【内陸部に初出店が多数】中国の百貨店・ショッピングモール最新情報

近年、大型の買収や急速な店舗拡大などが行われ、中国全土に広がり見せつつあるショッピングモール。また内陸部の開発に伴い、多数の有名ブランドが内陸部に初出店をしています。

今回は、そんな中国の百貨店・ショッピングモール業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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拡大の勢い、世界記録を樹立!Wanda Group

2019年11月29日、300店目のWandaプラザが湖北省咸寧市にオープンした。過去20年間で、Wandaプラザは全国188都市に展開し、合計130万人の雇用を創出した。

Wanda Groupは、2000年より商業センターの建設と運営を開始した。1店舗目から100店舗目までのWandaプラザの建設は15年間かかった一方、100店舗目から300店舗目までの建設はわずか5年間となった。2019年末までに、323のWandaプラザがオープンする予定であり、出店のペースは世界のビジネス史の記録を樹立したようである。

統計によると、Wanda Groupの11年連続の新規雇用は、その年の中国の総新規雇用の1%を超えたとのことである。さらに、2016年以来、Wandaは毎年約50のWandaプラザを開設し、その年の中国の新規雇用総数の約1.5%を占めていたとのことである。また、Wandaプラザの従業員のうち大学生が35%以上を占めていた。

出典:http://www.wandaplazas.com/2019/company_1202/1829.html

上海のショッピングモール、三林印象城が買収へ

ストレイツ・トレーディング(シンガポール)、ARAアセットマネジメント(シンガポール)、投資ファンドのICBCI(中国系)の3社は共同で、上海市浦東に位置するショッピングモールを所有する企業の株式を全て買収することを発表した。買収総額は、2.42十億人民元である。

該当物件は、上海市浦東地区に位置する三林印象城。3キロ圏内に40万人の潜在顧客を抱えたモールは、複数の交通手段によるアクセスも良好である。2018年の第4四半期に開業し、現在は91.3%のテナント入居率をもつ。

買収に参画するARAアセットマネジメントは、香港の巨大財閥の創始者である李嘉誠が立ち上げに携わった、不動産の資産管理会社である。また、ICBCIは、中国国有の大手銀行である中国工商銀行傘下の投資ファンドである。

出典:http://straitstrading.listedcompany.com/newsroom/20191217_185921_S20_1408OU502ILAXWYD.1.pdf

china-shoppingmall

顧客を実店舗からアプリへ、イオンアプリ

2019年12月26日、イオン中国投資有限公司は、広東省深センに位置するイオンスタイル東湖店において、イオンアプリによるサービスを開始すると発表した。東湖店を皮切りに、全国で導入を拡大する見通しだ。

イオンアプリを使えば、衣食住に関わる商品や、TOPVALUなどのイオンプライベートブランドの商品をQRコードで簡単に購入したり、商品の配送依頼ができるようになる。特に、食品の場合は、効率的な流通過程や迅速な配達によって、消費者に新鮮な商品を届けることが可能になる。実店舗によるオフラインチャネルとアプリによるオンラインチャネルの結合を試みた新たな取り組みである

イオンスタイル東湖店は14万人のイオン会員を保有しており、顧客の流れを実店舗からアプリへと誘導する役目を担う。現段階では、店舗におけるアプリの宣伝などを通じて、顧客のアプリ使用を促している。

出典:http://www.aeonchina.com.cn/2019/operation/品质生活-抢鲜送达-永旺在深试点上线自有app/

新城控股、相次いでショッピングモールを開業

新城控股(seazen)は、2019年11月に相次いで「吾悦広場」ブランドのショッピングモールを開業している。同年11月8日に天津南、淮北にて、11月15日に陝西漢中、11月月末には桂林にて新規のショッピングモールを開業する。

同年11月15日時点で、同社は2019年で11箇所目の開業を終え、55のショッピングモールを所有することになる。最終的に累計開業数を64とする目標を掲げている。

今回新規に開業した漢中吾悦広場は、300あまりの国内外の著名ブランドを誘致した。そのうち、65のブランドは初めて陝西省に進出することとなり、124のブランドは漢中に初進出することとなる。Kidswant、多美奇、海底撈、ラネージュなどの著名ブランドを誘致することで、漢中地域のランドマークとなることを目指している。

出典:http://www.seazen.com.cn/news/news-details-1194.html

まとめ

ECサイトの躍動により実地店舗の必要性が疑問視される日本とは異なり、中国の百貨店業界はまだまだ成長段階にあります。内陸部などの開発地域に合わせた出店が成功のカギになるのではないでしょうか。

中国に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
Ⅰ 中国におけるビジネス事情 ・中国は世界第2位の経済大国 ・中国の外資規制は緩和傾向にある ・中国の就労ビザは3つのランクがある ・中国のカントリーリスク ・最も注目すべき中国の「一帯一路」政策 ・今後の製造分野におけるロードマップ「中国製造2025」 Ⅱ 中国の業界トレンド ・中国の食の最新トレンド ・中国の製造業におけるビジネスチャンスとは? ・最近の中国における医療・介護分野の動向 ・中国の教育分野では通信教育がトレンド Ⅲ 中国でビジネスを成功させるために


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