【旅客向けのサービス改善】中国の空運業界

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中国最大手の航空会社がアライアンスを脱退し自社ブランドを高めることや国際線乗り継ぎの大幅な効率化など、需要の増えつつある旅客空運のサービス改善が積極的に行われています。

今回は、そんな中国の広告代理店業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国南方航空、スカイチームより脱退

中国空運最大手の中国南方航空は、2019年12月一杯で航空連合「スカイチーム」を脱退し、2020年1月1日からは所属しないことを発表した。スカイチームに加盟する航空会社は、米デルタエアライン、エアフランス、大韓航空などがある。脱退後もスカイチーム所属企業との通常の業務協力は継続する。

同社は、ロイヤリティプログラム及びサービスブランドの更新を行い、2020年1月1日より、「SkyPriority」に代わって新たに「南航優享CZ Priority」を提供する。新プログラムでは、ゴールド・シルバー会員などの以前の待遇は全て引き継がれ、引き続き優先サービスを受けることができる。

同社は近年、スカイチームに所属しない航空会社との連携も強化している。これらの提携先は、アメリカンエアライン、ブリティッシュ航空、カタール航空、日本航空などである。

出典:https://www1.hkexnews.hk/listedco/listconews/sehk/2019/1224/2019122400559_c.pdf

深セン航空、国際線乗り継ぎの歩行距離を70%短縮

2019年10月24日、深セン航空は国際輸送に対して新たな乗り継ぎプロセスを開始した。現在まで、このサービスは既に深セン・ロンドンと、深セン・プノンペンの便で実施されており、将来は全ての国際路線へ搭載する予定である。

これまでには、国際便の乗客が深セン空港で乗り換える時に、複数のセキュリティチェックと迂回なルートが必要とされており、長い時間がかかった。

この新しい乗り換えプロセスが実施された後、乗客の移動距離は70%以上短縮され、徒歩時間が約10分間節約できるようになった。

出典:http://www.shenzhenair.com/szair_B2C/getCateMsgList.action?channel=1

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中国民航局、史上最大規模の空域調整を実施

2019年10月10日、中国民航局は、全国範囲での空域、飛行ルート、空港滑走路、飛行手順などに関し、史上最大規模の調整を行ったと発表した。調整の理由としては、主に北京大興国際空港の開設のためである。

今回は合計200以上のルート及び4,000以上の飛行ルートが調整され、新たな空域運用環境が形成された。

空域調整範囲としては、東から西に1,350キロメートル、北から南に2,200キロメートルと、幅広く含まれていた。新たに追加されたルートは約4,700キロメートルであり、約5,300便が調整されていた。今回の空域調整に応じるように、全国合計で29ヵ所の民生空港も飛行手順の調整を実施した。

出典:http://www.caacnews.com.cn/1/3/201910/t20191010_1282631.htmlC

物流大手の順豊、B747による航空輸送を開始

物流大手の順豊は、2019年9月15日に、中国の無錫、経由地の重慶、ドイツのフランクフルトを結ぶ空輸をはじめて行った。同社にとっては、十数年来ではじめてのヨーロッパと中国を結ぶ貨物空輸である。新路線の就航によって、中国の商品が欧州の消費者に届くのに必要な時間を大幅に縮小でき、中国ブランドの欧州進出をサポートすることができる。

「無錫-重慶-フランクフルト・ハーン-無錫」の飛行ルートでは、全ての場所で貨物の積み入れが可能であり、飛行距離は9540kmに及ぶ。効率的な輸送が可能なB747を用いて、週3便、一週間で300万トンの輸送を実現する。同社によれば、華東、華西、欧州地域の物流が活性化することで、一帯一路のもとでの貿易戦略の実現にもつながるとしている。

順豊は、1993年、広東省順徳で設立された。2016年には中国A株市場に上場した。

出典:https://www.sf-express.com/cn/sc/news/detail/Best-BA-Campaign-00003/

東方航空、2018年の収益前年比で13%増加

2019年3月29日、東方航空は「2018年パフォーマンスレポート」を発表した。年間営業利益は1,149.3億元であり、前年比で13%増加し、史上最高業績になった。営業キャッシュフローは223.38億元であり、前年比で14.13%増加した。

2018年の安全飛行時間は220.6万時間であり、事故発生率に関しては10年間で「0」であった。輸送された乗客の数は1.21億人であり、前年比で9.4%増加した。フライトの時間厳守率は80.6%であり、前年比で8.6%増加した。旅客負荷率が82.3%に達し、前年比で1.23%増加した。

2018年末までに東方航空は、合計692機の飛行機を運航している。飛行ルートは世界で175の国と地域に面し、1,150の目的地に到達していた。

出典:http://www.ceair.com/about/dhxw/201904/t20190418_7316.htmlC

まとめ

航空乗降客数は年々増加しサービスの改善が積極的に行われていた中で、コロナの影響により今年は大幅な減少が見込まれます。また 輸送総回転量 に関しては4社で8割以上のシェアを占めていますが、各社が2割前後と大きな差はありません。旅客が減少しているいま、物流が大きく業績に影響してくるでしょう。

中国に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
Ⅰ 中国におけるビジネス事情 ・中国は世界第2位の経済大国 ・中国の外資規制は緩和傾向にある ・中国の就労ビザは3つのランクがある ・中国のカントリーリスク ・最も注目すべき中国の「一帯一路」政策 ・今後の製造分野におけるロードマップ「中国製造2025」 Ⅱ 中国の業界トレンド ・中国の食の最新トレンド ・中国の製造業におけるビジネスチャンスとは? ・最近の中国における医療・介護分野の動向 ・中国の教育分野では通信教育がトレンド Ⅲ 中国でビジネスを成功させるために


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