【自動運転の試験走行開始】台湾の自動車業界

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近年、自動車業界に大きな変化をもたらしている自動運転技術ですが、台湾でもついに一般道でのテスト走行が始まりました。他にも環境への配慮を目指した施策が各社によって行われています。

今回は、そんな台湾の自動車業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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2021年 台湾の自動車(製造業)業界

台湾の中華三菱、ケータリング業界に参入〜自動車業界動向〜

2021年2月2日の発表によると、中華三菱はケータリング業界に参入するとのこと。同社の「車・電気分離リースプラン」を使用すると、ガソリン車を1台購入した場合に比べコストを半分に抑えられるため、電気自動車を2台分購入でき、ドライバーが食事を届けるスピードを効果的に改善できる。さらに、環境へのダメージも減らすこともできる。

E-VERY電気自動車はBMWと同じグレードのSamsungSDIバッテリーを採用。夜間に壁掛け充電器で簡単に充電でき、毎日軽々と走行することが可能。

ガソリン車1台あたりの基本的な燃料費と年2回のメンテナンス費用は年間合計約58,000元だが、電気自動車のリースプランは最初の8年間は月額バッテリーレンタル料金2,899元で済み、1年で34,788台湾ドルまでコストを下げることができる。

出典:中華三菱 https://www.mitsubishi-motors.com.tw/news_page.php?id=1698

台湾にも展開するヒュンダイ、新サービスを開始〜自動車業界動向〜

2025年までに、世界をリードする新エネルギー車ブランドになることを約束しているHYUNDAIグループは、過去2年間にさまざまなハイブリッドモデルを発売し、革新的な無公害水素燃料電池車を発表している。 ]

国内の総合販売代理店である南陽実業は、KONA Hybridの新エネルギー自動車の魅力を早期に体験してもらうために「コンシェルジュショートリースプラン」サービスを開始。通勤やおでかけにも適用することができ、1日あたり4000台湾ドルでレンタルすることができる。南陽実業の顧客の場合は、1日あたり1500台湾ドルでお得にレンタル可能。

KONA Hybridのユニークなデザインは、ドイツの「Red Dot Design Award」やアメリカの「Good Design Award」など4つの賞を受賞している。

出典:ヒュンダイ https://www.hyundai-motor.com.tw/news_in_248.html

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台湾の裕隆汽車の営業運営状況について 〜自動車業界動向〜

裕隆汽車の2021年2月の営業収入は、5,536,776千台湾ドルで前年同月比プラス16.48%だった。1〜2月の累計金額は13,558,959千台湾ドルで、前年比プラス17.20%となった。

同社は中国本土の自動車販売・貿易会社への投資も広く行っており、2020年の第3四半期末の台湾から中国本土への累積投資額は33,641,607千台湾ドルとなっている。

裕隆汽車の自社ブランドは「LUXGEN」(URX,U6,M7,V7)だが、NISSAN車の販売(Tiida,KICKS,SENTRA,X-TRAIL)も行っている。

出典:裕隆汽車 https://www.yulon-motor.com.tw/investors_operational.aspx

台湾でFORD大好評!2021年初月の市場販売第3位 〜自動車業界動向〜

フォードの強力な製品ラインは、2021年1月に消費者から熱狂的な反応を受け、新車販売3,505台、市場シェアは6.8%に達し、市場全体で第3位の販売記録となった。

熱狂を呼び続けているFordフォーカス車シリーズは、1月に1,700台以上の新車を市場に投入するという記録を打ち立てた。その中には、2021年1月に発売されたばかりの中型The All-New Ford Focus Activeがあり、販売を開始した最初の月に1,500台以上の注文を獲得。台湾で人気のレジャー向け車市場で、最も目を引く新しいダークホースになった。

ただ、現在世界的な自動車用チップ不足の影響があり、フォードも例外ではない。輸入車、国産車を問わず、台湾市場の一部のFordフォーカスの新車は待機期間の延長を余儀なくされている。

出典:FORD https://media.ford.com/content/fordmedia/fap/tw/zh_tw/news/2021/02/01/ford_2021_.html

台湾で輸入車販売量1位のVolkswagen The T-Roc〜自動車業界動向〜

The T-Rocは発売以来消費者に支持されており、2021年1月の納車・上場台数は514台に達し、独自の製品力と優れた競争力を発揮した。

フォルクスワーゲンミニバンシリーズにThe T-Crossと#TimeToRock The-Rocが加わった後、強力なラインナップを形成。ブルーオーシャンで好成績を出し続けた。T-Rocは同クラスの輸入車の販売実績1位を獲得しただけでなく、SUVシリーズの輸入車市場全体で2位にランクインした。

The T-Rocはダイナミックなデザインなだけでなく、MQBモジュラーエンジン技術プラットフォームとTSIエンジン先進技術を採用。6つのSRSエアバッグとIQ.DRIVEインテリジェント運転支援システムが標準装備され、実用性と安全性の高い車に仕上がっている。

出典:Volkswagen https://www.volkswagen.com.tw/zh/about-volkswagen/news/2021-02-08.html

