【商業施設から地方の開発まで】 インドネシアの不動産デベロッパー業界

同国の不動産デベロッパーの多くは、商業施設や地方部の開発事業などに取り組むなど、その事業内容とポートフォリオは多様化しつつあります。

今回は、そんなインドネシアの不動産デベロッパー業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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リッポー、不動産と健康分野に集中

インドネシアの不動産会社PT Lippo Karawaci, tbk (LPKR)は2019年3月20日、ホームページに、2018年を通して、リッポーグループの子会社では5つの事業分野、①不動産、②健康、③小売、④メディアと電気通信、⑤金融において6,000万人のお客様にサービスを提供してきたが、今後は重点分野に集中して取り組む方針を掲載した。

5つの事業分野のうち、より多くのメリットを持つ事業分野は、不動産と健康だとしている。

それぞれの事業分野がどんどん成長する中、競争もどんどん厳しくなってきている。競争に勝ち抜くためには、重点分野に絞り、売り上げ拡大よりも、むしろよりよい成果を上げることやオペレーショナル・エクセレンスの実現を目指したいとしている。

Pakuwon Jati、順調な収益向上

インドネシアの不動産会社PT Pakuwon Jati Tbk (PWON)は2019年3月26日、2018年の決算の内容についてホームページに概要を掲載した。2018年の収益は、7兆810億ルピアで前年比123%であった。

内訳は、経常収益が3兆4,680億円で前年比116%、開発収益は、3兆6,130億円で前年比131%であった。これには2018年に開発されたアンダーソン・パクウォン・モール第4期アパートやスラバヤのパクウォンシティーの住宅の販売が含まれている。経常収益と開発収益のバランスの取れた収益構造で成長するという会社の戦略通りに進んでいる。

2019年も経常収益・開発収益とも予定する物件がすでに明らかになっており、2018年に引き続き順調に伸びる予定である。

尼東急不動産、BRANZ BSD Aiを完成

日系のインドネシアの不動産開発会社PT Tokyu Land Indonesiaは2018年10月31日、ホームページでBRANZ BSD Ai が完成し引き渡しが始まることを報じた。

BRANZ BSD Aiは三菱商事と東急不動産のコラボで開発が進めてきた3棟で1,256戸のコンドミニアムである。敷地面積は16,000㎡。2015年9月に地鎮祭を行ってから約3年で完成した。

設計は日建設計グループの協力のもと、インドネシアトップ10設計会社の一つPT ANGGARA ARCHITEAMが進め、施工はインドネシアの大手民間ゼネコンPT Nusa Raya Ciptaに加え、新菱冷熱工業社が設備工事、日系大手ゼネコン出身者が設立したPT Sakura Project Managementが施工管理を担う。

不動産管理サービス優秀賞を受賞したのは?

インドネシアの不動産開発会社であるPT Modernland Realty Tbk は2019年4月26日、ホームページにジャカルタガーデンシティが不動産管理サービス優秀賞(PMSEA)2019を受賞したと報じた。PMSEAの授賞式は2019年4月25日ジャカルタのホテルムリアで行われた。

ジャカルタガーデンシティはPT Modernland Realty Tbkの子会社であるPT Mitra Sindo Suksesによって開発された総開発面積370ヘクタールの住宅地である。

ジャカルタガーデンシティでは現在、様々な近代的施設が利用可能である。そのうちの1つがイオンモール。一方、イケアも現在工事中である。成長する施設に加えて、ジャカルタのどこからでも簡単にアクセスできる。

まとめ

インドネシアの不動産業界は、住宅不動産の需要拡大や、政府の不動産市場の復興政策などのプラス誘因を受け堅調に成長を続けています。このような中、同国の不動産デベロッパー業界は今後も多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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