【6Gの開発へ早くも着手】中国の携帯キャリア業界

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世界的に次なる通信技術として注目される5Gであり、各国がローンチに向けしのぎを削っている最中ですが、中国では早くも5Gの次の世代になる6Gの技術開発に向けて国をあげて取り組み始めています。

今回は、そんな中国の携帯キャリア業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

携帯キャリア業界注目の5G、中国の今後は?

2019年12月10日、チャイナモバイルと中国情報通信研究院が共同主催した「5G+工業インターネットトップフォーラム」が北京で開催された。工業情報化部の総経済師王新哲とチャイナ・モバイルの趙大春副社長が出席し挨拶をした。

王新哲総経済師は、5Gは次世代の情報技術の進化、レベルアップの重要な方向であり、工業インターネットは第4次工業革命の鍵であると強調。中国工業情報化部は5Gと工業インターネットの融合発展加速、インフラ建設強化、技術研究開発推進、産業生態育成加速、他社間の協力と共生促進、産業発展レベル向上に努めると述べた。

趙大春副社長は「5Gが融合革新を導き、新しい情報消費を刺激する新しい原動力となった」と述べ、今後も5Gと工業の深い融合を積極的に展開し、工業インターネット、知能エネルギーなど14の重点業種に向けて、100の5G応用例作成と、100の5G模範プロジェクトを提出し、5Gを更に推進し溶け込ませたいと語った。

出典:https://m.weibo.cn/status/4447995279706121?

中国、国家を挙げた6G技術の研究・開発がスタート〜携帯キャリア業界事情〜

2019年11月6日の発表によると、中国国内のモバイル通信産業の発展と科学技術の革新を促進し、第6世代移動通信(6G)技術の研究・開発を推進するため、科学技術部は中国発展改革委員会、教育部、工業と情報化部、中国科学院、自然科学基金委員会と共に北京で6G技術の研究・開発会議を開催した。

6G技術研究開発推進ワーキンググループと専門家グループの設立を発表。推進ワーキンググループは関連政府部門から構成され、専門家グループは大学、科学研究機構および企業から選抜された37名の専門家から構成された。

科学技術部王漳副部長は「現在世界の6G技術研究はまだ探索の初期段階にあり、技術路線は依然明確でなく、肝心な指標と応用シーンは統一した定義がない」と指摘。モバイル通信産業の発展と革新型国家の建設のために、しっかりとした科学技術の基礎を打ち立てると述べた。

出典:http://www.most.gov.cn/kjbgz/201911/t20191106_149813.htm

中国のチャイナテレコム、「天翼ドローン」を発表〜携帯キャリア業界事情〜

2019年12月5日の発表によると、2019チャイナ・テレコム5G VR+智慧コントロールシンポジウムが江西南昌で開催され、チャイナ・テレコムが独自に開発した天翼ドローンによるエネルギープラットフォームが正式発表された。

マルチベンダー、マルチモデルのドローン接続、全視覚化飛行制御、顔や声紋などの多因子安全認証、広帯域低遅延の5Gリアルタイム通信、安全で信頼性の高い空中翼雲データストレージ、衛星リモートセンシング、GIS地図サービス、アルゴリズムの生産とモデリングなどのAIサービスの7大サービスを提供。

チャイナ・テレコムのIoTや5Gなどの現代情報化技術は、クラウドネットワーク、プラットフォーム、安全、応用、サービスの5つの方面の能力に焦点を当て、政府と企業にサービスを提供し、社会管理情報化と知能化レベルの向上に協力する。

出典:http://www.chinatelecom.com.cn/news/02/201912/t20191205_50428.htmlChina

中国のチャイナユニコム、アルペンスキーワールドカップのインフラ建設完了〜携帯キャリア業界事情〜

2019年10月24日より60数名の施工人員によって42日間かけ、チャイナユニコム北京は、アルペンスキーワールドカップ会場の通信インフラ建設を完了させた。施工期間中、零下20度ほどの日が10日ほど続いたが、質の高い作業を行うため施工員は手袋を付けず作業を行った。

チャイナ・ユニコムは2022年冬季オリンピックと冬季パラリンピックの公式通信サービスパートナーということで、冬季オリンピックの通信保障を円満に完成するための連携確認もかねて今回のインフラ建設に望んだ。

2019年11月20日にすべてのテストに合格。国内で初めて国際スキー連盟の認証要求を満たした。

出典:http://www.chinaunicom.com.cn/dfdt/201912/1575879704295047680.htmlChina

中国の携帯キャリア業界大手チャイナユニコム、5G技術の活用方法とは?

チャイナユニコム新疆は、国網新疆電力有限公司と提携し、世界で最も電圧の高い電力鉄塔に5ギガビットの基地局を配備した。5G技術は世界で最も電圧レベルが高く、輸送容量が最大で、輸送距離も最も大きい。

同社によると、5Gは駅構内の360度の全景リアルタイム画像転送のために用いられ、点検修理作業と故障チェックサービスを提供するとのこと。

今後はさらに、5G巡回ロボットによる全方位・立体巡回パトロールを行い、人工知能プラットフォームによるデータ分析の知能化の実現を目指す。そのため、今後も引き続きしっかりとしたネットワーク基盤を提供し、異常データを発見した場合はすぐに報告し警報するとしている。

出典:http://www.chinaunicom.com.cn/dfdt/201912/1575880504413024786.htmlChin

まとめ:中国の携帯キャリア業界

中国ではスマートフォンが衣食住の全てに関わるため、年々普及率が上昇しています。一般用の通信サービスとしてはチャイナ・モバイルが過半数を占めている状態だが、工業用通信を含め5Gなどの最新通信技術の発展に注目です。

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