【国内メーカーと外資メーカーの融合】ベトナムの医療機器業界に注目!

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ベトナムの医療用機器業界は、ローカル企業だけでなく多くの外資系メーカーの参入が相次ぐ発展セクターとなっています。

今回は、そんな医療機器業界に関する最新情報をお届け!

読了時間の目安:5分

2019

情報技術4.0を活用したスマート病院モデルとは?

2019年10月26日、アンザン地域総合病院は、情報技術4.0を活用したスマート病院モデルの展開に関するフォーラムを開催した。

同総合病院は、紙での記録ではなく、電子医療記録を正式に実装したベトナム国内の3つの病院の1つとなる。同フォーラムには全国の医療関係者や情報技術企業、電子決済サービス分野の代表者等450人以上が参加した。

フォーラムのトピックは、電子医療記録(EMR)を展開するためのインフラストラクチャの準備や、病院におけるキャッシュレス支払い、健康管理におけるブロックチェーン技術の応用等であった。

VIETMEDICALとハノイ科学技術大学、研修で提携

2019年2月14日、Vietmedicalグループの本社で会議が開催された。ハノイ科学技術大学とVietmedicalグループはそれぞれの経験を共有し、トレーニングに関する協力を強化した。

同会議には、Vietnamedicalグループとハノイ科学技術大学だけでなく、 ベトナム医療機器公社などから多くの業界関係者が出席した。

Vietmedicalグループは、持続可能な発展を続ける医療機器分野のリーディングカンパニーとなることを目標に、人的資源を必須要件として考えている。そのような背景の元、同社は学生を継続的に受け入れ、トレーニングに協力している。

インダストリー 4.0 サミット、 SIEMENSの出展

Siemens Vietnamは、2019年10月2日から3日にかけてインダストリー4.0サミット2019に参加し、ブースの出展と「Smart Manufacturing」カンファレンスセッションで「Future of Automation」のプレゼンテーションを行った。

同イベント内の同社ブースでは産業オートメーションの最新ソリューションや産業における拡張現実技術が紹介された。

また、ベトナムにおける同社のトレーニングセンターであるSITRAINおよびタッチスクリーンを介したCNCコントローラーの操作方法に焦点を当てたSINUTRAINアプリケーションが紹介された。

SIEMENS、注目の技術とは?

MTA Vietnam 2019は、ベトナムのハイテク精密工学および工作機械技術の主要な展示会の1つであり、2019年7月2日から5日にホーチミン市で開催された。

今年のシーメンスの展示ブースでは、製品設計、計画、仮想コミッショニングから実際の製品実行、サービスまでの5段階のバリューチェーンを備えた精密工学および工作機械におけるデジタルエンタープライズポートフォリオが展示された。

同社ブースの目玉は、CNCコントローラーの最新機能など。これらの技術は、部品の生産などにおいて顧客独自の要件に対処することを可能にするとのことだ。

2018

緊急医療に関する国際会議が開催

2018年11月7日から11月9日にわたり、ニン・ビン省(Ninh Binh)で緊急医療国際会議2018が開催された。会場には緊急医療に関係する医療機材(コールドスポンサーであるVietmedicalから提供)なども展示された。

会議のテーマは〈重症患者のゴールデンアワー〉であった。ゴールデンアワーとは、患者に発作が発生したり、重傷を負った直後の一定時間を指し、その時間の対処次第でその後の患者の容体が大きく変わると言われている。

同会議では、このゴールデンアワーにおける対処が現状十分でない、という問題意識のもと、ゴールデンアワーの重要性に対する医療関係者の理解を高めるとともに、適切な緊急対処法などの共有が行われた。

北部医療機器業界関係者、病院を訪問

2018年8月27日の発表によると、北部医療機器協会の関係者がフン・ブオン (HÙNG VƯƠNG)総合病院を視察した。同プログラムは、最新の医療機器を現場へ導入することを目的に、医療機器関係者と病院との連携関係を強化することを目的として実施された。

プログラムの中では、医療機器業界関係者が同病院の幹部から病院の医療現場で患者の検査や処置において、いかに最新の医療機器が重要になってくるかについて情報の共有を受けた。

同病院は多くの最新型検査機器を導入している。例えば、磁気共鳴画像MRI (1.5テスラ)や、国際基準に準拠した骨密度検査装置、4D超音波装置、生化学検査器機などが導入されている。

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医療機器)

AIをがん治療に活用 

フー・トー総合病院ではがん治療の際、IBMが開発したAIを積極的に活用している。同院のコンピューターは米国の膨大な医療データベースとオンラインで接続されており、治療に必要となる情報の共有が容易にできるよう設計されている。

高齢者などこれまで手術によるがん治療に危険が伴うとされていた利用者に対しても、化学放射線療法をはじめとする人口知能を活用したシステムを用いることでより安全に医療を提供することができる。

同病院における人口知能システム導入は世界で81院目、ベトナムでの導入は13カ国目となる。

シーメンス、パートナーカンファレンス2018を開催

2018年10月25日から27日にかけて〈シーメンスDF&PDパートナーカンファレンス2018〉がクイ・ニョン (Quy Nhon)で開催された。同カンファレンスでは、2018年度におけるロードマップで示された短期目標を共に実行し、また2019年度における中期戦略目標の設定・達成に向けて同社パートナーへ感謝と激励の意を示した。

パートナーカンファレンスを主催したシーメンスは、同社ウェブサイト上で「ロボット工学や人工知能、ブロックチェーン技術等を用いた新テクノロジーが牽引する、新たな産業時代」を意味する〈産業革命4.0〉というトレンドを背景として、「デジタルエコシステムをナビゲートする」というテーマを掲げるのに最適な年であった」と述べている。

特に”バーチャル・エンジニアリング& コミッショニング”や”小売現場でのクラウド活用事例”のセッションでは、理論だけに留まらず、実際の製品における実用化についても発表が行われた。

まとめ

医療用機器の販売市場が近年好調な推移を続ける背景には、医療用機器の主要バイヤーである公立病院が増加していることや、農村部の医療インフラの拡充が進んでいることが挙げられます。今後もこのような傾向に注目することで新たなビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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