【スマートな配達方式へ】台湾の陸運業界

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近年になって本格的なドローン配達が開始されたり、コンビニ以外にも新たな受け取りサービスが始まるなど、配達方法がよりスマートなものへと変化しています。

今回は、そんな台湾の陸運業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国初!DHL、ドローン配送サービス開始

2019年5月29日の発表によると、国際速達サービスのグローバルリーダーであるDHL Expressとスマート自律型航空機メーカーのEHangは、初めて中国で無人の空中速達サービスを開始する戦略的パートナーになった。

完全に自動化されたインテリジェントソリューションは、中国の繁華街での最後の配達の課題を克服する。DHLは中国でこのサービスを提供する最初の国際速達会社になる。新たに開始されたドローン配送サービスは、DHLの顧客向けにカスタマイズされた新しいルートで、DHL廣州東莞市寮步サービスセンターから松山湖片区エリアまで約8kmにわたってカバーしている。

このスマートドローン配送サービスは、最先端のロジスティクスUAVテクノロジーFalconシリーズを使用している。これは、高度に自動化され、安全性と信頼性が高く、大都市圏の交通渋滞や様々な道路問題を克服するのに役立つ。

出典:DHL

https://www.logistics.dhl/tw-zh/home/press/press-archive/2019/05292019.html

PC home、スマート受取サービスを導入

2019年8月27日、ネットホームグループ傘下のPChome24ショッピングは物流体制におけるパートナーである中華郵政と合同で「iメールbox受取」サービスの開始を発表。今後、ネットショッピング後はコンビニ受け取り以外にも、全国に広がるiメールboxにて荷物引き取りが可能となる。ネットショッピング業者におけるスマート受け取りサービスの導入は同社が初となる。

「iメールbox受取」サービス導入後、使用率は安定して成長しており、北部の利用者が比較的多い。商品別だと3C関連、生活日用品、食品がメイン。本サービス利用者の内、約5割が夕方5時~夜10時の時間帯に小包を受取っており、ユーザーがその利便性を感じていることが見て取れる。

今後はiメールboxを全国1,000か所以上に拡大し、更なるサービス拡充に努める。

出典:https://corporate.pchome.com.tw/about_us/invent_pr.php?y=2019&pr_id=1553&lang=cht

スーツケース無料配達サービスを開始

2019年5月10日の発表によると、台湾宅配通は桃園市政府と共同で桃園空港から宿泊ホテルまでのスーツケース無料配送サービスを開始。昨年の統計によると桃園空港からの入国者は4,000万人を超え、桃園市の空港都市としての重要性が増してきている。

台湾宅配通は9年前より既にスーツケース配送サービスを開始していたが、海外からの観光客増加の背景から今回初めて政府と手を組み、無料配送サービスを開始した。

桃園市内の指定ホテル(30社)を予約した旅行者は桃園空港の台湾宅配通サービスカウンターで手続きをすると、一人1点までスーツケースを無料で指定ホテルまで配送してもらえる。観光客への幅広いニーズに対応する桃園市の観光都市としての発展が期待される。

出典:https://www.e-can.com.tw/news_activityDetail.aspx?id=4&sys_id=1344

中華郵政とファミリーマート、物流サービス開始

2019年4月9日の発表によると、中華郵便局とファミリーマートは「店舗から自宅まで」の物流サービスを開始したとのこと。箱の種類はNo.1とNo.2を選べ、郵便局またはファミリーマートで購入できる。

中華郵政のGuoChunyang氏は、電子商取引の活況に対応して、台湾人の消費パターンが変化したと述べた。そのため、台湾の3,347店ある全てのファミリーマートから配達できるようにし、受取人の自宅へ郵送するという選択肢を増やした。

2018年は3.33百万人のオンラインショッパーと1470万人のバイヤーが存在し、個人のeコマースが徐々に出現してきた。中華郵便局は、2019年末までに最大2,000の宅配受取ボックス「iメールボックス」を準備する予定である。

出典:https://is.gd/X0jIZS

台湾大哥大とmomo、業界を超えて手を組む

2019年5月23日、通信会社の台湾大哥大とショッピングサイトのmomoは共同で、新しいサービスを提供することを発表した。台湾大哥大は全国にある800店もの店舗をネットサイトmomoの受け取り拠点とし、消費者の利便性向上を図る。

受け取りサービスの他に、例えば、消費者がmomoで携帯を購入、台湾大哥大店舗で受け取りをした場合、その場で無料品質チェックをしてもらえる。また、台湾大哥大での買い物優待も享受でき、ユーザーにとって利便性の高いサービス内容となっている。

ネットショッピングにおいて「注文後すぐに届く」は必須であり、現在台湾には6時間以内の配送サービスを提供しているサイトもある。このような情勢の中で、ビックデータ、AI及びシステム管理による出荷管理といった通信×Eコマースの連携は非常に重要なものとなってきている。

出典:https://corp.taiwanmobile.com/press-release/news/press_20190523_601191.html

まとめ

陸運業界ではEC市場の拡大に伴って、需要も大きくなっています。特に消費者に直接関わる部分のため各社がスマート技術を導入して、よりユーザーにとって便利なサービスを目指しています。今後もさらに洗練された技術が求められるでしょう。

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