を含んでいる。

MAHのサム・チャー会長は、会員であるホテルがビジネス上の意思決定の際にSTRのプラットフォームとレポートを活用し、より包括的なホスピタリティー戦略を策定することができるとしている。

また、2018年の8ヶ月間においてマレーシアの客室稼働率は0.2%下がって66.4%となり、平均客室単価も1.3%減となる359.09リンギットであった。結果、販売可能な客室1室あたりの収益は1.5%減となる238.42リンギットへ落ち込んだ。

出典:https://str.com/article/str-mah-partner-advance-data-benchmarking-malaysian-hotels

ヒルトンがマレーシアのホームレス支援で提携〜ホテル業界動向〜

2019年11月26日の発表によると、世界有数のホスピタリティ企業であるヒルトンは、東南アジアでの100周年記念式典の一環として、非政府組織であるストリート・フィーダーズ・オブ・クアラルンプールとホームレス及び都市部の貧困層へのホスピタリティの拡大のためのパートナーシップを発表した。

ヒルトンはマレーシア首都圏のホームレス向けに、食品や水、石鹸などの生活必需品と現地学生による手書きの励ましメッセージをまとめた350セットのケアパッケージを配布した。ストリート・フィーダーズとKL市内にある6つのヒルトンホテルから100名以上がボランティアとして参加した。

同社は、同活動を通じてホテルが運営するコミュニティにプラスの影響を与えることを目指している。

出典:https://newsroom.hilton.com/hilton/news/hilton-partners-with-street-feeders-to-help-homeless-in-kuala-lumpur

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2019年 マレーシアのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

クロックフォーズホテル、マレーシア内唯一の5つ星〜ホテル業界動向〜

ラグジュアリーサービスを特徴とするリゾートワールドゲンティンのクロックフォーズホテルは、2017年後半に開業した。海抜6,000フィートの雲に包まれ、優雅なロンドンの大邸宅の雰囲気を醸し出している。

2019年2月20日にニューヨークで発表された2019年フォーブストラベルガイドでは、同ホテルは最も権威ある5つ星を獲得した。世界中で210のホテルがこの栄誉ある賞を受賞し、マレーシアでの受賞は同ホテルのみとなっている。

クロックフォーズホテルには、111室のスーペリアルーム、8室のジュニアスイート、18室のシグネチャースイート、3つのエグゼクティブスイートがあり、ボタンを押すだけで簡単に快適さを得られる最新技術を導入している。

マレーシアにフォーシーズンズホテル新規開業〜ホテル業界動向〜

2018年7月1日、超高層ビルであるペトロナスツインタワーに隣接したロケーションに、フォーシーズンズホテルクアラルンプールが新規開業を発表した。

ゴールデントライアングルの中心に位置する地上65階建てのホテルは、滞在者がホテルで食事や買い物、娯楽等を楽しむことできる。

209室の客室とスイートルームを備え、長期滞在を希望する宿泊者へはサービスアパートメントとフォーシーズンズプライベートレジデンスがある。また、ホテルには6軒のレストランとラウンジ、屋外プール、スパ、フィットネスセンターを完備している。

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トラベロッジ、マレーシア・ジョージタウンにホテル開業〜ホテル業界動向〜

トラベロッジホテルアジアは、2018年第3四半期にクアラルンプールに開業したトラベロッジセントラルマーケットとトラベロッジブキッビンタンに続き、マレーシアで3つめとなるトラベロッジジョージタウンを開業すると2019年2月25日に発表した。

トラベロッジジョージタウンは、 ペナン国際空港から車で30分の距離で、ジョージタウンにあるユネスコ世界遺産のマカリスターロードに位置している。同ホテルは現代の旅行者のニーズに合わせ、スタンダード、スーペリア、デラックスルームを提供する。

また、同社はイポーに国内4つめとなるホテルを2019年第3四半期に開業する予定としており、コタキナバル、マラッカ、クチン、ジョホールバルも検討している。

マリオット傘下でマレーシアにWクアラルンプールが開業〜ホテル業界動向〜

マリオットホテル傘下であるWホテルワールドワイドは、Wクアラルンプールの開業を発表した。Wはニューヨークで誕生し、世界中で50以上のホテルを展開している。

トロピカーナコーポレーションが所有するこのホテルはペトロナスツインタワーから徒歩圏にあり、大胆で革新的なデザインとなっている。ホテルは150室のスタイリッシュなゲストルームとスイートルームを持つ。

