【今求められる教育とは?】シンガポールの幼児教育・学習塾業界

singapore-privateschool

シンガポールでは、保護者が子どもの教育にかける費用や、子どもの学外での学習時間が世界的に見ても高い数字を記録しています。

今回は、そんなシンガポールの幼児教育・学習塾業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

目次

シンガポールの幼児教育・学習塾業界 業界地図はこちら!

2020年 シンガポールの幼児教育・学習塾(教育)業界

シンガポールのコロナ禍での塾、習い事再開のガイドライン〜幼児教育・学習塾業界事情〜

シンガポールではPhase2以降、塾や習い事の営業再開が許可された。ただし、営業再開する企業は下記の通り安全管理を順守する必要がある。

すべての従業員・生徒の健康状態チェック、安全な入室管理、マスク着用、よく触れられる場所の定期的な清掃をしなければならない。また、生徒、教員間は常に1メートル以上の安全な距離を保つ必要がある。必要に応じてテーピングや物理的に障壁となるものを設置する。

生徒および教員の健康宣言も必須である。休職(LOA)または承認された休職(AA)に置かれている人や、在宅通知(SHN)、在宅検疫命令を受けている人にレッスンを受けさせてはならない。他にも、それぞれの授業の間は、少なくとも30分空けなければならないといった規則もある。

出典:https://covid.gobusiness.gov.sg/guides/tuitionadvisory.pdf

COVID-19の影響によるシンガポールのICT教育の進展〜幼児教育・学習塾業界事情〜

4月7日以降のサーキットブレーカー中の塾、学校の多くは自習ではなく、教育機関によるDistance Learning(遠隔学習)つまりオンライン学習に切り替えられていた。シンガポール政府が一貫して教育のICT化を推奨・支援してきたこともあって、概ね大きな問題もなく移行した。

ICT教育導入のメリットとして、下記の4つが挙げられる。

 ①Distance Learning Distance Learning(遠隔学習)が容易にできる

 ②授業のスタイルが変わり、生徒の参加意識が向上する

 ③授業準備の効率化が推進される

 ④サイバーコミュニティをつくることができる

シンガポールは早くからICT教育環境整備を開始している。世界各国の学校現場においてもICTの活用は必須のものとなりつつある。

出典: https://orbit.edu.sg/topics/3259/

singapore-privateschool

シンガポールで海外学習塾事業における業務提携〜幼児教育・学習塾業界事情〜

株式会社学研ホールディングスの孫会社である、株式会社学研スタディエ、およびその海外子会社(シンガポール・ベトナム・台湾)との間で、早稲田アカデミーブランドによる海外学習塾事業に関して業務提携契約を締結したことが発表された。

今回の業務提携により、両社が各々保有する受験指導ノウハウ、海外校運営ノウハウなどの相互提供を強化し、協力を深めることで、海外における教育事業の業容拡大を加速し、両社の企業価値向上を一層推進していく。

業務提携の主な内容は以下のとおり。

 早稲田アカデミー海外校の展開

 海外校の人材採用・人材育成に関する協力

 海外校に対する指導カリキュラム・教材・マニュアルの提供

 生徒相互紹介及び海外校の広告宣伝活動に関する協力

 海外における講座・イベントの共催

出典:https://ssl4.eir-parts.net/doc/4718/tdnet/1748363/00.pdf

KOMABAがシンガポール・クレメンティに新校舎を開校〜幼児教育・学習塾業界事情〜

2012年に開校した学習塾KOMABAは、2020年に開校9年目を迎えた。タングリンショッピングセンターの現在の教室(オーチャード校)に加えて、2020年8月よりKOMABAクレメンティ校を新たに開校したことを発表した。

開校以来、 「子どもたち一人一人の多様性と向き合う」「海外子女である子どもたちの未来の可能性を拓く」を信念に、講師一丸となり指導を続けてきた。そうした中、社会・学校教育の変革と共に、同社の役割の幅が広くなったことを受け、より様々な子どもたちに寄り添った教育を提供していく。

新校舎はMRTクレメンティ駅から徒歩30秒の非常に便利な立地にある。新型コロナウイルスの影響で開校時期が遅れたが、小学生および高校生対象に8月より各クラスを開講している。

出典: https://www.cradle.asia/2020/08/27/clementi_online/

駿台、シンガポールを含む帰国生入試に向けた講演会を開催〜幼児教育・学習塾業界事情〜

日本の学校に進学する人にとって入試の情報は非常に重要なものになってきている。各学校が一般入試の改革を行い、それに関連して帰国生入試も年々変化している。駿台ではこのような背景を含め、最新の情報を届ける「進学講演会」をZoomを利用したオンライン形式で実施する。

帰国生大学入試の動向の他、現地にいる間に準備しておきたい事柄などについて、2020-2021年度帰国生大学入試の動きを追いながら講演する。講演内容は下記の通り。

「なぜ駿台国際教育センターが学力向上を約束できるか」

「各教育制度における学力アップポイント」

「帰国生の大学受験の基本 情報 ・近年の動向と展望 」

「 現地での準備(学習面・出願の面)と保護者様からのサポートのヒント 」

アジア(アジアのアメリカ系またはカナダ系インター) の開催日時は2020/11/01(日) 11:00~ となる。

出典:http://www.sundai-kaigai.jp/kokusai/event/index.html

シンガポールの幼児教育・学習塾業界 業界地図はこちら!

