【海外企業進出相次ぐ】ベトナムの広告業界

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広告大手企業の博報堂はじめ、イギリスの広告会社もべトナムに相次いで進出しています。ベトナムでのビジネスチャンスは今後も期待できるのでしょうか?

今回は、そんなベトナムの広告業界に関する最新情報をお届けします。

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目次

ベトナムの広告業界 業界地図はこちら!

2020年 ベトナムの広告(エンタメ・IT・個人サービス)業界

広告業界大手の博報堂、ベトナムにおけるデジタルメディア活用の需要にどう応える?

株式会社博報堂は、ベトナムにおけるデジタルビジネス拡大を加速するため、「HakuhodoDigital Vietnam」を2020年1月より営業開始した。

現在、べトナムは堅調な経済成長が続いており、それに伴い社会全体の急速なデジタルトランスフォーメーションが進んでいる。モバイル・ソーシャルメディアユーザー数の伸びも前年比約16%と先進国と比べると驚異的な伸びをみせ、デジタルメディアを駆使しての情報拡散や商品プロモート施策に対するニーズが今までになく高まっている。

同社はHakuhodoDigitalVietnamのローンチにより、事業基盤強化とアセアン地域における課題解決力向上に努めていく構えだ。

出典:https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/77197/

広告業界大手の電通、「アンビエント・デジタル・ベトナム社」買収

株式会社電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、ベトナムの独立系デジタルメディアエージェンシー「Ambient DigitalAdvertising Service Company Limited」の株式100%を取得することに同社株主と合意した。

2010年に設立されたアンビエント・デジタル・ベトナム社は、ベトナムにおいて有力な独立系デジタルメディアエージェンシーとして成長を遂げてきた。

現在では95名の従業員を抱え、デジタルメディアのプランニング、バイイングからクリエーティブ、検索連動型広告、ソーシャルメディア運用に至るまで、幅広いデジタルメディアサービスを提供している。

出典:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0704-009843.html

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広告業界大手のADK、ベトナムで新たなサービスブランドを立ち上げ

株式会社ADKホールディングスは、デジタル領域を中心にパフォーマンス・マーケティングをコアとしたソリューションを提供する新たなサービスブランド「ADK CONNECT」をアジアで立ち上げた。

その一環として、ベトナムの独立デジタルエージェンシー「VietBuzzAd」の株式取得による買収を発表した。

ADKによる株式取得後、VietBuzzAd社は2020年1月より、ブランド呼称を「VBA」に改称する。本件買収を通じて、ADKの既存のベトナム拠点と共に、ベトナムにおけるケイパビリティを高め、さらなるデジタル関連サービスの強化と事業規模の拡大を図っていく考えだ。

出典:https://www.adk.jp/news/202001-adk_connect/

ベトナムのVCcorp、医療従事者に28.8億ドンを支援〜広告業界動向〜

VCcorpJoint Stock CompanyとLotus Social Networkは、医療現場の最前線で奮闘する医師を感染症から守るために20億ドンの支援を発表した。

同社の多くの従業員も自発的に、少なくとも1日分に相当する収入を各自で寄付している。1部には6日間相当の収入(月収の約25%)を寄付した人もおり、総額は約8億ドンに上る。

支援された資金は、感染症の拡大防止に貢献した300人の医師に直接支給されたり、救急車を購入するために使用されたり、医療用防護服の購入に充てられたりした。Vccorp社はこれまでも、感染症に関する正確な情報提供などの形で感染症対策に貢献しており、今回の寄付はそれに続くものになる。

出典: https://vccorp.vn/tin-tuc/thong-cao-bao-chi-vccorp-va-lotus-ung-ho-2-88-ty-dong-ho-tro-cac-y-bac-si-tren-tuyen-dau-chong-dich-covid-19-20200405124420296.htm

ベトナムのVNG、スマートテクノロジー活用の新本社オープン〜広告業界動向〜

2019年11月12日、VNG社は、ホーチミン市の7区タントゥアン輸出加工区に、VNGキャンパスという新しいオフィスをオープンすることを正式に発表した。

同キャンパスの総建面積は52,440㎡で、世界のキャンパスモデル(オフィスビル、エンターテイメント・スポーツ施設、樹木、美しい景観などを備えた施設)を採用したデザインとなっている。

安全性や省エネ、環境に配慮し、多くのスマートテクノロジーが採用されており、内部のカフェやレストランでは同社のZaloPayを用いたキャッシュレス支払いが導入されている。

出典:https://www.vng.com.vn/news/news/vng-chinh-thuc-khai-truong-tru-so-moi-rong-hon-52-000m2.html

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2019年 ベトナムの広告(エンタメ・IT・個人サービス)業界

電通、ベトナムのデジタルクリエイティブエージェンシーを買収〜広告業界動向〜

電通はベトナムのデジタルクリエイティブエージェンシーであるRedder Advertising Co. Ltdの全株式取得について同社の株主と合意に至った。

本件買収は、デジタル市場の成長が著しいベトナムにおける事業規模拡大を目的としている。

同社は2012年の設立以来、デジタルを中心としたクリエイティブサービスにより急成長を遂げた。現在同社の従業員は55名。ベトナム国内外で、ブランド戦略構築、デジタル広告、コンサルティング、イベント運営等の幅広いサービスを手がけている。

