【路線拡大へのインフラ投資】中国の鉄道・バス業界

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中国国有の鉄道会社は投資の9割以上を鉄道建設に充てており、特に経済水準の低い地域への投資を積極的に行っています。

今回は、そんな中国の鉄道・バス業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国7駅で電子乗車券の試行を開始〜鉄道・バス業界事情〜

更なる旅客輸送サービスの質の向上のため、2019年12月10日から、京津城間鉄道沿線の北京南、天津西、武清、塘沽、浜海、軍糧城北の7つの駅で、電子乗車券業務の試験的な実施がスタートした。

これは京沪高速鉄道の北京南から徳州東段、京雄城間鉄道の北京西から大興空港までの間で電子乗車券の試行業務を行った後の、中国鉄道北京局集団有限公司が選んだ3番目のパイロット路線である。

12306というチケット購入サイト(携帯電話機を含む)を通じてチケットを購入した乗客は、自分で切符を印刷したりダウンロードしたりすることも可能になった。キャンセルや乗車の手続き方法も変更になり、多くの注目を集めている。

出典:http://www.china-railway.com.cn/xwzx/zhxw/201912/t20191213_97960.html

中国国家鉄道グループ発表!2019年の鉄道固定資産投資〜鉄道・バス業界事情〜

中国国家鉄道グループが2019年1月2日に発表したデータによると、中国の鉄道に対する固定資産投資は、2019年に合計8029億元となった。

8029億元(約1153億米ドル)の投資のうち、7511億元(約1079億米ドル)が鉄道建設に使用され、5474キロメートルの高速鉄道を含む8489キロメートルの鉄道が新たに建設された。2019年末までに、全国運行鉄道が13万9千キロメートルを超え、その内3万5千キロメートルが高速鉄道となっている。

2019年には川蔵鉄道(四川~チベット)に関する主要プロジェクトが完成。経済水準が低い地域への直接インフラ投資は約4,175億8000万元で、全体の75.9%を占めている。

出典:http://www.china-railway.com.cn/xwzx/ywsl/202001/t20200102_98442.html

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中国と香港を結ぶ高速鉄道網が大幅拡大〜鉄道・バス業界事情〜

中国鉄路総公司は2019年6月11日に、同年7月10日以降の列車運行予定を発表した。高速鉄道について、西九龍駅(香港)と重慶西駅(重慶市)、天津西駅(天津市)、南寧東駅(広西チワン族自治区南寧市)、肇慶東駅(広東省肇慶市)、汕頭駅(汕頭市)を結ぶ路線を新たに開通する。

広東省内の各駅をみると、肇慶東駅は始発駅・停車駅として1日2往復4便が運行、仏山西駅を経由する便で片道約1時間30分、汕頭駅は始発駅として潮汕駅、陸豊駅、恵州駅を経由し片道約3時間8分、仏山西駅は南寧東駅発着路線の停車駅として片道約1時間22分で香港と結ばれる。なお、経由駅は往路か復路か、また時間帯によって異なる。

一方、高速鉄道の連結前から香港と中国内を結んでいた、在来線を利用した「直通車」は減便される。高速鉄道の香港域内区間の開通以来、直通車の利用者数は減少が顕著で、1~4月は前年同期比37.2%減の85万7,465人となった。

出典:http://www.china-railway.com.cn/xwzx/mtjj/rmrbhwb/rmrbhwb/201907/t20190717_94846.htmlhttp://www.china-railway.com.cn/xwzx/mtjj/jjrb/201907/t20190717_94871.html

バス都市化を目指す、中国・済南市〜鉄道・バス業界事情〜

2012年10月に国家公共交通都市建設模範プロジェクトの第1陣として15の都市を創建して以来、済南市の公共交通都市の創建作業は高品質発展の軌道に乗った。

市交通運輸局は市委員会、市政府の仕事要求に従い、バスの発展戦略チャンスをつかみ、公共交通供給側の構造改革を推進し、バス路線網の計画を迅速に進めた。また、公共交通サービス分野を持続的に開拓し、クリーンエネルギーバス車両の使用を進めた。

済南市の交通利用状況の特徴は明らかで、ピーク時の通勤ラッシュの圧力が比較的大きい。31の通勤線を開通し、平日の朝と夜のラッシュ時に運行することでピーク時の長距離の交通需要を満たした。

出典:http://www.bus-info.cn/index.php?c=article&id=3288

中国・広州にて電気自動車の充電施設を構築〜鉄道・バス業界事情〜

2019年5月27日、広州公共交通グループは、合計138台の電気自動車充電ステーション、4,106本の充電パイルを建設し、431,000キロワットの総電力を稼働させたと発表した。

広州公共交通グループは、独資建設、電力供給局との合弁建設、及び第三者の充電サービスプロバイダーによる調達などの方法で、国有・民営企業の土地、資金、資源を統合し、効率性の向上とコスト削減を実現したと述べていた。

このプロジェクトにより、バスの電気化を保証できるようになる。現在、車両に対する充電パイルの比率は約1:2であり、8,091の純電気バスの充電需要を確保している。さらに、タクシー、衛生、郵便サービス、物流などの業界へ、電気自動車の商用化を実現するための充電施設及び運営経験を提供している。

出典:https://www.gzbus.com/xwdt/info.aspx?itemid=167

まとめ:中国の鉄道・バス業界

電子チケットの販売や各都市への高速鉄道の開通など、国民にとって鉄道はより身近で便利なものになりつつまります。また一般自動車やバイクの規制が強まる中、公共交通機関であるバスの需要も今後増えるでしょう。

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