【順調な市場の拡大】中国の電気・ガス業界

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電力会社の利益総額は前年比で3%ほど上昇しており、各種発電で前年よりも利益が増加したことが報告されています。

今回は、そんな中国の電気・ガス業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

資源の節約可!洋上風力発電所が稼働

2019年9月29日、HUANENG Powerにより製造された、中国国内で海岸から最も遠い風力発電所「大豊洋上風力発電所(フェーズ1)」が正式に稼働した。このプロジェクトは2018年12月20日より開始され、完成まで合計9か月と10日かかった。

「大豊洋上風力発電所」は、江蘇省塩城市大豊区の茂朱沙海域にあり、その中心は海岸から約55kmである。フェーズ1のプロジェクトでは設置容量が30万kWであり、合計68基の風力タービンがある。その中には、48個の4.2MWユニットと20個の5MWユニットが含まれている。

このプロジェクトは、年間8.6億kWhの電力を生産できると予想されている。稼働する場合には、年間26.49万トンの標準石炭及び254万㎥の水を節約できる。さらに、58.28万トンの二酸化炭素排出量、10.6万トンの灰とスラグ、51.6万トンの煙と塵を減少できるとのことである。

出典:https://www.hpi.com.cn/Lists/activities/HPINewsViewForm.aspx?ID=191

CHINA GAS、年間純利益が34.9%増加

2019年6月21日、CHINA GASは香港で2018年度(2018.04ー2019.03)の業績を発表した。

2018年度、CHINA GASの年間売上高は593.86億HKDであり、前年比で12.4%増加した。そのうち、売上総利益は140.6億HKDであり、前年比で20.5%増加した。株主に帰属する純利益は82.24億HKDであり、前年比で34.9%と大幅に増加した。グループの総資産価値は109.89億HKDに達し、銀行残高の現金は134.8億HKDであった。

また、天然ガスの売上高は246.6億㎥であり、前年比で32.1%増加した。177の郡または地区の住民に向け、「石炭をガス化」というプロジェクトを推進し、700万以上の世帯と契約を締結したと報告されていた。

出典:http://www.chinagasholdings.com/news_view.aspx?TypeId=4&Id=1188&Fid=t2:4:2C

PetroChina、2018年度の純利益130.7%増加

2019年3月21日、PetroChinaは2018年の業績を発表した。2018年、PetroChinaの年間売上高は2.35兆元であり、前年比で16.8%増加した。営業利益は1209.79億元であり、前年比で78.7%増加した。株主に帰属する純利益は525.91億元であり、前年比で130.7%の大幅な増加となった。

探査と開発について、PetroChinaの年間原油生産量は8.9億バレルであり、前年比で0.4%増加した。販売可能なガスの生産量は3.6兆立方フィートであり、前年比で5.4%増加した。

売上高について、ガソリン、灯油、ディーゼルの年間売上高は合計1.77億トンとなり、前年比で4.7%増加した。天然ガスの売上高は2,167.54億㎥であり、前年比で8.9%増加した。その中の国内の天然ガスの売上高は1595.53億㎥であり、前年比で19.6%増加した。

出典:http://www.petrochina.com.cn/petrochina/xwxx/201903/7b7e943011944eb88812a7cee27fc280.shtmlC

Sinopec、2019年第3四半期の業績を発表

2019年10月30日、Sinopecは2019年第3四半期の業績を発表した。売上高は22,33.05億元であり、前年比で7.7%増加した。その中で、株主に帰属する純利益は432.81億元であった。

探査と開発について、石油とガスの等価生産量は3.42億バレルであり、前年比で1.9%増加した。国内原油産量は安定しており、天然ガスの産量は前年比で8.4%増加した。

売上高について、精製油製品の総売上高は1.92億トンであり、前年比で8.5%増加した。国内の精製油の売上高は前年比で3.1%増加しており、小売売上高は前年比で1.1%増加した。

出典:http://www.sinopecgroup.com/group/xwzx/gsyw/20191031/news_20191031_437309481241.shtmlC

世界最大の廃棄物焼却発電プロジェクトが稼働

2019年6月28日、中国電力建設グループが建設した世界最大の廃棄物焼却発電プロジェクト、「再生可能エネルギー利用センター(フェーズ2)」が上海にて正式に稼働した。

このプロジェクトは、8つのごみ焼却ライン及び3台の50MWの凝縮蒸気タービン発電機ユニットを設置しており、毎日の焼却能力は750トンに達すると発表されていた。

全負荷運転の場合、このプロジェクトは1日あたり6,000トンの家庭ごみを処理できるとのことである。フェーズ1のプロジェクトと合わせたら、毎日焼却される廃棄物の総量は9,000トンに達する可能性がある。このプロジェクトにより、毎年合計9億kWhの発電量を達成することが期待されている。

出典:http://www.sepcc.com/News/3660.htmlC

まとめ

各電力会社が利益の増加を報告していますが、市場全体で見ると火力発電の利益伸び率が最も高いです。液化天然ガスの輸入量は年々増加していますが、環境への配慮のためには火力発電は縮小傾向にあるべきでしょう。

中国に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
Ⅰ 中国におけるビジネス事情 ・中国は世界第2位の経済大国 ・中国の外資規制は緩和傾向にある ・中国の就労ビザは3つのランクがある ・中国のカントリーリスク ・最も注目すべき中国の「一帯一路」政策 ・今後の製造分野におけるロードマップ「中国製造2025」 Ⅱ 中国の業界トレンド ・中国の食の最新トレンド ・中国の製造業におけるビジネスチャンスとは? ・最近の中国における医療・介護分野の動向 ・中国の教育分野では通信教育がトレンド Ⅲ 中国でビジネスを成功させるために


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