ベトナムのZalo Pay、デジタル決済サービスへARを導入〜広告業界動向〜

速さと安全性を備えたQRスキャン支払技術の導入に続いて、ZaloPayはAR技術を導入する。新技術の導入により、エンターテイメントの提供などで利用者を魅了していく。

本アプリケーションはAR技術を備えたベトナム国内で初のデジタルウォレットとなる。同アプリケーションでは旧正月の機会を捉え、干支である豚をARで捕まえるゲームを導入する。

ゲーム内で豚を捕まえたり、ZaloPayでのトップアップ、支払い、送金などといった指定されたチャレンジを実行することで、ポイントやZaloのサービス内で利用可能なバウチャーなどがプレゼントされる。

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博報堂、ベトナム支社に社員を派遣〜広告業界動向〜

グローバル化に伴い、国際化に対応できるスタッフの必要性が急速に高まっている。この流れを受け、博報堂では東京の本社スタッフを毎年世界各地の支社に派遣し、3か月間現地スタッフと協力してグローバル人材の育成に取り組んでいる。

2018年は、10月から12月までに合計4人のスタッフがベトナムを含む東南アジアに派遣された。ベトナムに派遣された社員は現地での生活を通じて歴史や経済発展などにおけるダイナミズムを感じたと報告した。

また、現地のベトナム人社員との共同作業を通じ、クリエイティブに国境がないことを肌で感じるなど、日本ではできない経験を積んだ。

ベトナムのローカル大手広告代理店VNG、オンライン広告の増加により増益〜広告業界動向〜

VNGは、2018年第3四半期の業績を発表した。決算報告書によると、売上高、純収益、売上総利益は、いずれも2017年同期と比べて増加している。

従来型のビジネスからの収益はわずかに減少しているものの、オンライン広告からの収益は増加し続けており、2017年第3四半期と比較して1,970億VND増加している。

為替レートの変動を受け海外展開を進めるVNGは、海外拠点の管理コストが増加しており、収益の伸びを妨げる原因の一つとなっている。しかし、全体的にVNGは健全な財務状況を維持している。

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2018年 ベトナムの広告(エンタメ・IT・個人サービス)業界

広告業界大手の博報堂、ベトナム現地大手マーケティング企業を傘下に

株式会社博報堂は、ホーチミンを拠点とする大手マーケティング&コミュニケーショングループ「Square Communications Joint Stock Company」の株式の過半数を取得した。同社はベトナムの他、ミャンマーにも展開している。

Square Communications 社は2005年に設立され、現在ではイベント実施・制作、展示会、インテリア制作といった分野において、質の高い統合マーケティングコミュニケーション (IMC: Integrated Marketing Communications) サービスを提供している。

同社を傘下におさめたことにより、博報堂は日系企業だけでなく現地ローカル企業クライアントに対するサービス品質向上を図りたい考えだ。

WPPグループのWAVEMAKER、ベトナムに展開〜広告業界動向〜

2017年12月5日、WPP グループに属する GroupM 傘下のWAVEMAKER (MECとMaxusの合併により誕生) がベトナムを含む、環太平洋地域(その他に中国、インドネシア、フィリピン、シンガポール)でビジネスを開始した。

ベトナムの拠点は社員85名でホーチミンに構える予定。今回の各拠点のオープンにより WAVEMAKER社の拠点は90ヶ所に達する。L’Oréal、Vodafone、Marriott、Colgate-Palmolive や Paramount といったグローバル企業をクライアントに抱えている。

※ WPP グループはイギリスのロンドンに本拠地を置く世界第1位の広告代理店。傘下には WPP グループ内の広告代理店事業会社の持ち株会社である GroupM を持つ。

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Mirumベトナム、動画マーケティングに注力〜広告業界動向〜

Mirum Vietnam は、顧客の注目を集めるためのマーケティング戦略としての潜在的成長と需要増大を睨み、デジタルサービスの拡大を決定。それに伴い、7つの新しいビデオサービスをリリースした。

動画広告は SNS上でのコンテンツ配信において特に効果的な手法であり、93%のマーケッターが利用、52%のマーケティングのプロが最も費用対効果の高い広告だと考えている。

Mirum Vietnam が今回リリースするサービスは、データを視覚的に配信する Infographic videos 、ブランドの認知度を向上させるための Logo Animation など。目的に応じた動画サービスを提供することで、効果的なマーケティングを提供していく。

ベトナムのVNG、SNS広告に次ぐ新規投資はモバイル決済に〜広告業界動向〜

ベトナムで一番人気のSNSアプリ「Zalo」を提供する VNG は、2018年に戦略的投資を行なう領域はモバイル決済になると語った。同社が開発するモバイル決済は「ZaloPay」と呼ばれる。

同国でモバイル決済が占める割合は今のところ、決済手段全体の1%未満と高くない。しかしそれは同時に、今後の成長ポテンシャルの大きさを意味する。VNG は当面、技術面を中心に投資を行うことでサービス品質の向上に重点をおき、第2フェーズとして顧客の獲得を狙う。

株主の中には広告での収益強化を望む声もあるが、VNG としては当面、ユーザーエクペリエンスの向上を重視していく考えだ。 ZaloPay はベトナム初の決済プラットフォームとなる。

まとめ:ベトナムの広告業界

広告の中でも動画での宣伝は効果絶大であり、需要もあるためマーケティングに今後も力を入れていくと思われます。紙媒体だけでない分野にも注視し、新たなビジネスチャンスを掴んでみてはいかかでしょうか?

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