【教育の質を向上するためには】ベトナムの学校業界

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インターナショナルスクールを含む小・中学校や職業訓練校、単科大学・総合大学などの高等教育機関をはじめとする、体系的な教育システムを備えているベトナム。

今回は、そんなベトナムの学校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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2020年 ベトナムの学校(教育)業界

ベトナム人の外資系教育施設における義務教育内容の規定〜学校業界動向〜

外国資本を有する教育施設で学ぶベトナム人に対しての義務的教育の内容などを規定する、教育訓練省通達04/2020/TT-BGDDTが5月5日に発効された。

本通達によると、外国資本を有する幼稚園および普通教育施設では、幼稚園から小学校まではベトナム語の学習が求められ、小学高学年からはベトナムの歴史・伝統、文化・風習、自然・地理などを学ぶ「ベトナム学」の学習が求められる。

また、義務的教育で使用する教材は、各教育施設で作成し、事前に教育訓練局に報告しなければならず、教員は資格を有するベトナム人でなければならない。

出典:

https://thuvienphapluat.vn/van-ban/giao-duc/Thong-tu-04-2020-TT-BGDDT-huong-dan-Nghi-dinh-86-2018-ND-CP-dau-tu-nuoc-ngoai-trong-giao-duc-437541.aspx

ベトナム・ホーチミン工科大学、安川電機とMoUを締結〜学校業界動向〜

産業用ロボット・機械大手の安川電機(福岡県北九州市)は昨年10月1日、ホーチミン市工科大学と了解覚書(MoU)を締結し、同社のトータルオートメーションデモ機6台を寄贈した。

同デモ機は、大学内に開設された「安川メカトロラボ(YASKAWA MECHATRO LAB)」に設置された。大学生はロボット、PLC(電力線通信)、HMI(Human Machine Interface)、モーションなどの製品のプログラミングを学習できるようになる。

同社ベトナム現地法人の安川電機ベトナムは、新設予定の「ロボットコース」および「モーション制御コース」のトレーナーに対する研修を担う。

出典:http://www.yaskawa.com.sg/news-details/107

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JICA、ベトナムにて日越大学の教育・研究・運営能力の向上を支援〜学校業界動向〜

国際協力機構(JICA)は、2020年2月18日、ハノイにて、ベトナム社会主義共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「日越大学教育・研究・運営能力向上プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名した。

本案件は、日越大学において質の高い教育・研究・運営の基盤を確立することを通じ、ベトナムおよび東南アジア地域の社会や産業界の発展を牽引する人材の輩出に寄与することを目指している。

また、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール4、8、9への貢献を目指す。同プロジェクトでは、本邦大学との持続的な協力関係の構築、人員体制・教育研究体制の強化、日本及びベトナムの産業界との連携強化を図る。

出典:https://www.jica.go.jp/press/2019/20200219_41.html

EdMuse、ベトナムでブロックチェーン技術者育成へ〜学校業界動向〜

Dong Nam A CollegeとEdMuse株式会社は、DX促進を目的とした産学連携を開始した。同校を運営するHien氏は、ベトナム社会主義共和国のトップレベルの大学であるベトナム国家大学において、日本学部学部長・教授を務めている。

産学連携の内容としては、日本語によるブロックチェーンエンジニア育成コースの開設プロジェクトと、DNA総合専門学校が保有する学歴証明書や修了証をブロックチェーンで管理する実証実験のプロジェクト。

日本のDXに伴うIT人材不足が深刻化するなか、同校は日本語検定 N1 または N2 ランクを保有するブロックチェーンエンジニアの育成を目指す。

出典:https://edmuse.jp/press/news200902/

ベトナム・ハノイ国家大学、大学格付けシステムを開発〜学校業界動向〜

ベトナム国家大学ハノイ校の研究グループは、国内初となる大学の格付けシステムUPM(University Performance Metrics)を開発した。ベトナムと東南アジアの大学30校を1~5つ星で格付けした結果を発表した。

UPMは8分野の54の指標を基に1000点満点で大学を評価している。分野別の指標数と点数の割合は以下の通りとなっている。

戦略管理(5指標、6%)、教育(15指標、35%)、研究(4指標、20%)、イノベーション(4指標、 11%)、イノベーションエコシステム(4指標、6%)、IT・デジタルリソース(10指標、10%)、国際化レベル(9指標、 6%)、コミュニティ活動(3指標、6%)。

出典:http://upm.vn/news/detail/8

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2019年 ベトナムの学校(教育)業界

地元産業での人材育成へ、ベトナムのRMITとFLCが提携〜学校業界動向〜

RMITとFLCグループは、地元産業に従事する人材を増やすと同時に、同校における学生の体験をさらに向上させるため、2019年10月1日にMOUを締結した。

同MOUは、ガバナンス、戦略的管理、金融、不動産、エンジニアリング、語学、航空などの分野を対象とする。同分野はベトナムでの成長が見込まれると同時に、FLCグループが更なる発展を目指している分野でもある。

RMITベトナムには6,500人以上の学生がおり、13,500人以上の卒業生グループがある。こうした繋がりを今後も生かすことで同校は学生により良い就業機会を提供していく意向だ。

ベトナムの英語教育関係者、アクティブラーニングを活用〜学校業界動向〜

2019年10月3日の発表によると、RMITベトナムは、学生の授業への積極的な参加を促すための教育方法に関して、教員同士のトークセッションを開催した。国内の220人以上の英語教育者が集まり、革新的で効果が確認されている幅広い教育アプローチについて学んだ。

