【テクノロジーを用いた逆襲へ】台湾の携帯キャリア業界

台湾では第四、第五といわれる携帯キャリア各社がテクノロジーを用いた圧倒的な顧客満足の上昇や5Gなどの最新通信技術の構築によって巻き返しを図っています。

今回は、そんな台湾の携帯キャリア業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

テクノロジーの導入で顧客満足度向上へ、台湾之星

台湾之星は、顧客にとって一番のサービスを提供するために、革新的なテクノロジーを活用している。オンラインストアやモバイルアプリなどのデジタルサービスプラットフォームを積極的に開発し、既存の音声カスタマーサービスやニュースレターなどを統合した。2017年以降は、店舗に「スマートコンサルタント」を導入している。

2019年は「ブランドは同じでも、場所によって消費者は異なる」というブランド提案をした。地域の事業を深く掘り下げ、さまざまな地元消費者のライフスタイルの違いを理解し、地域限定の料金プランとアップグレードを導入した。

このような取り組みにより、この5年間で、全体顧客の満足度97%を達成した。友人へのおすすめ度も95%という高成績を飾ることができた。

出典:https://www.tstartel.com/CWS/ts-news.php

大容量の携帯電話が主流に?台灣大哥大

2019年10月末に発売されたPixel 4スマートフォンは、高機能な夜景撮影機能で消費者から高い評価を受けた。台灣大哥大によると、1399元のプランが50%以上の割合を占め、次に999元のプランが30%を占めている。

また、Pixel 4シリーズの64Gおよび128Gの販売比率は約4:6であり、大容量の携帯電話が市場の主流になっていることを示している。

今後は、台湾の直販店やオンラインストアからGoogle Pixel 4シリーズのモデルを購入でき、999元以上の組み合わせプランでスマートスピーカーのGoogle Nest Miniがついてくるとのこと。

出典:https://corp.taiwanmobile.com/press-release/news/press_20191216_486465.html

遠傳の今後のIDCサービスの行方

遠傳電信FETnetは、全球知名顧問公式司Forest&Sullivanが行う「2019亞太最佳實是踐奨(2019年最も実践的な活動をした企業に贈られる賞)」において「台灣IDC服務策略新領導奨(台湾IDCサービス革新的競争戦略のリーダーシップ賞)」を受賞した。※IDCとはインターネットデータセンターの事を指す。

クラウドサービスを使用した商品サービスの計画を立て、企業が使用する既存のデータの保存方法から、新しいクラウドサービスへ移行する方法を確立し、それを維持していくシステムを構築したことが評価された。

同社は大企業と協力しながら、現実的及びバーチャル的なIDCサービスを統合して、公式的なクラウド、個人的なクラウド、或いは両方を併せ持ったクラウドを、企業のニーズに合わせて提供していくことを考えている。

出典:https://www.fetnet.net/corporate/NewsReleases-content.html?year=2019&id=201912161417

亞太電信、政府などと協力し5Gシステムを構築

台湾における5G競争は始まっており、4Gから5Gへの変更はただ通信スピードが上がるだけでなく、デジタル革新の戦いの始まりでもある。亞太電信股份有限公司は、政府、新興企業と協力して5Gシステム環境を構築していく。

亞太電信股份有限公司は、2014年に「Gt智慧生活」というブランドを立ち上げた。デジタル革新を促進するだけでなく、これから訪れる本格的な5Gの時代に適応していくために、自社の変革だけではなく、活躍の場を他の領域にも広げていく考えだ。

2018年には「太電信5G創育加速器」計画を始めた。これは、5Gの新時代を発展させるため、企業同士が領域を超えて協力し合い、5Gスマート製品業界を発展させていく計画である。

出典:https://www.aptg.com.tw/corporate/news-center/press-releases/PressRelease-000634/

電気通信サービスに関する規定

2019年9月26日、台灣電信産業発展協会会員協商原則の修正案が通過した。この修正案の目的は、台灣電信産業発展協会会員が関連する法律や規制を順守する責任を全うしながら、法的根拠に基づいて公正に競争するためである。

台灣電信産業発展協会会員は、交渉の結果に従うものとすると規定している。また、苦情は行政機関や公正取引委員会などを含む組織に連絡すべきであるとも規定している。この原則は、会員間の電気通信サービスに関する全ての問題が対象となる。

交渉については、当事者同士の間に台灣電信産業発展協会が介入し、会議を行う方法だが、当事者同士の間に他の協定がある場合は協會を通して交渉を持つことが出来ない。また、指定期間内に両当事者が交渉会議に出席しない場合は、交渉の中断とみなされる等のいくつかの決まりがある。

出典:http://www.ttida.org.tw/zh_TW/news-details/id/64

まとめ

台湾では現在、大手3社が4位以下にユーザー数で大きく差をつけていて3位と4位でも3倍以上の差があります。一方で、5G通信などの最新テクノロジーなどへの移行が始まり各社が大きく力を入れているので、今後の動向にも注目です。

台湾に進出を検討している方も、すでに進出している方も必見!


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目次(全15ページ)
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