【高付加価値のサービス】ベトナムの海運業界

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複数の大企業とした新規契約により好業績を収めているベトナム海運業界。今後もコアビジネスをベースに更なる経済発展をみこんでいます。

今回は、そんなベトナムの海運業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

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2020年 ベトナムの海運(運輸・物流)業界

ベトナムのCMIT、大型産業製品の輸出に成功〜海運業界動向〜

2020年7月27日、カイメップ国際ターミナル(CMIT)は、合計22の特大貨物を、米国東海岸行きのアーノルドマースク母船に積み込んだ。同母船は、米国の海運会社同盟2M(MSCとMarsk、2つの海運会社で構成)によって運営されている。

船積み当日は、合計22個の貨物が約4時間をかけて貨物船に積み込まれた。今回の貨物は、 GE POWER Corporation of Americaの火力発電所プロジェクトの資機材を輸送するものだ。

こうした大型産業製品の輸出に成功することは、海運業界だけでなく、生産拠点を外国企業がベトナムに移す後押しにもなる。

出典:http://vinalines.com.vn/vi/cang-quoc-te-cai-mep-lap-ky-luc-xep-do-22-kien-hang-sieu-khung/

ベトナムのAPL、eビジネスプラットフォームの利用を勧める〜海運業界動向〜

Covid-19が流行する中、APLはベトナム政府の最新の施策に従いながら、すべての活動が機能していることを改めて確認した。同社は政府が発行する指令に準拠しつつも、顧客に対してサービスを提供し続けている。

こうした中、同社は顧客に対して、eビジネスプラットフォームの利用を勧めている。具体的なサービスとしては、船荷証券(BL)のリモート発行、ペーパーレス船荷証券、E-Delivery Orderなどがあげられる。

また、対人の接触を避けるためにも支払いを現金から銀行振込にすることも呼びかけている。

出典:https://www.apl.com/local/vietnam/news/23/vietnam-manage-your-shipments-remotely-on-apl-s-ebusiness-platform

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欧州商工会議所とベトナム海事局、MOU締結〜海運業界動向〜

ベトナムの欧州商工会議所(EuroCham)は、2020年7月30日にハノイで開催された特別会議で、ベトナム海事局(Vinamarine)とMoUを締結した。

EU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)を背景に、海運業界の機会と課題を踏まえ、ベトナムにおける海事関係に関するパートナーシップを強化する。

同イベントには、ベトナムや欧州の海運セクターのリーダーや専門家が参加し、EVFTAを踏まえたベトナムと欧州の協力に基づく貿易の円滑化や、大学における人材育成、ベトナム政府の2030年海港ビジョンの策定などを議論した。

出典:https://www.eurochamvn.org/node/18429

ベトナムの海運業界、困難を乗り越えるには

ベトナムの海運業界はこれまでも10年以上に渡って、多くの困難を乗り越えてきた。しかし、どうやって乗り越えてきたのだろうか。

ベトナムの海運業界は過去に船体購入のために多額の投資をしてきたため、その減価償却の大きさに悩まされてきた。船体はローンの抵当に使われていたり、市場での売却価格は簿価より大幅に小さくなってしまうため、売却して他の船体を買い直すことも難しかった。

経営改善を助けたのは長年の操業経験だ。稼働時間を短縮・最適化することで、長年にわたり収益を改善し、資本回転率を高め、さらに、燃料コスト、スペアパーツ、材料、修理の管理を強化し、全体的な効率を向上させたのだ。

出典:http://vinalines.com.vn/vi/thue-tau-ngoai-cuu-canh-cua-doanh-nghiep-van-tai-bien/

ベトナムのGEMALINK港、大型クレーンを導入〜海運業界動向〜

2020年7月7日の朝、専門家、 Gemalink International Portの経営陣とプロジェクトチームに迎えられ、大型クレーンが無事、港に到着した。

同社の港湾ネットワークに新たに追加された同クレーンは、世界で最も高く、最も近代的で、ベトナムでは初となる。

計画によると、 Gemalink港の6台のSTSクレーン、18台のRTGクレーン、その他の機器の設置は2020年10月までに完了し、同年11月からテスト運転を開始し、2021年の初めから正式に稼働する予定だ。すべてのクレーンが商業運転に入ると、フェーズ1でGemalinkポートの処理能力は150万トンを超える。

出典:https://www.gemadept.com.vn/news/gemalink-port-welcomes-2-world-largest-sts-cranes-first-time-present-in-vietnam.html

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2019年 ベトナムの海運(運輸・物流)業界

ベトナムのVinalines、鈴江コーポレーションと提携〜海運業界動向〜

2019年7月1日、Vinalines (ビナラインズ)は日本の物流企業、鈴江コーポレーション株式会社との間で業務提携契約を締結した。海運とロジスティクスの2事業に関して事業協力する。

Vinalinesは鈴江コーポレーション等の日系5社と協働で、 1994年に、ベトナムで物流事業を手がける合弁会社、VIJACO (ベトナムジャパン・インターナショナル・トランスポート)を設立している。今回の業務提携により、さらなる協力関係の強化を目指す。

今後、 VIJACOはベトナム南部地域に加え、ラオスとタイの国外にも事業を拡大していく計画だ。

ベトナムの海運業界の大ニュース

2019年1月11日、約17,000 TEUの容量を持つマルコポーロコンテナ船が、 バリア・ブンタウ省のCai Mep International Terminal (CMIT) に停泊した。

