【グローバル化を意識】マレーシアの学校業界

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マレーシア政府は近年、経済成長・変革を目的とし、インターナショナルスクールの普及・推進に積極的に乗り出しています。

今回は、そんなマレーシアの学校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

目次

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2021年 マレーシアの学校(教育)業界

マレーシアのMMUがサイバーセキュリティの人材育成〜学校業界動向〜

1997年3月に設立されたマルチメディア大学(MMU)とネクサゲート社は、サイバーセキュリティの専門家やテクノプレナーを育成するための産学連携を検討するための覚書を締結したことを発表した。

両者は本パートナーシップを通じて、研究開発イニシアチブ、キャパシティ・ビルディング、MMUスタートアップ・エコシステム強化、そしして一般の人々のサイバーセキュリティに対する意識向上を高める活動を検討する。

ネクサゲート社はMMUを卒業したカイリル・エフェンディ氏が設立した会社であり、マレーシアを代表するサイバーセキュリティ・コンサルティング・サービス企業となっている。

出典:https://www.mmu.edu.my/2021/07/mmu-and-nexagate-sdn-bhd-sign-pact-to-nurture-cybersecurity-technopreneurs/

マレーシアのUSMの持続可能性ランキング上昇〜学校業界動向〜

マレーシア科学大学(USM)は、2021年THE(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)インパクト・ランキングの持続可能性に関するランキングにおいて、世界98ヶ国・地域の1,200以上の教育機関の中で39位となったことを発表した。

USMのランキングは前年の65位から大幅に上昇し、東南アジア内ではタイのチュラーロンコーン大学に次ぐ2位、アジアでは5位にランクインしている。また、SDG16(平和と公正をすべての人に)では世界8位にランクインしている。他にも、SDG1(21位)、SDG2(29位)、SDG3(40位)が上位に入っている。

同大学は、人類が直面する大きな課題を解決するために、世界で最も優れた教育機関の一つとしての地位を確立したとしている。

出典:https://news.usm.my/index.php/english-news/7046-usm-among-the-top-50-institutions-in-world-sustainability-rankings-2021

マレーシアのUUMが仮想教室などでデジタル化促進〜学校業界動向〜

ウタラマレーシア大学(UUM)は、先進国に遅れをとらないことを目的とした「コネクテッド・キャンパス」の下で初めて仮想教室を立ち上げたことを発表した。

仮想教室は、キャンパス内外の様々な場所からアクセス可能なバーチャルTnL(教育と学習)プロセスをサポートするために導入され、講師と学生の双方向コミュニケーションを可能としている。全学生が利用することができ、事前予約が必要となる。

また、同大学はUUM情報技術(UUMIT)を通じた学生・保護者向け関連アプリケーションも開発しており、デジタルID、クラススケジュール、試験結果、財務情報、クラス出席情報、図書館や学生ラウンジ、大学院室に入るためのQRコードなどが搭載されている。

出典:http://www.uum.edu.my/uum-news-feed/906-uum-s-first-virtual-classroom-launched.html

マレーシアのUCSI大学が中国の大学と中医学促進〜学校業界動向〜

UCSI大学と商丘医科大学(中国)、マレーシア大学コンソーシアムは、「ルーバン・ワークショップ」を設立する協力協定を締結したことを発表した。

本プロジェクトは、中国河南省政府とヌグリ・スンビラン州政府の支援を受け、中医学の分野における知識交換と、教育と漢方薬及び雇用機会を促進するものとなっている。

「ルーバン・ワークショップ」は、一帯一路における教育と雇用機会のグローバルなコラボレーションへ対応するものとして設立された。UCSI大学スプリングヒルキャンパス内に中医学センターとワークショップセンターが設置され、2021年中に運営が開始される。河南省政府は、商丘医科大学を通じて中医学の施設やトレーニングなどを支援する。

出典:https://www.ucsiuniversity.edu.my/ucsi-university-shangqiu-medical-college-and-consortium-malaysian-universities-ink-aoc-to-organise

マレーシアのモナッシュ大学がAI教育を推進〜学校業界動向〜

モナッシュ大学マレーシアは、マレーシア・デジタル・エコノミー・コーポレーション(MDEC)や業界関係者と協力して、MyIndustryAI奨学金プログラムを通じて、人工知能(AI)が実現する未来を推進している。

