【グローバル基準を目指して】台湾の加工食品業界

taiwan-processed food

近年、台湾の国際貿易の取引は増えており、スムーズに貿易を行うための書類の簡略化や、アメリカや日本など輸入に関して高水準規範を持つ国に対応するための設備投資など、積極的に推し進められています。

今回は、そんな台湾の加工食品業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

台湾の加工食品業界 業界地図はこちら!

2021年 台湾の加工食品(飲食・食品メーカー)業界

鹿児島黒豚に匹敵!「台糖森悅豬」とは? 〜加工食品業界動向〜

アメリカからの輸入豚肉問題が話題の中、台糖と長榮グループの子会社である長榮桂冠ホテルは台中の消費力について楽観的であり、協力して国内のトップブランド黒豚「台糖森悅豬」を推し出している。

この黒豚は、綺麗な水のある屏東大武山に生息するだけでなく、有機チカラシバやオリーブも食べており、味は鹿児島黒豚に匹敵する。

同社は国のGHP基準に準拠していることを強調しており、ISO 22000(HACCPを含む)、CAS、製造・販売履歴など、国内外の食品安全認証を用いて安心を確保するためにさまざまな取り組みを行ている。

出典:台糖 https://www.taisugar.com.tw/chinese/News_detail.aspx?p=1&n=10017&s=9653

台湾の味全食品工業の2020年営業報告〜加工食品業界動向〜

味全食品工業は2020年の営業報告を発表した。同社の収入の45%を台湾が占め、残り55%を中国本土が占めた。2020年の台湾の事業は黒字に転じ、コロナウイルスの影響を受けなかった。

コロナウイルスの流行はB2B収益に影響を及ぼしたが、B2Cは収益の最大のシェアを占めた。洗練された運用プロセス管理、効率の向上、粗利益率の改善により台湾事業は業績アップすることができた。

2021年は台湾市場で2桁の成長を目指すため、Bernachonや毎日Cなど4つの自社ブランドに焦点を当てる。

taiwan-food

出典:味全 https://www.weichuan.com.tw/Finance/MonthReport?sYear=2020

2020年第1四半期、台湾の加工食品の生産高が成長〜加工食品業界動向〜

2020年第1四半期における食品製造業の業績は、新型コロナウイルスの流行の影響にもかかわらず、成長を遂げる形となった。全体的な製造業の生産高は減少したが、食品製造業はコロナウイルスの拡大予防に成功したため生産と製造活動は通常通りとなった。

流行予防の需要の高まりと相まって、2020年第1四半期の生産額は1,126億台湾ドルと成長した。これは過去1年間の同時期で過去最高であり、年2.41%の増加、四期連続のプラス成長となった。

牛乳、保健機能食品、インスタントヌードル、ピクルス・漬物など長持ちする備蓄食品、白米、小麦粉、缶詰食品がプラスになっている。

出典: 経済部 https://www.moea.gov.tw/mns/dos/bulletin/Bulletin.aspx?kind=9&html=1&menu_id=18808&bull_id=7365

台湾の福壽實業の2020年売上報告〜加工食品業界動向〜

福壽實業は有機肥料、油脂產品、穀物、食品、飼料などを製造している加工食品企業。また、動物福祉と人道的な繁殖方法に焦点を当て、情報の透明性を向上させるため、生産と販売履歴を確立し、畜産物の品質を厳格に管理する養殖業界に参入した。

2020年11月10日、同社は2020年の業績を発表した。台湾はコロナウイルスによる食品製造業界への影響は少なかったことから、売上は横ばいで大幅なマイナスはなかった。同年と前年の月間売上は下記の通り。

taiwan-food

台湾のTTL、最新の営業売上額を発表〜加工食品業界動向〜

TTL(台灣菸酒公司)が、営業売上額を公表した。2020年上半期は、コロナウイルスのため人々の外出が減少したことで、アルコール等の売上が減少し、内需市場は下半期まで回復せず、収益性に影響を及ぼした。

幸い、下半期には徐々に売り上げが伸び、家庭で調理できるインスタントヌードルの売り上げが伸びた。健康食品も売れ行きが良く、一定の利益を保っている。

2020年10月から2021年1月までの売上は下記のようになっている。

taiwan-food

出典:TTL https://csr.ttl.com.tw

台湾の加工食品業界 業界地図はこちら!

2020年 台湾の加工食品(飲食・食品メーカー)業界

台湾からの加工食品輸出、英語書類の申請手続きが簡略化〜加工食品業界動向〜

2019年10月1日の発表によると、衛生福利部食品薬物管理署は、加工食品を輸出する際に必要となる英語書類の申請手続きを簡略化した。台湾の国際貿易は頻繁になっており、加工食品の輸出に必要な英語書類の申請が増加したためだ。

2019年5月15日から2019年6月15日の間に行われた、申請に関連する業者に対するアンケートによると、平均満足度は93%であった。英語書類の申請手続きにかかる時間は従来の4分の1に短縮された。

発表によると、今回、「衛生證明(衛生証明書)」、「加工衛生證明(加工衛生証明書)」、「檢驗報告書(検査報告書)」、「自由銷售證明(自由販売証明書)」の手続きが簡略化された。

