【海外からの受け入れ態勢は万全】台湾の倉庫業界

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最近になり、台北市内のMRT出口近くでインバウンド向けの荷物預かりサービスが始まったり、世界最大規模の貿易港の更なる拡大を進行中など、ヒトやモノ両方の観点から見ても海外からの受け入れ態勢は万全の状態になりつつあると言えます。

今回は、そんな台湾の倉庫業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

俬儲空間がLALALOCKERと協力

2019年10月18日の発表によると、貸倉庫会社の俬儲空間がLALALOCKERと正式な協力をした。同社の支店のうち、MRT(地下鉄)ステーション出口近くにある6つの支店内にLALALOCKERが設置された。これにより、台北市内をMRTを利用して観光する際の利便性が向上した。

俬儲空間が提供するLALALOCKERは、スタッフがいるだけでなく、セキュリティシステムも備えている。荷物保管場所は、清潔で明るい保管環境であり、荷物が汚れる心配もない。

サービス開始1か月で、既に利用者が増えてきている。利用者は、ロッカー料金を支払う時に現金不足を心配する必要がなく、スタッフもいるので荷物の紛失の心配もない。また、ロッカーキーやパスワードを気にする必要もないので便利。

出典:https://www.ec-fun.com/news/ins.php?index_id=176

節税と通関をスムーズに!保税倉庫の承認

財政部關務署臺北關は、台灣日東股份有限公司の保税倉庫の登録を承認し、2019年7月17日から正式運用することを認めた。台灣日東電工股份有限公司は、市場の需要に応え、効率的な営業を行うため、台灣日東光學股份有限公司営業部門と合併し台灣日東股份有限公司を設立した。

台灣日東股份有限公司の主要な商品は、半導体とLEDに関連した製品である。同社は、自社の保税倉庫を設立することにより、運送費を抑え、資金運用を効率化できると話す。

財政部關務署臺北關によると、保税倉庫の承認により税金を節約でき、通関のチェックが通りやすくなるとのこと。さらに、企業の国際競争力を高めることに繋がり、通関は友好的なサービスを提供し続けるだろうとも話した。

出典:https://web.customs.gov.tw/News_Content.aspx?n=F55943A3BAA86A6A&sms=1095B63D0846032B&s=50D274A7498858B8

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世界第2位の規模!第7コンテナターミナル

2019年6月28日の発表によると、台湾港務会社(TIPC)は高雄港の発展のため、第7コンテナターミナルの建設を行っている。第7コンテナターミナルは全長2,415メートルで、埠頭を5つ設置し、2.2万TEU(Twenty-foot EquivalentUnit:20フィートコンテナ換算)の大型船に対応することができる。

現在、台湾内で2万TEU以上のコンテナ船に対応できる大水深埠頭が不足している。2万TEU以上の大型船舶を採用することにより、長期的な高雄港の発展を目指している。また、今後は410万TEU以上のコンテナが取り扱われる自動化コンテナターミナルの建設を目指してる。

第7コンテナターミナルの建設は、2022年6月と2023年の2段階で基礎施設を完了する予定である。現在の規模は世界で第2位の大きさになっている。

出典:https://www.twport.com.tw/jp/News_Content.aspx?n=8D3BBBAE4914D793&s=48B4ADBEC9E60FAE&SMSU=9DC5DA75CCA8E135&ishistory=False

松山空港積み替え貨物、取扱手数料の調整

2019年6月19日、華儲股份有限公司(TACT logistics)は「松山空港での貨物の移動とトラックの積み込みのサービス料の調整」を発表した。

桃園空港と松山空港間の内陸輸送(トランジット)および輸出貨物積み替えのビジネスの拡大を考慮して、松山国際空港で貨物積み替えを行う航空会社のニーズを満たすため、毎年運営コストが増加することを挙げ、今回の調整に至ったと発表している。

2019年8月1日より、松山空港での倉庫賃料の保管に加えて、倉庫賃料は料金表に従って請求される。また、松山空港の貨物を他の倉庫に転送するトラックに対し、サービス料の500元が請求される。

出典:https://www.tactl.com/news.php?id=889

台北市の公共事業に建築界の栄誉賞を受けたのは?

第27回「中華建築金石奨2019」で、「三井倉庫景観整備工事」は公共建設/空間活性化部門でプランニングチーム金賞を受賞。「北投温泉博物館修繕工事」は同部門で建設グループの金賞を獲得した。

「三井倉庫」は日本統治時代から残る台北市の歴史的建造物である。2018年に修復工事が完了しており、正面には三井物産のシンボルマークが残されている。「北投温泉博物館」は温泉街北投にある博物館である。1913年に建てられた温泉施設で、1998年に現在の博物館という形になった。建物の劣化により修復工事が行われ、2018年に完成した。

台北市政府は、文化プロジェクトを通じて地域の建設と観光開発を促進し、都市の記憶を次世代に引き継ぐことに力を入れたいと発表した。

出典:https://www.culture.gov.taipei/frontsite/cms/contentAction.do?method=viewContentDetail&iscancel=true&contentId=MTc5MjE=&subMenuId=603

まとめ

倉庫業の実質GDPは大きく成長しており、さらにコンテナの取扱量も年々増加していることより市場としては安定しています。今後もECサイトの発達によって、倉庫の需要もますます増えていくでしょう。

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目次(全15ページ)
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