【顔認証システム導入】マレーシアの空運業界

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AirAsiaはマレーシア国内に初となる顔認証搭乗システムを導入しました。これにより、搭乗システムが効率化し搭乗にかかる時間の短縮にもなります。

今回は、そんなマレーシアの空運業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

マリンドエアが北海道へ就航

インドネシアのライオンエアとマレーシアのNADI社が共同設立したマリンドエアは、2019年3月23日から北海道への就航を発表した。

毎週火曜日・水曜日・土曜日にクアラルンプール国際空港(KLIA)から就航する。OD0888はKLIAを午前7時40分に出発し、午後12時30分に桃園空港に到着。同空港を午後1時45分に出発し、午後6時20分に千歳空港へ到着する。千歳空港からは、OD0889が午後7時20分に出発、午後11時に桃園空港に到着。午前12時5分に同空港を出発し、午前4時55分にKLIAへ到着する。

ビジネスクラス12席とエコノミークラス150席で構成されており、料金は片道でエコノミークラスが799リンギットから、ビジネスクラスが1,999リンギットからとなっている。

マレーシア航空とTUI、MHホリデーを発表

2019年7月24日、マレーシア航空は、ドイツを拠点とする最大手の旅行代理店であるTUIとMHホリデーを発表した。これにより、旅行者はマレーシア航空のフライトとホテルを組み合わせた旅行を計画することができる。

MHホリデーでは、世界中の50以上の目的地から5,000以上のホテルを選択することができ、最大80%の割引を受けられる。また、MHホリデーでのパッケージ予約は、マレーシア航空のエンリッチマイルに反映される。将来的には、送迎やツアーなども含むことが計画されている。

この発表を祝して、MHホリデーは2019年8月6日までインスタグラムでコンテストを開催する。応募者は、バンコクやコタキナバル、ペナンなどの旅行パッケージを獲得する機会を得る。

マレーシア航空と日本航空が提携。利便性向上へ

2019年5月27日、マレーシア航空と日本航空は、マレーシア-日本間の運行で両キャリアが提供するサービス品質を向上させ、顧客の利便性を改善することを目的とした共同事業契約の覚書に調印したと発表した。

両社は2012年にワンワールドに加盟したことで日本とマレーシア間でコードシェアの運航を開始しており、今回の契約よってより多くの価値を提供することが可能となる。更に、両社はベストプラクティスの交換、貨物など他事業分野での協力、そして日本とマレーシアにおける観光開発を共同で行うなど、幅広い協力を目指している。

現在、両社はマレーシア航空委員会と国土交通省に対して独占禁止法の免除・免責を求める申請書を提出している。

エアアジア、収益が106億リンギットへ拡大

2019年2月2日、大手格安航空会社のエアアジア・グループは、2018年第4四半期の収益が前年同期比で6%増となる28億リンギットを記録したと発表。キャパシティを21%追加したことで、市場シェアが拡大したことが寄与している。

また、通年のグループ連結収益は前年比で9%増となる106億リンギットであった。税引き後利益は、高騰する燃料費やアセアンの通貨安、インドネシアの自然災害とボラカイ閉鎖の影響もあったが、前年比で9%増となる17億リンギットを記録した。

有効座席キロ数あたりの収入(RASK)は、前年同期比で4%減少して14.82セントであった。キャパシティー拡大によって平均運賃が下がったが、フィリピンにおける市場シェアは20%、マレーシア国内は58%に拡大している。

2018

マレーシア航空、2018年第1四半期は業績改善

2018年第1四半期におけるマレーシア航空の利益は前年同期比で6.6%の増加、 RASK (座席・運行距離あたり旅客運賃収入) も同3.5%の増加を記録した。また、総収益も前年同期比で2%の増加となった。

同社のコスト構造は50%以上が米ドルであることから、昨年度はリンギットが米ドルに対して下落したことで業績不振に陥った。2016年初頭からほぼ100%上昇している燃料価格は引き続き懸念事項であり、コスト増部分を吸収するべく、高付加価値路線に焦点を当ててきた。

今期はビジネスクラスと法人向け販売に重点を置いたことが功を奏し、国際部門と国内部門の両方で業績が好転している。

マレーシア航空、アンダルシア社と巡礼者向けツアーで合意

マレーシア航空は、2018年8月から2021年までのウムラ(マッカへの小巡礼)シーズン中、マディーナ・ジッダへのマレーシア巡礼者用のチャーター機を手配する契約につき、アンダルシア・トラベル・アンド・ツアーズと合意した。

マレーシア航空によるチャーター・サービスは、アンダルシア社を通じて競争力のある価格で、巡礼者専用のプランが提供される。また、マレーシア航空はサウジアラビア国内の主要空港での発着枠割り当て確保を行う。

機体にはエアバスA380-800が使われ、3年間で200便がチャーターされる。アンダルシア社との間で、今年は65便 (42,000席以上) がコミットされている。

malaysia-airshipping(マレーシア 空運)

セールスフォース、エアアジアの戦略的技術パートナーに

エアアジアは、顧客関係管理ソリューションを提供するセールスフォースを、戦略的技術パートナーとすることを発表した。顧客ケア・チームを「カスタマー・ハピネス」に改名した同社は、より迅速でパーソナライズされた顧客向けサービスの一環として、Salesforce Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud、Community Cloud を展開する。

8ヶ国に展開するエアアジアの代理店は、ウェブや電話、電子メール、ライブチャット、空港の通信などあらゆるサポート・チャンネルの全事例を一元管理し、より高度でパーソナライズされたサービスを提供できるようになる。Salesforce Community Cloud は8つの言語で展開するデータベースで同社のサポートを支援し、代理店のサービス水準と生産性を高める事が期待されている。

エアアジア、マレーシア初の顔認証搭乗システムを導入

エアアジアは、ジョホール州のセナイ国際空港にマレーシア初となる顔認証搭乗システム「Fast Airport Clearance Experience System (FACES)」を導入した。最新のバイオメトリクス技術によって、搭乗者は旅券を提示することなくチェックインから搭乗までをシームレスに進めることができる。

エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは、FACES による搭乗者認証は搭乗者のストレス低減に繋がるため、今後はマレーシア国内の他空港とも協力してシステムの利用を求めていく。

セナイ国際空港を所有するMMC社も、セキュリティーとスクリーニングの高速化による空港の運航効率向上に対する期待を述べている。

まとめ

落ち込み気味であったマレーシア空運業界も高付加価値路線に力を入れたことで業績は回復しつつあります。今後は一般部門にも尽力して売上を伸ばしていくのでしょうか?また国外の企業ともツアーを組み、観光業にも力を入れている姿勢が見られ業界は盛り上がりを見せています。

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