【旅行もオンライン化!?】中国の旅行業界

経済成長に伴って旅行などの娯楽業界も発展を遂げる中国。

近年では、大手ECのアリババが参入したり、オンライン旅行事業が発展したりと、様々な変革が見られます。

今回は、そんな中国の旅行業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

中国 アリババと仏・アコーが戦略提携!目的は?〜旅行業界事情〜

2019年11月7日の発表によると、アリババグループとフランスのホテル大手アコーが、戦略パートナーシップを締結し、中国旅行業界のデジタル化を進める。目先5年で、デジタルアプリケーションやロイヤリティプログラムを共同して作成する。

アコーは、すでに世界中のアコー傘下のホテルを訪れる中国人観光客向けに、「Haoke」というプログラムを通じて中国語表示の充実や中国人観光客専用のカスタマイズサービスを提供している。このノウハウに、アリババのデジタル分析や7億人の顧客を掛け合わせることで、「All-Accor Live Limitless」という新たなプログラムの提供をはじめる。

今回の提携は、China2020というアコーグループの戦略の一環である。両者の協業は、2016年アリババ傘下の旅行プラットフォーム、「飛豚」へのアコーの参加から始まっており、毎年のTMALLでの特売デーの売り上げでもアコー製品の売れ行きが好調だ。

出典:https://press.accor.com/strongemaccor-and-alibaba-group-enter-into-em-strongstrongemstrategic-partnership-em-strong/?lang=en

中国旅遊集団、国慶節期間中の業績は好調〜旅行業界事情〜

2019年10月9日、中国国有旅行代理店大手の中国旅遊集団は、国慶節期間中の営業成績が好調であったと発表した。期間中の旅行客総数は211万人、売上高は16.9億元であった。これは、前年同期比16.22%増の高成長である。期間中、深刻な事故や安全管理上の問題はなかった。

事業部門別では、旅行サービス事業が前年同期比1.47%の成長であった。一方、観光地・テーマーパーク運営事業については、深セン錦繍中華の入場者数が、4.63%増、珠海海泉湾は23%増であった。免税店業務の業績も好調で、ホテル運営業務では多数のイベントを開催した。

同社が力を入れている遊覧船については、「南海之夢」号の乗船人数が14.06%増加した。新たに運営を開始した「コロンス島」号は二度の航行を行い、乗船人数の合計は3000人と好調な滑り出しであった。

出典:http://www.ctg.cn/news/teamnews/11017357.html

中国 同程芸竜、2019年第三四半期の業績を発表〜旅行業界事情〜

オンライン旅行事業を手がける同程芸竜は、2019年の第3四半期の業績を発表した。売上高は、前年同期比22.3%増の2062百万人民元、調整後EBITDAは27.7%増の547百万元であった。調整後EBITDA利益率は、26.5%であった。調整後純利益は、33.2%増の419百万元となった。

重要指標では、MAU(月間アクティブユーザー数)が前年同期比20.3%増の234百万人、月間課金ユーザー数は、31.9%増の29.8百万人であった。

オンライン旅行代理業務(OTA)を中心に手がける同社は、今期、テンセントとの提携を背景に、ユーザーを効率的に獲得することができた。テンセントが運用するアプリ、WeChatの中で使用可能なミニプログラムが強力な顧客獲得・マネタイズ手段となっている。また、今期は、最上級の都市だけでなく、中小規模の都市での顧客獲得・マネタイズが進行しているという。

出典:http://asia.blob.euroland.com/press-releases-attachments/1176654/HKEX-EPS_20191125_9076591-0.PDF

FOLIDAY、中国青旅集団と戦略提携〜旅行業界事情〜

2019年10月30日の発表によると、中国のコングロマリット大手・復星国際傘下で、旅行・観光大手のFOLIDAY(復星旅遊文化集団)は、同じく旅行事業を手掛ける中国青旅集団と戦略提携を行った。両社は双方のブランドやノウハウを活用しながら、優れた旅行スポットの創出、伝統的旅行産業の改善などに取り組むとしている。中国青旅集団は、1980年という最も早い時期に設立された国有旅行会社である。

FOLIDAYは、旅行・観光事業を手掛け、世界最大のリゾート運営会社でもある。傘下には、フランスのClub Med地中海、三亜アトランシア、イギリスの旅行代理店トーマスクックなどを抱えており、事業経営と投資戦略を成長の両輪として据えている。

両社によれば、今後は、FOLIDAYの観光地運営ノウハウや、中国青旅のリソースを生かし、新たな観光スポットである「復遊城」の開発など、多くのプロジェクトを行う。また、文化・金融面での協業やファンドの設立なども視野に入れている。

出典:http://www.fosunholiday.com/news?code=FOLIDAY_NEWS&id=news_detail&detailId=5riMfZEOTdqMdcVaw1nVzP&ind=0

2019年第3四半期 中国の旅行統計〜旅行業界事情〜

中華人民共和国文化観光部(文化旅遊部)は、2019年第3四半期の全旅行動向の統計を発表した。同期間中、中国国内を訪れた旅行者数は、485万人であった。旅客の出身地区の内訳は、大きい順に、香港、台湾、韓国、マカオ、アメリカ、ロシア、マレーシア、日本などであった。

同期間中、中国国内で団体旅行を行った旅行者数は、5587万人であった。その出身地区の内訳では、浙江省、湖北省、江蘇省、広東省などが順に上位をしめた。

同期間中、中国国外への旅行者数は、1758万人にのぼった。目的国別の内訳では、割合の大きい順に、タイ、日本、台湾、ベトナム、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ロシア、インドネシア、その他であった。

出典:http://zwgk.mct.gov.cn/auto255/202001/t20200102_850061.html?keywords=

まとめ:中国の旅行業界

今回は、中国の旅行業界の最新事情についてご紹介しました。

オンライン事業や他産業からの参画も進む業界の動向に、今後も目が離せません!

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