【貧困問題と向き合う】フィリピンの学校業界

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フィリピンでは、貧困を背景に、学校に通えなくなった学生が退学を強いられるケースが多く見受けられます。

今回は、そんなフィリピンの学校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

フィリピン大学、世界の大学ランキング500位入り〜学校業界事情〜

2019年9月12日の発表によると、フィリピン大学は、 ロンドンに本拠を置く国際リーグのランキングで世界のトップ500の大学の1つに選ばれた。

毎年恒例のTimes Higher Education(THE)の世界ランキングでは、 92カ国の約1,400の大学が分析される。 THEは、教育、研究、引用、国際的な展望、および産業所得の分野における13のパフォーマンス指標に基づいて大学を評価した。

ランキングによると、フィリピンの主要な州立大学がランキングで401から500位に収まった。 私立の有名大学であるデラサール大学も1001位以上の括りに登場した。 中国の清華大学と北京大学、シンガポール国立大学がアジアのトップ大学だった。

フィリピンのNUSeP、バナナの病気の研究で活躍〜学校業界事情〜

フィリピン初の州立大学であるUniversity of Southeastern Philippines (USeP)は、 ダバオ地域農務省(DA-11)と協業して現在蔓延するバナナの病気「パナマ病」の対策のため、研究を行っている。

パナマ病は、バナナ植物に感染する土壌伝染性の病気。 30〜50年という長期間の潜伏期間を経て活発化する能力がある。病原体であるフザリウム菌は、植物の維管束系をブロックし、植物から必要なミネラル、栄養素、水分を奪い、枯れるまで黄色に変色させる。

USePはこの病気に対して様々な試験を行い、病気と戦うための代替ソリューションとして「バイオコン」剤の使用が有効であると明らかになった。

フィリピンで国内1位の司法試験合格率!ALS〜学校業界事情〜

カトリック系のAteneo de Manila Universityは、 2018年の司法試験受験者の合格率に関してフィリピン国内のロースクール中で1位になり、法務教育委員会から表彰された。

アテネオロースクール(ALS)の生徒で、司法試験を初めて受験した人は、88.76%の合格率となった。これはフィリピン国内のすべてのロースクールの中でも最高水準となった。

一方、全受験者の合格率をみてみると、2018年の司法試験では86.76%の最高合格率を記録した。合計177人のALS卒業生が最近の司法試験に合格している。科目別では、政治法、民法および課税において最高の合格率を記録した。

生計向上プログラムでDSWDと提携、フィリピンのUSC〜学校業界事情〜

私立大学のUniversity of San Carlos(USC)は、 大学のCenter for Social Entrepreneurship (CSE)を通じて、2019年8月5日に社会福祉開発局(DSWD)と覚書(MOA)を締結した。

USCとDSWDのコラボレーションの目的は、社会経済を改善するという全体的な目標のもと、DSWDがサポートしている「持続可能な生計プログラム(SLP)」の参加者が、USCを通じて生計スキルトレーニングプログラムと技術支援を利用できるようにすることである。

学長は「人々の生活をさらに向上させるためには、産業界、学界、政府間のパートナーシップを強化することが不可欠である」と述べた。またDSWDの地域ディレクターは、リージョン7の多くのDSWDコミュニティを支援するUSCとのパートナーシップに感謝の意を述べた。

2018

フィリピン国立大学の分校:ロスバニョス校〜学校業界事情〜

フィリピン国立大学ロスバニョス校(University of the Philippines Los Baños; UPLB)はバイオエンジニアリングなど農業部門における広大な影響力を持つキャンパス。

2018年10月31日、同校は物理学者のライナベル・レイエス博士を招待し、アインシュタインが提唱した相対性理論について講義を行った。同講義イベントは同校が開発コミュニケーション学科の創立20周年を記念して主催したもので、ロスバニョス校で学ぶ多くの学生や研究者らが傾聴した。

2018年10月31日、同校はカルフォルニア大学で教鞭をとるカリート・B・レブリージャ博士と新しい抗がん剤の開発に向けてプロジェクトを開始したことを報告した。今後フィリピン・カルフォルニア研究機関より資金提供を受ける予定。

フィリピンで400年以上の歴史を誇るアジア最古の大学:聖トマス大学〜学校業界事情〜

聖トマス大学 (University of Santo Tomas; UST)は1611年に設立され、400年以上の歴史を誇る。現存する大学の中ではアジア最古の大学としてその名を馳せる。

2018年6月7日、同校の薬学部とフィリピン国立大学の薬学部がパートナーシップを締結し、2018年11月22日に開催される国際薬・栄養・香粧科学会議(IPNaCS)を主催することを発表した。2018年のテーマは「研究と規制を通じた薬・栄養・香粧品科学におけるイノベーションとコンプライアンス」。

2018年10月27日、同校で教鞭をとる薬学部教授アグネス・L・カスティーヨ氏はフィリピン・インターナショナル・コンベンションセンター (PICC)で開催された第27回アジア医薬品協会連盟 (APA)の最優秀賞を受賞したと報じた。

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フィリピンを代表するエリートを数多く輩出:アテネオ・デ・マニラ大学〜学校業界事情〜

アテネオ・デ・マニラ大学 (Ateneo de Manila University)は1859年に設立されたカトリック系総合大学で、フィリピン共和国で最も優秀な私立大学のひとつに数えられる。

2018年10月17日、同校から医学部6名の学生が第14回アジア小児科学カンファレンスに参加し、若手科学者賞を受賞した。

2018年10月25日、同校に設置されたアテネオ人権センターは、東南アジア人権研究ネットワーク (SEAHRN)が主催する定例会議に参加したことを発表した。毎年様々な地域で開催されており、今年はフィリピンが開催地として選出。200人以上の学者や学生、団体などが参加し人権と平和構築について熱い議論を交わした。

フィリピン私立大学の最高峰:デ・ラ・サール大学〜学校業界事情〜

デ・ラ・サール大学 (De La Salle University; DLSU)はマニラ市街地に位置する名門私立大学で、経済やテクノロジー、教育、コンピュータなどの学部を設置している。また、教員の質や研究の成果などに対する国際的な評価も高い。

2018年9月7日、同校で科学エンジニアリングを指導するマイケル・プロムティラ教授は今年度最も優れたASEAN科学外交官の一人に選出された。授賞式はダバオ市にあるリッツホテルで開催され、東南アジアエリアで活躍する研究者やエンジニアらが多数出席した。

2018年9月7日、Vis East Moot Foundation Ltd.が第4回青少年国際調停コンクール (YIMC)を香港で主催し、最優秀賞の1つに同校の法学部チームが選出された。

まとめ:フィリピンの学校業界

フィリピンでは、政府の教育への予算不足などが要因となり、世界経済フォーラムの発表した高等教育の質を計る指標では低い数値が示されています。このような課題に注目することでも新たなビジネスチャンスにつながるのではないでしょうか。

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