本プログラムは2018年より開始されており、優秀な個人に奨学金を授与し、その個人が産業界の問題を解決することで、AIの研究による修士号を取得することを期待している。2年間のプログラムでは、AIのコンピュータ・ビジョン、自然言語処理(NLP)、音声認識に焦点を当てている。

本プログラムを通じて、大学はISO 27001:2013認証を取得したAI企業であるInnov8tifソリューションズ社との共同研究に着手しており、公文書検証アプリケーションの開発を目指している。

出典:https://www.monash.edu.my/news-and-events/pages/latest/articles/2021/monash-university-drives-AI-education

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2020年 マレーシアの学校(教育)業界

マレーシアのUPMとフェルダがスマート農業で協力〜学校業界動向〜

マレーシアプトラ大学(UPM)は、パーム油事業会社であるフェルダと国家の食料安全保障、及び農業起業家輩出を目的とした6つの農業プログラムで協力することを発表した。

プログラムは農業起業家開発プログラム、フェルダ畜牛バレー、フェルダ作物多様化プログラム、スマート農業アプリケーション、フェルダハーバルイニシアチブプログラム、フェルダ養殖生産性向上プロジェクトで構成され、農業生産性及び食料安全保障を向上させる。この協力関係ではUPM農学部の施設を使用し、5ヶ月以内に3,170人の新規起業家を育てる。

ムヒディン首相は、この協力関係でフェルダ起業家を輩出し、新規雇用機会創出とフェルダ入植者の収入増加が可能と述べた。

出典:https://upm.edu.my/news/upm_felda_collaborate_on_6_smart_agriculture_programmes-57608

マレーシアのUKM、大学ランキング大幅アップ〜学校業界動向〜

スランゴール州フルランガットに位置する国立大学のマレーシア国民大学(UKM)は、2020年タイムズ・ハイアー・エデュケーションのアジア大学ランキングにおいて、160位となったことを発表した。2019年の170位から10ランクアップとなった。

評価は『教育』と『論文引用』、『研究』、『国際』、『産学連携』の5つの指標で構成されており、UKMは国際的な見通しで最も高いスコアを獲得した。

同大学のモハマッド・ハムディ・アブドゥル・シュコール副学長は、UKMは2020年のランキングが大幅に上昇した国内2大学の一つであり、品質向上と戦略実施において大学が正しい方向に進んでいることを示しているとした。

出典:https://www.ukm.my/news/Latest_News/ukm-ranked-160-in-the-2020-the-asia-university-rankings/

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テレコムマレーシアがUUMのデジタルキャンパスを支援〜学校業界動向〜

国立ウタラマレーシア大学(UUM)は、デジタルキャンパスを実現するため、通信大手のテレコムマレーシア(TM)と契約を締結した。契約により、大学内ではTMワン・ダイレクト・インターネット・アクセスを介した高速インターネットが可能となる。

TMは2020年2月から2023年3月までの期間中、10Gbpsの高速インターネットを提供、ケダ州シントクとクアラルンプールキャンパスの学生約2万5,000人を支援する。

TMのロスリィ・マン会長は、学生と講師、大学スタッフ間でデジタル学習を可能にする高速インターネット接続と包括的なデジタルソリューションの提供を通じて、UUMのデジタル変革の触媒となることを誇りに思うとしている。

出典:http://www.uum.edu.my/uum-news-feed/730-tm-uum-collaboration-heightens-digital-lifestyle-with-high-speed-internet-services.html

マレーシア初の私立大学UCSI大学とVCUがパートナーシップ〜学校業界動向〜

マレーシア初の私立大学であるUCSI大学は、米国バージニア・コモンウェルス大学(VCU)との提携を締結した。契約では、学術的・文化的交流促進によって新しい知識の発見、創造的な表現とイノベーションを可能とすること、教育と学習の強化、両大学のコミュニティへのプラスの影響強化に加え、今後3年間、両校が国際化に向けて協力していくことを目的としている。

