【台北101が世界で最も影響力のある高層ビルに】台湾の建設業界

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台湾のシンボルでもある台北101が世界で最も影響力のある高層ビルに選ばれ、台湾の建設業のレベルの高さを世界的に注目される機会となりました。

今回は、そんな台湾の建設業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

土地の合理的な活用へ!台中市政府の規制とは?

2019年12月29日の発表によると、合理的な土地の利用、且つ適切な人口分布を図る為、台中市都市発展局は2020年に全都市計画の容積及び公共施設の容量を算出し、容積総量規制を設ける。

容積率制御は人口密度や交通、物件価格、公共施設のサービス水準等、居住環境のあらゆる方面に影響を及ぼす。台中市の直轄市認定後の変化は大きく、都市部と過疎地区との格差や、鉄道および駅周辺の土地の使用強度などへ対応する必要が出てきた。

今後は土地所有者もしくはディベロッパーが納める容積増額代金もしくは発展建設基金設立により、研究都市発展対策や公共事業、社会環境改善事業の重要な財源として活用していく。

出典:https://www.taichung.gov.tw/1441689/post

日本統治時代の砂糖工場、再建と再利用

2019年10月2日の発表によると、台中市政府は台中市で歴史的建築物に登録されていた、「帝国砂糖工場台中営業所」を修復し、新たに「臺中產業故事館」としてオープンさせた。「帝国砂糖工場台中営業所」は1935(昭和10)年に建設された日本統治時代の建物である。1990年代に営業停止していた工場はほぼ撤去されていたものの、営業所だけが取り残されており、2007年に台中市の歴史的建築物に登録されていた。

施設内では商業レジャー機能の導入、美術展、レクリエーションスペースの提供、市内の地域特色産業の導入などを行い、台中市の新たな観光スポットとして期待されている。

2019年4月に工事が終了し、2019年10月にオープン。台中駅周辺に位置しており、2023年開業予定の三井ショッピングパークららぽーと台中(仮称)」にも隣接するなど、今後の集客が予想される。

出典:台中市政府https://www.economic.taichung.gov.tw/16103/16153/16163/16196/16205/43424/post

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台北101、世界で最も影響力のある高層ビルへ

2019年11月20日の発表によると、台北101が高層ビル認証機構により「世界で最も影響力のある高層ビル50」の大賞に選ばれた。15年前に101建設に携わった建設チームも授賞式に参加し、今回の受賞を喜び合った。

101が大賞を受賞した理由として、世界中の高層ビルの中で永久的な先端技術を備えているだけではなく、断熱や照明、エネルギー、水循環、廃棄物処理等の環境保護の面まで考慮されている点が挙げられる。

101のグリーンビルディング技術はアメリカのグリーンビルディング協会も認証するほどの最高水準にある。101はエネルギー制御管理システムにより、年間で3300万KW(200万USDに相当)もの電力削減を行っている。これらの取り組みが全世界へ広がり、今後の更なる環境保護促進の契機となることが期待される。

出典:https://www.taipei-101.com.tw/tw/news/content/222ea6d9-27b4-48f8-9758-c2a54997b56e

桃園空港第2ターミナルに展望デッキがオープン

2019年12月14日の発表によると、桃園空港の第2ターミナルに面積約825平方メートルの展望デッキがオープンした。第2ターミナルの南側5階にある屋外展望台は、午前6時30分から午後10時30分まで営業している。

送迎、飲食、レジャーのニーズを提供しており、飲食店には「やよい軒」、「ラーメンいろは」「Tim Ho Wan」などがある。他にも、飛行機が離着陸するのを眺めながら香り豊かなコーヒーを楽しめるカフェエリアや、お土産屋、ファミリーマートもある。

休憩セクションでは、桃園空港の乗客数の増加を考慮して搭乗前または空港到着後に、乗客が利用できる106のベッドを提供している。

出典:桃園空港

https://www.taoyuan-airport.com/chinese/News/Page/349e3c98-dff6-4306-a21c-c27918213bbc

2019/12/112020年、新たなスマートシティ誕生へ

新竹県が計画する国際AIスマートシティ建設が2019年12月より開始し、2020年1月末には完成する予定。AIシステムを使用したスマート駐車場ParkingGoや、スマート養殖場など全く新しい挑戦が始まる。

本計画地はAI技術の発展及び実験場としても使用され、今後は研究開発の品質向上や新竹県の発展の拠点の1つとして活用される。

今後は小学校の授業の中にもAIシステムが導入される予定。QRコードでデータを読み取ることで地球の重力や回転を操作できる次世代教育も始まる。農業分野ではデータ分析による稲熱病の予防や灌漑抑制が可能となり、収穫量が通常の5倍となるなど、各分野の発展が期待される。

出典:https://www.hsinchu.gov.tw/News_Content.aspx?n=153&s=222934

まとめ

台湾の建設業界の市場規模は年々増加傾向にありますが、人手不足により供給が間に合っていないというように、まだまだ成長余地が感じられます。台北101のグリーンビルディング技術が注目されるように、建設業にはデザイン性のみならず環境保護という視点も重要になるでしょう。

台湾に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
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