【国際路線の新規開拓】ベトナムの空運業界

vietnam-airshipping

ベトナム国内の大手航空会社2社は今後国際路線を増加させていく指針を発表しました。インバウンドふくめ、ベトナム国民の旅行の幅も今後拡大していきそうです。

今回は、そんなベトナムの空運業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

ベトナムの空運業界 業界地図はこちら!

2020年 ベトナムの空運(運輸・物流)業界

コロナ収束に向けてベトナム国内空路徐々に再開〜空運業界動向〜

ベトナム政府は、2020年5月15日の新型コロナウイルス対策会議において、国内観光を促進する方針を示した。スポーツ・文化・観光省は旅行会社などと連携し、ベトナム人向けの観光プロモーションを6月から12月末まで実施する。

観光サービスは1~4月の売上高が前年同期の半分近くまで減るなど、新型コロナウイルスの影響による打撃が大きい中、感染が収束しつつある国内の需要を喚起し、国内旅行を奨励する方向に舵を切った。

ベトナムでは4月1日から続いていた外出制限措置を、地域ごとに段階的に緩和してきた。国内の観光地も再開してきており、5月15日の夜からは、ハノイのホアンキエム湖周辺で週末に実施される歩行者天国やナイトマーケットも再開した。

出典:http://vanban.chinhphu.vn/portal/page/portal/chinhphu/hethongvanban?class_id=2&_page=1&mode=detail&document_id=199902 https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/05/4b83406cdb6c96f1.html

ベトナム航空、乗客全員に医療申告義務付け〜空運業界動向〜

ベトナム政府の要求に従い、COVID-19の拡散を防止するために、ベトナム航空の国内線で旅行するすべての乗客は、オンライン健康申告フォームに記入して提出する必要がある。

保健省のウェブサイトや、同省の公式スマホアプリから健康申告のフォーム作成と提出が可能である。

ベトナム航空では、搭乗者に対してチェックイン手続きを容易にするために、出発時刻の24時間前までに自宅で健康宣言を提出することを推奨している。申告内容は、フライト当日にチェックインや搭乗の際に提示する必要がある。また、搭乗時にはマスクの着用も義務付けられる。

出典:https://www.vietnamairlines.com/vn/en/vietnam-airlines/press-room/travel-advisory/2020/0324-EN-Compulsory-Pre-departure-Health-Declaration-on-Domestic%20Flights

vietnam-airshipping

ベトナムで空運業界大手のベトジェット、タイにて新空路就航〜空運業界動向〜

ベトジェットタイランドは、バンコク最大の空港であるスワンナプームとタイ北東部の商業および政治の中心地であるコンケン(Khon Kaen)を結ぶ空路を開設した。

初フライトでは有名な歌手Ying Leeとダンサーが乗客に特別なパフォーマンスを披露した。また、乗客には航空会社から記念ギフトが贈られた。

新空路就航を記念したプロモーションも実施され、片道のチケットはわずか5バーツ(3,800 VND)で販売された。今回就航した新航路は同航空会社のスワンナプーム発の7番目の空路となり、1日2便運行する予定だ。

出典:https://www.vietjetair.com/Sites/Web/vi-VN/NewsDetail/tin-tuc/4392/vietjet-thai-lan-khai-truong-duong-bay-bangkok–khon-kaen-voi-man-bieu-dien-cua-ca-sy-noi-tieng-thai-lan-yinglee-tren-tau-bay

ANA、ベトナム・ホーチミン〜羽田線を就航〜空運業界動向〜

ANAグループは、2020年度の国際線航空輸送事業計画を策定した。2020年は待望の羽田空港国際線発着枠拡大の年であり、2020年サマーダイヤから14路線を新規開設ならびに増便する。

日本のエアラインとして初めて就航する深圳などを含めて5都市へANAとして新たに乗り入れると同時に、ベトナム路線再編に伴い、羽田=ホーチミンシティ線も新規開設することで、羽田空港からの路線ネットワークをさらに拡充する。

新たに多くの国や都市とつながることで、日本の顧客にとって選択肢が広がるほか、さらなる訪日需要の高まりが期待できるなど、ビジネスチャンスを生み出すきっかけにもなることが見込まれている。