同船はフランスのCMA CGMグループが所有する187,000トンのコンテナ船で、ベトナムから他の国に貨物を輸送するために使用される世界最大のコンテナ船の1つだ。

これは、2019年のベトナムの海運部門における大ニュースの1つと言える。今回の同船の寄港を契機に、CMITが中継点として機能する北ヨーロッパへの海洋航路が開設されたことになる。

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ビジネスチャンスを取り込む、 ベトナムのGEMADEPT〜海運業界動向〜

Gemadept Corporation(GMD)は、経済発展のポテンシャルに加え、常に発展の機会を活用すべく準備をしている。

同社は拡大する港湾ネットワークを強固な基盤としつつ、急速に貨物量が増加する主要な工業地帯の戦略的な立地において、南北に広がる7拠点の港を運営管理している。

2018年と2019年に戦略的な港湾プロジェクトを推進してきた。特に、合計150万TEUに及ぶ容量を持つ港湾の開発など、将来的な需要までを見越した事業投資を行っている。自国の経済発展に加え、米中貿易摩擦の影響で、ベトナムのサプライチェーンの移動がさらに加速する可能性もあり、こうしたチャンスを的確に捉えて発展に結びつけたい考えだ。

GEMADEPTベトナム、投資家に魅力アピール〜海運業界動向〜

Emerging Vietnamは、ホーチミン証券公社(HSC)が主催する毎年恒例のイベントで、ベトナム企業と国際投資家を結びつけることを目的としている。今年は2019年6月12日から14日までの3日間、Le Meridien Saigon Hotelで開催された。

60を超えるベトナムの大手企業と、米国、EU、日本、シンガポール、香港、韓国、タイを含む世界中の500近い投資家がこのイベントに参加した。

参加した投資家は、Gemadeptの先駆者精神と、統合されたサービス、ソリューションの提供や継続的な改善点、30年間に渡る発展を通じて関係者の利益を高めてきた点を高く評価していた。

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2018年 ベトナムの海運(運輸・物流)業界

Vinalinesベトナムの株式会社化を首相が承認〜海運業界動向〜

2018年6月20日、ベトナム首相は「Decision No.751 / QD-TTg」によって Vietnam National Shipping Lines (Vinalines) の株式会社化を承認した。政府所有の株式を一部売り出すとともに、新株発行による資金調達を行う。

同手続き完了後の株主構成は政府が65%となる一方で、14.8%が戦略的投資家に、2%が従業員・労働組合優遇価格で販売される予定である。上記の Decision においては、戦略的投資家の選定や株式の売出し等についてVinalinesに指導する権限を運輸省に与えることも定められている。

IPOは2018年9月の予定。新体制のもとで、同社の商号は VIETNAM MARITIME CORPORATION (VIMC) へと変更される。

ベトナム・ダナン市のTien Sa 港、第二期工事が完了〜海運業界動向〜

ダナン市は2018年7月28日、2年の建設期間を経てTien Sa港の第二期工事を完了、稼働を開始した。これにより同港の貨物取扱量は年間1,200万トンに達した。第二期工事は2つの埠頭建設を含むもので、これにより、70,000DWTの船舶、4,000TEU (20フィートコンテナ換算)のコンテナ船および、150GT級のクルーズ船のアクセスが可能になる。

同港は国際物流基準を満たすクオリティを持つとともに、ラオス、タイ、ミャンマー、そしてベトナムを結ぶ東西経済回廊の一拠点になることが期待されており、川崎港も同港との航路を開設する予定である。

本案件は、ダナン市がODAに頼らず実現した2件目の投資プロジェクトとなり、運営には民間企業 (Vinalines) があたる。

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超大型コンテナ船対応のSSIT、初のコンテナ船がベトナムに入港〜海運業界動向〜

2018年6月14日、ベトナム東南部に位置するバリア・ブンタウの SP-SSA国際ターミナル (SSIT) に、初の国際コンテナ船となる MSC Rosaria が入港した。

同コンテナ船は全長275m・63,000DWT、コンテナの積載容量は4,860 TEU。コンテナ船保有総量において世界第2位の船会社であるMediterranean Shipping Company S.A. (MSC)が所有・運営するもの。

同港は、世界で最も大きいサイズの超大型コンテナ貨物船 (最大20,000TEU) を扱うことを目的として整備された。大型船舶の停泊対応のため、深水港設備 (水深16.5m)やベトナム最大級のコンテナクレーンを備えている。

ベトナムのVinalines、好業績の継続へ新規目標を掲げる〜海運業界動向〜

2017年は Vinalines にとって成功を納めた年であった。港湾での輸送量・貨物量はそれぞれ6.3%と13%の増加を達成。複数の大企業と締結した一連の新規契約は同社の物流業界における地位を確立させるのに一役買った。

今後も好業績を継続させるべく、同社とそのグループ企業は、組織と業務管理の再構築に焦点を当てた目標を設定した。具体的には、行動・加速・創造性・効率性をモットーとして、海運・港湾運営・海事サービスなどのコアビジネス領域をベースに、高付加価値のサービスパッケージ提供を目指す。

同時にコスト削減と競争力向上を目的として、コンテナ輸送と内陸部水上輸送の開発にも焦点を当てていく。

まとめ:ベトナムの海運業界

政府主導の海運企業の株式会社化計画により資金調達を可能にし新体制移行に前向きな姿勢をみせています。また航路の工事がなされたことにより今後の海運業界の発展にどうつながっていくのでしょうか?

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