【技能不足を補えるか!?】インドネシアの資格・社会人教育業界

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高等教育を修了した学生が、就職活動において必要とされる技能不足により、雇用されていなかったケースも見られることから、資格・社会人教育業界が担う役割が大きいと言えるインドネシア。

今回は、そんなインドネシアの資格・社会人教育業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2019

インドネシアの社会人教育機関Idpc、企業向け研修内容とは?〜資格・社会人教育業界事情〜

インドネシアの社会人教育機関ipdcはホームページで主要な研修事例を紹介している。Ipdcには、広く一般から研修生を募集する標準プログラムと、特定の企業向けにカスタマイズされた研修プログラムがある。

ホームページに掲載されている事例は特定企業向けに行われた研修が中心で、9月に実施されたものとして下記が紹介されている。

①プルタミナ(国有ガス石油会社):チームとして働く、②トバ・パルプ・レスタリ(上場製紙会社):リーダーシップと管理・退職準備と起業家精神トレーニング③Sylhet Gas Fields Limited(バングラデッシュ国営ガス会社):ガス部門における高度管理開発プログラム④ブカラパック(Eコマース企業):ノンファイナンスのためのファイナンス

インドネシア技術者協会、VE研修コースを紹介〜資格・社会人教育業界事情〜

専門技術者(IP)資格を認定するインドネシア技術者協会(PII)は2019年5月28日、ホームページにバリューマネージメント(VM)/バリューエンジニアリング(VE)コースを紹介した。

このコースではVM/VEの基礎を学ぶ。インドネシアは現在、国家として、インフラ開発を通じて経済成長を促進する使命を担っている。そのため、政府が進める245の国家戦略プロジェクト(PSN)を実現するためには、4,197兆ルピア(約31兆円)もの巨額な予算が必要である。ここでは、政府が525兆ルピア、国有企業が1,258兆ルピア、民間企業が2.414兆ルピア負担することになっている。

従って、このプロジェクトの価値の向上(VM)とコスト削減(VE)が非常に重要となっていると紹介した。

インドネシアSGS、環境検査会社WLNを買収〜資格・社会人教育業界事情〜

インドネシアで検査および人材教育を行うSGSインドネシアは2019年4月12日環境検査会社PT WLN Indonesia(WLN)を買収したことを発表した。

WLNはインドネシアの複数の産業に水、土壌、水質検査サービスを提供する大手プロバイダーである。同社は北スラウェシ州のマナドに本社を置き、マナドとボゴール(西ジャワ州)にISO 17025認定研究所を持っており、マカッサル(南スラウェシ州)に事務所を構えている。2008年に設立されたWLNの従業員数は約70人で、2018年の収入は270億IDR(約2億円)を超えている。

この買収によりSGSはインドネシアで環境、健康、安全のサービスを強化でき、国内の既存のネットワークをさらに補完できる。

インドネシアIAMIが案内!管理会計を測定する有効なテスト、CPMAとは?〜資格・社会人教育業界事情〜

インドネシア管理会計士協会(IAMI)は、ホームページで、11月実施のプロフェッショナル管理会計士(CPMA)認定試験について案内した。

このテストは国際的に管理会計とその関連分野の能力を測定する最も有効な手段として知られており、管理会計士(CPMA)には、管理会計、財務管理、ビジネスおよび情報管理などの関連分野で高度な専門知識、スキルと取り組み姿勢が求められる。

CPMA認定試験の試験科目は①ビジネスの基礎②管理会計と財務報告③戦略的管理④コーポレートガバナンスとリスク管理の4科目。費用は、試験料:40万ルピアと登録料:40万ルピア。登録料は、最初のみで、1年間のIAMI会費が含まれているということ。

2018

インドネシア、国連人間開発指数(HDI)では低さが目立つ〜資格・社会人教育業界事情〜

インドネシアでは政府主導で人材開発が進められている。一方で国連の発行する人間開発指数によると、国際社会における位置づけは依然低い。

国連人間開発指数(HDI)
2018年世界順位:シンガポール9位、マレーシア57位、タイ83位、インドネシア116位(189カ国中)

国連人間開発指数

国連人間開発指数(HDI)

インドネシア学研、癌の医療栄養療法セミナーを案内〜資格・社会人教育業界事情〜

医師を対象にしたe-larning事業をインドネシアで展開するPT.GAKKEN HEALTH AND EDUCATION INDONESIA (親会社:学研メディカル秀潤社)は活動の一環として医療従事者向けにセミナー情報を提供している。

尼学研は同社ウェブサイト上で2018年10月19-21日に開催されるBali Biennial Clinical Nutrition Updateについて報じた。インドネシアの癌羅患率は1.4% (2013年)と高く、とりわけバリでは2.0%に上っていた。

癌治療の直面する複雑な問題の一つが栄養失調である。栄養失調状態では手術、化学療法、放射線療法といった治療が困難とされる。同社は今回のセミナー開催の背景として、従来栄養療法は補助療法と考えられてきたが、現在は主療法の一つと考えられるようになった旨を説明している。

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インドネシアIIA、バリで2018インドネシア会議開催〜資格・社会人教育業界事情〜

米国に本拠を置く国際会計監査人教育機関IIAのインドネシア現地法人The Institute of Internal Auditors Indonesiaが2018年8月27-29日、バリのトランスリゾートで2018 IIA Indonesia National Conferenceを開催した。

この会議で、インドネシア国財務大臣、インドネシア国金融監査庁長官、IIAグローバルCEOらが基調講演を行った。また、政府機関・会計会社・民間企業より多数のパネラー・講演者を招待し会計監査に関する最新の情報が共有された。会費はIIA会員が6百万ルピア(約5万円)、非会員が7百万ルピア、海外からの参加者は500ドルとなっている。

IIAではCIA (内部監査人)、CFSA (金融監査人)、CCSA (内部統制評価指導士)などの教育と資格認定を行っている。

インドネシア大手のipdc、豊富な2018年教育プログラム〜資格・社会人教育業界事情〜

インドネシアで大手の人材開発会社PT. IPDC Consulting & Advisoryは豊富な社会人対象教育プログラム(11カテゴリー/151講座)を持つ。

ジャカルタをはじめとする主要9都市で講座が開催される。

idpcの教育プログラム



ipdcの教育プログラム

まとめ:インドネシアの資格・社会人教育業界

インドネシアでは識字率や進学率が高くなく、教育の質の低下が指摘されており、労働者の技能不足が問題となっております。資格・社会人教育業界が担う役割が大きい状態にあるインドネシアでは、同業界はまだまだ多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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