出典:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202001/20200123.html

ベトナムのBamboo Airways、顧客に柔軟な対応〜空運業界動向〜

ダナンにおいて、COVID-19の感染者が多数発生したことを受けて、政府は感染拡大にむけて社会隔離政策などの対策を進めている。それに伴い、ダナンを発着する空の便にも多大な影響が出ている。

こうした状況を受け、Bamboo Airwaysは、ダナン発着のフライトに関する特別措置を発表した。

それによると、8月15日までの便は無料で返金や1回までの変更に応じる。また、8月15日以降の便についてもフライト時刻3時間前まで無料で変更、返金に応じるほか、ビジネスクラスについては、フライト時刻以降も3時間以内であれば有料での返金を受け付ける。

出典:https://www.bambooairways.com/vn-vi/ve-chung-toi/tin-tuc-va-bao-chi/thong-cao-bao-chi/thong-bao-chinh-sach-ho-tro-giai-doan-dich-benh-covid-19-tai-da-nang-tu-ngay-26-7/

ベトナムの空運業界 業界地図はこちら!

2019年 ベトナムの空運(運輸・物流)業界

世界トップクラスの成長率!ベトナムの航空市場〜空運業界動向〜

文化スポーツ観光省観光総局は、2018年度年次報告書を公開した。それによるとベトナムでは航空産業の発展が観光産業を後押ししていると評価されている。

IATA(国際航空運送協会)によると、ベトナム航空市場の最近10年間における年平均成長率は+17%を記録している。これはアジア太平洋諸国の同期間の年平均成長率を上回っており、世界的にみてもトップクラスの成長率だ。

また、ベトナムの航空会社は政府や旅行会社各社と協力して観光促進にも取り組んでいる。特に日本、韓国、中国、台湾などの東北アジア、欧州、東南アジア諸国、オセアニアが主な市場となっている。

ベトナムのベトジェット・Grab・スイフト247の業務提携〜空運業界動向〜

2019年8月7日の発表によると、ベトナム系大手LCCのVietjet Air(ベトジェットエア)、ライドシェアサービス大手のGrab (グラブ)、空運サービスのスタートアップ企業Swift247(スイフト247)の3社は、貨物輸送サービスにおける業務提携を締結した。

Vietjet AirおよびGrabは空路と陸路一気通貫の貨物輸送サービスを提供する。今後はベトナムだけでなく東南アジア諸国にも事業を拡大していく予定だ。

Swift247は貨物輸送サービスのプラットフォームであるGrabExpressやVietjet Airの空輸ネットワークを活用して、短時間で荷物をスムーズに配達していく考えだ。

vietnam-airshipping

ベトナム国内初!ビジネスジェット事業の許可取得、 Vietstar〜空運業界動向〜

2019年7月23日、国防省傘下のVietstar Airlines(ベトスター航空)は、交通運輸省ベトナム航空局から、 Air Operator’s Certificate=AOC(航空運送事業許可)を取得したと発表。これにより同社はベトナム国内で初のビジネスジェット事業を持つ航空会社となる。

同社のビジネスジェット事業で用いられる機材は、エンブラエル社(ブラジル系航空機メーカー)開発の「エンブラエル・レガシー600型機」、ビーチクラフト社(米国系航空機メーカー)開発のビーチクラフトキングエアB300型機の2種類の双発式ビジネスジェット機となる。

また同社はビジネスジェット機による運航サービスやメンテナンスサービスも提供する。

ベトナム航空業界の定時運行率、トップはどこ?〜空運業界動向〜

交通運輸省ベトナム航空局(CAAV)によると、2019年1-6月期にベトナム国内航空会社5社のうち最も定時運航率が高かったのは、ベトナム系不動産会社大手のFLC Group(FLCグループ)が運営するBamboo Airways(バンブー航空)であった。

同社の同期間中の運航便数は総計6700便、そのうち定時運航便数は6287便で、定時運航率は93.8%であった。これは、業界全体の平均84.8%を大きく上回る水準となっている。

遅延発生の原因としては、機材到着遅れ、天候、航空会社の技術的問題、空港の設備、管理・オペレーション上の問題が挙げられている。

ベトナムの空運業界 業界地図はこちら!