両校の合意内容には、相互に関心のある研究を行うための学者と科学者の交流、講義や短期訪問のための教授の交流、学会やシンポジウムへの参加のための学者招聘、相互に関心のある分野の情報や学術資料、出版物の交換、両校の学位移行プログラムなどが含まれている。

出典:https://www.ucsiuniversity.edu.my/ucsi-university-and-virginia-commonwealth-university-vcu-marked-newly-formed-partnership-through-mou

マレーシアのTAR UCがクリエイティブ業界と提携〜学校業界動向〜

マレーシア華人協会が創立したトゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(TAR UC)は、HUGピクチャーズとのコラボレーションを発表した。同校のコミュニケーション及びクリエイティブ産業学部の学生へ、貴重で実践的な機会を提供する。

MoUでは、 5年間の予定で映画やその他のクリエイティブなプロジェクトの開発・制作・推進における相互協力が示されている。また、HUGは体験談や技術知識の共有、業界セミナー、実地研修などを提供し、インターンシップの受け入れも行う。

TAR UCのリー教授は、メディア業界は急速なペースで進化しており、このような関連業界との協力は業界の需要と可能性について学生の理解を広げるとしている。

出典:https://www.tarc.edu.my/news.jsp?cat_id=56EBCDAD-D3D4-4D3B-8AC4-44CAF115AE1E&fmenuid=63470210-0077-4156-8326-47DE252878A7&news_id=8D12455D-005D-45C8-9F72-05703B22645B

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2019年 マレーシアの学校(教育)業界

世界大学ランキングで70位、マレーシアで学校業界牽引のマラヤ大学

クアクアレリ・シモンズ社が実施した2020年の世界大学ランキングで、マラヤ大学が70位となったことを発表した。

全体的なスコアは67.1で前年から7.2%改善、1,001機関の上位7%に入った。特に教員一人あたりの論文引用数、採用に関する評価、外国人教員の比率で大きな改善が見られた。また、学生に対する教員の比率は78位と高い評価を維持した。一方、国際学生比率指標は留学生減少によってランキングを大きく落とした。

同大学は、2014年以降から大学の戦略計画において97項目の改善を進めている。マラヤ大学副学長は、今後の優先課題として政府からの財政支援増額、国際協力の強化、そして卒業生の雇用改善を挙げている。

人材開発でマクドナルドと提携、マレーシアのAHIBS〜学校業界動向〜

2019年8月21日の発表によると、マレーシア工科大学(UTM)傘下で経営大学院として設立されたアズマンハシムインターナショナルビジネススクール(AHIBS)は、マクドナルドマレーシアと人材開発で提携することで合意した。

合意覚書(MOA、memorandum of agreement)はいくつかのステップで構成され、ハンバーガー大学を出所とする社内トレーニングプログラムがマクドナルドマレーシアから提供され、AHIBSのMBAプログラムとして再考される。本提携は5~8年の期間を予定しており、1万4,000人超のマクドナルドマレーシアの従業員がMBAプログラムへ登録する機会を得る。

この提携は教育省とUTMの戦略目標を具現化するもので、人的資本開発を再定義し、学術研究機関と産業界を1つにまとめることを目指している。

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キャッシュレスキャンパスを目指す、マレーシアのUUM〜学校業界動向〜

ウタラマレーシア大学は、2018年9月9日にキャッシュレス決済システムとなるUUMキャッシュレスコミュニティプログラムを開始した。カフェテリア施設をはじめ、非食品を対象とした事業所へ拡大し、その後キャンパス内のサービスへ拡大した。

コミュニティでのオンライン購入は年々増加を続け、校内でキャッシュレス社会を構築する取り組みは政府の取り組みに合致している。また、キャッシュレス取引プログラムによって不正が減少し、更に若い世代が産業革命4.0に対応する準備として役立っている。

また、同大学は統合キャッシュレスキャンパスを正式に開設するため、グリーンパケット社の子会社でeウォレットアプリを提供するkiplePay社とMoAを締結した。

マレーシアのUSM、日本のパートナーとSDG推進〜学校業界動向〜

2019年9月9日の発表によると、RCEペナン@マレーシア科学大学は、日本のパートナーと共にケダ州メルボック森林保護区においてマングローブの植林を行った。

このプロジェクトは、日本マレーシア協会(JMA)及び木下グループの支援を受けており、200本のマングローブが植えられた。これはRCEペナンとJMAによる長期事業であり、持続可能なマングローブエコシステム構築を目指している。また、木下グループは本プロジェクト向けに今後5年間に渡って資金を提供する。