2019年 シンガポールの幼児教育・学習塾(教育)業界

シンガポール政府、成績不良者向けのタスクフォース設置〜幼児教育・学習塾業界事情〜

政府はさまざまな理由により教育面に問題のある学生を、あらゆるタイミングにおいて救済しようと試みているも、引き続き困難な局面に直面している。

これを念頭に置いて、 2019年3月4日の発表によると、 Ministry of Education(MOE)は「Uplifting Pupils in Life and Inspiring Families Taskforce」(UPLIFT)というタスクフォースを設置した。

このタスクフォースの目的は、家庭が困難な状況にある、成績の低い生徒が直面する問題に深く入り込み、何が彼らの成績向上を妨げているかを正確に理解し、克服すべき原因を特定することで実用的な解決策を考案することである。

出典:https://www.moe.gov.sg/news/speeches/moe-fy2019-committee-of-supply-debate-response-by-second-minister-for-education-indranee-rajah-1

2018年度、シンガポールの学習塾に14億SGDが費やされる〜幼児教育・学習塾業界事情〜

2017/18年のHousehold Expenditure Survey(HES、家計調査)によると、シンガポール全世帯の教育に費やす費用は2012/13年の11億シンガポールドル(SGD)と比較し14億SGDと大きく増大した。

シンガポールにおける学習塾業界は長年にわたって拡大し、2012年には700であった学習塾数は今日、950を超える数となっている。

家庭平均所得が増加している場合でも、学習塾への支払額は依然大きな割合を占めており、最新のHESによると高収入の家庭は低収入の家庭と比較して教育費に大きな割合を割いていることが判明している。このように平均所得によって学生の教育水準の平均化が妨げられている可能性があると指摘されている。

出典:https://www.moe.gov.sg/news/parliamentary-replies/tuition

幼児教育・学習塾業界最大手、公文シンガポールの世界における事業展開とは?

2019年9月2日の発表によると、Kumon Singapore(公文)はYishun Street 42、Yishun Junction Nineに新たな学習センターを開設し、フリートライアルなどの募集を開始した。

オフィシャルウェブサイトで確認できる、シンガポールにおける公文学習センターは87にのぼり、さらなる公文式の学習がシンガポールにて浸透しつつあることを読み取ることができる。

アジア・オセアニアの拠点はシンガポールに置いており、インド、インドネシア、カンボジアやオーストラリアなどに展開している。またアジア・オセアニア地域に限らず北南米やヨーロッパなど50を超える国と地域にビジネスを展開するに至っている。

出典:https://www.facebook.com/search/top/?q=KUMON%20Singapore%20yishun&epa=SEARCH_BOX

シンガポールにおける学習塾の選択基準とは?〜幼児教育・学習塾業界事情〜

2010年に設立され、主に小学校からジュニアカレッジまでの算数を教育するTrueLearningは、学習塾(tuition centre)を選択する基準を提示した。

シンガポールにおいては、ニッチな学習塾が乱立しており、子どもがどのような学習を本当に必要としているかを明確にすることが大切である。そして、その学習塾がどのような運営者によって運営されているかを調査することを勧めている。これは学習塾の運営者が教育のプロフェッショナルでない場合があるためである。

また、そのほかにも実際に教育する先生がどのような資格を保有しているかや、1クラスあたりの大きさも考慮すべきであると提案している。

出典:http://www.truelearning.com.sg/blog-detail/singapore-tuition-centre-which-to-choose/

シンガポールの幼児教育・学習塾業界 業界地図はこちら!

2018年 シンガポールの幼児教育・学習塾(教育)業界

シンガポールのKRTC、政府の教育方針変更に対する考えを発表〜幼児教育・学習塾業界事情〜

2018年10月12日のKRTCの発表によると、成績中心主義から離れるように政府からの通達があったそうだ。KRTCの編集チームは、フォーラム、ニュースサイト、ソーシャルメディア、保護者からのコメント等に目を通し、同社ホームページ上で独自の見解を公開している。

受験競争が熾烈化するシンガポールでは小学校卒業試験(PSLE)が子供教育の重要なマイルストーンであるという認識が依然強い。同社はこのことを踏まえ、引き続き競争に優先順位が置かれる現状に変化はなく競争の文化が一晩で消滅することはない、と述べている。

