【競争力、サポート力強化】ベトナムの倉庫業界

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物流管理をITで管理することが可能になり、煩雑であった在庫管理を効率化することが可能になります。今後はどのようなシステムが開発されるのでしょうか?

今回は、そんなベトナムの倉庫業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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2020年 ベトナムの倉庫(運輸・物流)業界

小売の物流、潜在的だが厳しいベトナム市場〜倉庫業界動向〜

小売業界の成長は著しく、市場規模も大きい上、物流サービスに対する需要も増加しているが、物流企業がまだ十分に活用できていないのはなぜだろうか?

ベトナム商工省によると、ベトナム国内には現在約8,660の市場、800のスーパーマーケット、168のショッピングセンター、100万以上の家庭用品店が営業している。

小売物流では、商品の種類と量の多さ、注文頻度の高さなど、他の物流とは異なる課題が多い。Vinafcoは小売倉庫、配送ルートなどを最適化することで、顧客に商品を時間通りに配送することを実現している。

出典:https://vinafco.com.vn/?q=logistics-cho-nganh-ban-le-mieng-banh-tiem-nang-nhung-kho-nhan

ベトナムのVinafco、Covid-19に伴い物流を強化〜倉庫業界動向〜

Vinafcoの物流量は、Covid-19の発生前と比較して、現在250〜300%を記録している。Covid-19の感染拡大を受けた社会的隔離政策などに伴って、人々は食料品や日用品の買いだめに走った。

こうした傾向はすぐに落ち着つきを見せた。一時期はパニックになった人々がスーパーやコンビニに押し寄せたが、商品の棚が空になることはなかった。

こうした状況の裏には、Vinafacoのような物流事業者がCovid-19感染拡大当初から物流体制の強化に向けた準備を周到に行ってきたことが挙げられる。同社はあらゆる事態を想定し、綿密な物流計画を立ててきた。

出典:https://vinafco.com.vn/?q=vinafco-tang-toc-cung-thi-truong-ban-le-giao-hang-nhanh-chong-toan-quoc-giua-dich-covid-19

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ベトナムで倉庫業界大手のDHLとSATSの提携内容とは?

アジアをリードする食品ソリューションおよびゲートウェイサービスプロバイダーであるSATS Ltd.(SATS)と、ロジスティクスソリューションのグローバルマーケットリーダーであるDHL Supply Chain(DHL)はMOU(覚え書)に署名した。

同MOUは航空会社のフライトネットワークにおける食品提供を最適化することを目的としている。

DHLの強みであるサードパーティロジスティクスとSATSの大規模な料理、調達、ラストワンマイルに関するノウハウを合わせることで、乗客のフライト体験を改善していく考えだ。

出典:https://www.dhl.com/vn-en/home/press/press-archive/2019/sats-and-dhl-join-forces-to-enhance-digital-integrated-supply-chain-for-airlines.html

ベトナムのITL、新システムを導入〜倉庫業界動向〜

2020年7月20日の発表によると、ITL Corpoation傘下のLogTecHub Technologyは、顧客であるMLC(Mitsubishi Logistics Corporation)のオンラインプラットフォームにExcellence Warehouse Management System(eWMS)を導入するプロジェクトを完了した。

eWMSはMLCのパートナーのERPシステムと統合される。

これらのシステムの統合により、事業にかかる時間、人件費、運営コストを節約できる。また、データ入力プロセスによるエラーを回避し、双方向の自動情報交換、迅速な取引、各取引の履歴を詳細に記録することを可能にする。

出典:https://itlvn.com/news/636-cong-ty-logtechub-thuoc-tap-doan-itl-trien-khai-thanh-cong-viec-tich-hop-phan-mem-quan-ly-kho-ewms-voi-he-thong-erp.html

ベトナムのDHL、労働環境が表彰される〜倉庫業界動向〜

DHL Global Forwardingは、航空、海上および道路貨物サービスの大手国際プロバイダーである。また、Deutsche Post DHL Group(「DPDHL Group」)の一部門であり、言わずと知れた物流業界のリーディングカンパニーだ。

同社はTop Employers Instituteから、Top Employer in Asia Pacificとして表彰された。

この認証は、 DHL Global Forwardingが地域で最高の人事運営を行い、優れた職場環境を形成し、従業員の専門的な能力開発を奨励してきたことを証明している。

出典:https://www.dhl.com/vn-en/home/press/press-archive/2019/dhl-global-forwarding-recognized-as-top-employer-2020-in-asia-pacific.html

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2019年 ベトナムの倉庫(運輸・物流)業界

外国企業からの投資を惹きつける、ベトナムのITL〜倉庫業界動向〜

ベトナムの物流市場は、数百万ドルに相当するM&A取引により注目を集めている。

2019年7月の初めに、シンフォニーインターナショナルホールディングス(シンガポール)は4260万米ドルを投資して、ITLの戦略的パートナーになった。この取引は、ITLがその価値を証明すると同時に、大規模な外国投資家にとって魅力的であったことを示している。

ITLとシンフォニーインターナショナルホールディングスの契約は、両社の強みに基づいた強力な事業開発における推進力を生み出し、特にベトナム中小企業及びインドシナ地域全体に支援的であることが期待されている。

ベトナム、物流のハブになれるか?〜倉庫業界動向〜

物流企業の努力次第で、ベトナムは地域の物流ハブになり、タイやシンガポール、マレーシアなどと競争できるポテンシャルを秘めている。

ベトナム企業は多くの点で米中貿易戦争の恩恵を受けている。ベトナムへのサプライチェーンと生産のシフトは、製造業と輸出入企業にとってのチャンスとなるだけでなく、物流企業の需要も押し上げている。