在ペナン日本国総領事館の鹿屋総領事は、プロジェクトを通じてマレーシアと日本の関係がより緊密になり、さらに一層の高みへと続くことを願っているとしている。

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2018年 マレーシアの学校(教育)業界

マレーシアのマラヤ大学、IOIとMoU締結〜学校業界動向〜

マラヤ大学とマレーシア大手コングロマリット企業であるIOIグループのチャリティー団体『ヤヤサン・タン・スリ・リー・シェン・チェン』は、2018年8月15日、持続可能なパーム農園管理の研究開発を強化するMoUを締結したと発表した。

共同研究の第一段階では、パームやしの空果房と微生物を使用したバイオ肥料の開発と、マレー半島のパーム農園に棲息する多種ネズミの研究・対策という2つのプロジェクトを展開する。

両者はこの取り組みを通じて従来の研究により得られた既存のノウハウを共有し、事業機会の拡大を目指している。また一方で、優秀な学生がより良い環境で学ぶ機会を提供するなど、マレーシアにおける高等教育への投資も念頭に置かれている。

マレーシア工科大学、大手製薬企業とMoU締結〜学校業界動向〜

マレーシア工科大学 (University of Technology, Malaysia; UTM)とマレーシア大手製薬会社CCMデュオファーマ・バイオテックは、ジョホール州のUTMキャンパスにおいてMoUの調印式を行った。

UTMは『Partnership with Industry』プログラムの下で主要な産業パートナーとの共同事業を推進しており、今回の合意はその一貫となる。また、研究開発とイノベーションを通じて製薬サービスの提供を組織的に強化することで、2020年までにマレーシアを先進国とする政府の戦略的計画を支援する。

同パートナーシップを通じて、研究員の交換や実験施設を使用した研究プログラムなどといった学びの機会が提供される。UTM教授ワヒド・オマール氏は「この署名を通じて国内の研究開発を促進する専門知識の共有が進められることを期待している」と述べている。

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マレーシアサインズ大学、香川高等専門学校とIT分野で協力強化〜学校業界動向〜

マレーシアサインズ大学(USM)は、1969年にペナン州に設立された国立の総合大学で、2018年9月現在約3万人の学生・院生が学ぶ。日本の横浜国立大学や佐賀大学などといった高等教育機関と国際交流協定を結ぶなど国外へも学術ネットワークを広げている。

同大学は、2018年9月7日、香川高等専門学校と情報技術分野における協力を強化するためにMoUを締結したと発表した。

香川高等専門学校の安蘇芳雄校長は「情報技術・マルチメディアという先進分野の戦略的パートナーとしてUSMを加えられたことを嬉しく思う」と述べている。

UTAR、マレーシア不動産協会と修士プログラム確立へ〜学校業界動向〜

トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学 (Tunku Abdul Rahman University; UTAR)は、不動産・住宅開発業者協会 (REHDA)と不動産開発修士プログラム (MRED)を確立するためのMoUを締結したことを2018年10月23日に明らかにした。

両者が共同で手がける18ヶ月に及ぶ大学院プログラムは業界関係者からのインプットを元にデザインされており、不動産業開発業界のニーズに対応していく。MREDは、不動産業に幅広い問題に対応できる高度な治験や技能を有する人材の供給を目指す。また、プログラムに参加した学生に対し、不動産開発・投資に関する深い理解を促しリーダーシップスキルを身に着けさせることがねらい。

両者は、修士プログラムの設置に加えて、不動産分野のみならず他の分野において知識・資源の交換を通じた人材開発や研究開発を促進するための協力関係を構築する。

まとめ:マレーシアの学校業界

マレーシア政府は、自国の教育機関の成長にはグローバル化が不可欠だと考え、今後もイギリスを始めとする他国の学校施設と提携を進めていくようだ。このようなトレンドに注目することで、学校業界は今後も新しいビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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