【市場は海外メイン】フィリピンの医療機器業界に注目!

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フィリピンの医療用機器市場の規模はASEAN6カ国中、最小規模の市場であり、ほとんどの製品を輸入に依存しています。

今回は、そんな医療機器業界に関する最新情報をお届け!

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2019

アジアの最も優れた上場企業に選出された企業とは?

2019年10月2日の発表によると、アラヤ財閥系で、医療分野における電子機器の製造受託サービス(EMS)を行うグローバル企業、Integrated Micro-Electronics(IMI)は、 Asiamoney Asia‘s Outstanding Companies Poll 2019の半導体および半導体機器部門において最も優れた企業のカテゴリーを獲得した。

本賞は30年以上にわたりアジアの銀行および金融関連の開発をしているAsiamoneyが主催し、ファンドマネージャー、バンカー、アナリスト、および格付け機関が参加した。アジアの12のマーケット上場企業に対して、合計4,004票の投票があった。

この投票は、財務実績、経営陣の優秀さ、投資家向け広報活動(IR)活動、企業の社会的責任(CSR)イニシアチブなどの分野で優れている上場企業を認識することを目的としている。

国内初!Philipsの最先端のCTスキャンを導入

2019年9月25日の発表によると、高度電子医療機器を販売するPhilipsが販売する最先端のPhilips IQon Spectral CT(コンピューター断層撮影)スキャンが、セブの主要私立病院であるCebu Doc Groupに導入された。 患者のストレスや不安を軽減するのに役立つ。このCTスキャンを導入したのは国内で初となる。

同病院はこのCTスキャンに1億ペソを投資した。同病院のCEOは、スペクトル効率が世界初で唯一の検出器ベースであることや、その診断の確実性が投資の決め手となったと述べた。

このスキャンは検出器から複数のデータ層を取得することができ、診断がより確実になる。 Philips Philippinesのマネージャーは「医療業界は高齢化、資源の制約、慢性疾患の増加など、いくつかの課題に直面している。これらの課題には並外れた診断品質を提供するソリューションが必要であり、正しい診断を下せるようにする必要がある。」と述べた。

突然の心停止に備える!MindrayのAED

2019年9月12日、中国の医療機器メーカーで、コモディティクラスとなった医療機器を販売し近年業績を伸ばしているMindrayは、突然の心停止(SCA)への蘇生率を高めるため、より簡単な操作とより速いショック伝達を備えた自動体外式除細動器(AED)の販売を開始した。

医学的知識のない人にとって心肺蘇生(CPR)の実施が難しく思われている可能性に対処するために設計されたBeneHeart Cシリーズは、救助プロセスを適切にガイドする。電極パッドとバッテリーは約5年間の耐久性がある。

突然の心停止は、あらゆる年齢のあらゆる場所の人々に起こり得る。 AED市場の課題とニーズを特定し、効果的なSCA蘇生をより自信を持って実行できるようにBeneHeart CシリーズAEDを開発した、と同社の事業部長は述べた。

シスメックス、4年連続でDJSI Worldに選定

2019年9月17日の発表によると、世界190か国以上で事業を展開する医療用機器メーカーのシスメックスは、 ESG投資の指標として世界的に有名な「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)」の構成銘柄に4年連続で選定された。

DJSI Worldは、米国S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社と、企業のESGデータの分析・調査を行うスイスのロベコSAM社が提携して開発した指標。経済・環境・社会の3つの側面から企業を分析し、持続可能性に優れた企業を選定するもの。今年度のDJSI Worldには318社、うち日本企業は33社が選定された。

同社では、持続可能な社会の実現および当社の持続的な成長に向けて、優先的に取り組むべき課題を特定している。環境活動に関しては「シスメックス・エコビジョン2025」を策定し、製品・サービスのライフサイクルおよび事業活動のバリューチェーン全体における環境保全を推進している。

IMIフィリピン、東南アジア地域フォーラムにて高評価

2018年9月4日と5日、首都マニラで〈東南アジアの技術職業教育および訓練に関する第4回高官会議 (HOM)〉が開催され、医療や通信分野における電子機器の製造受託サービス(EMS)を展開するIMIフィリピンが優れた研究機関として推薦を受けた。HOMには国内外の技術教育・職業訓練(TVET)関連省庁、その他関係機関から180名が参加した。

地域フォーラムの主催者である労働雇用省職業訓練開発局(TESDA)はフィリピン半導体・電子工業会に対し、研修機関との連携を強化するだけでなく、高度な技術を備えた加盟企業へのスタディツアーを組織・運営にあたるよう要請した。

スタディツアーにおいてはIMIフィリピンにおける成功事例の紹介を行い、また職業訓練の卒業者が希望する業種への就職を円滑にすすめられるよう、就活対策などの実践的な知見を共有した。

Mindray、BeneVision N1を導入

Mindrayは2018年1月15日、BeneVision N1 患者用モニタリング機器をリリースし、同製品に関する情報を同社ウェブサイト上で公開した。

BeneVision N1は、医療施設内外から寄せられた多様なニーズに対応することができるよう設計されており、 陸上・航空経由の病院外輸送の際に生じる課題に対する有能な解決策となることが期待されている。

lBeneVision N1の接続機能により、輸送患者のモニタリングデータを継続的に送受信でき、全体的な情報管理効率を向上させる。

philippines-medicaldevices(フィリピン 医療機器)

Philips、スマートフォン対応の超音波機器を提供

Philipsは11月28日、Android搭載機器に対応した超音波機器である〈Lumify〉を、フィリピンの有資格開業医または医療機関に提供することを発表した。

〈Lumify〉はポータビリティ性が高く、さまざまな環境や場所で使用できる。スマートフォンの画面上で高品質の超音波画像を受信することができる機能が搭載されるなど、医療現場でのスピーディーな診断が可能な設計。

7,000以上の群島からなる島嶼国家であるフィリピンは、医療へのアクセスが困難な遠隔地の現場などでの活躍が大いに期待される。

Sysmex、ISO Guide34の認定を取得

シスメックス株式会社は4月24日、標準物質生産者の能力に関する ISO Guide34(標準物質生産者の能力に関する一般要求事項)の認定を取得したことを同社ウェブサイト上で報告した。

シスメックスは、世界190以上の国や地域へ製品を提供しており、 ISO Guide34の認定は、シスメックスが適切な品質を供給できる技術能力を有していることを国際的に証明するものとなる。

近年、臨床検査分野において検査結果の質の向上が強く求められており、オーストラリア、ニュージーランド、台湾などの国家ではISO 15189(臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項)認定取得が義務付けられている。

まとめ

フィリピン政府は、公的病院の近代化に注力しており、医療機器の需要が今後増加すると見込まれています。このような環境の中で、同国の医療用機器業界は、今後も多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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