【建設会社と政府系インフラ会社の共同投資】中国の建設業界

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近年、多くの民間の建設会社と各市を中心とした政府系のインフラ、不動産開発会社による共同出資にて、国策でもある一帯一路や新型都市化建設を推し進める動きが強まっています。

今回は、そんな中国の建設業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国交通建設、成都にPPP事業会社を設立〜建設業界事情〜

2019年7月17日の発表によると、中国国有企業でインフラ建設を手がける中国交通建設は、四川省の成都市でPPP(官民パートナーシップ)を行うための事業会社を設立した。PPPを通じて、簡州ニュータウン開発というプロジェクトに参画する。

中国交通建設の全額出資子会社である西南院と、成都市政府傘下である簡投集団が共同して出資し、PPP事業会社が設立される。新会社の事業範囲は、都市インフラ建設、住宅建設、公共工事など多岐にわたる。簡州は成都から約30kmの距離があり、大規模な開発・建設によって、人口流入が期待されている。

近年、民間事業者と政府系インフラ・不動産開発会社が共同して投資を行い、大規模プロジェクトを行うPPPというスキームが多用されている。

出典:https://www1.hkexnews.hk/listedco/listconews/sehk/2019/0716/ltn20190716644_c.pdf

中国中鉄と南京市が戦略提携〜建設業界事情〜

2019年7月3日の発表によると、中国国有企業で、インフラ系建設事業を手がける中国中鉄は、南京市政府と戦略パートナーシップ提携を締結した。「一帯一路」や「新型都市化建設」などの国家戦略のもと、中国中鉄と南京市の間で協業の可能性がとても多くなっていることが理由だ。

中国中鉄は、高速道路、一般道路、鉄道などの領域で、南京市と全面的・多次元なパートナーシップを推進する。また、両者は、市場のメカニズムを重視する「市場主導・市場主体」を打ち出している。さらに、互恵、共栄を基本原則に掲げ、以前からの両者の協力関係をさらに深化させる。

両者は都市インフラ建設、公共サービス、都市リノベーション、金融などの領域で協力を行い、EPCやPPPなどのスキームを用いるとしている。

出典:http://www.crecg.com/chinazt/36/613/10072523/index.html

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中国建築、2019年上半期の業績を発表〜建設業界動向〜

2019年7月17日、中国建築グループは2019年上半期の業績を発表した。新規契約の金額は合計で1.436兆元であり、前年比で6.0%増加した。

建設事業では、新規契約額は1.2518兆元であり、前年比で3.1%増加した。その中で、住宅建設事業の新規契約額は1.0351兆元であり、前年比で18.9%増加した。地域別の業績としては、国内外での新規契約額が増加し続け、特に海外での契約額が大幅に増加し、前年比で74.6%増加した。

不動産事業では、売上高は1,843億元であり、前年比30.6%の大幅な増加となった。販売面積は1,027万㎡であり、前年比で7.5%増加した。所持土地の面積は11,512万㎡であった。

出典:https://www.cscec.com/xwzx_new/gsyw_new/201907/2943622.html

中国の葛洲坝、UAEで海水淡水化プロジェクトに着手〜建設業界事情〜

2019年11月14日、中国葛洲垻(ゲチョウバ)グループは、UAEのウム・カワンで開催された「150MIGD海水淡水化プロジェクト」の署名式に出席した。このプロジェクトの準備作業は完了しており、今月中に工事を開始する予定となった。

中国能建グループに所属する中国葛洲垻グループは、この度、フランス企業のSIDEMと合弁会社を設立し、プロジェクトのEPC建設を共同で担当する。契約期間は33ヶ月となった。このプロジェクトは世界トップ5の海水淡水化として、先進的な「膜技術」を採用し、海水資源を最大限に活用する。毎日百万人の住民へ約68万トンの淡水を提供できると見込んでいる。

技術の面では、通常の海水淡水化法と比較すると、20%の電力消費量を節約でき、世界的に先進的で省エネなプロジェクトだと言われた。

出典:http://www.cggc.ceec.net.cn/art/2019/11/15/art_6857_2018685.html

世界初!中国電建が85万kWの水力発電機ローター組付け〜建設業界動向〜

2019年12月16日の発表によると、中国電建グループが建設する「烏東徳水力発電所」プロジェクトにおいて、世界初の85万キロワットの水力発電機ローターが組付けられた。このローターは直径18.93メートル、重量1,820トンであり、総吊り上げ重量は約2048トンである。

「烏東徳水力発電所」は雲南省と四川省のジャンクションに設置され、発電や洪水制御などの機能を持っている。総設置容量は1,020万キロワットであり、合計12基の85万キロワットの水力発電ユニットを設置している。これは中国で4番目、世界で7番目の千万級キロワット発電能力を持つ超大型の水力発電所である。

このプロジェクトは、2018年8月より開始され、2021年6月に完了する予定である。

出典:http://www.powerchina.cn/art/2019/12/17/art_7440_720586.html

まとめ:中国の建設業界

中国の建設業界の総生産高の推移は年々右肩上がりで成長しており、年成長率も10%越を維持しています。また国内の高層ビルや主要空港の大半を世界最大の建設会社である中国建設が行ったことや、港湾や道路、石油のプラットフォームにおいては中国交建が世界一を誇るなど中国の建設関連のレベルの高さを表しているでしょう。

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