2018年 ベトナムの空運(運輸・物流)業界

ベトナム航空、昨年に続き4つ星エアラインに〜空運業界動向〜

ベトナムを代表する航空会社、ベトナム航空 (Vietnam Airlines) は2年連続で Skytrax(世界有数の航空会社・空港評価機関)の格付けで4つ星を獲得した。

過去数年間にわたり、同社は国際線・国内線のネットワークを開拓。最新鋭の航空機材をもって、利便性が高く遅延の少ないフライトスケジュールを維持してきた。

発着がどれだけ定刻通りに行われているかを示すオンタイムパフォーマンス指数は 90.2%であり、世界平均を上回っている (2017年1~8月の数値)。

ベトナムのベトジェット、2つの国際路線を新規開設〜空運業界動向〜

ベトジェット (Vietjet) は、ハノイ (Ha Noi)-タイチュン (Taichung、台湾) とダナン (Da Nang)-テグ(Daegu、韓国) を結ぶ2つの新たな国際線を2018年6月22日から開設した。

同社の路線ネットワークは乗客数の増加に伴い、ハノイとベトナム国内の主要空港を結ぶ20以上の路線数に達し、韓国、バンコク、台北などのアジア他国向けにも拡大してきた。

現在同社は、航空機A320およびA321を40台保有し、毎日350便以上のフライトを運行している。国際線の運航先は、タイ、シンガポール、韓国、台湾、マレーシア、中国、ミャンマーなど53路線にのぼる。

vietnam-airshipping(ベトナム 空運)

ベトナムのベトジェット、ボーイングと新機材の調達契約締結〜空運業界動向〜

ベトジェットと米ボーイングは、小型ジェット旅客機 B737 MAXの購入に関して、100機・127億ドル規模の受注契約を締結した。

ボーイング社は契約の一環として、ベトナムで最新の航空サービス環境を構築することを目的とした、一連の戦略的パートナーシッププログラムの展開を約束した。具体的には、メンテナンス、修理およびオーバーホール (MRO)、パイロット・エンジニア向けのトレーニングなど。

また、ベトナム航空業界全体の管理システム・オートメーションに関する機能を強化するための特別プログラムも提供する。

ベトナム航空業界の民間参入規制に緩和方針〜空運業界動向〜

ベトナム運輸省は、民間航空事業者の参入に関する規制を緩和・修正する計画を発表した。

民間航空管理局 (Civil Aviation Administration of Vietnam) はこの計画に基づき、航空輸送事業、設計サービス、製造といった航空分野における民間事業からの投資要件78のうち、49を簡素化、11件を修正する。今回の変更で緩和もしくは修正される条件は、全体のうち74.36%に上る。

対象となる分野には、航空機のエンジン、プロペラなど各種機材の設計、生産、機材のメンテナンスやテスト、空港の運営、航空輸送、スタッフのトレーニングといった分野が含まれている。

まとめ:ベトナムの空運業界

ベトナム国内の大手航空会社が外資企業とタッグを組み、航空機だけでなく国内空運業界の管理システム向上も目指しています。また国際路線の増便によって国内観光業の発展も今後見込まれます。

ベトナムの空運業界 業界地図はこちら!

関連記事

  1. singapore-warehouse

    【今後の成長の鍵は?】成長が続くシンガポールの陸運業界

  2. china-shipping

    【エネルギー会社との提携】中国の海運業界

  3. vietnam-languagesschool

    【英語習得者の拡大】ベトナムの語学学校業界

  4. indonesia-warehouse

    【日本企業との連携】インドネシアの倉庫業界

  5. vietnam-shoppingmall

    【Eコマースの効果とは?】ベトナムの百貨店・ショッピングセンター業界最新情報

  6. vietanm-privatesschool

    【受験戦争の激化】ベトナムの幼児教育・学習塾業界

  7. vietnam-accounting

    【監査知識の強化】ベトナムの会計事務所業界

  8. china-airshipping

    【旅客向けのサービス改善】中国の空運業界

ABOUT US

BIZLABマガジンは、東南アジア・中華圏で販路を拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。個別相談・調査サービス「BIZLAB」が運営しています。くわしくはこちら

人気記事

  1. singapore-private-banker
  2. singapore-pharmacy
  3. singapore-cosmetics
  4. singapore-toiletries
  5. malasya-fashion
PAGE TOP