【渋滞を起こさないためには】タイの鉄道・バス業界

thai-trainbus

タイの都市部では、渋滞の影響を受けない利便性から鉄道の利用者数が激増しています。

今回は、そんなタイの鉄道・バス業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

タイの鉄道・バス業界 業界地図はこちら!

2020年 タイの鉄道・バス(運輸・物流)業界

タイのBTS、過去最高の経常純利益を記録〜鉄道・バス業界動向〜

2020年6月1日にBTS Groupが発表した、2019-20会計年度の株主に帰属する純利益は、前年比184.1%増となる8,162百万バーツ、さらに経常純利益(少数株主持分後)は、前年比47.1%増となる4,776百万バーツに大幅成長した。

この成長は主に、経常粗利益の増加、および関連会社と合弁会社からの純利益のシェアの増加によるものである。また、O&M収益は前年比64.8%に大幅増加し、2020-21年度には52億バーツに達すると予想される。

BTSの鉄道マストランジット事業は、2019年度に大きな進歩を遂げ、2020年も同じ勢いが維持されると予測される。さらに、2020年9月のオレンジ線の入札を通じて、鉄道の大量輸送網の拡大と追加の路線の確保を継続する。

出典:http://www.btsgroup.co.th/en/investor-relations

タイのMRT、鉄道事業による収益が6.8%増〜鉄道・バス業界動向〜

MRT(地下鉄)は、2020年5月15日に2020年第1四半期の業績を発表した。株主に帰属する純利益は、前年同期比40.9%減となる508百万バーツとなり、さらに高速道路事業による収益が、前年同期比10.9%減の2,300百万バーツとなった。

鉄道事業による収益は、前年比6.8%増となる1,293百万バーツとなった。これは、MRTブルーラインなどでの商用サービスの運用および継続的に増加し続けた運賃収入によるものである。また、MRTブルーラインの平均乗客数は、前年同期比で2.5%増加した。

商業開発事業による収益では、乗客数とサービスエリアの増加に合わせて、広告収入および通信収入の増加により、前年同期比14%増となる204百万バーツとなった。また、収益の増加に応じて、商業開発事業の費用が前年同期から15%増加した。

出典:https://investor.bemplc.co.th/en

thailand-trainbus

タイ・バンコク初のレンタカーサービスとは?〜鉄道・バス業界動向〜

Nakornchai Airは、2020年7月5日に新サービス「NCA Car Rental」の開始を発表した。新しいレンタカーサービスは、バンコク周辺のあらゆる地域への移動に適しており、自家用車を持たない旅行者の利便性を高める。

NCAレンタカーサービスは、25歳から60歳にのみ提供され、タイ人の場合、身分証明書および運転免許証が必要となり、外国人の場合、パスポートおよび国際運転免許証の提示が求められる。

Nakornchai Airは、バンコクで最初のレンタカーサービスを試験的に導入し、その後、他の地域にサービスを拡大する予定である。尚、Nakornchai Airチケットを提示した場合、2020年9月まで50%割引となる。

出典:https://www2.nakhonchaiair.com/view/news-145

CPグループ、タイで高速鉄道開発契約を締結〜鉄道・バス業界動向〜

CPグループは2019年10月24日に、タイ国鉄(SRT)とタイの3つの主要な空港を結ぶ高速鉄道プロジェクトを開発するため、PPP契約に署名した。タイ政府が、官民パートナーシッププログラムの下で高速鉄道プロジェクトを開発したのはこれが初となる。

国は、内閣により承認された予算119,425百万バーツとのコンセッション契約から最適な利益を得る。結果、5年間のPPP契約の下で最大22億バーツの費用を節約することができる。さらに、すべての資産は契約の終了時に国有となる。

この協定の締結は、タイのインフラ開発の重要なステップの1つである。ドンムアン、スワンナプームおよびウタパオの3つの空港を結ぶ高速鉄道は、2023年に一般公開される予定である。また、今後5年間で100,000を超える関連ビジネスの雇用をもたらす。

出典:https://www.cpgroupglobal.com/News/nDetail/articleid/174

タイ国有鉄道、複線鉄道プロジェクトを発表〜鉄道・バス業界動向〜

タイ国有鉄道(SRT)は2020年5月8日に、タイ国鉄北部複線鉄道プロジェクトの全体的な進捗状況を発表した。建設当初から2020年4月までに40.06%進捗している。尚、プロジェクトは、2つの複線鉄道建設と信号および通信システムの設置で構成されている。

複線鉄道の建設は2つの契約に分割される。1つ目の契約では、23キロの高架鉄道と6キロの地上鉄道で構成され、建設費は100億5,000万バーツである。また、2つ目の契約は2018年2月1日に建設が開始され、建設費は86億4,900万バーツである。

タイにあるロッブリーの複線鉄道の建設は、2015年から2022年のタイ交通インフラ開発計画に基づく鉄道システム開発プロジェクトの1つであり、プロジェクト完了後は、国内の輸送ネットワークが強化されると予測されている。

出典:http://www.railway.co.th/NewsAndEvents/NewsdetailSRT?value1=00DE5502B5AA7B42A92BE9FF953D8EBD01000000B695737A84261BE5BCE769420B34FBC7226008470A5301C41BA643834416395DBB8B6BF0494AC53BFA1C789C749102D1&value2=00DE5502B5AA7B42A92BE9FF953D8EBD010000003516F3FB798259CC7C054A44FC64CE8E0B8C3AC3DC63EF8E9224981A03AA1DBE

タイの鉄道・バス業界 業界地図はこちら!