出典:https://www.fda.gov.tw/TC/newsContent.aspx?cid=4&id=t549089

台湾で加工食品業界大手の大成集団、子会社が昭和産業からの出資受諾

2019年11月11日、昭和産業株式会社と台湾を拠点として食品・飼料などの事業を展開する大成集団は合弁事業を開始することを発表した。

約26億円を投じ、大成集団のグループ会社である「國成麵粉股份有限公司」および「中一食品股份有限公司」が実施する第三者割当増資にて、新たに発行される株式(國成麵粉股份有限公司:2,440万株、中一食品股份有限公司:4,200万株)を引き受ける。これにより、昭和産業株式会社は台湾において新たに「製粉事業」「飼料事業(鶏卵)」に参入する。

「國成麵粉股份有限公司」においては、小麦粉の生産性向上および品質改善に関する技術提供を行い、販売強化につなげてゆく。

出典:https://www.showa-sangyo.co.jp/news/pdf/19-32_taiseishudantonogoubenjigyounikansuruosirase.pdf

taiwan-processed food

台湾で食肉産業向けのHACCP監査プロジェクト開始〜加工食品業界動向〜

2019年3月7日の発表によると、食品医薬品局は、地方政府保健局とともに食肉加工食品産業を対象とする「HACCP食肉加工食品産業監査プロジェクト」を開始した。製造・販売された製品の衛生と安全を確保し、消費者の権利を保護するために、ランダムに検査を実施。

「HACCP食肉加工食品産業監査プロジェクト」は安全な食品を消費者に届けるため、原材料、製造過程、完成品を定期的に検査する。また、生肉および加工製品は、動物用医薬品、亜硝酸塩、防腐剤の残留を検査される。これらは安全衛生管理法の規定をもとに行われる。

食品安全に関するチェック項目はGood Food Hygiene Practice Guidelines(GHP)と食品安全管理システムガイドライン(HACCP)に準拠すべき項目が含まれている。食品安全法第8条に違反している場合は、6万元以上2億元以下の罰金が発生する。

出典:衛生福利部

https://www.mohw.gov.tw/cp-4259-46645-1.html

輸出に対応!台湾農畜産工業の食肉加工場が完成〜加工食品業界動向〜

台湾農業団体の台湾農畜産工業(台畜)は2018年12月より、屏東県にある、医学・バイオ企業の工業団地「屏東農業生物科技園区(PABP、屏東農科)」で新たに食肉加工場を建設し、生産を始めた。

ヨーロッパ、アメリカ、日本、シンガポールへの高水準規範の輸出に対応するために建設された。投資額は10億台湾元。

将来的には、調理済みステーキ、焼き肉用肉類、調理済み食品、オーダーメイドによるメインコース料理セットなどを生産する予定。これにより国内外の販路を開き、さまざまな需要に対応できるとしている。

出典:https://www.tham.com.tw/edcontent_d.php?lang=tw&tb=2&id=915

台湾で加工食品業界大手の泰安食品、注目のインターンシップとは?

高雄市に所在する加工食品会社、泰安食品股份有限公司は、108年度建教合作考核一等機関(2019年度インターンシップ受け入れ一流機関)であることが認められた。同社には、中華民国教育部部長である潘文只から発行されたトロフィーが進呈された。

泰安食品股份有限会社は長年、中華民国教育部と協力して技術的で専門的な指導をインターンシップ生に行っており、その活動が評価された。同社は、高品質な実地指導と教育、カリキュラムを提供しており、学生が現場で実体験して学べ、また、学んだことを現場で活かせる環境である。

同社は、これからも職業訓練学校がより多くの才能ある人材を輩出する手助けをし、企業の責任を果たし続ける。

出典:https://www.taian-fd.com.tw/%E7%8D%B2%E5%BB%BA%E6%95%99%E5%90%88%E4%BD%9C%E8%80%83%E6%A0%B8%E4%B8%80%E7%AD%89%E6%A9%9

まとめ:台湾の加工食品業界

台湾の食品輸入国のうちアメリカが1位で主な輸入品は肉製品である。日本は4位につけており、メインの品目はアルコール飲料やお菓子などである。このように各国で輸入食品が棲み分けがあるため、台湾でどの日本製品の需要があるかを見極めることが重要でしょう。

台湾の加工食品業界 業界地図はこちら!

関連記事

  1. taiwan-telecommunication

    【最新版!】台湾の主要携帯キャリア5選〜エンタメ・IT・個人サービス業界〜

  2. taiwan-childcare

    【サービス拡充!?】台湾の保育業界

  3. taiwan-nursing

    【超高齢社会へ】台湾の介護業界

  4. indonesia-beverages

    【最新版!】インドネシアの主要飲料メーカー12選〜飲食・製造業(食品)業界〜

  5. taiwan-electronics retail

    【省エネ家電の積極的な推奨】台湾の家電量販店業界

  6. china-fastfood

    【目覚ましい成長!】中国のファストフード業界

  7. taiwan-hotels

    【人気急上昇中!】台湾のホテル業界最新事情

  8. philippines-supermarket

    【自閉症に対する理解を深める】フィリピンのスーパー・コンビニエンスストア業界の最新トレンド

ABOUT US

BIZLABマガジンは、海外でビジネスを拡大したい経営者、経営幹部、海外担当者向けに、役立つ情報を提供している専門メディアです。海外での個別相談・調査サービスを提供している「BIZLAB(ビズラボ)」が運営しています。

              ↓↓ビズラボとは↓↓

人気記事

  1. vietnam-bank
  2. singapore-cosmetics
  3. Indonesia-motorbike
  4. singapore-private-banker