【安定した財務状況】中国の不動産デベロッパー業界

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大手不動産デベロッパーは前年比からの60%を超える純利益の増加や資本市場で人気を誇る債権発行など財政状況の良さを表しています。

今回は、そんな中国の不動産デベロッパー業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国の不動産デベロッパー業界 業界地図はこちら!

2021年 中国の不動産デベロッパー(建設・インフラ・環境)業界

中国の龍湖商業、地域消費のアップグレードを進める〜不動産デベロッパー業界動向〜

中国でオフィスビル、商業・住宅用不動産などの開発・販売を行う龍湖グループは、都市ビジネスをリードしている。龍湖長沙洋湖天街は、龍湖商業落子長沙の最初の商業プロジェクトであり、龍湖が全国で開業運営している52番目のデパートでもある。

龍湖商業の強力なブランド力、優れた運営力、良好な協力評判に基づき、洋湖天街(ショッピングモール)は国内外の300社近くの優良ブランドを集めた。そのうち、都市初出店の店舗、フラッグシップショップは約40%を占めており、地域消費のアップグレードをリードしている。

竜湖商業はすでに長沙に4つのショッピングモールを配置しており、2021年から2023年にかけて順次開業している。

出典: https://www.longfor.com/news/10/98484/

中国の华润置地、新たに69のプロジェクトを獲得〜不動産デベロッパー業界動向〜

2021年3月30日の発表によると、住宅開発や都市建設などの事業を展開している华润置地は、2020年の年間賃貸収入が130億元に迫る勢いであったとのこと。

同社は市場動向に応じて柔軟な土地獲得を行い、2021年内に新たに69のプロジェクトを獲得した。特に広東・香港・マカオ、長江デルタ、京津冀、成渝経済圏の四大区域と九大国家中心都市などの一二線都市に重点を置いている。

これらの企業努力により、主要業績指標は堅実な成長を維持し、通期の連結売上高は前年同期比21.2%増の1796億元を達成した。そのうち開発事業の決算売上高は同23.5%増の1571億元、賃貸料収入は同4.5%増の128億元を達成した。

出典: https://www.crland.com.hk/news/zdxw/202103/t20210330_580152.html

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融創中国、貴州省人民政府と「十四・五」計画へ〜不動産デベロッパー業界動向〜

2003年に設立し、高級住宅、別荘、オフィスビルなど多くの不動産分野をカバーしている融創中国は、貴州省人民政府と全面的な戦略的協定を締結した。

同社は近年、消費と産業のアップグレードを目指し、不動産、サービス、観光、文化、会議・コンベンション、医療の6大戦略セグメントを強化している。全国トップレベルの複合都市開発と産業統合力を備えている。

双方は都市総合サービスや康養リゾートなどの多くの分野で協力し、「十四・五」計画を実践することで、美しい貴州省を建設していくとのこと。

出典: http://www.sunac.com.cn/news.aspx?type=10&id=2148

中国の恒大と中石化が戦略的提携を発表〜不動産デベロッパー業界動向〜

「多元産業+デジタル科学技術」の世界500強企業グループである恒大グループは、中国石油化学工業グループと戦略的協力を提携した。

協定によると、双方はそれぞれの科学技術、顧客誘致、販売ネットワークなどの面での優位性を発揮し、全方位的な戦略協力を展開する。特にリチウム電池自動車充電ステーションの建設や、自動車軽量化材料、高性能建築化学工業新材料、ミネラルウォーターなどの分野で協力していく。

両社は国家カーボンニュートラル目標を指針とし、多くの産業分野で全方位的な戦略協力を行い、発展領域を大幅に広げていくと期待されている。

出典:https://www.evergrande.com/News/Details/246420

中国の万科グループ、中交グループと戦略協力協定締結〜不動産デベロッパー業界動向〜

2021年3月3日の発表によると、中国最大規模の専門住宅開発企業である万科グループは、中交グループと戦略的協力協定を締結した。

双方は「資源の共有、優位性の補完、平等互恵、市場主導」の原則に基づき、長期的かつ戦略的な業務協力関系を構築する。双方の業務の共同発展を促進することを目的に、全産業チェーンで協力を展開する。

中交グループは住宅建築、市政建設、都市総合開発などの面での専門的経験を、万科グループは都市計画研究や不動産開発経験、ブランド影響力などの優位性を発揮させる。両社は共同発展を実現することに重点を置いている。

出典:https://www.vanke.com/news.aspx?type=8&id=7406

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2020年 中国の不動産デベロッパー(建設・インフラ・環境)業界

中国の新鴻基地産、西九龍駅の商業地を取得〜不動産デベロッパー業界動向〜

2019年11月27日の発表によると、香港のデベロッパー大手、新鴻基地産は、香港・広州間の高速鉄道である広深港高鉄西九龍駅上の商業地を422億3200万香港ドルで落札した。香港唯一の高速鉄道の駅上部にあることに加え、環球貿易広場(IFC)に近く、香港やグレイターベイエリアの発展にとっての戦略的価値が高い。

