【通信速度世界基準超え】マレーシアの通信業界

malaysia-telecommunications

通信事業者の提供する通信ネットワークの速度が世界基準を超え、顧客にとっては利便性が高まっています。値段も変わらずサービスを享受でき、ほかの事業者より優位な体制をとっています。

今回は、そんなマレーシアの通信業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

セルコムの5G実証試験

2019年7月26日、携帯電話事業者のセルコム・アクシアタは、セルコム本社とペタリングジャヤにおいて、5Gのライブ・クラスター実証試験を技術パートナーであるファーウェイと共同で6ヵ月間行うと発表した。実環境における5Gのカバレージや動作テストなどを評価する。

同社の最初の5Gテストは、6Gbpsのスループットで実施された。今回の実証試験では、5Gスマートシティーアプリケーション、及び輸送や農業、教育、セキュリティ等の産業における能力を検証する。

また、ユースケースでは5Gの速度テストと遅延テスト、VoLTE、5G監視システム、そしてホームエクスペリエンスとして住宅居住者へ4K没入型ビデオエクスペリエンスや4kビデオストリーミングを配信する。

5Gのイノベーション開発でZTEと提携、Digi

2019年5月27日、携帯電話事業者のDigi Communicationsは、中国通信設備・機器大手のZTEと5Gのイノベーション開発でMoUを締結し、マレーシアのニーズに合致した展開を行うと発表。

パートナーシップでは、両社は5Gライブトライアルによるエンドトゥーエンドネットワークの機能把握に加え、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、固定無線アクセス(FWA)、超高信頼・低遅延通信(URLLC)、大規模マシンタイプ通信(MMTC)向けに5Gユーズケースの実証試験を実施する。実証試験では3種類のスペクトル帯が使用される。

同社のケサバン・シババランCTOは、マレーシアでの5G開発は複数の事業者による努力が必要であり、今回の実証試験で5G実装に必要なものについてより多くの洞察が得られるとしている。

ホットリンクの動画向けデータプランとは?

2019年8月29日の発表によると、通信大手のマキシスは、同社が提供するポストペイドサービス『ホットリンク・ポストペイド・フレックス』利用者がより多くのYouTube動画を楽しめるようアップグレードした。

月額60リンギットのプランでは、10GBのインターネット接続に加えて10GBのYouTube視聴が含まれる。月額40リンギットのプランでは、5GBのインターネット接続と3GBのYouTube視聴がパッケージになっている。また、両プランでは全携帯キャリアへの通話とSMSが無制限で使用できる。

本プランのアップグレードと連動し、マキシスは有料放送大手のアストロとの提携でデジタルコンテンツ『Big Stage Showdown』を配信する。動画コンテンツは、FacebookやYouTube上のAstro Gempak及びHotlink channelで視聴できる。

eスポーツの域内ハブを目指す!Uモバイルの提携

2019年3月18日、携帯電話事業者のUモバイルは、米ゲーミングデバイスメーカーであるレイザー社との提携を発表した。提携は3分野に渡り、まずeペイメントで両社のイーウォレットの相互運用を目指す。これにより、Uモバイルの『GoPayz』はレイザー社がマレーシア国内に持つ1万超の支払いポイントネットワークにシームレスに接続できる。

また、両社はマレーシアがeスポーツの域内ハブになることを目指し、才能を育成するためのプラットフォーム提供や関連イベント開催などを検討する。

更にeスポーツ関連では、モバイルデータ最大の消費者であるゲーマーが遅延のない高品質のネットワークを求めていることから、両社は5Gテストベッドと実証試験を実施する。

2018

テレコム・マレーシア、高速ブロードバンドの新プランを発表

マレーシア通信最大手のテレコム・マレーシアは、高速ブロードバンド「unifi」の新プランを発表した。既存のユーザーは、来年から段階的に最大800Mbpsのブロードバンドを利用できる。

既存の顧客に関しては、同じ料金体系のままで通信速度が最大10倍まで段階的に引き上げられる。例えば、30Mbpsの利用者は300Mbpsへ、100Mbpsの利用者は800Mbpsとなる。