同社は机の前で勉強するだけでなく親密な友人関係を築き上げるといった人間的な経験が良い成績に結びつくと考えている。また、学習習慣や学習意欲を育む過程は将来の目標をどこに定めるにしても必ず必要となる経験であり、〈学び〉に対する姿勢こそが成功への最も基礎的な要素であるという考えを示している。

シンガポールで幼児教育・学習塾業界大手のRaffles Education、CFLD Int.との提携を発表

Raffles Educationは、東南アジアにおける教育部門での事業展開に向けて、シンガポールに拠点を置く新産業都市インフラ開発大手CFLD Internationalとの覚書を締結した。

提携後初となる共同プロジェクトは、インドネシアの首都圏で最も急速に成長するエリアに位置する同国第2の都市タンゲランで予定されている。同都市における教育施設には、Rafflesが所有する学校やプレスクール、音楽、ダンス、芸術、ドラマなど多彩な授業を提供する施設が含まれる。

Raffles Educationは1990年に設立されて以来、大学や短期大学、インターナショナルスクールを13カ国23都市にて展開している。Raffles Education社CEOは「CFLD Internationalとの提携は東南アジア地域の多くの学生に高品質な教育を提供する目的で実現した。弊社ネットワークを拡大することは我々の戦略の中核であり、今回の共同事業にも高い期待を抱いている」とコメントしている。

singapore-privateschool

シンガポールのカプラン、起業家育成を目指した学習コースとは?〜幼児教育・学習塾業界事情〜

世界35カ国で教育プログラムを提供する大手教育会社カプランは同社facebook上で、60名以上が参加したカプラン・アンド・ジェムスターの立ち上げイベントの様相を報告した。

カプランとジェムスター・テクノロジー社が共同開発した〈起業家精神とイノベーション〉コースは次世代の学生たちに向けた斬新なディプロマ(学位)で、若い起業家を育成し成長させることを目指す。学生は同コースを通じて実際に産業界で活躍する起業家の指導を受け、起業家になるために必要なことを学ぶことができる。

カプラン社COOは「ジェムスター社と協力して起業家精神の世界を探求し、彼らの情熱と目的を明らかにするユニークなプログラムを提供できることを喜ばしく思っている。」と述べている。ジェムスターはオーストラリアに拠点を置くアクセラレーターで、オーストラリアとアジアの橋渡しをするビジネスを展開しており、同地域のスタートアップなどを支援し、消費者とを結びつける役割を担っている。

iCTLTでIT技術を駆使した教育の未来が論点に。シンガポールの将来は?〜幼児教育・学習塾業界事情〜

第6回国際教育技術学会(iCTLT)が2018年5-6月にかけて開催された。テーマは「Shape the Future, Be a Spark」。E-educationなどのオンライン学習をさらに普及するために教育界が担う重要な役割に焦点を当てている。会議には、ITや社会・家族開発など、教育以外の分野のスピーカーやパネリストが出席し、教育者の視点を広げた。

重要な論点は、今後テクノロジーを教育に取り入れること、生徒が興味・関心を探求し発見するために新技術を活用すること、デジタル世界における生涯学習文化を育成すること、学生がデジタル空間で責任ある行動をすること、の4点であった。

会場では〈Spark IT!〉、〈Open-Concept Makerspace〉、〈Special ASEAN workshop〉などのイベントが催された。テクノロジーが教育の未来をどのように形作ることができるか、ASEANから専門家を招きICT熱い議論を交わした。また、ロボットや3Dプリントなど、現在教育現場で使用されているテクノロジーを体験できるコーナーも設置された。

まとめ:シンガポールの幼児教育・学習塾業界

国民の教育に関する関心が、世界各国の中でも非常に高いシンガポールでは、学習塾・予備校業界は今後も多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか?

シンガポールの幼児教育・学習塾業界 業界地図はこちら!

関連記事

  1. philippines-privatesschool

    【学歴と収入の関係性】フィリピンの幼児教育・学習塾業界

  2. singapore-water

    【目が離せない!】世界をリードするシンガポールの水道業界

  3. singapore accounting firm

    【2019年、企業はどう動く?】シンガポールの会計事務所業界

  4. singapore-motorbike

    【環境に悪いバイク排除?】シンガポールのバイク業界

  5. singapore-school

    【世界的に高い教育水準】シンガポールの学校業界

  6. singapore-stock

    【外資系企業を魅了する】シンガポールの証券業界

  7. singapore-ceremonies

    【多文化社会に生きる】シンガポールの冠婚葬祭トレンド

  8. indonesia-childcare

    【都市部での需要増大】インドネシアの保育業界

ABOUT US

BIZLABマガジンは、東南アジア・中華圏で販路を拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。個別相談・調査サービス「BIZLAB」が運営しています。くわしくはこちら

人気記事

  1. singapore-private-banker
  2. singapore-pharmacy
  3. singapore-cosmetics
  4. malasya-fashion
  5. malaysia-cosmetis
PAGE TOP