【より便利な公共交通機関へ】台湾の鉄道・バス業界

malaysia-trainbus

台湾の公共交通機関は最近になってスマホでの支払いが可能になり、また新たな鉄道の開通を発表するなど、現地民はもちろん観光客にとっても便利な街づくりが進められています。

今回は、そんな台湾の鉄道・バス業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

台湾ICカード運営会社、公共交通機関でのスマホ決済導入へ〜鉄道・バス業界事情〜

台北地下鉄やバスで利用できるICカードの運営会社「悠遊卡股份有限公司」は、スマートフォン決済の導入を発表し、2019年12月16日よりスマートフォン決済「イージーウォレット」(悠遊付)を開始した。

「イージーウォレット」(悠遊付)により、QRコードスキャン支払い、「悠遊カード」(ICカード)への自動チャージ、台北の水道料金、台北市営病院の医療費、台北の駐車料金の支払いなどの機能が利用可能となった。

利用方法としては、専用アプリをスマートフォンでダウンロードし、登録するだけ。「悠遊卡股份有限公司」はスマホ決済の導入によってサービスの拡大を目指している。

出典:悠遊卡股份有限公司https://www.easycard.com.tw/new?cls=1&id=1576548086

台湾交通省、大型車両の運転免許証上限年齢を緩和〜鉄道・バス業界事情〜

2019年12月22日の発表によると、交通省は条件を満たした産業業界の大型車両の運転免許証上限年齢を65歳から68歳に延長した。これは輸送業界のスタッフ不足に対応するために、高齢者の雇用権を考慮したからである。道路交通安全規則によると、通常大型車運転免許証保持の最大年齢は65歳である。

条件として、固定エリアでの運転、短い運転距離、および1日の最大労働時間の制限がある。また人手不足である「貨物業界」、「観光ツアーバス」、「長距離バス業界」の3つの業界に適応される。

事故などを防ぐため、65〜68歳の大型車ドライバーには、通常の身体検査に加え、睡眠の質(PSQI)の評価と運動などを含めた特別な健康診断を必須としている。また、認知機能検査または認知症の不在証明書を添付する必要がある。

出典:https://www.motc.gov.tw/ch/home.jsp?id=14&parentpath=0%2C2&mcustomize=news_view.jsp&dataserno=201912220001&aplistdn=ou2

淡水区と八里区を結ぶライトレール、台湾交通部が承認〜鉄道・バス業界事情〜

2019年12月11日の発表によると、新北市政府捷運工程局は「八里輕軌(ライトレール)」の交通部(交通省)の承認を得たと発表した。全長5.6キロの路線は淡水河を挟んだ淡水区と八里区を結ぶものである。

「八里輕軌(ライトレール)」には7駅設置される予定である。淡水区と八里区を結ぶことで、地元住民の通勤が楽になるだけでなく、八里区の観光と地域開発を促進することが期待できる。

「八里輕軌(ライトレール)」の総費用は76.89億元(約275億4200万円)。実現可能か行政院によって承認された後、工事計画や環境への影響、計画表を提出する予定である。この計画表が承認後、5年以内に完了する予定。

出典:https://www.dorts.ntpc.gov.tw/home.jsp?id=b7fc60457a0ec35a&act=be4f48068b2b0031&dataserno=d3e99e3e76a37e26b1388d05c832a20b

住友商事、台湾最大手電動バスメーカーへ出資〜鉄道・バス業界事情〜

2019年11月12日の発表によると、住友商事株式会社は、台湾最大手の電動バスメーカーであるRAC Electric Vehicles Inc.(以下「RAC社」)に出資することで、合意した。

深刻な大気汚染が問題となっている台湾では、政府が再生可能エネルギー産業の発展に向けた諸施策に取り組んでおり、バスの電動化は政府が積極的に推し進めている施策の1つ。政府は、2030年までに路線バス約1万台・高速バス約5千台を全て電動バスに切り替える計画を発表している。

住友商事グループは、電動バス製造販売事業という新たな事業領域をベースに、RAC社と協業して、台湾国内の電動バスユーザー向けソリューションの提供など電動バス周辺事業の開発に取り組む。さらに今後も需要拡大が見込まれる他地域への展開を図ることでRAC社との連携を深めていく計画だ。

出典:https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/2019/group/12670

台湾経済部、自動運転小型電気自動車バス「WinBus」を発表!〜鉄道・バス業界事情〜

2019年8月27日、経済部は自動運転小型電気自動車(EV)バス「WinBus」の発表を行った。「WinBus」は台湾で開発・製造された、すべての動きに人間の操作を必要としないバスである。アメリカ自動車技術会(SAE)が定める規定のうち「レベル4(高度運転自動化)」にあたる。

経済大臣は、「自動車産業は燃料車から電気自動車に進化している。この動きに伴い、経済部では4つの手段で促進をサポートする」と述べている。その手段とは、「電気自動車に関する規制作り」、「技術開発の促進」、「運用サービスモデル開発」、「自動運転の機関チームの促進」である。

「無人車両技術革新実験規則」も整っており、無人車両の実証運転を促進するための援助金をサポートすると発表された。

出典:https://www.moea.gov.tw/Mns/populace/news/News.aspx?kind=1&menu_id=40&news_id=86368

まとめ:台湾の鉄道・バス業界

台湾のMRTと新幹線は年々増加傾向にあります。これは訪台観光客と比例関係にあり、2017年に開通したMRT桃園は桃園国際空港から台北駅まで30分で到着するなど観光客にとって便利なものとなっています。今後も観光客に配慮した公共交通機関作りがますます必要になってくるでしょう。

関連記事

  1. indonesia-warehouse

    【日本企業との連携】インドネシアの倉庫業界

  2. singapore-warehouse

    【今後の成長の鍵は?】成長が続くシンガポールの陸運業界

  3. singapore-airshipping

    【世界の注目を集める!】シンガポールの空運業界

  4. vietnam-warehouse

    【海外からの受け入れ態勢は万全】台湾の倉庫業界

  5. 【国内生産で需要に応える】マレーシアのバイク業界

  6. 【トヨタ、最大のシェア】フィリピンの自動車業界

  7. 【今話題の製薬研究】台湾の製薬・バイオテクノロジー業界

  8. singapore-warehouse

    【今後の動きに注目!】シンガポールの倉庫業界

ABOUT US

BIZLABマガジンは、東南アジア・中華圏で販路を拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。個別相談・調査サービス「BIZLAB」が運営しています。くわしくはこちら

人気記事

  1. singapore-private-banker
  2. singapore-pharmacy
  3. singapore-cosmetics
  4. malasya-fashion
  5. indonesia-supermarket
PAGE TOP