【豊富な航空会社】フィリピンの空運業界

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フィリピン国内には国際腺、国内線路線含め様々な航空会社が存在しています。それぞれどのような特徴があり、どのように成長してきたのでしょうか?

今回は、そんなフィリピンの空運業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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2020年 フィリピンの空運(運輸・物流)業界

フィリピンで毎週1500人限定でLSIとOFWの送還を許可〜空運業界動向〜

パナイ島の大都市であるイロイロ州知事は、大統領令128-Cに署名し、イロイロ国際空港において毎週1,500人限定で現地に孤立した個人(LSI)と海外フィリピン人労働者(OFW)の国内線乗客を許可した。

LSIおよびOFWへの航空券の販売は、海外労働者福祉局(OWWA)の管轄外のため、居住、市民権、または職業を示す有効な政府発行の身分証明書が必要になる。またLSIとOFWも、搭乗券の発行前に診断書の提示が必要となる。

知事はまた、リスクの高い地域からOFWとLSIを送還する場合は、逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)テストを実施し、14日間の検疫にかけることができると述べた。航空会社またはフィリピン民間航空局 (CAAP)は、フライトの少なくとも2日前に州にフライトマニフェストを提供する。

出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1106517

フィリピン航空、安全対策を変更〜空運業界動向〜

フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリアでありフィリピンの航空会社として唯一、The World‘s 4-Star Airlinesの認定を得ているPhilippine Airlinesは、7月15日以降すべての国内線のDistancing Seatオプションを一時停止し、限られた国内線の席数を解放できると発表した。

Distancing Seatオプションは、乗客の物理的な距離を保つため席を限定したもの。代わりにマスクなし搭乗禁止ポリシー、航空機の洗浄と消毒計画、客室の空気循環など、乗客の健康と安全を保護するためにすべてのフライトで厳格な安全対策を講じる。

これにより現地に孤立した個人(LSI)と海外フィリピン人労働者(OFW)の送還や、仕事上の重要な理由がある乗客の目的地への到着を支援する。しかし依然フライトまたはルートの数が制限され、スケジュールの変更、フライトのキャンセル、小型航空機へのダウングレードが発生する可能性を示唆した。

出典:https://www.philippineairlines.com/AboutUs/newsandevents/advisory-covid19-08jul20-90

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フィリピンのCebu Pacific、トラベルファンドの有効期限を延長〜空運業界動向〜

フィリピンのセブ、マニラを拠点とする格安航空会社(LCC)であるCebu Pacificは、Covid-19の世界的なパンデミックによるフライトスケジュールの変更に柔軟に対応するため、トラベルファンドの有効期限を当初の1年から2年に延長した。

トラベルファンドは一度購入したフライトがキャンセルになった際に、その支払金額をファンド(基金)として保有しておき、次回の旅行時にそのまま現金の代わりに使用できるシステム。同社としては払い戻しのリスクを軽減し、顧客をつなげておくメリットがある。

トラベルファンドシステムにより再予約や変更手数料を支払うことなく、フライトの無制限の再予約を利用できるようになった。状況により旅行計画を先送りしたい、または新しいフライトを予約したい人は、フライトを何度でも再予約可能。

出典:https://cebupacificaircorporate.com/pages/news.aspx?id=1278

フィリピン・クラーク空港、5千人の帰国OFWを収容〜空運業界動向〜

フィリピン第三の国際空港になりつつあるクラーク国際空港(CRK)は、中央政府の本国送還プログラムのために、合計24便の国際線を提供し、5,000人以上の帰国OFW(海外フィリピン人労働者)を帰国させた。

2020年6月5日にエミレーツ航空の商業便が再開されて以来、ドバイに駐留していたOFWはドバイ-クラーク便を経由してフィリピンに帰国。その他フィリピン航空は、バルバドスからカリブ海付近の船員の本国送還便の運航を開始し、カタール航空もドーハから2便の特別便を運航させた。

クラーク国際空港を管理するルソン国際プレミア空港開発(LIPAD)は、すべての乗客がシームレスに到着できるよう基地変換開発局(BCDA)、Clark Development Corporation(CDC)、検疫局、外務省(DFA)、観光局(DOT)、海外労働者福祉局(OWWA)、フィリピン国家警察(PNP)、および内務省(DILG)との協力体制を整えている。