エクストリームWOWスイートは520平方メートルのリビングルームを有しており、全室とも伝統的要素と現代的要素の両方を取り入れている。ホテル内には6つのレストランやスパ、フィットネスセンターを完備している。

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2018年 マレーシアのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界

M101、「モノポリー」をテーマにしたホテルで差別化、マレーシア・クアラルンプール市〜ホテル業界動向〜

M101 Holdings は2012年に創業、クアラルンプール市を中心に持続可能なプロジェクトを建設・投資するために設立。「Built To Stay」というコンセプトで、建設された物件の永続的な価値提供をポリシーとしている。

同社は、モノポリーのライセンスを所有する玩具メーカーの Hasbro社とライセンス許諾契約を締結、モノポリーをテーマとしたホテル開発を発表した。この案件は M101 Bukit Bintang と呼ばれる複合開発の一角であり、ホテルの他にSoHoや店舗区画で構成される。GDV(総開発値)は2.8億リンギット。2年前から建設を開始しており、管理・運営を行う Siroccoホスピタリティーグループへ今年末に引渡し予定。

同社は M101 Skywheel や M101 Bukit Bintang など3つのプロジェクトを立ち上げており、GDVは26億リンギット。M101 Skywheelのプロジェクト完了は2022年の予定。

マレーシア政府系投資ファンドのPNB、高層タワーにHYATTと入居契約〜ホテル業界動向〜

PNB(ペルモダラン・ナショナル)は、1978年に設立されたマレーア政府系投資機関。マレーシアを代表するコングロマリッド企業であるSime Darby、アセアン最大の商業銀行 Maybank など多くの企業に資本参加している。

同社が開発中のPNB118タワーは、世界で3番目、東南アジア域内で最も高層のタワー(118階) となり、2020年に完成予定。HYATT関連会社はホテル運営会社として、PNB 傘下の PNB Merdeka Ventures と契約を締結している。

クアラルンプール初となる Park Hyatt Hotel は、ハイエンドなホテルとして2021年開業予定。PNB118タワーの17フロアーを占有し、客室はスイートルーム28室、居住用アパート30室を含む全232室となる。

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マレーシアのホテル建設数、前年比で増加〜ホテル業界動向〜

マレーシア財務省傘下の資産評価・不動産サービス局が発表した「Property Stock Report 2017」によると、2016年には国内で23ホテル (3,713室) が建設を完了したが、2017年は30ホテル (5,777室) へと大幅に増加。最大の割合となったのはジョホール州で、全体の21.3%を占めた。

2017年時点でのホテル総数は3,126 (246,564室) で、これに関してもジョホール州が433ホテルで最多、部屋数ではクアラルンプール市が39,230室で最多となっている。全体の76.4%は都市部に位置しており、ビーチ (14.9%) 、高原 (3.3%) が続いている。

2017年に20ホテル (4,677室) の建設が始まり、前年比で111.4%の増加。ジョホール州が4ホテル (1,551室) で最多、ペナン州4ホテル(1,139室) 、クアラルンプール市3ホテル (1,078室) 、ペラ州3ホテル (105室) となっている。

マレーシア旅行業者協会、外国人宿泊者への観光税の廃止を訴え〜ホテル業界動向〜

2017年9月1日以降、マレーシア政府は滞在中の外国人に対して、ホテル宿泊1泊につきRM10を課す観光税を導入している。マレーシア旅行業者代理店協会は財務省に対して、この観光税の税率の見直しまたは廃止を訴えている。

2017年のアセアン諸国内の観光客数は、タイ (7.8%) 、シンガポール (6.2%) 、フィリピン (11%) でプラス成長を記録したが、マレーシアは前年比で3%減少 (2016年:2,676万人、2017年:2,595万人) しており、観光税の導入もその一因ではないかと同協会は主張している。

まとめ:マレーシアのホテル業界

都市にあるホテルの数は多く、顧客獲得が難しいマレーシア国内。どのように差別化を図るかが重要視されているなかで玩具業界とコラボレーションしたホテルは話題性もあり他とは異なる形態は差別化も実現しています。今後都市部以外のホテル建設はどのように進んでいくのでしょうか?

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