このプロジェクトでは、他の戦略的投資家の参画を募集する予定である。取得される商業地は、高速鉄道、空港快速線、港鉄東涌線、西鉄線の四線が交わる交通の要衝であり、プロジェクト完成後は、相当規模の賃料収入が見込まれる。

新鴻基地産によれば、今回の用地取得は、同社の香港事業への自信と今後の注力を象徴するものであるとしている。この開発は、同社がこれまで手がけてきた国際金融中心(IFC)や環球貿易広場(IFC)のプロジェクトに匹敵するようなものになることが期待されている。

出典:https://www.shkp.com/zh-CN/media/press-releases/shkp-wins-tender-for-commercial-site-atop-high-speed-rail-west-kowloon-station

融創中国、雲南政府系企業と共同出資〜不動産デベロッパー業界動向〜

2019年11月27日の発表によると、中国の大手不動産デベロッパー、融創中国(スナックチャイナ)は、子会社の融創西南房地産開発が雲南省水務産業投資と共同投資を行い、パートナーシップ企業を設立すると発表した。このパートナーシップ企業は、法律の規定により最低2年間存続し、不動産開発プロジェクトに投資をおこなう。

雲南省水務産業投資は、雲南城投集団の全額出資子会社である。雲南城投集団は、土地の造成や不動産開発を手がける雲南省が管理する国有企業である。

新たに設立されるパートナーシップ企業を通じて、融創中国と雲南城投集団は、両社の不動産開発ノウハウや資源を持ち寄り、共同で住宅用不動産プロジェクトを推進する。

出典:http://www.sunac.com.cn/upload/file/2019-12-05/364c5cf2-e29d-4165-aa8c-0337f69e6d7d.pdf

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中国の緑地グループ、中国山東省で国際貿易港を建設予定〜不動産デベロッパー業界動向〜

2019年11月4日、緑地グループと山東省済南市の政府は「不動産+輸入貿易」プロジェクトに署名した。緑地グループは山東省政府の関連政策に応じ、「商品貿易港展示センター」、「ショッピングモール」、「商業サービス拠点」、「国際貿易サービス拠点」などのプロジェクトを建設すると発表した。

この度の協力は、済南市を国際都市にすることを目的としている。緑地グループは「国際貿易港」の建設に加えて、「金融取引センター」、「技術革新センター」、「国際医療センター」などの施設を建設することを支援する。

また、緑地グループと山東省政府は、インフラ建設分野での協力を強化し、済南市のインフラプロジェクトに200億元を投資する計画がある。

出典:http://www.greenlandsc.com/NewsDetail_ldxw.aspx?id=708

中国の遠洋グループ、資金調達へ〜不動産デベロッパー業界動向〜

2019年7月30日、遠洋グループは、総額6億米ドルで利率4.75%の10年期間の米ドル債を発行し、その収益を既存の債務の返済に使用すると発表した。

遠洋グループは、FRBの金利会議の前に有利なチャンスをつかみ、アメリカ財務省の低いレートを利用して低コストの資金調達を実現した。遠洋グループは、近年に10年米ドル債を発行した数少ない不動産会社の1つになった。

遠洋グループの債券は、発行されてすぐに資本市場に人気があった。注文は一時、約40億米ドルのピークに達し、約6.5倍オーバーサブスクライブされ、最終価格設定は「T+287.5」ベーシスポイントであったと発表された。この債券の発行は、グループが健全な財政状態を維持するのに役立った。

出典:https://www.sinooceangroup.com/zh-cn/News/Detail?url=http%3A%2F%2Fkm.sinooceangroup.com%2Fsites%2FNewsCenter%2Fgroupnews&id=3285

中国の碧桂園、2018年の業績〜不動産デベロッパー業界動向〜

2019年3月18日、碧桂園グループは香港で2018年の業績を発表した。レポートによると、2018年にグループの総収入は約3790.80億元であり、前年比で67.1%増加した。純利益は前年比で68.8%増加し、約485.40億元であった。

合弁会社及び関連会社を含めるグループ全体の業績として、株主に帰属する総売上高は前年比で31.25%増加し、約5,018億元を達成した。株主に帰属する総販売面積は前年比で23.06%増加し、約5,416万㎡を達成、業界の平均業績を大きく上回る成長率を達成した。

2018年の年末時点で、グループの利用可能な現金残高は約2,425.4億元であった。さらに、約3,010.7億元の銀行信用枠が使用されておらず、運転資本は十分の余裕があった。

出典:https://www.bgy.com.cn/news_details.aspx?type=14&id=9989740

まとめ:中国の不動産デベロッパー業界

国内に大規模な企業が多い中国の不動産デベロッパー業界では、資金調達や新規プロジェクトなど、新しい取り組みが次々と行われています。

内需の拡大とともに、今後のさらなる展開に期待が寄せられます!

中国の不動産デベロッパー業界 業界地図はこちら!

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