【Eコマースの導入】フィリピンの倉庫業界

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Eコマースを倉庫業界に取り入れることで、倉庫システムの自動化などが実現でき作業の効率化、安全化が図れます。

今回は、そんなフィリピンの倉庫業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

国内初のハラル認証冷蔵倉庫取得、 Royal Cargo

冷蔵倉庫部門で国内トップクラスのシェアを持つ、Royal Cargoが所有するカビテのコールドストレージは、 フィリピンのイスラム教議会(IDCP)の代表が実施した認定監査および検査に合格し、 フィリピンで最初の完全ハラル冷蔵施設となった。

IDCPは資材の受け取り、製品のステージング、取り扱い、保管、発送、および冷蔵倉庫全体の施設検査を実施した。ハラル認証は、国内および国際的なイスラム教徒のコミュニティが宗教の遵守を満たすために役立つ目的で申請された。

ハラルの概念は、一般的にイスラム教徒の消費者に関係している。しかし、健康に対する関心が高まっているため、今日のハラル食品ビジネスは、非イスラム教徒をターゲット市場として捉える大きな可能性を秘めている。

MMI、Air21の株式を40%取得

インフラ建設会社Metro Pacific社の物流部門であるMetropac Movers Inc.(MMI)は、物流サービス業界の主要プレーヤーになるべく、物流、輸送、倉庫グループであるAir21の40%の株式を取得する契約を固めた。

MMIは2017年に31の新しいクライアントを獲得し、倉庫の設置面積を235,000平方メートルに拡大したことを発表した。 また、512台のトラックを導入し、倉庫、貨物輸送、トラック運送の顧客にサービスを提供している。

Air21は、配達、陸送サービス、在庫の倉庫管理、船の輸送など、幅広いサービスを提供している。 グループの企業には、貨物倉庫子会社であるCargohaus and U-Freightなどの事業会社もある。

YCHグループ、昆明で物流パークを開発予定

2019年7月16日の発表によると、シンガポールに拠点を置く大手物流会社のYCHグループは、 中国南西部、南アジア、ASEAN間の物流接続をさらに強化するために中国の昆明で近代的な物流パークプロジェクトを開発する態勢を整えている。

YCHは、最新の物流施設で最新技術を使用するほか、物流パーク内でサプライチェーンの資金調達や物流のトレーニングなどを開発予定。このプロジェクトは、中国雲南省昆民の物流インフラと能力の成長を強化することを目的としている。

本物流パークをYCHの中国南西部地域経済本部として構え、中国北西部、南西部、中国東部、中国北部からの商品の流通センターとする。中国内のサプライチェーンの接続性を強化するだけでなく、インドなど、南アジア地域へのサプライチェーンの接続も拡大する。

Rhenus Logistics、オートメーション需要に投資

2019年7月8日の発表によると、ドイツの物流会社で国内に4つの拠点を持つRhenus Logisticsは、 顧客の需要の変化に対応するために、航空および海洋事業でオートメーションシステム(工程の自動化)と顧客サービスを充実させる考え。

同社はドイツのハンブルグにあるRade倉庫へ最新のBluetooth、ワイヤレス、IoTテクノロジーを投資した。さらに、独自のオーダーメイド輸送管理システム(ROCS)の開発に投資しており、今後数か月で英国にて全国展開される予定。

「オートメーションシステムは、Rhenusの多くの新しい技術的進歩の1つであり、同社の積極的な投資により、航空、海上、道路、倉庫、契約物流、宅配便に優れたソリューションを構築できる。」と商業マネージャーは述べている。

2018

大手ディベロッパー、倉庫ハブブランドを展開へ

ローカル不動産デベロッパーの Double Dragon Group は2018年2月14日、「CentralHub」のブランドを冠した倉庫ハブのチェーン展開を明らかにした。

イロイロ国際空港からおよそ5kmに位置する3.9ヘクタールの施設を取得、同社が運営するCityMallの入居テナントという既存顧客のニーズとのシナジー効果も見込んでいる。

同社は、成熟済みの既存不動産と比較して工業用賃貸物件には大きな成長可能性があると見込んでおり、eコマースビジネスの拡大に伴う倉庫需要に期待をしている。

自動倉庫化を推進へ: F2 Logistics Philippines

F2 Logistics Philippines は、2006年に設立のロジスティックス企業。フィリピン国内にてサプライチェーンを構築、マニラ市で倉庫事業を展開している。主なビジネスパートナーに Jollibee Group、Unilab、SM group などが挙げられる。

2017年9月21日、Edsa Shangrila Hotel で開催されたサプライチェーン・カンファレンスに同社がブースを設け、新たなビジネスパートナーに向けてPR活動を行った。

また、2018年6月19日から20日にセブ市で開催された Inovation Sumitに出席。同社の戦略・強み・今後の展望などに関してプレゼン動を行なった。なお同サミットにて、今後倉庫のオペレーション自動化を進めると発表した。

philippines-warehouse(フィリピン 倉庫)

ISO9001を取得:Metro Combined Logistics

Metro Combined Logistics は Gulf Agency Corporation (GAC)と Metro Alliance Holdings Equities Corporation の合弁企業として1997年にマカティ市で設立。社名変更と GAC の分離を経て、現在は1927年創業の老舗である後者の「Metro」を冠している。

2017年10月19日、同社は品質マネジメントシステムの ISO9001を取得した。倉庫マネジメントや在庫管理などの項目について評価基準をクリア、認定がなされた。

また、同社は2018年3月に開かれたワークショップの中で、サプライチェーンや配送、ロジスティックスを含むテーマで、5ヶ年のビジネスプランについてブリーフィングを行なった。

eコマースのLAZADA、完全自動化の倉庫を導入へ

フィリピン最大のeコマース・プラットフォームを運営する Lazada は2017年12月11日、同国初となる完全に自動化されたeコマース用倉庫を2018年に導入すると発表した。カブヤオ市に現存する約30,000㎡の倉庫を約60,000㎡へ増築することで、この倉庫は同時に国内最大級の大きさを誇る倉庫のひとつになる。

マレーシアでは既に、同様の施設の導入実績がある。株式の83%を中国の Alibaba社が保有する同社は、AIソリューションを利用して倉庫内のオペレーション最適化を図る。

まとめ

工業用賃貸は今後さらに発展が見込まれ、Eコマース導入で自動化オペレーションシステムを組み込むことが可能になります。今後倉庫業界ですべてのシステムにおいて完全自動化は実現していくのでしょうか?

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