出典: https://www.pna.gov.ph/articles/1107638

AirAsia、インドからフィリピンへのフライトで過去最長飛行〜空運業界動向〜

クラーク国際空港に拠点を置く世界最大のLCC会社であるAirAsia Philippinesは、インドからフィリピン人125人の乗客を本国に帰還させる任務で、これまでで最長の飛行を記録した。

インドのグジャラート州からマニラまでの往復14時間の飛行は、OFWである船員が数週間にわたって立ち往生していた5つの地方機関によって調整され実現した。飛行時間を考慮し、航空機はインドのネタジスバスチャンドラボース国際空港で給油するための技術的な停止を行った。

同社が運航する商用国際片道フライトの平均所要時間は3時間。このフライトの前のエアアジアフィリピンの最長往復フライトは、同年6月12日のミャンマー国民152人を運ぶマニラとヤンゴン間の8時間の特別便であった。

出典:https://newsroom.airasia.com/news/2020/7/20/airasia-repatriates-filipinos-from-india-sets-its-longest-flight-record

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2019年 フィリピンの空運(運輸・物流)業界

フィリピン航空、ロンドン、米国へのフライトを維持〜空運業界動向〜

フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリアであるPHILIPPINE Airlines(PAL)は、長距離路線を廃止するための航空シンクタンクからの推奨にもかかわらず、マニラとロンドン間のフライトを維持し、サービスを米国に拡大することに取り組んでいる。

米国とヨーロッパへの新しいルートの開設が好評であり、検討段階ではあるものの、PALはネットワークの拡大、フリートの近代化、サービスの革新を中心としたプログラムの実装に注力している。米国とマニラの直行便は、ビジネスやレジャーの旅行者やフィリピンのバリクバヤン(フィリピン系移民)に人気がある。

PALは現在、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、バンクーバー、ホノルル、トロントのゲートウェイを経由して、北米への週57の長距離便を運航している。また、ロンドンヒースロー空港には週5回のフライトがある。

フィリピンのPAL Express、定刻での飛行性能が向上〜空運業界動向〜

2019年7月12日の発表によると、フィリピン航空の子会社であるPAL Expressを含む航空会社は、 定刻での飛行性能が大幅に改善され、航空および空港セクターの改善へのコミットメントが達成された。

オペレーショングループのPALシニアバイスプレジデントは、旗艦航空会社の月間平均オンタイムパフォーマンス(OTP)が2019年4月の60%未満から6月には80%近くに改善したとDOTrに報告した。PALの現在の平均OTPは今年7月までに82%である。

PAL、エアアジア、セブパシフィック、エアアジア、PALエクスプレス、CEBGoは、マニラ国際空港局(MIAA)、フィリピン民間航空局(CAAP)、および民間航空委員会(CAB)による航空部門の改善への取組を支援することを約束し、 ニノイアキノ国際空港(NAIA)の混雑解消に尽力している。

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フィリピンのCebu Pacificの重要トピック、マティ市便〜空運業界動向〜

フィリピンのセブ、マニラを拠点とする格安航空会社であるCebu Pacificは、 商業運転用の空港開発が開始されるとすぐに、ダバオオリエンタル州の州都マティ市へのフライトの実行可能性を示唆した。

マティへの就航はCebu Pacificの重要トピックとなっている。しかし現時点では、空港が100%完成しているわけではないため、プロジェクトはまだ具体的ではない。加えて、商業便に使用するには、まだ多くの技術が必要であると同社は述べている。

数年前にCebu Pacificが実施したオンラインキャンペーンにおいて、旅行者の間でマティ市便への関心が示されていた。 マティ市長は、行政が滑走路の拡張に着手し、商業便のために利用が開始できるように、空港に関連する土地所有権の問題に取り組んでいる。

フィリピンのCebgo、Cebu Pacific初の専用貨物機を運用開始〜空運業界動向〜

2019年8月6日、Cebu Pacific航空の完全子会社であるCebgoは、 親会社であるCebu Pacificが改造中の2つの旅客機のうち、最初の貨物機を運用することが決まったと発表。