2019年 タイの鉄道・バス(運輸・物流)業界

タイ・バンコク市内BTS新規路線〜鉄道・バス業界動向〜

バンコク市内を走る中心的な公共交通手段となっている高架鉄道BTSを運営するBangkok Mass Transit System Public Company Limitedは2019年には237.3km、2032年には515.3kmになる新規路線計画を発表した。

2029年には現在開通している路線含め、全部で13路線が開通する予定となる。現在のバンコク市内の都市計画はBTS沿線で行われているとなっている。鉄道網の開発と同時に、駅周辺にコンドミニアムやショッピングモール建設が期待される。

Bangkok Mass Transit System Public Company Limitedの2018年の売上高は前年比92%の上昇となり利用者の増加が継続による鉄道からの収益、鉄道内での広告収入、不動産収入も比例して増加している。

出典:https://www.bts.co.th/routemap.html

https://www.bts.co.th/news/news-marketing.html

GrabタイのTrip Plannner〜鉄道・バス業界動向〜

タイの配車サービスGrabは目的地への最適なルートの提案に公共交通機関と配車を組み合わせるサービス「Trip Plannner」を発表した。配車サービスのみを使用する場合よりも公共交通機関を利用した場合の方がより早い時間で目的地に到着できることを考慮した。

Trip PlannerはGrabのアプリで使用することができ、鉄道、バス、運後を利用したボートなどの公共交通と配車を組み合わせを行う。出発地から目的地までの最適な動線として最短時間のルートだけでなく、乗り換え数、歩く距離などの条件での検索が可能になる。

タイ首都バンコクでの利用が先に導入され、今後観光都市プーケットやチャンマイへの導入が進められる。観光客も対象としており、タイ語の他に英語での提供も行われる。

出典:https://www.grab.com/id/en/trip-planner/

thailand-trainbus

タイ首都圏バスでのQRコード支払い導入〜鉄道・バス業界動向〜

バンコク市内の都市バスを運行しているBangkok Mass Transit Authority (BMTA)は路線内のバスのQRコードや非接触対応クレジットカード、乗車カードに対応した読み取り機を設置すると発表した。

政府単位で進めている Thailand Digital Government Development Plan 2017-2021 の中で、スマートフォンをはじめとするキャッシュレス支払いに対応できるように、最終的に全車種をキャッシュレス対応を目指している。

キャッシュレス化の提携先はKrunsri Bankとなる。BMTAでは不採算路線でのリストラも発表し、QRコードでの支払いによって経費の削減も期待される。

出典URLはこちら

タイの公共路線でのミニバンの使用縮小化〜鉄道・バス業界動向〜

タイ陸運局は2018年10月1日から登録より10年以上が経過しているミニバン車両の使用を安全上の理由から禁止した。タイでは公共交通の要としてミニバンの運行が一般的であると同時に事故による被害が大きいことが問題視されていた。

対象車両はバンコク市内で984台となり、以後公共交通機関としての使用が禁止される。全体の公共交通としてのミニバン台数は1800台となり、およそ半数が登録年より10年が経過していた。

違反ドライバーへの違反金が50,000~100,000バーツと高額なり、大きな抑止力となるとみられる。タイ陸運局は今後ミニバンからミニバスの使用へと切り替えていく計画を発表している。

出典:https://dlt.go.th/th/public-news/view.php?_did=2311

タイの鉄道・バス業界 業界地図はこちら!

2018年 タイの鉄道・バス(運輸・物流)業界

タイ・バンコク市内、鉄道路線網の拡張が進む〜鉄道・バス業界動向〜

タイでは現在、高速鉄道の計画のみならずバンコク市内の鉄道路線拡充も進められている。Mass Rapid Transit Authority of Thailand(MRTA)は、2018年4月22日、現在進行中である延伸計画につき、地下鉄のブルーライン、高架鉄道のグリーンライン、新規地下鉄のオレンジラインの進捗状況を発表した。

地下鉄のブルーラインは、現在の終点ラムプン駅とタオプー駅からの延長工事が行われており、2019年から一時区間が運航開始される見込み。

タイの公共交通の中心ともいえる高架鉄道グリーンラインは建設計画の60.89%の部分が完了しており、全長17.5kmに及ぶ地下鉄オレンジラインは、2023年の開通が目標とされている。