サプライチェーンの変化に伴い、ベトナムは多国籍企業にとって生産拠点の建設候補地としてより魅力的になってきている。このことは、同国の物流企業が近隣地域のハブになる機会と言える。

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著しい発展の裏のビジネス戦略、ベトナムのITL〜倉庫業界動向〜

今日、ITL社は物流業界のリーダーの1つとして知られており、ベトナム国内経済において重要な地位を占めている。 同社の著しい発展の裏には、この企業独自のビジネス戦略がある。

同社の戦略は、選択と集中、発展するためのパートナーシップ、テクノロジーへの投資であり、重要分野への集中投資や他社との関係づくり、先端技術への積極投資などを行ってきた。
 
同社は系統的で差別化されたビジネス戦略により、ITLは国際市場における役割と地位を確立した。多大な貢献をもたらす、グローバルな製造業のバリューチェーンにとって不可欠な存在となっている。

ベトナムのVINAFACO、サービスの特徴は?〜倉庫業界動向〜

VINAFACOは現在、ベトナムの多くの大手小売チェーンやスーパーマーケットに配送サービスを提供している。

同社のサービスの特徴としては、以下の要素が挙げられる。

1.ベトナム全国のスーパーマーケット、ショッピングセンター、コンビニエンスストア等を対象 

2.少ロットから大ロットまで様々な配送リクエストを取り扱う

3.価格設定への柔軟な対応

4.BigC、Central、Saigon Co.op、VinGroup、など大手事業者を顧客
とした長年に渡るサービス提供の経験

商品は顧客の手元からVINAFACOの輸送システムによって回収された後、北部、中部、南部の各収集ポイントに集められ、配送される。

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2018年 ベトナムの倉庫(運輸・物流)業界

ベトナムのVINAFCO、ITによる物流管理サポートで競争力向上目指す〜倉庫業界動向〜

ITを物流管理に採り入れることは、物流企業にとって喫緊の課題になっている。VINAFCOは、倉庫及び物流管理へのIT導入に2012年から取り組んできた。

IT導入は膨大な業務を削減するだけでなく生産性の向上やコード管理などにおける精度アップにも貢献する。こうしたIT導入の利点をフル活用し、VINAFCOはサービスレベルの向上と、大口小売業者などの顧客へ対応していく。

小売業は在庫管理が最も複雑になる産業の1つである。複雑な在庫管理をITの導入により処理することで自社の強みとし、競争力強化を図っていきたい考えだ。

ベトナムのVINAFCO、小売業の倉庫管理業務サポートを強化〜倉庫業界動向〜

VINAFCOはSWM (Smartlog Warehouse Management System) の活用によって、倉庫管理業務効率化を追及している。特に小売業界の顧客向けにシステムをアップデートしていく。

小売業では商品コードの多さ、FIFO (先入れ先出し) や FEFO (期限が近いものを優先に出す) といった原則や出荷頻度が高いことが在庫管理を煩雑にする。

VINAFCOでは既に倉庫管理システムを利用しているが、小売事業者のさらに細かなニーズを満たすため、システムを再構築していく。具体的には、効率的な倉庫内レイアウト、バーコードによる全商品管理、pick-to-light (取り出すべき商品の棚にあるライトが点灯し作業員が誤りなく商品を選び取れるシステム) を導入することで、倉庫管理の効率化を徹底する構えだ。

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DHL、ベトナム・ビンズオン省にサービスセンター新設〜倉庫業界動向〜

DHLは Binh Duong(ビンズオン)省に新たなサービスセンターを開設することを発表した。同省はベトナム南部で最も成長が著しい産業エリアの1つで、70万米ドルを投資して拠点を開設することで、ベトナム国内の物流ネットワーク拡大を促進する。

新たなサービスセンターの設置により、同地域周辺の顧客の利便性が向上するだけでなく、荷受量のキャパシティを拡大することで、より迅速で信頼性の高いサービスの構築を目指す。

同サービスセンターは、ハノイサービスセンター、南部サービスセンター、北部サービスセンター、ダナンサービスセンターに次いでベトナム国内で5箇所目となる。これにより、配送時間帯と集荷時間帯をそれぞれ30分から1時間拡大できる見込みだ。

ベトナムのローカル物流事業者、外資との提携が成長への選択肢〜倉庫業界動向〜

物流業界はベトナムGDPの20%以上、200~220億ドルの市場規模を持つ産業に成長しており、ベトナム経済を担う柱のひとつとなった。しかしながら、その中でベトナム国内企業のシェアは20~25%程度となっており、残りは外国企業が占めているのが現状だ。

こうした背景の中、ITLのような新興物流企業にとって外資系企業との合弁会社設立をはじめとする提携は、急激な成長を成し遂げるために有効な選択肢の1つとなっている。

これまでもITLは、Keppel Telecommunications & Transportation Ltd (シンガポール)、Ceva Logistics (オランダ)、三菱倉庫などと合弁会社を設立し業務提携を行なってきた。外資との提携を通じて市場成長のスピードに遅れを取らない成長を目指している。

まとめ:ベトナムの倉庫業界

外資企業との連携や合併により著しい成長が可能になる倉庫業界。日本を始め、ヨーロッパなどの企業とも合併や連携で事業拡大を可能にしていた実績もあります。今後タイ倉庫業界でビジネス開拓してみてはいかがでしょうか?

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