【急速な成長を遂げる】マレーシアの語学学校業界

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マレーシアでは、従来の学校教育において英語が重要視されていなかったことを背景に、語学教育業界は今、大きな成長を遂げています。

今回は、そんなマレーシアの語学学校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

国内初!ELSマレーシア、NEAS認定取得

1990年に設立されたELSランゲージセンターマレーシアは、米国ELSのマレーシア拠点であり、マレーシア教育省によって認可された言語センターである。

2019年4月11日、同センターは、マレーシアで初めてオーストラリアの政府認定制度であるNational ELT Accreditation Scheme(NEAS)から認定されたことを発表した。これまで東南アジア域内では、カンボジアとインドネシア、シンガポール、ベトナムのELTセンターがNEASから認定されていた。

NEAS認定は、学業の質や学生管理、サポートサービスといった基準を維持するというELSマレーシアのコミットメントが認められたものであり、同センターが運営するスバンバャヤ、ジョホールバル、UPM、セダンの各センターが7項目で評価された。

帝京マレーシア、帝京大学進学の新コース発表

帝京マレーシア日本語学院は、日本留学を希望するマレーシアの学生が日本語やその他の関連する教科を習得することができ、また日本語習得希望者に対しては日本語教育を行っている。

2019年9月30日、同学院では、新たに日本留学準備教育課程12ヵ月コース(帝京大学進学系)を2020年に新設することを発表した。12ヵ月間の学習で帝京大学への進学を希望する学生向けのコースとなっている。

受講科目は、初級~中級レベルの日本語、日本の文化や生活に関する基本的な知識を習得する日本事情、日本の地理・歴史・政治・経済といった知識を習得する社会、そして数学、物理、化学では大学の授業で使用する用語を習得する。

ダイレクトイングリッシュがサバ州へ展開

1997年に開校したダイレクトイングリッシュは、ESL及びEFL学習者にとって最も効果的な英語プログラムを提供する語学学校であり、学生から社会人まで幅広く対応している。

同センターは、サバ州教育局の上級シニア管理職38名と州の中等学校校長及び上級アシスタント202名に対する英語評価プロジェクトを委任され、コタキナバル(5月21日~22日)とタワウ(5月23日)、サンダカン(5月24日)にて実施する。コタキナバルでは、80人以上が読み書きと会話スキルについて評価を受ける。

このプロジェクトは、同センターとサバ州教育局スタッフ研修開発部が共同で実施するもので、受験者には事前のオンラインプレースメントテストを義務付けている。

ホリデープログラムで子供達の英語スキル向上

英国の文化及び教育を提供するブリティッシュカウンシルは1948年にKLに進出しており、現在はKLとペタリンジャヤ、ペナンにて英語教育などのサービスを提供している。

同センターは、2019年11月と12月に3つのホリデープログラムを、KLとセランゴール、ペナンで開催することを発表した。対象は5歳から13歳の子供たちで、料金は670~1,690リンギットとなっている。

プログラムではエンタープライズ(3日間コース)とタイムトラベル(5日間コース)、若きジャーナリスト(5日間コース)を準備しており、子供たちが起業家やジャーナリストになって読み書きや会話スキルを向上する。

2018

コンピュータでの英語能力判定テストを開始

ブリティッシュ・カウンシルは、英国の文化交流と教育を提供する国際機関であり、英国では公益団体として登録されている。世界100以上の国・地域で事業を展開しており、最新のコミュニカティブ手法を用いた英会話スクールや英語能力判定テスト『IELTS』などの試験を提供している。

同団体は、2018年10月9日以降からマレーシア国内12ヶ所のテストセンターにおいて、コンピューターを用いたILTESの受験が可能となる旨を発表した。受験者は従来の紙ベースかコンピューターかのいずれを選択することができる。

また、コンピューターによるテストでは、受験者はテスト終了後、5~7日間という短期間で結果を受け取ることができなどのメリットがある。

CEFL、中国語学習プログラムをローンチ

ケンブリッジ・イングリッシュ・フォー・ライフ (CEFL)は、幼児から社会人までの幅広い世代へ英語教育サービスを提供する語学学習センターであり、国内に60ヶ所以上のセンターを有する。2001年の創業から数万人に上る学生がプログラムを受講しており、2018年現在も1万人以上の学生が同センターで英語を学んでいる。

CEFLは、2018年9月よりゲームや歌などの遊びを通して北京語を教える『マンダリン・フォー・ライフ』を開始すると発表した。これはマレーシア初となる試み。

『マンダリン・フォー・ライフ』 は4~5歳向けの初期学習を行うジュニア・マンダリンと、青少年向け中国語検定試験(YCT)向けにプログラムされているヤング・ラーンズ・マンダリンの2つのコースで構成されている。

LMF、スクールホリデープログラムを発表

LMFインターナショナル・ランゲージ・アカデミーは2009年より語学学習を提供しており、2018年2月現在約200人の生徒が北京語、英語、韓国語、フランス語、日本語を学んでいる。

LFMは、2018年の『2週間スクールホリデー・プログラム』を発表した。プログラムでは、英語と韓国語、或いは英語と中国語の2つのパッケージが用意されている。韓国語プログラムではレストランでの注文や自己紹介などの簡単な表現を学ぶ。K-POPなど韓国ポップカルチャーの人気が続く中で韓国語習得を目指す学習者が増えていることが背景だ。

期間は2018年11月26日~12月7日で、9~16歳の生徒を対象としている。プログラムは月曜日~金曜日の午前10時~午後4時までで、費用は670リンギットとなっている。

EMS、ファミリーホリデーキャンプを提供

2002年に設立されたEMS英語学校は、グローバル社会に対応したプロフェッショナルな英語スキル習得を目指す英語専門学校であり、クアラルンプールとコタ・ダマンサラでサービスを提供している。

EMSは、毎年夏季にロシア、カザフスタン、日本、韓国、イラン、サウジアラビアなどの世界各国の学生を迎え入れるサマーキャンプを提供している。2018年はあらゆる年齢層を対象に6月と7月、そして8月に開催された。

サマーキャンプに参加する生徒は、言語能力レベルや年齢に応じてグループ分けされ、成人向けホリデープログラムと子供向けホリデープログラムが提供される。

まとめ

教育市場の自由化や、より良い教育を受けたい中間所得層の拡大、マレーシアを国際教育ハブとする政府の方針と国全体の経済成長を受け、英語語学研修コース(ELT)は国内で底堅い需要を獲得しています。語学学校業界にはまだまだ多くのビジネスチャンスが残されているのではないでしょうか。

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