出典:https://www.facebook.com/MRTA.PR/photos/a.1409211292628934/1984384741778250/?type=3

タイで縮小中のツアーバス業界、成長を続ける会社の秘訣は?〜鉄道・バス業界動向〜

タイのツアーバス市場は LCC の攻勢や、消費者行動の変化 (車であっても、バスではなく小型バンを貸切った旅行を好む) もあって、2013年以降は10%以上の縮小傾向にある。

その中で、ツアーバス会社の Nakhonchaiair は成長を続けている。2016年に大手2社が市場縮小を原因に撤退したことによる顧客の流入がプラスに働いたほか、積極的な新型バス導入、サービス向上策、路線拡大などの戦略が成功した形だ。

他業者とも連携を図り、同社のバスチケットの提示でバンコクのプレミアムタクシー TAXI VIP の初乗料金が半額になるサービスや、バスの荷物スペースの空きを利用した個人客対象の運送サービスも開始している。

出典:https://www.facebook.com/nakhonchaiair.official/photos/a.188054557898066/1722928857743954/?type=3

thai-trainbus(タイ 鉄道バス)

タイ高速鉄道計画の入札が順次開始へ〜鉄道・バス業界動向〜

2018年7月10日の発表によると、内閣が承認した1.2兆バーツの巨大な予算のもと進められている、高速鉄道建設の新計画 (タイ北部チェンライから中部の都市フワヒン間) が官民協力の PPP (Publc Private Partnership)の形式で入札がスタートする。

入札が行われるのは3つの路線についてで、タイ=中国の高速鉄道となるバンコク ― ナコンラーチャシーマー間の路線 (253km) は、高速鉄道システムの構築と列車の調達を含み、総工費540億バーツ程を見込んでいる。

2路線目は、バンコクから南に延びるフワヒン駅までの路線となる。同路線は地価が高く、収用費用の高騰が予想されている。また、3路線目は北部 Bangyai – Kanchanaburi の96km区間で、その他の路線は順次計画が発表される。

出典:https://www.prachachat.net/property/news-187776?fbclid=IwAR0m0mexkld1nvyOjQx27yLAA7Dnhxu2DWR-WbR3ly-E7t6dshP1yMKrag8

タイ東北部の新路線、複線化へ開発が進む〜鉄道・バス業界動向〜

タイ国有鉄道 (State Railway of Thailand) が建設中のタイ東北部路線の新路線 (全長187km、総工費234億バーツ) について、東北部の主要都市ナコンラーチャシーマー県とコンケン県を結ぶ一部区間で、2019年には使用が開始される。

単線区間が複線で使用可能となり、単線での運用の際には行えなかった時速100~120kmでの走行が可能になる。

2018年3月31日の発表によると、新規複線敷設工事によって、該当区間には18の駅が新しく建設される予定。複線区間の終点となるコンケン駅は、現在の駅工事進捗状況は約70%となっている。並行して、コンケンの町並みの都市計画も「KHON KAEN SMART CITY」プロジェクトとして進められている。

出典:https://www.facebook.com/v7.0/plugins/post.php?app_id=&channel=https%3A%2F%2Fstaticxx.facebook.com%2Fx%2Fconnect%2Fxd_arbiter%2F%3Fversion%3D46%23cb%3Df3ad77dd63f24c4%26domain%3Dbizlab.sg%26origin%3Dhttps%253A%252F%252Fbizlab.sg%252Ff130b7122711b%26relation%3Dparent.parent&container_width=0&href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FThaiRailNews%2Fposts%2F1646832948732024&locale=en_GB&sdk=joey&width=500#

タイの鉄道・バス業界 業界地図はこちら!

関連記事

  1. malaysia-trainbus

    【今後どう発展するか】マレーシアの鉄道・バス業界

  2. thai-alcohol

    【消費量の制限】タイ酒類業界の最新トレンド

  3. thai-stationery

    【異業種も取り入れる】タイの文房具・事務用品業界

  4. thai-cosmetics

    【環境との共存】タイの化粧品業界

  5. thailand-law-firm

    【法律の制定進む】タイの法律事務所業界

  6. indonesia-trainbus

    【環境問題と向き合う】インドネシアの鉄道・バス業界

  7. vietnam-shipping

    【高付加価値のサービス】ベトナムの海運業界

  8. thai-human-resource

    【働き方の変化】タイの人材サービス業界

ABOUT US

BIZLABマガジンは、東南アジア・中華圏で販路を拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。個別相談・調査サービス「BIZLAB」が運営しています。くわしくはこちら

人気記事

  1. singapore-private-banker
  2. singapore-pharmacy
  3. singapore-cosmetics
  4. singapore-toiletries
  5. malasya-fashion
PAGE TOP