【国内ブランドを世界へ】中国の化粧品業界

中国で安定した成長をみせる国内人気化粧品ブランドは、空港への出店や海外進出などターゲットを外国人にまで広げ始めました。

今回は、そんな中国の化粧品業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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中国化粧品、インドネシアで新たな機会を発見

2019年7月16日、Informa Groupが主催し、中国美容博覧会等が支援するアジア化粧品産業フォーラムがインドネシアのジャカルタで開催された。中国美容博覧会の副会長であるチャン・サンインがゲストで招待され「中国とインドネシアの化粧品業界のリンクと対話」という主題で講演をした。

インドネシアの化粧品市場は急速に発展すると予測されている。主な消費者は40歳未満の女性であり、中国市場と同様、主にインターネット上のソーシャルネットワーキングを通じて美容情報を得ている。

中国美容博覧会のチャン・サンインは、若い消費者から多様化した購買チャネル、ソーシャルプラットフォームの台頭、マーケティングの急速な変化まで、中国の化粧品市場の変化を共有した。また、中国の化粧品業界の発展動向を詳細に説明し、情報を提供した。

出典:https://www.cbebaiwen.com/news/nid/100039.html/

デモの影響は?香港化粧品市場の売り上げ推移

香港化粧品市場は、断続的に行われているデモの影響により2019年6月から売り上げが減少に転じている。また、10月(レポートの最新月)には前月比マイナス33.5%と大きな落ち込みを見せている。特にデモが急速に深刻化した8月からの減少幅がとても大きい。

化粧品などは日用品という側面の他に高級品という側面もあり、それらの高級志向の化粧品は香港に短期的に訪れる観光客との相関が強い。そのため、母数である観光客が減少している現在、とても厳しい売上実績になっていると予想される。

また、デモの収束が依然として未定な点も今後の市場状況に大きな影を落とすことは不可避である。

出典:https://www.statistics.gov.hk/pub/B10800032019MM10B0100.pdf

韓国化粧品のAmorepacific、アリババと提携

2019年9月11日の発表によると、Amorepacificグループは、杭州のアリババ西渓園区近くに事務所を設立した。アリ傘下の天猫新製品革新センター(TianMaoInnovatonCentre略称TMIC)と化粧品の開発を行う。TMICの協力でONLINE SHOPPINGビッグデータの分析を通じ、消費者の好み、ニーズを洞察し、市場動向をより迅速に把握する。

Amorepacificグループ中国地域のCEOは、「アリとの共同研究で消費ビッグデータの価値発掘を期待し、化粧品の研究開発、生産、マーケティングの数字化を実現する。」と述べた。

TMICは2018年に始動し、ブランドとの連合で当年度は28個の新商品を開発した。新商品の半分は品目別販売ランキングのトップ1%に入った。

出典:http://www.apgroup.com/int/zh/misc/news/2019-09-11.html

2019年度中国国産製品モデルに上海家化が入選

2019年10月31日、第一財経が主催する「2019年未来ビジネスショー」は、「2019年新国産品」リストを発表し、上海家化の2つのブランド“佰草集”′′六神”が入選した。

こつのブランドは、多様で革新的な製品を継続的に構築し、国内でブランドイメージを確立させるだけでなく、中国のブランドとしての文化を世界の舞台に向けて発信している。なお、国慶節の月には世界最大の空港でもある北京大興国際空港の中国免税店にも進出し、空港免税店に参入する最初の地元の美容ブランドとなった。

広報担当のリウ・イェンは上海家化について、「中国文化を継承し、中国の美しさを示す企業責任感と使命感、イノベーションの絶え間ない原動力、ブランドの若返り。これこそ上海家化100年の神秘である」、と述べた。

出典:http://www.jahwa.com.cn/news/detail?code=yjP5AcJlP0/

中国本土の化粧品市場の安定性

中国本土(メインランド)の化粧品市場はデモなどの影響を受ける香港とは反対に安定した市場環境を保っている。

全体的な消費・購買成長が7.5%と高い水準で推移しており、市場全体の好影響を反映した結果となっていると分析できる。香港での問題は今のところ中国本土には飛び火していないと分析できる。

また、市場の好材料の情報として、米国との貿易合意の第一段階が合意の方向に向かうなど輸出もしやすい状況になったこともある。

出典:http://www.stats.gov.cn/english/PressRelease/201909/t20190920_1698598.html

まとめ

中国の化粧品市場は毎年順調に成長しており、特に輸入化粧品の割合は前年比の+74%とかなりのスピードで拡大されています。特に日本製は品質も評判が良いので今後も大きなチャンスがありそうです。

中国に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
Ⅰ 中国におけるビジネス事情 ・中国は世界第2位の経済大国 ・中国の外資規制は緩和傾向にある ・中国の就労ビザは3つのランクがある ・中国のカントリーリスク ・最も注目すべき中国の「一帯一路」政策 ・今後の製造分野におけるロードマップ「中国製造2025」 Ⅱ 中国の業界トレンド ・中国の食の最新トレンド ・中国の製造業におけるビジネスチャンスとは? ・最近の中国における医療・介護分野の動向 ・中国の教育分野では通信教育がトレンド Ⅲ 中国でビジネスを成功させるために


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