近年、さらに人気が上昇している観光地、台湾。美味しい料理や観光名所が各国からの旅行客に好評です。
今回は、そんな台湾の旅行業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!
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目次
台湾を訪れた外国人観光客、過去最高へ!〜旅行業界事情〜
交通部観光局は台湾を訪れた外国人客が5年連続で500万人を越え、2019年は1111万人が訪問し過去最高に達したと発表した。観光産業と政府部門の共同の努力のおかげで台湾の外国人訪問者は増えていると述べた。
交通部観光局は台湾を訪れた外国人観光客のうち、中国、日本、韓国、ヨーロッパ、アメリカの5つの国が90%を占めると発表した。このうち日本からは200万人以上、韓国からは100万人ほどが来台した。
2019年は外国人観光客が飛躍的に伸びた年であったが、2020年は更なる集客を目指すため、Tourism2020(台湾の持続可能な観光開発計画)戦略を掲げ、観光産業が一体となって努力していきたいと発表している。
観光列車を大改造!台湾 基隆駅を観光スポットへ 〜旅行業界事情〜
車内改装を経た台湾観光鉄道は、2019年12月13日に台湾の港町「基隆」駅へ向けて初出航を迎えた。当日基隆駅では記者会見が開かれ、列車の内装が初公開された。
鉄道局局長は鉄道駅は交通手段としてだけではなく、商業及び経済の中心として市民の生活の中心にあるべきだと語り、今年6月にターミナル駅併設に向けての工事が始まった。今後は広場やゆったりとした歩道が備わり、港町の特性も生かした基隆の新たなシンボルが誕生する。
基隆には、近年写真スポットして人気の港沿いに立ち並ぶカラフルな家屋や、海を見渡せるサイクリングロードなどがある。今後リニューアルした台湾観光列車により、基隆駅へ来る観光客が増えることが期待される。

外国人観光客が増加!台湾で外国語のトレーニング提供へ 〜旅行業界事情〜
2019年11月22日、交通部観光局は、来台する外国人観光客の増加を受けて、観光産業の職員向けの外国語トレーニングを行うと発表した。
観光産業と乗用車レンタル産業の外国語能力を向上させるために、レンタカー産業品質保証協会と共催し、「観光と乗用車レンタル産業観光語学研修」コースを実施する。このコースでは4つの地区で合計7つの英語コースと7つの日本語コースを取り扱う。
旅行業界品質保証協会に連絡し、登録すれば無料で受けられるコースで、午前9時30分から午後3時まで開催される。観光客が困らない程度の英語や日本語の日常会話やアプリなどの利用で、旅行環境を整えたいと発表した。
台湾の訪台日本人客、初めて年間200万人達成 〜旅行業界事情〜
2019年12月、交通部観光局は日本人観光客が年間で初めて200万人を超えたことを発表した。200万人突破記念として、200万人目の観光客に記念品を贈呈した。
200万人目の観光客は宮崎県から家族旅行として台湾に訪れた女性。この女性に交通部から記念品の贈呈と、台湾と日本の往復航空券、ホテルの宿泊券や高速鉄道の周遊券などが贈られた。
2020年1月1日から「200万人達成感謝祭」として、台湾を訪れる日本人旅行客に対して数量限定グッズが配布すると発表した。また交通部観光局は台湾に来る日本人観光客は年々伸びており、これからも観光産業一体となり観光業を伸ばしていきたいと述べている。
まとめ:台湾の旅行業界事情
今回は、台湾の旅行業界事情についてご紹介しました。
さらに人気になることが予想される台湾ですが、今後の人気の動向も要チェックです!