同セッションはベトナム、ハノイ、ダナン、ホーチミン市で開催される、英語教育コミュニティを対象とした2年に1回の専門能力開発プログラムだ。

最近のセッションでは学生の能動学習に焦点を当てている。語学学習では、学習者の積極的な参加があるほど習得が早いことが確認されており、同校でも学生の積極的な参加を促す同手法を活用していきたい考えだ。

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ベトナムのハノイ大学とdocomo、AIを活用した人材育成へ〜学校業界動向〜

ハノイ大学とアジア人財教育開発機構、NTTドコモ等は特定技能外国人が日本国内の外食産業で働くことを可能にするためにAI等を活用した人材育成に関する協定を締結した。

同協定に基づき、ベトナムにおける人工知能(AI)を活用した日本語の会話力トレーニングや日本での就業機会の提供といったサポートを行う。

同プロジェクトでは、ドコモが開発した外国人向け日本語会話学習サービス「Japanese Language Training AI(JLT-AI)」の試験提供をはじめとした、ベトナムの教育機関での日本語学習教材の提供も行っていく。

ベトナムのULIS、外国人学生向けフィールドトリップを実施〜学校業界動向〜

2019年9月26日、ULISベトナム語文化部は韓国のKEB Hana Bankで勤務している韓国人学生向けに、BIDV Cau Giay支店でフィールドトリップを開催した。

これはベトナム語と文化に関するトレーニングコースの主な活動の1つで、ベトナムの企業文化について学ぶことが目的だ。

同校はBIDVの支援と協力に感謝を示すと同時に、この活動がBIDVとKEB Hana Bankのスタッフ間の交流や相互理解の機会となるとも考えている。BIDVは参加者の学生に記念品を送ると同時に、将来は同行にて一緒に働けることを楽しみにしている、とのエールを送った。

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2018年 ベトナムの学校(教育)業界

ベトナムのFPT大学、ICT教育賞を受賞〜学校業界動向〜

ベトナム最大手ICT企業FPTコーポレーションが設立したFPT大学は、アジア・オセアニア・コンピューティング産業機構 (ASOCIO)よりICT教育賞 2018に選定された。ASOCIOは1984年に東京で設立された組織。アジア-オセアニアを活動範囲としており、2018年10月現在関連企業は10,000以上に上る。

授賞式は2018年11月8日、東京にて実施された。同校はベトナムでは唯一の受賞校となった。第4次産業革命の拡大という背景のもと、IT分野では高度人材の需要が急速に高まっている。ICT教育賞の受賞は、FPT大学によるICTに関する教育と研究への努力を象徴していると言える。

同校は同賞の受賞を励みに、情報の技術やソフトウェア分野における人材育成先駆者としての役割を引き続き果たしていく構えだ。

ベトナムの貿易大学、VSICの開会式を主催〜学校業界動向〜

2018年8月24日、ハノイ貿易大学 (Foreign Trade University; FTU)はベトナム商工会議所 (VCCI)、マイクロソフト・ベトナムと提携し、ベトナムソーシャルイノベーションチャレンジ (VSIC)2018の開会式を主催した。

今年のテーマは〈ベトナム北部地域における若者のキャリア開発〉。開会式へは、各機関・企業からの代表やFTUで学ぶ学生ら200人以上が出席した。

近年の学生のキャリア選択では、単に安定した仕事を求めるだけなく、国連の掲げる持続的開発目標 (Sustainable Development Goals; SDGs)をはじめとする、社会問題の解決に貢献できるかがより重視される傾向にある。FTUはこうした背景を踏まえて、同イベントを通じてソーシャルイノベーションやスタートアップに対する新しい視点を提供していく構えを示している。

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ベトナムのホーチミン市工科大学、長岡技術科学大学とツイニングプログラムを開始〜学校業界動向〜

2018年10月12日、ホーチミン市工科大学と長岡技術科学大学はツイニングプログラムに関する覚書を締結した。両校は同プログラムを通じて高度人材を育成しさらに多くの学生に対し学びの機会を提供していく。

両校は過去に電気電子工学分野における協定を締結しており、今回の共同事業では新たにコンピューターサイエンス分野に特化したプログラムも追加された。今回の覚書締結は、優秀な人材を輩出するための教育、トレーニング分野における提携強化での1つの節目になったといえる。

社会経済開発分野におけるニーズを満たし国際社会での役割を担うことは各大学が抱える課題だ。両校は学術提携やネットワークの拡大などを通じてこうした要請に応じていく方針を示している。

ベトナムの大学関係者が露・洪を訪問〜学校業界動向〜

2018年9月5日から12日にかけて、ハノイ工科大学 (Hanoi University of Science and Technology; HUST) を含むベトナムの30以上の大学関係者がロシアとハンガリーを訪問した。

今回の訪問はベトナム教育訓練省主導のもと、ベトナム-訪問国間の高等教育分野における提携関係の構築と強化を目的として実施された。特に、ハンガリーは年間200件以上の奨学金をベトナム人留学生に向けて提供するなど、両国間の友好関係がより密なものとなっていることも指摘されている。

まとめ:ベトナムの学校業界

ベトナムの教育事情をみてみると、教育の質の低下や大学卒業生の失業率の高さが問題となっています。このような課題に注目することでも新たなビジネスチャンスが見つかるのではないでしょうか。

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