【ASEAN最大の市場】インドネシアの自動車業界

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インドネシアはASEAN最大の自動車市場であり、ASEANで販売される自動車のほぼ3分の1がインドネシアで販売されています。

今回は、そんなインドネシアの自動車業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

2020年 インドネシアの自動車業界

インドネシア政府の自動車ローン金利低減補助金に期待〜自動車業界事情〜

インドネシアの自動車工業会であるGAIKINDOは、自動車ローンに補助金を出す政府の計画があることを2020年5月にホームページで明らかにした。

インドネシアでは自動車販売の約70%がクレジットあるいはリースのため、補助金によるローン金利の低減がCovid-19で低迷する自動車販売を救済するための政府の有効な政策だと考えられている。

GAIKINDOによると、2020年度の自動車の生産は70万台~80万台になる見通しで、2019年度の128万台から大幅に落ち込む。また、国内の自動車販売台数は60万台で、前年から約40%落ち込むと予想されている。そのため、政府の補助金政策が国内販売の落ち込みを回復することに大きな期待が寄せられている。

出典:https://www.gaikindo.or.id/subsidi-kredit-mobil-akan-membantu-pasar-yang-sedang-turun/ 

オンラインで注文可能に!インドネシア・ダイハツの試み〜自動車業界事情〜

2020年6月26日、インドネシアのアストラ-ダイハツは「バーチャルダイハツフェスティバル」の開催をアナウンスした。

これは、Covid-19 により多くの消費者が販売店へ車を買いに行くことができないため、販売店に行かなくても安心して車を注文できるというイベントである。2020年6月27日の10:00〜11:00、デジタルメディアミーティングを利用してダイハツの車をオンラインで注文できる。

クレジット購入の手数料無料、先着500名に純正エンジンオイルを1年間無料交換など、魅力的な賞品が特典として準備されているほか、スタンドアップコメディー、トークショーやインタラクティブクイズなどのエンターテイメントイベントも準備されている。

出典:https://www.astra-daihatsu.id/in/newsandarticles/news-details?newsID=36

https://www.gaikindo.or.id/beli-mobil-baru-bisa-di-virtual-daihatsu-festival-aja/

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日野バス、インドネシアで100万キロオーバーホールなし達成〜自動車業界事情〜

インドネシアのPT Hino Motors Sales Indonesia(HMSI)は、2020年3月8日、ジャカルタ・コンベンション・センターで開催された国際商用車展示会(GIICOMVEC)で日野バスRN285 を使うバス会社3社に対してオーバーホールなしに100万キロ走行を達成したことへの感謝の意を伝えた。

3社はKramat Djati、Sinar JayaとHarapan Jayaで、合計42台がオーバーホールなしに100万キロを達成した。

オーバーホールが必要ないと、バス会社は、オーバーホールにかかる5~7日間に営業ができる。さらにオーバーホールにかかる7千万ルピア(約53万円)が節約できる。定期メンテナンスと純正スペアパーツの交換で長寿命・長距離走行を容易に実現できるとのこと。

出典:https://www.hino.co.id/news-detail/270/apresiasi-bus-rn-285-1-juta-km-tanpa-over-haul 

インドネシア・三菱自動車、医療従事者に特別プログラム提供〜自動車業界事情〜

三菱自動車のインドネシア現地法人PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Sales Indonesia (MMKSI)は、2020年5月14日、インドネシアでのCovid-19 パンデミックに対処する医療従事者への感謝の意を込めて、特別なプログラムを準備したことを発表した。

対象者は、医師、看護師、医療会社経営者など。

基本的なプログラムの内容は、頭金が最低20%からOKということと、保険が2年間無料になること。その他に選択できるプロモーションとして、スマートキャッシュは、1年間金利ゼロで、保険料も手数料も無料。分割払い(最低3百万ルピア/月から)は、最大2年間金利ゼロが適用される。

出典:https://www.mitsubishi-motors.co.id/siaran-pers/apresiasi-pahlawan-medis-mmksi-berikan-kemudahan-kepemilikan-dan-asuransi-kendaraan-mitsubishi-motors 

自動車業界大手のインドネシア・ホンダ、レーシングシミュレーション大会開催

ホンダのインドネシア現地法人PT Honda Prospect Motorは、2020年6月18日にホームページで「Covid-19パンデミックから新しい日常への移行」に際して、インドネシアでのレーススポーツの普及への取り組みを引き続き行うことを表明した。

