【グローバル基準を目指して】台湾の加工食品業界

singapore processed food

近年、台湾の国際貿易の取引は増えており、スムーズに貿易を行うための書類の簡略化や、アメリカや日本など輸入に関して高水準規範を持つ国に対応するための設備投資など、積極的に推し進められています。

今回は、そんな台湾の加工食品業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

加工食品の輸出、英語書類の申請手続きが簡略化

2019年10月1日の発表によると、衛生福利部食品薬物管理署は、加工食品を輸出する際に必要となる英語書類の申請手続きを簡略化した。台湾の国際貿易は頻繁になっており、加工食品の輸出に必要な英語書類の申請が増加したためだ。

2019年5月15日から2019年6月15日の間に行われた、申請に関連する業者に対するアンケートによると、平均満足度は93%であった。英語書類の申請手続きにかかる時間は従来の4分の1に短縮された。

発表によると、今回、「衛生證明(衛生証明書)」、「加工衛生證明(加工衛生証明書)」、「檢驗報告書(検査報告書)」、「自由銷售證明(自由販売証明書)」の手続きが簡略化された。

出典:https://www.fda.gov.tw/TC/newsContent.aspx?cid=4&id=t549089

大成集団の子会社、昭和産業から出資を受ける

2019年11月11日、昭和産業株式会社と台湾を拠点として食品・飼料などの事業を展開する大成集団は合弁事業を開始することを発表した。

約26億円を投じ、大成集団のグループ会社である「國成麵粉股份有限公司」および「中一食品股份有限公司」が実施する第三者割当増資にて、新たに発行される株式(國成麵粉股份有限公司:2,440万株、中一食品股份有限公司:4,200万株)を引き受ける。これにより、昭和産業株式会社は台湾において新たに「製粉事業」「飼料事業(鶏卵)」に参入する。

「國成麵粉股份有限公司」においては、小麦粉の生産性向上および品質改善に関する技術提供を行い、販売強化につなげてゆく。

出典:https://www.showa-sangyo.co.jp/news/pdf/19-32_taiseishudantonogoubenjigyounikansuruosirase.pdf

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食肉産業向けのHACCP監査プロジェクト開始

2019年3月7日の発表によると、食品医薬品局は、地方政府保健局とともに食肉加工食品産業を対象とする「HACCP食肉加工食品産業監査プロジェクト」を開始した。製造・販売された製品の衛生と安全を確保し、消費者の権利を保護するために、ランダムに検査を実施。

「HACCP食肉加工食品産業監査プロジェクト」は安全な食品を消費者に届けるため、原材料、製造過程、完成品を定期的に検査する。また、生肉および加工製品は、動物用医薬品、亜硝酸塩、防腐剤の残留を検査される。これらは安全衛生管理法の規定をもとに行われる。

食品安全に関するチェック項目はGood Food Hygiene Practice Guidelines(GHP)と食品安全管理システムガイドライン(HACCP)に準拠すべき項目が含まれている。食品安全法第8条に違反している場合は、6万元以上2億元以下の罰金が発生する。

出典:衛生福利部

https://www.mohw.gov.tw/cp-4259-46645-1.html

輸出に対応!台畜の食肉加工場が完成

台湾農業団体の台湾農畜産工業(台畜)は2018年12月より、屏東県にある、医学・バイオ企業の工業団地「屏東農業生物科技園区(PABP、屏東農科)」で新たに食肉加工場を建設し、生産を始めた。

ヨーロッパ、アメリカ、日本、シンガポールへの高水準規範の輸出に対応するために建設された。投資額は10億台湾元。

将来的には、調理済みステーキ、焼き肉用肉類、調理済み食品、オーダーメイドによるメインコース料理セットなどを生産する予定。これにより国内外の販路を開き、さまざまな需要に対応できるとしている。

出典:https://www.tham.com.tw/edcontent_d.php?lang=tw&tb=2&id=915

泰安食品の注目のインターンシップとは?

高雄市に所在する加工食品会社、泰安食品股份有限公司は、108年度建教合作考核一等機関(2019年度インターンシップ受け入れ一流機関)であることが認められた。同社には、中華民国教育部部長である潘文只から発行されたトロフィーが進呈された。

泰安食品股份有限会社は長年、中華民国教育部と協力して技術的で専門的な指導をインターンシップ生に行っており、その活動が評価された。同社は、高品質な実地指導と教育、カリキュラムを提供しており、学生が現場で実体験して学べ、また、学んだことを現場で活かせる環境である。

同社は、これからも職業訓練学校がより多くの才能ある人材を輩出する手助けをし、企業の責任を果たし続ける。

出典:https://www.taian-fd.com.tw/%E7%8D%B2%E5%BB%BA%E6%95%99%E5%90%88%E4%BD%9C%E8%80%83%E6%A0%B8%E4%B8%80%E7%AD%89%E6%A9%9

まとめ

台湾の食品輸入国のうちアメリカが1位で主な輸入品は肉製品である。日本は4位につけており、メインの品目はアルコール飲料やお菓子などである。このように各国で輸入食品が棲み分けがあるため、台湾でどの日本製品の需要があるかを見極めることが重要でしょう。

台湾に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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