また、1ヵ月の所得が4,500リンギット未満の世帯向けに、30Mbpsのブロードバンドを現在の半額以下となる価格で提供する。更に、unifi提供地域のStreamyx利用者はunifiにアップグレード、或いは非提供地域では速度を倍増にする計画も併せて発表された。この他にも、無制限のunifiモバイルのポストペイドプランも発表されている。

マレーシアトップのLTE通信速度・エリアを誇るyes

YTLコミュニケーションズは、YTLパワー・インターナショナル傘下の通信事業者として、2007年に設立された。

2010年よりyesブランドの通信ネットワークを提供開始、OpenSignal による最新の調査「ステート・オブ・モバイル・ネットワーク」において、同社の4Gモバイルサービスは国内最速のダウンロード速度を誇り、LTEシグナルの利用可能エリアカバーが最も優れているとの評価を受けた。

同調査によれば、YESの4G LTEカバーエリアは93.2%であり、74%以下にとどまる他の主要4事業者との差は明らか。また、ダウンロード速度は19.3Mbpsで、これは世界平均の16.6Mbpsを上回った。

malaysia-telecommunications(マレーシア 通信)

セルコム、馬初のクラウドベースOSSをファーウェイと契約

セルコム・アクシアタ社は、マレーシアの通信大手「アクシアタ・グループ」傘下のモバイル通信サービス会社である。1988年に設立、2018年第1四半期時点での契約者数は960万人を誇る。

同社は、クラウドベースのデジタル化オペレーション・プラットフォームであるSaaSソリューションを運用するため、ファーウェイ・テクノロジーズ・マレーシアとの合意書を締結した。これは、マレーシアで初となるクラウドベースのオペレーション・サポート・システム (OSS) 採用となる。同プラットフォームは人工知能 (AI) と機械学習技術を組み合わせ、複雑化するセルコム社のネットワークやサービス管理を強化する。

携帯キャリア大手DiGi、モバイル決済アプリを発表

携帯キャリア大手の DiGi は、システム開発を手掛ける Valyou社とのパートナーシップの下、モバイル決済アプリ「vcash」を発表した。vcashは、安全でスムーズな支払が可能なeウォレットである。利用者は販売店でQRコードを読み取って支払金額を入力するだけで、6桁のPIN入力もしくは指紋認証によって取引が完了する。

支払以外にも利用者間の送金やvcashストアでのショッピングに使用することができ、手数料は不要。現在、vcashは500の実店舗で利用可能だが、年度末までに2,000店舗への拡大が目標とされた。また、vcashは MOLPay と iPay88 を採用する数千のオンライン決済加盟店で使用できるオプションも用意されている。

まとめ

サービスを享受する顧客は通信速度の向上や変わらない価格については利益が大きいといえます。また電子マネーの拡大により、マレーシア国内の支払い方法にも変化が出てきそうです。店舗にとってもシンプルな操作は作業の削減につながるのでこれからキャッスレスが活発になりそうですね。

関連記事

  1. malaysia-tourism

    【オンラインサービスのニーズ】マレーシア旅行業界のトレンド

  2. malaysia-privateschool

    【利用者増加中!】マレーシアの学習塾・予備校業界

  3. malaysia-real-estate

    【合同事業で売上伸ばす】マレーシアの不動産業界

  4. malaysia-trainbus

    【今後どう発展するか】マレーシアの鉄道・バス業界

  5. malaysia-cafe

    【国外のカフェ多数進出】マレーシアのカフェ業界

  6. malaysia-salon

    【イスラム法に準拠】マレーシアの美容・エステ・ヘアカット業界

  7. thai-water

    【今後の水の需要は】タイの水業界

  8. singapore-electricity-gus

    【CO2削減率50%】台湾の電気・ガス業界

ABOUT US

BIZLABマガジンは、東南アジア・中華圏で販路を拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。個別相談・調査サービス「BIZLAB」が運営しています。くわしくはこちら

人気記事

  1. singapore-private-banker
  2. singapore-pharmacy
  3. singapore-cosmetics
  4. malasya-fashion
  5. indonesia-supermarket
PAGE TOP