今回、ホンダはインドネシアの自動車メーカーとして初めて「ホンダオンラインレーシングシミュレータチャンピオンシップ(HRSC)」を開催する。

この選手権は一般に公開されており、登録期間は2020年6月15日から7月4日。コンテスト自体は2020年7月4日から8月29日に開催される。プロフェッショナルクラスとアマチュアクラスに分けられ、各クラス上位5名に、総額6,500万ルピア(約50万円)の賞金が贈られる。

出典:https://www.honda-indonesia.com/news/inovasi-jelang-normal-baru-honda-gelar-kejuaraan-simulator-balap-untuk-yang-pertama-kalinya-di-indonesia/MTc5Ng== 

2019年 インドネシアの自動車業界

自動車業界大手のトヨタインドネシア、2018年輸出好調

2019年2月19日、トヨタ・インドネシアは2018年度の輸出台数が過去最高を記録したことをホームページで公表した。

2018年CBU(現調車)輸出台数は206,600台。前年の199,600台から4%増で20万台を突破した。好調な輸出を支えるのは「SUVモデル」。2018年の実績は52,600台と輸出全体の25%を占めた。二番目は「Avanza」で35,300台(17%)。三番目は「Rush」で34,100台(17%)。四番目は「Agya」で31,000台(15%)。五番目は「Vios」で23,100台(11%)。これ以外のモデルは、「Kilang Innova」「Yaris」「Sienta」「Town Ace/Lite Ace」で合計台数が30,500台であった。

現在、50か国以上に輸出され、2018年9月に累計100万台が達成されている。

自動車業界牽引の日産、インドネシア・フィリピンで「e-power」展開計画

2019年3月9日、PT. Nissan Motor Indonesiaはホームページで電気自動車「LEAF」が2020年にはインドネシアとフィリピンにお目見えするだろうと報じた。

電気自動車を拡大することは、日産の中期計画M.O.V.E 2022の重要な目標であり、これを加速する計画として、東南アジアの主要市場における電気自動車部品のローカライズと組み立てが含まれている。

日産の独自技術である「e-POWER」は、外部充電ステーションを必要とせず、電気自動車のメリットを顧客に提供できる。東南アジア地域で最初に発売される「e-POWERモデル」は「日産セレナe-POWER」。シンガポールに導入される予定である。

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自動車業界大手のBMWインドネシア,Pertaminaとコラボでエコシステム開発

2018年12月10日、BMWインドネシアはPERTAMINAが取り組むGREEN ENERGY STATIONで電気自動車のエコシステム開発を支援していることをホームページで発表した。

2018年8月のジャカルタ国際モーターショーで発表したBMWとPertaminaの電気自動車エコシステムのコラボレーションを受けてパイロットプロジェクトが始まった。Pertaminaは電気自動車充電ステーションを備えたガソリンスタンドを建設し、BMWが3相22KWの急速充電ユニットi Wallbox Plusを提供するというもの。

BMWはインドネシアでハイブリッド電気自動車(PHEV)を販売した最初の自動車メーカー。現在、BMW i8クーペとBMW i8ロードスターの2タイプを販売中。

インドネシアの三菱Fuso、2019年シェア目標45%〜自動車業界事情〜

2019年3月11日、三菱Fusoのトラックを販売するPT. Krama Yudha Tiga Berlian Motorsは、2019年に市場占有率45%の達成と三菱Fusoトラック55,000台の販売を目標としていることを公表した。

2018年の実績は、市場占有率43.9%、トラック販売台数51,132台(前年比:20.8%増加)であった。内訳は、小型トラック(LDT)部門では「コルトディーゼル」が45,257台と58.1%の絶対的な市場シェアを持つ。一方、中型トラック部門(MDT)では5,811台が販売され、41.8%へとシェアを拡大。残りの64台は、大型トラック(MDT)部門。

2019年の55,000台の目標は、47,000台が小型トラック部門、残りは中型トラック部門と大型トラック部門で構成されている。

まとめ:インドネシアの自動車業界

2017年には中国系自動車メーカーがインドネシア国内に自動車組立工場を設立し創業を開始するなどの動きもみられました。同国の自動車業界は今後も目が離せません。

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