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2020年 台湾の自動車(製造業)業界

台湾NISSANがリーフ所有者に無料充電所を提供〜自動車業界動向〜

NISSANLEAFは、世界的に人気のある電気自動車である。独自に開発した40kWhリチウム電池を使用しており、最大走行距離は約311キロメートルである。(条件により最大走行距離は変わる)2019年11月13日の発表によると、LEAF所有者に便利な充電環境を提供するため、24時間無料の緊急充電サービスを開始したとのこと。

LEAFには、安全のためNISSAN INTELLIGENT MOBILITYスマート技術が搭載されており、所有者に安全と安心を提供する。今までとは異なる電気自動車の走りの楽しさだけでなく、スマート技術を使った日産の未来という意味も込められている。

裕隆日産自動車は、満足のいく充電環境を提供するため、2019年までに無料急速充電所を4か所で開始。さらに、これから新しくLEAFを購入するオーナーには、50,000台湾ドルのAC家庭用充電デバイスを贈呈する。

出典:http://new.nissan.com.tw/nissan/News/press/564

台湾政府系機関が一般道での自動運転試験開始〜自動車業界動向〜

2019年10月22日の発表によると、台湾政府系研究機関の工業技術研究院は、新竹市南寮地区の一般道で、自動運転車の試験走行を始めたとのこと。

「Taiwan No. 0001」と呼ばれるこの自動運転車は工業技術研究所が開発したもので、今回、新竹市の協力を得て一般道での試験走行となった。ナンバープレートを付けた自動運転車の一般道での走行実験は台湾で初めて。

試験走行を重ね、実際の道路状況に関する情報を収集し、台湾の自動運転技術の急速な成長を目指し、台湾の自動運転車関連産業が国際市場に参入できるよう図っていく考えだ。

出典:https://www.itri.org.tw/ListStyle.aspx?DisplayStyle=01_content&SiteID=1&MmmID=1036276263153520257&MGID=1036730556007265562

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自動車税、最大50,000台湾ドル免除〜自動車業界動向〜

中華民国政府は、条件を満たした車両購入者に対し、自動車税を最大50,000台湾ドル免除する政策を行っている。6年以上使用している中古車かつ登録して1年以上経っている車を下取りなどに出し、新車の小型乗用車を購入する人などが対象となる。この施策が適用されるのは、110年(2021年)7月6日までに登録された自動車である。

一方、中華三菱は、自動車購入者に対し、政府からの自動車税の免除を待たずに最大50,000台湾ドルの割引を行っている。対象者は、政府の自動車税免除を利用して、国内または輸入車の三菱自動車を購入する人である。関連するすべての書類を準備し、三菱販売店発行の法的文書に署名する必要もある。

当該機関が、自動車購入者が条件を満たし、さらに準備した書類が正しいことを確認した後、中華三菱に振り込まれる。しかし、当該機関の審査を通過しなかった自動車購入者は、中華三菱が割引した金額を全額同社に返還しなければらならい。

出典:https://www.mitsubishi-motors.com.tw/act/bestrenew/

自動運転技術について議論。台湾でAPEC自動車対話会合開催〜自動車業界動向〜

APEC(アジア太平洋経済協力)の第31回自動車対話会合が2019年12月4日、5日の両日、台北市で開催された。アメリカ、日本、韓國、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、香港、ロシア、カナダ、メキシコ、ペルーそして台湾の自動車産業政策に関わる政府関係者、同業者組合の代表、業界関係者など100名余りが参加した。

自動車対話会合は1999年以降、年2回開催されているが、台湾での開催はこれが初めて。この会議では、自動車市場の発展の現状が説明されたほか、国際貿易の視点から車両に関する法規や基準の見直し、また、自動運転車や電気自動車の発展傾向などについて議論された。

ここでは、APECが自動運転の指導マニュアルを作成し、APEC域内において安全で技術化され、経済価値のある自動運転車産業を発展させることなどが提案された。

出典:https://www.trade.gov.tw/Pages/Detail.aspx?nodeID=40&pid=685728

台湾の國瑞汽車、中華民国経済部から表彰〜自動車業界動向〜

2019年10月7日に台北国際コンベンションセンターで第16回「全臺全球招商論壇(台湾グローバル投資フォーラム)」が開催された。その中で、國瑞汽車が35年に渡る台湾での積極的な活動を認められ、中華民国経済部から「十大傑作貢獻外商奨(優秀貢献外国企業賞トップ10)」が贈られた。

國瑞汽車は1984年の設立以来、台湾で積極的に投資を行い、新しい設備と技術を導入し続けている。また、同社は必要な部品や設備などの約80パーセントを現地の企業から調達している。地元のサプライヤーと協力して、電気技術機器の共同開発や自動車のデザインを行っており、台湾の消費者のニーズに合わせた商品を提供している。

同社の研究開発センターと生産技術センターが台湾に設立され、次世代の移動車両の開発など、将来を見据えた産業技術の開発に取り組んでいる。

出典:http://www.kuozui.com.tw/newsDetail.aspx?id=110

まとめ:台湾の自動車業界

台湾の自動車販売数は国産車は減少傾向にあり、直近では外国車とほぼ半分ずつのシェアになっています。背景としては台湾人の収入があまり上がっていないことが示唆されているため、各社が割引やサービスなどの対応に迫られています。今後も消費者の手に届きやすい価格設定が求められるでしょう。

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