【高齢化社会へのニーズ】インドネシアの医療・福祉用具卸業界に注目!

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近年の急速な高齢者の増加により、車椅子市場の売上高は急成長を遂げており、特に使いやすく機能性の高い製品が人気となっています。

今回は、そんなインドネシアの医療・福祉用具卸業界に関する最新情報をお届け!最先端を行くシンガポールの医療技術業界に迫ります!

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2019

Enseval、デジタルプラットフォーム立ち上げ

2019年10月10日の発表によると、インドネシアの大手医療品代理店のEnseval Putera Mega Trading Tbkは、Ensevalのビジネスパートナーである医療品会社や運送会社とインドネシアで最初の健康産業向けデジタルプラットフォームを立ち上げた。

このプラットフォームはMOSTRANSと名付けられ、医療品会社と運送会社の間で医療サプライチェーンエコシステムを接続し、オフラインからオンラインまでのサービスを統合する。また、MOSTRANSでは、サービスとしてのソフトウェア(SaaS)、マーケットプレイス、サプライチェーンファイナンスなどのソリューションが提供される。

現在、合計3,000台以上のトラックを所有する25社の運送会社が参画している。

販路拡大にネット販売会社を活用、チトセの販売戦略

日系家具メーカーで病院用のベッドも生産するPT CHITOSE INTERNASIONAL Tbkは、チトセの商品が、家具のネット販売サイトPersegi(URL:https://www.persegi.co.id)で閲覧購入できると発表。

このサイトは家具専門のサイトで、PT. Santomas Velo Intikarya(ホーム&リビングの分野でオンデマンドプラットフォームを提供している会社)によって運営されている。

現在、チトセの製品はイスを中心に102点が掲載されている。ほとんどの商品が定価より約15%引きで販売されている。積極的にネット販売を活用していこうという戦略である。

Omronがリウマチ治療に推奨する機器とは?

インドネシアで健康機器を製造・販売するOmron Indonesiaは、同社フェイスブック上でリウマチと痛風の違いについて紹介した。

リウマチは関節の炎症によって起こり、痛みと硬直が引き起こされる。リウマチは治癒できないが、症状は緩和できる。一方、痛風は体内の過剰な尿酸レベルによって引き起こされる。そのため、痛風は健康的な食事を通じて予防および治療できると説明している。

そして、オムロンHV-F128がリウマチの症状によって引き起こされる硬直や痛みを緩和するのに役立つことを紹介している。HV-F128の刺激機能は「痛みを和らげるモード」と「こりをほぐすモード」が選択でき、6つの部位(その一つが間接)にマッサージとセラピーを施すことができる。

DV MEDIKA、Hospital Medan Expo出展

インドネシアの医療品代理店であるDV MEDIKAは、2019年2月20〜22日にメダンにあるホテルサンティカプレミアダイアンドラで開催された第9回Hospital Medan Expoに参加したことを明らかにした。

このイベントでDV MEDIKAが達成する目標は、北スマトラ州の地域でDV MEDIKAが販売するブランドの医療機器を紹介することである。そのため、参加者、特に医師に最新の医療機器技術を説明しているとのこと。

また、展示会と合わせてインドネシア全国病院協会の主催するセミナーが開催された。今年のテーマは「北スマトラ州での国民健康保険実施における政府の役割を含む医療機関に起こる様々な問題を提起する。」ということで、様々な課題について論議されたとのこと。

2018

タワダ、アセアンリーンヘルスケア賞受賞者発表

2018年4月1日、インドネシアで代表的な医療器具商社タワダは同社ウェブサイト上で、スラバヤに位置するストモ病院がシーメンスの主催する〈アセアンリーンヘルスケア賞2017〉を受賞したことを報じた。

2017年にこの賞を受賞したのはアジアで5社。ベトナムが3社、マレーシアが1社、そしてインドネシアがストモ病院だ。ストモ病院の受賞理由として、優れた顧客サービスと検査時間短縮に向けた取り組みが評価された。

ストモ病院では2012年にシーメンス社の検査設備「ストリームラボ」を導入。2016年には検査量のアップと検査の柔軟性を向上させるため、ベルトラインをベースにした検体搬送処理システム「アプティオオートメーション」へ設備投資を行った。

DV MEDIKA、世界膠原病の日に因む

2018年5月10日、病院用のベッドや医療器具を扱うDV MEDIKAは、5月10日が世界膠原病の日であることに因み膠原病に関する正しい知識をホームページに掲載した。

①膠原病は自己免疫疾患の一種:膠原病患者は免疫が過剰活動して健康な体細胞を攻撃してしまう。

②膠原病の種類:全身性膠原病、円板状紅斑性膠原病、薬物誘発性膠原病など。

③膠原病が損傷を与える器官:関節、皮膚、腎臓、肝臓、肺、血管、および脳など。

④膠原病克服には複数にわたる分野の医師チームが必要。

⑤膠原病患者でも妊娠出産は可能。

⑥膠原病の単一検査法はない。

⑦膠原病の原因は不明:遺伝的要因があると考えられているが、まだ研究段階にあるとのこと。

indonesia-medical-wholesale(インドネシア 医療用具卸)

チトセ、2部門でトップブランド賞受賞

2018年2月21日の発表によると、椅子の総合メーカーで病院用ベッドも手掛けるチトセ・インターナショナル(本社:日本)がフロンティアコンサルティング主催の2018トップブランド賞を事務用椅子と折りたたみ椅子の2部門で受賞した。

フロンティアコンサルティングでは、全国主要15都市で、ランダムサンプリング方式で選ばれた12,000名の調査結果に基づきトップブランドを決定している。事務用椅子部門では36.7%で第一位、折りたたみ椅子部門では54.3%で第一位という結果であった。

チトセ・インターナショナルは1979年に設立され、現地生産・現地販売に39年の歴史を持つ。インドネシアの市場で圧倒的なシェアを誇る日系メーカーの一つである。

尼オムロン、オムロンコネクトを紹介

オムロンインドネシアは2018年10月23日、同社Facebook上でオムロンコネクトが開発した、自分の健康データを簡単にモニター管理できるアプリを紹介した。オムロンコネクトはApple StoreあるいはGoogle Playから携帯端末へ手軽にダウンロードできる。

FacebookページのURLをクリックすると新機能の紹介にジャンプする。新機能は、血圧管理。

薬を飲んだ後、スポーツをした後、アルコールを飲んだ後などいくつかのメモアイコンを使用して血圧値が入力でき、血圧の状態がカレンダーやグラフで表示される。過去の履歴データは電子メールでパソコンへPDFファイルとして送信できるので印刷が可能である。通知設定をオンにすると薬の服用時間もリマインドしてくれるという優れもの。

まとめ

近年、インドネシアでは急速な高齢化により車椅子市場の売上も大きな成長を遂げています。健康寿命の延伸により今後も注目が集まると考えられるインドネシアの医療用・福祉用具卸業界ではまだまだビジネスチャンスが眠っているのではないでしょうか?

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