乗客用から貨物用に改造されたATR 72-500航空機はすでに納入済。フィリピン初のこの貨物機は、ターボプロップだけが離着陸できるような、短い滑走路を備えた空港が運航する目的地に、貨物を届けることを可能にする。

ATR航空機には大型貨物ドア(LCD)が装備されており、最大7個のLd3航空貨物コンテナまたは5個のPBJパレットを積載可能で、最大8トンの貨物を運ぶことができる。 2番目のATR 72-500貨物機は、2019年後半に納入予定。

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2018年 フィリピンの空運(運輸・物流)業界

環境への意識も高いフィリピンのLCC:Cebu Pacific〜空運業界動向〜

Cebu Pacific は1996年にフィリピンのLCC (ロ―コストキャリア) として開業。現在は国内37、国際26の路線を運用する航空会社に成長した。

7月28日、同社はエアバス社から5機のA320neoを2019年に導入する予定であると発表した。最大6,300キロメートル飛行可能でありながらも使用燃料は約20%少なくなっているため、コスト削減が期待されている。

また7月31日には、観光省と共同で、旅行者が環境に与える影響を軽減するためのSustainable Tourism Program (持続可能な観光プログラム)を開始することを明らかにした。同社が1日に運行する約400のフライトでは、およそ18,500のプラスチック製品が使用されているが、10月1日以降はそれらを環境にやさしい素材のものに変更する予定だ。

小回りが利くフィリピン国内線エア: Sky Jet Airline〜空運業界動向〜

Sky Jet Airline はマニラ・バスコ間を結ぶ国内線の航空会社として設立。シャルガオ島、コロン島、ボラカイ島などのフィリピンで人気のリゾート地を結ぶ交通手段として事業を展開している。

同社は2018年7月6日から8日までの期間、SMモール・オブ・アジアで開催された Travel Madness Expo 2018に参加。ブースで自社国内線フライトのプロモーションを行った。

また7月27日、同社は東南アジアを中心に展開しているRCBC銀行との提携とプロモーション開始を発表。RCBC銀行が発行するクレジットカードでの航空券予約時にディスカウントが適用される。

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東南アジアの空の覇者:エアアジアフィリピン〜空運業界動向〜

AirAsia Philippines は、マレーシアの AirAsia Group と現地投資家とのジョイントベンチャーの形で設立。

2018年8月19日、Xiamen Airline によるオーバーランを原因としてニノイ・アキノ空港では滑走路が長時間の閉鎖に追い込まれた。各航空会社に多大な影響を与えたが、AirAsia Philippines もフライトのキャンセルが38件、遅延が77件発生するなど、対応に迫られた。

また同日、同社はダバオ市で開催された Kadayawanフェスティバルで行ったプロモーションについて言及。ダバオ市は「競争力の高い都市トップ3」に選出され、貿易省が企業誘致を積極的に進めている都市である。官民一体となってそのポテンシャルを有効活用したいと考えており、同社もダバオのPRに一役買った形だ。

人気リゾート路線を押さえるフィリピン国内専門エア: AirSWIFT〜空運業界動向〜

AirSWIFT は、フィリピンの大手デベロッパー Ayala Land が運営する航空会社である。小型旅客機を使用した国内線のみで事業規模は小さいが、フィリピンの人気リゾート地パラワン島のエルニドには同社が空港を建設、直行便を運行している。

同社は6月22日から24日にかけ、観光省主催の Travel and Trade Expo 2018 に出展。同社がフライトを運行する、世界No.1ともいわれるリゾート地パラワンのプロモーションを行った。

また7月11日には、同社にとって2機目となる ATR72-600 の空港到着に合わせてセレモニーが開催された。

まとめ:フィリピンの空運業界

多くの島が点在しているフィリピンは飛行機は移動手段として必須です。低価格で利用できるLCCは観光客にとっては利便性が高く、気軽に利用でき今後も需要があると思われます。多数の航空会社があるからこそ他社とは異なるサービスを提供していく必要があります。

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